L 0207:2005

まえがき

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本染色

協会(JTFA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出

があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS L 0207:1976は改正され,この規格に置き換えられる。

また,令和2年10月20日,産業標準化法第17条又は第18条の規定に基づく確認公示に際し,産業標

準化法の用語に合わせ,規格中“日本工業規格”を“日本産業規格”に改めた。

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L 0207:2005

ページ

1. 適用範囲 ························································································································ 1

2. 引用規格 ························································································································ 1

3. 分類 ······························································································································ 1

4. 番号,用語及び定義 ········································································································· 1

用語索引 ···························································································································· 32

英語索引(アルファベット順) ······························································································ 39

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日本産業規格

JIS

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繊維用語(染色加工部門)

Glossary of terms used in textile industry (Dyeing and finishing)

1. 適用範囲 この規格は,繊維工業において,染色加工部門の術語として用いる主な用語について規定

する。

2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS L 0803 染色堅ろう度試験用添付白布

JIS Z 8721 色の表示方法−三属性による表示

3. 分類 繊維用語(染色加工部門)は,次の9分類とする。これらの分類を含む4けたの番号を用語の

見出し番号とする。

a) 一般

b) 前工程

c) 浸染

d) な(捺)染

e) 後工程

f)

機能加工

g) 染料・薬剤

h) 染色堅ろう度

i)

環境

4. 番号,用語及び定義 番号,用語及び定義は,次による。

なお,対応英語を参考として示す。

備考1. 一つの用語欄に二つ以上の用語が併記してある場合には,記載してある順位に従って優先的

に使用する。

2. 用語の読みが紛らわしいものについては,用語の下に括弧書きで読みを示す。

a) 一般

番号

用語

定義

対応英語(参考)

1001 あたり

布の光沢が部分的に異なった状態。毛織物,合成繊維織

物などで発生しやすい。

1002 アルカリショック

反応染料による綿などの染色,な染で,染料付与後の布

地を高濃度のアルカリ浴に短時間浸せきして固着する方

法。

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

1003 泡加工

節水及び省エネルギーを目的とした泡を媒体とする各種

の加工。薬剤の少量付与効果もある。例えば,表裏がは

っ水と吸汗といったように,相反する機能をもたせると

きなどに使用される。

1004 いらつき

染色,な染されたものの色又は光沢が不均一で落ち着き

のない状態。

1005 色合せ,

カラーマッチング

染料・顔料を用いて色見本と同じ色相の染色物,な染物

を得る操作又はそのための染料・顔料の配合処方の作成。

1006 色空間

色の幾何学的表示に用いる,通常三次元の空間。

1007 色刺激

目に入って有形又は無形の色感覚を生じさせる可視放

射。

1008 色止め

染色後,染料固着剤(フィックス剤)などを用いて行う,

湿潤堅ろう度を向上させるための処理。

1009 色泣き,

ブリード,

泣き出し

染色又はな染された部分から湿潤状態で染料が他の部分

へ移行し,汚染する状態又は汚染した状態。

1010 色見本

染色又はな染を依頼する業者が,加工業者に対して目標

として提示する着色された見本。

1011 ウォータスポット

染色物に水滴が付着し,乾燥した後でも残る変色。染料

自体に起因する場合と,繊維の物理的状態が変わること

に起因する場合とがある。

1012 ウォッシュオフ性

染色後に繊維の表面に付着している染料などの,洗浄に

よる除去のしやすさ。

1013 エアリング

バット染料及び硫化染料で綿などを染色するときに,染

料の還元体を吸着させた後,空気酸化によって元の酸化

体に戻す処理。

1014 A光源

標準イルミナントAの略称。特定の分光分布をもつ放射

で,白熱電球による照射に対応する。

1015 エージング

染料などが溶液又は分散液の形でパディング,印なつ

(捺),塗布などによって付与された布を,加湿及び加温

によって発色・固着させる処理。

1016 S欠点

織布工程に起因する欠点。

なお,加工工程に起因するものをK欠点という。

1017 演色性

照明光が,それで照明した種々の物体の色の見え方に及

ぼす効果。特に染色加工では,照明光による着色物の見

え方の違いをいう。

染色加工における濃度の表示法で,染料,助剤などの使

用量を,それを含む溶液又は分散液の質量に対する百分

率で表したもの。

バッチ式の染色加工における濃度の表示法で,染料,助

剤などの使用量を繊維の質量に対する百分率で表したも

の。

黄変

繊維が紫外線,NOx(窒素酸化物)などの外界の影響によ

って黄色く変色する現象。

汚染

本来付着してはならない着色汚れ。染色では,2種以上

の繊維からなる複合素材で,本来染まるべきでない繊維

に染料などが吸着すること。堅ろう度試験では,試験片

から添付白布への染料などの移行。

加圧水蒸気処理,

HPスチーミング

100 ℃を超える飽和水蒸気を用いる高圧下での処理。染

料の固着などに利用される。

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

1023 開反

丸編み機で編んだ筒状の布地を切り開いて平面の状態に

する操作。

1024 カウンタフロー洗

連続洗浄機で,効率のよい洗浄を行うために,布の流れ

と逆方向に洗浄液又は水を流す操作。

拡布

織編物を広げた状態。ロープ状に対応する用語。

加工

繊維に対して,目的の効果を得るために行う,物理的又

は化学的処理。

過熱水蒸気固着,

HTスチーミング

100 ℃を超える過熱水蒸気を用いる常圧下での処理。染

料の固着などに利用される。

1028 かぶり

な染及び染色において,白場や本来の色の上に他の染料,

薬剤,異物などが余分に表面に付着した状態。

1029 ガミング

耳巻きしやすい編物の耳部に,速乾性樹脂などを塗布し

て耳巻きを防止する処理。

1030 ガムアップ

エマルション系の仕上げ剤をパディング法で適用すると

きに,エマルションが破壊されて,ガム状物質がマング

ルに付着する現象。

1031 カラーイールド

染料・顔料を用いて特定の条件で得られる色の濃さ。

1032 カラーインデック

英国SDC(Society of Dyers and Colourists)が発行する市 colour index

販染料・顔料の索引。染料種属別,色相別に整理して番

号を付けたもの(Generic Name)と,化学構造別に整理

して番号を付けたもの(Constitution Number)とがある。

1033 カラーキッチン

染色又はな染のために,染料,薬剤,助剤などを調合す

る場所。

1034 カラーバリュー

色相の類似した染料・顔料を同じコストになる濃度で比

較したときの相対的なカラーイールド。

1035 還元洗浄,

リダクションクリ

ーニング

ポリエステル繊維などの合成繊維及びその混紡・交織品

を染色後,還元剤と洗浄剤とを併用して,繊維表面に付

着又は汚染している染料を分解除去する操作。

1036 乾熱固着

パディング法で染料,薬剤などが付与された布の,乾熱

処理による固着。

1037 生機

(きばた)

精練漂白前の未加工布。生成(きなり),織卸(おりおろ

し)ともいう。

1038 際付き

水の滴下によって染色物上の染料,加工剤などが移動し,

輪じみになる現象。ウォータスポットの一つ。

1039 空気酸化

バット染料又は硫化染料による染色において,還元体の

染料を空気中の酸素によって酸化させ不溶体に戻す操

作。

1040 継続浴

一度使用した液に染料及び/又は薬剤を追加して使用す

る染浴又は処理浴。

1041 K/S値

クベルカ−ムンクの式によって表す着色物の色の濃さ。

K/S=(1−R)2/2R(Rは着色物の反射率)。色の濃さの評価

及びカラーマッチングの混色計算に用いる。

生地風合を客観的に評価することを目的として開発され

た微少変形領域における力学特性を計測するシステム。

低荷重下における生地の引張り,せん(剪)断,曲げ,

圧縮,表面などの挙動を測定し,風合を数値評価する。

得られた数値を用い,こし,ぬめり,ふくらみなどを客

観的な数値として表現する。

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

1043 K欠点

加工工程に起因する欠点。

なお,織布工程に起因するものをS欠点という。

1044 ケミカルパディン

バット染料,硫化染料などの分散液を付与し,乾燥した

後の,還元可溶化,吸着のための処理。

1045 原液着色

化学繊維の紡糸原液又は溶融ポリマーの,顔料・染料に

よる着色。原着ともいう。

1046 検反

布地の欠点の有無の検査。原反品質検査,染色加工工程

の原反受入検反,製品出荷前検反,縫製工程の受入検反,

裁断前検査などがある。

1047 顕色

ナフトール染料による染色において,下漬(づけ)剤で処

理された被染物を顕色剤を付与して,アゾ色素を生成さ

せ,発色させる処理。

1048 高周波加熱

高周波の強力磁場内の物体が発熱することを利用した加

熱方式。チーズ染色後の乾燥などに用いられる。

1049 固着

染料,仕上げ剤などを安定な状態で繊維上に強固に付着

させる操作。

1050 コールドパッドバ

ッチ法

染料,薬剤などを布にパディング後,湿潤状態のまま巻

き取り,常温で回転させながら放置し,時間を掛けて反

応,固着する処理法。略してコールドバッチ法又はパッ

ドバッチ法ともいう。

1051 コンピュータカラ

ーマッチング,

コンピュータに支援された, 色合せのための染料・顔料

の最適処方などを計算するシステム。

1052 コンピュータカラ

ーサーチ,

コンピュータに支援された,過去のデータから染料・顔

料処方などを検索するシステム。

1053 彩度

色の三属性の一つで,各色相での色のさ(冴)えかたの

度合い。CIE表色値の刺激純度に対応する。

1054 サーモクロミズム

ある特定の温度で色素化合物が可逆的な構造変化を起こ

すことによって色相が変化する現象。スキーウエアなど

に応用されている。

1055 酸洗い

精練又は漂白後残留するアルカリの中和,漂白剤の分解,

除去を目的に,うすい酸液で行う処理。

1056 三原色

混合することによって最も広範囲の色相が得られる3種

類の色。染色加工の場合には,黄,赤及び青の3色。

1057 三刺激値

与えられた三色表示系において,試料の色刺激と等色に

するための3個の原刺激の量。

1058 残浴

染料及び/又は薬剤の吸尽法における吸尽工程終了後の

浴。

1059 CIE表色系

CIE(国際照明委員会)が定めた原刺激及びCIE等色関数

を用いて分光分布が任意の色刺激の三刺激値を決定する

色表示の体系。1931年に設定された視野角1〜4度のも

のと,1964年に設定された視野角10度のものがある。

1060 C光源

補助イルミナントCの略称。特定の相対分光分布をもつ

放射で昼光照明に対応するが現在はあまり使用されな

い。

1061 色差,

(デルタイー)

二つの色の間に知覚される色の隔たり,又はそれを数値

化した値。

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

1062 色相

色の三属性の一つで,ある面が純粋な赤,黄,緑,青若

しくはそれらの隣り合った二つの間の知覚色と同類に見

えるという視感覚の属性又はそれを尺度化した値。

1063 色票

色の表示などを目的とする色紙又は類似の材料による表

面色の標準試料。例えば,JIS Z 8721に基づいて作成し

た色票を標準色票という。

1064 下漬(づ)け

ナフトール染色において,アゾ系色素を生成するカップ

リング成分(下漬剤)を前もって被染物に吸着させる処

理。

1065 条件等色,

メタメリックマッ

等しい三刺激値をもっていて,分光分布の異なる色刺激

値。又はある照明光で等色である二つの着色物が,別の

光源下では等色でなくなる現象。

1066 蒸熱,

スチーミング

繊維品の水蒸気による処理。精練漂白,染色,な染の発

色固着工程, プレス仕上げ,蒸じゅう(絨)などの仕上

げ工程及び縫製工程にも適用される。

1067 初浴

染色及び/又は薬剤の吸尽法において,最初に仕立てた

処理浴。

1068 擦れ

(すれ)

摩擦などによって繊維表面が損傷を受け,光沢及び/又

は色相が異なって見える状態。ロープ染色のとき起こり

やすい染色欠点。

1069 絶対等色,

アイソメリックマ

ッチ

分光分布が等しい色刺激。又は照明光が異なっていても

常に等色となる色合せ。完全等色ともいう。

1070 セット

織編物が熱水及び高温にさらされても収縮したり形状を

変えたりしないよう安定化させるための処理。

1071 選択吸着

素材と水溶液中の溶解物質との間の親和性の相違によっ

て素材が一部の溶解物質を選択的に吸着する現象。染色

では,繊維が染浴中に存在する特定の親和力の強い染料

を選択的に吸着し,それが弱い染料の吸着を妨げむら

(斑)染めの原因になる。

1072 せん(剪)毛,

シャリング

織編物表面の毛羽をブラシで整えた後, エッジの上を走 shearing

らせ, 回転刃を用いて一定の長さに刈りそろえる操作。

1073 相容性

複数の染料を配合して用いたときの染料の相互関係及び

染料・助剤・繊維間の相互関係。

1074 測色

色を客観的に数値化するために測定する操作。マンセル

表色系,オストワルド表色系などの色票による色の判定,

色の三刺激値に基づいたCIEのXYZ表色系,L*a*b* 表

色系などの定量的な表色系がある。

1075 ソーピング

染色,な染,樹脂加工などの後で,未染着染料,こ(糊)

剤,染色助剤,余剰な樹脂などを除去するために行う洗

浄。

染色物の色の修正又は再染色する目的で色素を分解又は

脱着する処理。

1077 チョークマーク

加工織物の表面をこするか,しわ(皺)にすることによ

ってチョークで書いたような筋が付き,擦れた部分の光

沢が正常な部分と異なって見える現象。加工織編物の欠

点の一つ。

1078 低温プラズマ加工

低温プラズマ処理による繊維の表面改質処理。羊毛織物

の防縮加工,ポリエステル長繊維織物の深色加工などに

応用されている。

脱色

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

1079 D光源

標準イルミナントDの略称。特定の相対分光分布をもつ

放射で昼光による照射に対応する。現在標準光としてイ

ルミナントD65が最も多く利用されている。

1インチ(2.54 cm)当たりの点の数で,な染彫刻形の網点

密度,インクジェットプリント時の画像の精細さなどを

示す単位。

1081 てかり

衣服の着用中にひじ(肘)部分などが擦れ,布を構成す

る糸及び繊維が摩耗によってへん(扁)平に押しつぶさ

れ,布表面が平板化して部分的に光沢を生じる現象。ア

イロンを掛けることで発生することもある。

1082 導布

染色又はな染する際,被染布に先立って機械に通す布。

導布をつけることによって染色開始時の汚れなどの事故

を防止したり,な染品の色・柄の事前確認をすることが

できる。

1083 ハイグラルエキス

パンション

毛織物が環境の湿度変化によって水分を吸収すると伸

び,乾燥すると縮む現象。ハイグラルエキスパンション

の値は織物に使用した羊毛の繊度,織物の組織,先染め・

後染めなどによって異なる。縫製品のパッカリング及び

形くずれの原因となる。

1084 白色度

表面色の知覚される白さの程度。白色度の数値は,CIE

が1986年に推奨した白色度指数が使われる。

1085 白化

染色又はな染された繊維品が摩耗によってその表面が白

く見える現象。原因としては,繊維表面のフィブリル化,

表面染着染料の脱落,混紡品などで濃色に染められた強

度の弱い方の繊維の摩耗脱落などがある。

1086 発色むら

発色工程の処理条件の不適切,及び作業の不手際のため

に生じる染料の不均一な発色。

1087 パディング

処理液中に織物などを通過させ,ローラで絞り,処理液

を均一に含ませる操作。

1088 発泡加工

発泡剤を混入した樹脂をドクタ,ロールなどで布上に塗

布し,又はな染によって柄状に付与し,熱処理すること

によって発泡させ立体感を出す加工。

1089 幅出し

生地をテンタにかけて規定の幅に仕上げる操作。

1090 BHT黄変

プラスチック及び/又はゴム製品の劣化防止のために添

加される酸化防止剤BHT(ブチルヒドロキシトルエン)

が昇華によって繊維品に移行し,NOx(窒素酸化物)と

反応して黄色に変色する現象。

1091 ピックアップ

処理液を含ませ脱液した後の増加質量の,未処理物質量

に対する百分率。

1092 ヒートセット

熱可塑性繊維を熱処理することによって内部ひずみを緩

和した後,分子の配列を固定し,形態を安定化させる処

理。

1093 標準染色濃度

染料・顔料の染色堅ろう度を判定するために規定されて

いる染色濃度。

1094 ビルドアップ性

染色濃度の増加とともに被染物の色の濃さが増加してい

く染料の性能。

1095 フィブリル化

摩擦,外力などによって,繊維が軸方向に裂けて細分化

する現象。

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

1096 フェルト化

羊毛を水でぬらしても(揉)んだとき,繊維が絡み合っ

て収縮し硬くなる現象。繊維表面のスケールが水分を吸

収して外側に開き,繊維が根元方向にだけ動くことが原

因。

1097 フォトクロミズム

光の照射によって色素化合物が可逆的な構造変化を起こ

して色相が変化する現象。

1098 ブラックライト

近紫外領域光を出す放電灯。感光製版における露光光源,

蛍光増白物のむら検出用などに使われる。

1099 ベーキング

染料,顔料又は樹脂加工剤を繊維に固着させるための乾

熱処理。

1100 飽和値

繊維に染着することができる染料の最大量。飽和値は主

に繊維中の染着座席数によって決まる。

1101 ぼかし染め

色をぼかして染める染色。色相・濃さを段階的に変える

段ぼかしと,連続的に変えるあけぼのぼかしとがある。

1102 補色

加法混色で二つの色光を混合した結果,白色光となる場

合の両色光の関係。減法混色では2色を混合して無彩色

となる場合が補色の関係となる。

1103 マイグレーション

バッチ式染色加工で,染料・薬剤が多く吸着した部分か

ら,浴への脱落を経てこれらの少ない部分に移動する現

象,又は織物の連続染色及び樹脂加工で,乾燥時に織物

の表面から乾燥していくことに伴ってこれらが移動する

現象。

1104 ます見本

たて・よこに各種の糸を用いて格子状に製織した柄見本,

各色に染めた染色物又は生地に試し刷りをしたな染め見

本。

1105 マンセル表色系

色感覚の三つの属性である色相,明度及び彩度によって

色を立体的に表示する系。

1106 明度

色の三属性の一つで,色の明るさの度合い。

布の単位面積当たりの質量。一般に1 m2当たりの質量を

グラム単位で表す。

1108 浴比

染色又は薬剤による処理時の繊維と染浴又は処理浴との

質量比。

1109 予備乾燥

連続染色,な染,樹脂加工などで,パディング又は印な

つ工程と乾燥工程との間で行う乾燥。染料,樹脂などの

マイグレーション防止に効果がある。

1107 目付

b) 前工程

番号

用語

定義

対応英語(参考)

2001 亜塩素酸漂白

亜塩素酸ナトリウムを使用する,主として綿の酸化漂白。 chlorite bleaching

2002 アルカリ減量加工

ポリエステル織編物をか性ソーダの熱水溶液に浸し,繊

維表面を薄く削り取り,交差する糸間の接圧を下げて風

合を柔らかくし,ドレープ性を付与する加工。通常の減

量率は15〜20 %程度。

2003 泡練り

石けんなどの濃厚溶液を煮沸し,生じた泡によって行う

絹の精練。

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

2004 過酸化水素漂白

綿,羊毛,絹などの過酸化水素を用いての漂白。塩素系

漂白に比べて漂白能力は劣るが設備の腐食及び排水の問

題が少ない。

2005 かせ(綛)シルケ

ット

かせの状態で行うマーセライズ加工。

2006 化炭

原毛を希硫酸などで処理した後,加熱・乾燥して植物性

のきょう(夾)雑物を炭化・除去する処理。

2007 カチオン化

繊維に対してカチオン性基を付与する処理。綿の場合,

第4級アンモニウム化合物で処理することによって,酸

性染料による染色又は反応染料による中性染色が可能と

なる。

2008 還元漂白

還元剤を用いる漂白。羊毛,絹,ナイロンなどの漂白に

利用される。

2009 生機セット

(きばたせっと)

精練,染色工程でのしわの発生防止及び寸法安定性向上

のために,熱可塑性の合成繊維織編物に製織編上がりの

生機(きばた)状態で行うヒートセット。

2010 キヤー精練

密閉容器(キヤー)を用いる綿織物のバッチ式精練。

2011 クロリネーション

塩素ガスと水, 次亜塩素酸塩,塩素化イソシアヌル酸ナ

トリウムなどの薬剤を用いて行う羊毛の防縮加工。

2012 蛍光増白

紫外部(330〜380 nm)の光を吸収し,可視部の短波長

側(400〜450 nm)に紫青色から青緑色の蛍光を発する

化合物を吸着させ素材を白く見せる処理。

2013 毛焼き

短繊維を用いた織編物の表面を覆っている毛羽を炎,熱

風,熱板などを用いて焼き取って表面品位を向上させる

処理。

2014 減量加工

繊維を減量し,織物又は縫製品の風合を改良する加工。

ポリエステル繊維品に対するアルカリ減量加工,セルロ

ース繊維品に対する酵素減量加工などがある。

2015 酵素精練

酵素の触媒作用を利用した比較的穏和な条件で行う精

練。綿織編物の精練などに利用される。

2016 酵素のり(糊)抜

綿,レーヨン織物などの生機(きばた)に付着している

でんぷんのりを酵素を用いて除去する処理。

2017 コールドマーセラ

イズ

綿織編物に擬麻効果を付与するための低温(マイナス

5 ℃以下)でのマーセライズ加工。

2018 酸化漂白

酸化反応を利用して繊維を白くする処理。酸化剤として

塩素系と過酸化系とがある。

2019 次亜塩素酸漂白

次亜塩素酸ソーダを用いる,主として綿の酸化漂白。

2020 しぼ立て

強ねん(撚)糸を用いた織物を,熱湯,石けん液又はア

ルカリ液中に浸したり,もむことによって,糸トルクの

復元力を利用して布面に細かな縮み及びしぼを形成させ

る処理。

2021 煮じゅう,

ウエットデカタイ

ジング

毛織物の精練工程における湿式セット。湯伸し(ゆのし)

又はクラッビングともいう。

2022 縮じゅう

毛織物を目的の風合にするため,アルカリ,石けんなど

を含む液で湿らせ,機械的にたたいたり,もんだりして,

フェルト化させる処理。

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

2023 精練

繊維及び繊維製品に付着している天然不純物,紡糸・紡

績油剤,汚れなどを除いて清浄な状態にするための処理。

2024 洗じゅう

毛織物の洗浄及び風合作りのために行う処理。目的とす

る風合に合わせて広幅洗じゅう機,連続洗じゅう機,ロ

ープ洗じゅう機などを使い分ける。

2025 脱塩素処理

綿の漂白及び羊毛の防縮加工において,塩素系化合物を

用いた後,亜硫酸ソーダ,重亜硫酸ソーダなどを用いて

残留している塩素化合物を除く処理。

2026 タッキング

しわ及び/又は染めむらが懸念される織編物をロープ状

で精練・染色する場合に,生地の両耳を互いに袋状に縫

い合わせる操作。袋縫いともいう。

2027 つり練り

絹糸及び絹織物を,さお(竿)につり下げた状態で行う

精練。

2028 練減り

(ねりべり)

絹を精練したときの質量減少量。

2029 のり抜き

製織のためにたて糸にのり付けされた生機(きばた)上

ののりを除去する処理。

2030 バルキー加工

主にアクリル繊維の糸,編物などを熱処理してかさ(嵩)

高性を与える加工。かさ高加工ともいう。

2031 半練り

セリシンを半ば除去する絹の精練。本練りに対応する用

語で,このほか七分練り,三分練りなどの種類がある。

2032 漂白,

さら(晒)し

繊維に含まれる色素及び有色の不純物を酸化又は還元作

用によって分解除去し,繊維を白くする処理。

2033 プレセット

合成繊維織編物に,染色以前の段階で受けたひずみを取

り除き,染色時の収縮及びしわ発生を防ぐために行うヒ

ートセット。

2034 ホットマーセライ

ジング

70 ℃以上の高温か性ソーダで行うマーセライズ加工。こ

れによって柔軟な風合のマーセライズ製品が得られる。

2035 本練り

セリシンを完全に除去して絹本来の風合,光沢,絹鳴り

などの特性を発現させる処理。絹の精練法の一つ。

2036 マーセライズ加工,

綿糸又は綿織編物をか性ソーダの濃厚水溶液中で緊張処

シルケット加工

理して,染色性の向上,湿潤強力の増大,絹様の光沢な

どを与える加工。

2037 湯通し

織物を温湯に浸せきして製織用ののりを洗い落とし,外

観及び風合を改良する仕上げ加工。絹の場合は,精練浴

に少量の薬剤を入れ,布の表面をきれいにし白度を向上

させる加工。

2038 湯伸し

(ゆのし)

絹織物では,織物に蒸気を当てて布幅を固定しながらし

わを伸ばし,風合を柔らかくする仕上げ。毛織物では,

精練工程での煮じゅう。

2039 リラックス処理

織編物を,乾熱,湿熱,熱水などの熱エネルギーと物理

的もみ効果とで,かさ(嵩)高性及びしぼを発現させる

処理。

2040 ロープ精練

布のロープ状で行う精練。

c) 浸染

番号

用語

3001 あい(藍)染め

定義

天然あいを用いる主として綿,絹の染色。あいの主成分

対応英語(参考)

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10

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はバット染料に属するインジゴ。

番号

用語

定義

対応英語(参考)

3002 アフタークロム法

羊毛などを酸性媒染染料で染色するとき,染料が染着し

た後にクロム酸塩で処理する方法。

3003 アルカリ染色

分散染料を用いてアルカリ浴で行うポリエステル繊維の

染色。時間が短縮され,オリゴマー付着によるトラブル

が解消される。

3004 異色染め

混紡,交織などの複合素材を構成している繊維の異なる

色への染め分け。

3005 移染

染着した染料が繊維上の他の部分へ移行する現象。

3006 一浴染色,

同浴染色

染色性の異なる2種以上の繊維からなる複合素材の一浴

で行う染色。

3007 一発率

総染色回数に対する,色修正なしで完了した染色回数の

比率。

3008 糸染め

糸の状態での染色。先染めともいう。コーン又はチーズ

で染色する場合とかせ(綛)で染色する場合がある。

3009 色むら

繊維上で,本来均一であるべき部分の色相が不均一であ

る現象。

3010 ウインス染色

回転するリールなどによって布を染液中に送り込みなが

ら染色するウインス染色機を使用する染色。

3011 上掛け,

トッピング

染色したものの色相が色見本と異なっていた場合に,染

料を加えて色を修正する操作。

3012 液流染色

布をロープ状で染液流に乗せて搬送しながら行う染色。 jet dyeing

3013 エンディング

バッチ染色で,布の両反末間又は反末とその他の部分と

で濃度及び/又は色相が異なる染色欠点。

3014 オリゴマー除去

ポリエステル繊維中に含まれるオリゴマーを高温アルカ

リ条件下で溶解して除去する処理。

なお,アルカリ染色では染色中に除去されやすい。

3015 過還元

バット染料による染色で,規定のレベル以上に還元反応

が進み,酸化しても元に戻らない現象。濃度の低下及び

染め面の悪化の原因となる。

3016 かせ染め

かせの状態で行う糸染め。回転バック,噴射式かせ染め

機,パッケージ染色機などを用いる。

3017 気泡染色

微細な泡を媒体とする染色。カーペットの連続染色に応

用されている。

3018 キャリアスポット

キャリア染色のとき, キャリアが水蒸気蒸留され,染色

機の内壁に凝縮し染色物に落下して, その部分だけ濃く

染まったり色が抜けたりする現象。

3019 キャリア染色

キャリアを助剤として用いる染色。高温高圧下で染色す

ると損傷が激しい羊毛,アセテート繊維などとポリエス

テル繊維との複合素材などに用いる。

3020 吸尽染色

染料・薬剤を含む染浴に繊維を浸せきし,適正な温度で

行うバッチ式染色。

3021 気流染色

染液及び染色機内の空気を噴射して布を循環させる低浴

比の浸染。

3022 均染

被染物がむらなく均一に染まっている状態。

3023 草木染め

植物から採取した天然の色素を用いて行う染色,又は染

色されたもの。

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

3024 クロス染め試験

未染色繊維と先に染められた他繊維との混紡織物(片染

め品)などで,未染色繊維を染色するのと同等の条件で

処理したときの,染色繊維の変退色及び未染色繊維への

汚染を評価する試験。

3025 クロミング

酸性媒染染料とクロムとの間に錯塩を形成させる処理。

これにはクロム前処理の後,染色する方法(クロム媒染

法)と,染色後クロム処理する方法(アフタークロム法)

とがある。

3026 ケーク染色

レーヨン長繊維糸の,巻き取られた糸の形状(ケーク)

のままで行う染色。

3027 高温高圧染色

100 ℃を超える温度で行う染色。ポリエステル繊維のよ

うな難染性繊維を染色するには,高圧下100 ℃を超える

高温が必要で,密閉形の高圧染色機が用いられる。

3028 高温染色

通常の染色温度よりも高温で行う染色。一般に合成繊維

の100 ℃を超える温度での染色であるが,綿の反応染料

による染色では70 ℃以上での染色を指すこともある。

3029 恒温染色

染色浴の温度をあらかじめ染色の最高温度まで昇温させ

た後,被染物を入れ一定温度で行う染色。

3030 コーン染色

多数の穴のあいた円すい状の管に糸を巻き取ったコーン

を染色機内に多数充てん(填)し,染液をコーン内に貫

流させて行う染色。

3031 先染め

織編以前の状態で行う染色。ばら毛,トウ,スライバー,

トップ,糸などの状態での染色。

3032 差し色,

シェーディング

目標色に対して色相,濃度が異なる場合に染料追加及び

/又は部分脱色した後,色修正する操作。

3033 サーモゾル染色

ポリエステル繊維及びその複合素材に分散染料液をパデ

ィングし,短時間の乾熱処理をすることによってポリエ

ステル繊維に染着させる連続染色。

3034 下染め

複合素材染色の二浴法における最初の染色。また草木染

めでは濃色又は深みのある色相を得るため,同色又は異

色を何度も重ね染めする際の最初の染め。

3035 ジッガ染色

布を広げた状態で染液中のガイドロールを通して,2本

のローラ間で交互に巻き取りながら染色するジッガ染色

機を使用する染色。

3036 絞り染め

染め残す部分を糸でくくったり,板などで強く絞って物

理的に防染するようにして染料液の中に浸して染める模

様染め。

3037 徐冷

熱可塑性繊維品の染色で,風合が硬くなったり,しわが

固定しないように, 染色の終わりに徐々に冷却する操

作。

3038 浸染

染色方法のうち,被染物を染液に浸して行う染色。広義

にはバッチ式と連続式とを含むが,狭義にはバッチ式だ

けを指す。

3039 スキッタリー

近接する単繊維間,若しくは1本の単繊維内で色の濃さ

及び/又は色相に差が生じた現象。合成繊維又は羊毛で

見られる。

3040 製品染め

縫製品の形にした後に行う染色。消費者に最も近い段階

での染色であるため,クイックレスポンスに対応しやす

い。

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3041 染液

番号

染色を行うために,染料,助剤などを溶解・分散した液。 dyeing liquor

用語

定義

対応英語(参考)

3042 染色

染料・顔料で繊維などを堅ろうに着色すること。通常,

均一に着色することを染色といい,模様を表すことは特

にな染といって区別する。繊維の形状によって綿(わた)

状で染色するばら染め,糸で染色する糸染め,布で染色

する反染め,縫製品で染色する製品染めなどがある。

3043 染色速度

染浴中の染料が繊維に吸尽される速さ。染め足ともいう。 rate of dyeing

3044 染色プログラム

染色工程において,時間の経過に対応する温度・薬液注入

などの設定を組み込んだプログラム。染色の自動化に使

用される。

3045 染着平衡

染色工程の最終段階で,染料が液相から繊維相に移行す

る速度と,繊維相から液相に移行する速度とが等しくな

る状態。

3046 染着率

染色に用いた染料の中で繊維に染着した染料の質量分率

3047 染浴

染色に必要な染料・薬剤の所要量を含む,バッチ式染色の

ための浴。

3048 染めしわ

布の染色工程で生じるしわ。ロープ状での染色で発生し

やすい。

3049 染めむら

均一に染色されていない状態。原因として,染色前の原

料繊維,織編構造,前処理などの不均一,染色工程での

染料の選択,染色条件設定,工程管理などの不適切があ

げられる。

3050 ターリング

染色時に染料が分散破壊,塩析などによって凝集・析出

してタール状の物質となる現象。染色布の汚染の原因と

なる。

3051 反染め,

後染め,

布染め

織編物の状態で行う染色。

3052 タンニン媒染

綿及び絹の染色の際に,染色性を向上させたり,染色堅

ろう度を向上させる目的で行うタンニンを使用する処

理。

3053 チーズ染色

多数の穴のあいた平行ボビンに糸を巻き取ったチーズを

染色機内に多数充てん(填)し,染液をチーズ内に貫流

させて行う染色。コーン形状で染色するコーン染色も含

めて広義にも使用される。

3054 チッピー染色

羊毛の染色において,繊維の毛先と根元とで濃度及び/

又は色相差が生じた現象。

3055 中希

反染めにおいて両耳部と中央部との間で濃度及び/又は

色相差がある染色欠点。

3056 超臨界染色

超臨界状態の媒体を使用する完全に非水系の染色。

3057 直接性

染色において染料が繊維基質に選択的に吸着される性

質。

3058 低温染色

通常用いられる染色温度よりも低い温度で行う染色。

3059 低浴比染色

被染物に対する染色液の割合(浴比)の低い染色。通常の

浴比 1:15〜1:20 に対して 1:5〜1:8 程度のものを

いう。

3060 テーリング

パディング法による連続染色で,染色物の長さ方向に濃

度及び/又は色相が連続的に変化していく染色欠点。

3061 同色染め

複合素材を,その構成繊維が同色になるようにする染色。 solid dyeing

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

3062 トウ染色

合成繊維のトウの状態での染色。一般にはパッケージ染

色機によるバッチ方式で行われる。

3063 トップ染め

羊毛のトップの状態での染色。品位の高い染色効果が得

られ,また,染色後,種々の色のトップを混ぜて糸にす

ることができることから高級品を対象にした染色に使用

される。

3064 二浴染色

複合素材を染色する場合,それぞれの繊維に応じた染法

で別々に行う染色。

3065 媒染

染料が,染めようとする繊維に十分な染着性をもたない

とき,又は,染色堅ろう度を向上させたいときに行う処

理又はその処理を伴う染色。この目的で用いる助剤を媒

染剤といい金属塩などが使用される。染色に先立ち行う

前媒染と染色後に行う後媒染がある。

3066 パッケージ染色

ばら毛,トウ,糸などを染色機に充てん(填)して,ポ

ンプで染液を循環させて行う染色。

3067 バッチ染色

非連続的なバッチ式で行う染色。狭義の浸染に相当する。 batch dyeing

3068 パッドジッグ法

染液などをパディングしたあとジッガで処理する方法。 pad-jig process

3069 パッドスチーム染

連続染色の一つで,染液をパディングしたあと蒸熱して

染料を固着する染色。

3070 パッド染色

拡布状の布に連続的に染料液をパディングし,その後の

処理で染料の固着,ソーピング,水洗及び乾燥を行う染

色。

3071 ばら染め

ばら毛の状態で行う染色。一般に堅ろう度のよい染料が

使用される。

3072 ピグメント染色

布に顔料とバインダー樹脂液とをパディングし,キュア

リングによって固着させる染色。

3073 ピグメントパッド

バット染料,硫化染料など水不溶性染料の水分散液を布

にパディングし,次いで染料を可溶化して固着させる方

法。

3074 ビーム染色

布又は糸を多孔円筒状のビームに巻き上げ,染液をビー

ムの内から外へ貫流させて行う染色。

3075 表面染着

染料が糸及び織編物の内部に行きわたらず,繊維表面に

集中して染着する現象。

3076 ブロッキング

染着座席数が限定されている繊維を,二つ以上の染料を

混合して染色する場合,染料間で染着座席の争奪が行わ

れ,親和力の大きい染料が優先的に染着し,親和力の小

さい染料の染着を阻止する現象。

3077 マフ染色

糸を円筒中空状に巻き上げたマフを,パッケージ染色機

に充てん(填)して行う染色。

3078 無地染め

織編物などへの単一色相染色。

3079 むら染め

染色が均一に行われず,被染物上に濃度及び/又は色相

差が見られる状態。

3080 ラピッド染色

ポリエステル繊維などのバッチ式染色において,均染性

を保ちながら染色時間を可能な限り短縮した染色。

3081 リング染色

単繊維断面の外側だけがリング状に染色された状態。親

和力の高い染料で染色したとき,初期の段階で起こる現

象。

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

3082 連続染色

布などに連続的に行う染色。染料及び薬剤を含浸付与さ

せたあと蒸熱又は乾熱で処理して染料を固着させる染

色。

ロープ状染色

織編物をロープ状で行う染色。一般には液流染色機又は

ウインスが用いられる。

ロープマーク

ロープ状で精練・染色を行うときに生じるたて方向のし

わ。

3085 綿染め

(わたぞめ)

綿(わた)の状態で行う染色。通常パッケージ染色機が

用いられる。

d) な(捺)染

番号

用語

定義

対応英語(参考)

4001 アルカリ防抜染

アルカリによって分解したり,染着が阻止される染料を

用いる防抜染。主として分散染料によるポリエステル繊

維の防抜染に利用される。

4002 アンダークロス

ローラな染において,な染布からしみ出してくる色のり

を吸収し,裏面への汚染を防止するための布。

4003 一相な(捺)染

染料及びその発色・固着に必要なすべての薬剤を含む色

のりを印なつして発色させるな染。

4004 糸な染

糸の状態でのな染。かせ又はたて糸を引きそろえた整経

状態で行う。

4005 糸目

友禅染めにおける輪郭及び細線。

4006 色のり

染料,顔料などの色材及び必要な薬剤を含むな染用のり。 color paste

4007 インクジェットプ

リント

コンピュータ制御によって必要なインクを吐出し,繊維

上に描画するな染。インクの吐出方式として,連続方式

と,オンデマンド方式とがあり,更に,後者には,ピエ

ゾ方式とサーマル方式とがある。

4008 印なつ(捺)

被な染物に色のりを置く操作。

4009 陰ぺい力

顔料などをな染したときの下地の色を隠す能力。

4010 裏通り

主として印なつ時に,染料などが生地の裏面に浸透する

現象。

4011 えい(曳)糸性

のりなどの粘ちょう(稠)な液体に棒を入れて引き上げた

場合,棒の下から液体が糸をひく性質。

4012 絵刷り

彫刻を完了したな染用の型を確認するための試し刷り。 test printing

4013 エマルションのり

水,油,乳化剤で調製した元のり。な染の場合,油とし

て通常ターペンを用いる。O/W(水中油滴)形とW/O(油

中水滴)形がある。

4014 送り

な染の連続模様における柄の繰返し単位。

4015 送り星

スクリーンな染において,型合せのためにな染型につけ

る印。

4016 オートスクリーン

な染

自動化されたスクリーンな染機を用いて行うな染。走行

式スクリーンな染機,フラットスクリーンな染機,ロー

タリスクリーンな染機などが用いられる。

4017 オーバープリント

先に地染め又はな染した部分の上に重ねて印なつするな

染。

4018 返しな染

挿し色として還元剤などを含む色のりを印なつし,その

後可抜性染料を含む色のりで柄部分を覆うように印なつ

して,型際のせん(尖)鋭な柄を得るな染。

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

4019 化学防染

化学的に染料の固着・発色を妨げる薬剤を用いる防染。

化学防染剤としては,還元剤,酸化剤,酸,アルカリな

どがある。

4020 型合せ

な染において,色分けされた彫刻型を原図の模様を再現

するように,縦横方向の位置を調整する操作。

4021 型送り

手な染,フラットスクリーンな染などで,固定された被

な染布上に型を置いて印なつ後,その型を次の所定位置

に移動させる操作。

4022 型紙

型染めにおいて,布などに模様をつけるためにその部分

を切り抜いた紙。

4023 型紙な染

型紙を用いて行うな染。

4024 型際

な染された柄の輪郭のせん(尖)鋭性。

4025 型口

スクリーンな染において,型送りして連続模様を印なつ

(捺)する場合の接続部分。

4026 型枠

スクリーンしゃ(紗)及び型紙を固定するための枠。

4027 柄移り

印なつ,発色又は洗浄工程などで,な染柄部分の染料・

顔料が,白場部分などに移染する現象。

4028 還元抜染

染色した布に還元剤を含む抜染のりを印なつ,スチーミ

ングして,印なつ部分の地色の染料を還元によって分解,

脱色し,柄をつけるな染。

4029 顔料な染

顔料とその固着に必要なバインダーを含むな染のりを用

いて印なつ,乾熱処理をすることによって布に柄をつけ

るな染。

4030 機械な染

機械を用いて印なつするな染。手な染に対応する語で,

各種の自動スクリーンな染が登場するまでは,ローラな

染を指していた。

4031 希釈のり

色のりの濃度の調整を簡便に行うために作成される希釈

用ののり。

4032 キレート防抜染

特定の金属が分散染料と金属キレート化合物を形成し,

ポリエステル繊維内への拡散が不可能となり染着できな

い性質を利用した防抜染。

4033 挿し色

着色抜染又は着色防染で,抜染剤又は防染剤に加える染

料又は顔料。また,本友禅では,糸目のりで囲った模様

を色彩する場合にも用いる。

4034 サーマル方式

インクジェットプリントの一つの方式で,コンピュータ

信号で発熱体を高温に加熱し,インク内に気泡を形成さ

せその圧力でインクをノズルから吐出させる方式。

4035 酸蒸熱

酸を噴霧状にして吹き込み,酸性の媒体中で行う蒸熱。 acid steaming

4036 ジェットプリント

カーペット用のな染システムでジェットノズルから染液

を噴射後,直ちにスチーミングするデジタルプリント。

4037 地型

直接な染において,模様柄の背景となる広い面積部分,

及びその部分を着色するための型。防染・抜染では,そ

の部分を地色という。

4038 しごきな染

布を長い板に広げては(貼)り付け,へらを用いて地色

のりを生地全体に均一に付与するな染。

4039 地染め

主として抜染用のための、な染前の布の均一な染色。な

染下ともいう。

4040 地張り

な染前に生地をな染台にピン又は接着剤で固定する操

作。

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

4041 重色な染

布に印なつされたな染のりの上に,別の色のりを重ねて

印なつし,二つの色を混合して別の色を表現するな染。

4042 スクリーンな染

スクリーン型を用いるな染。ハンドスクリーンな染,フ

ラットスクリーンな染, ロータリスクリーンな染などが

ある。

4043 スプレー染色

染液を噴霧して行う染色。ぼかし染め,模様染め,霜降

り染めなどの特殊染めが可能。

4044 スペース染色

糸の長さ方向に間隔をおいて行う部分染め。かせ,チー

ズ又は布地に編み上げた状態で染色する。ニット・デニ

ット法がその代表例。

4045 すり友禅

友禅板に地張りした布の表面に型紙を置き, 染料溶液を

含ませた丸はけを用いて色をすり込み,模様を染め出す

な染。型紙友禅の一つ。

4046 着色抜染

抜染と同時にその部分を異色に着色するな染。着抜とも

いう。

4047 着色防染

防染と同時にその部分を異色に着色するな染。着防とも

いう。

4048 注染

(ちゅうせん)

防染のり又はしめ具によって防染し,染液を注ぎ込んで

模様をつけるな染。ゆかた,手ぬぐい,ふろしき,のれ

んなどの染めに使われている。

4049 直接な染

顔料又は染料・助剤を含むな染のりを,生地に直接印な

つするな染。防染・抜染に対する語。

4050 手な染

手工的に行うな染。一般には手な染台に張った布に,彫

刻されたスクリーン型を置いて手で刷るハンドスクリー

ンな染をいう。

4051 転写な染

模様を印刷した紙を布に圧着・加熱し,模様を布に写す

な染。染料を用いる場合には乾式転写と湿式転写とがあ

るが,昇華性のある染料を用いた乾式昇華転写が一般的

である。顔料の場合は固着剤とともに転写させる。

4052 特色

デジタルプリントで用いるカラートナー(色粉)又はイ

ンクで通常使われる黄・マゼンタ・シアン・黒の4色で

は表現できない色域,及び高鮮明性を要求される場合に

特別に用意される色相のトナー及びインク。

4053 トレーシング

な染用の彫刻フィルム作成の際,原図を分色した上,フ

ィルムに各色ごとのスケッチを行い,焼き付け用分色シ

ートを作る操作。特色分解ともいう。最近ではCADを

使ったコンピュータトレーシングが行われている。

4054 泣き代

(なきしろ)

印なつ時にな染のりが泣き出す長さ。な染型の彫刻では

あらかじめ模様から外側への染料の泣き出しを考慮して

面積を小さく彫刻する。

4055 な染,

プリント

染料・顔料による繊維などへの着色模様の付与。な染方

式には,直接な染,抜染及び防染がある。

4056 な染CAD

描画デザインを各種の読み取り装置でコンピュータに入

力し,画像処理によってデザインの修正,配置換えなど

の編集を行うシステム。

4057 な染のり

染料・顔料,こ剤,その他必要な薬剤が調整されている,

な染に使うのり。

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

4058 二相な染

な染のりを布に印なつしたあと発色助剤を上から印なつ

又はパッドし,染料を布上で発色・固着させるな染。ナ

フトール染料,バット染料及び反応染料によるな染で用

いられる。

4059 白色抜染

抜染のうち抜染のりの印なつ部分が純白になるな染。白

抜ともいう。

4060 白色防染

抜染のうち防染のりの印なつ部分が純白になるな染。白

防ともいう。

4061 抜しょく(蝕)加工,

オパール加工

混紡,交織布を構成する繊維の耐薬剤性の差を利用して,

一方の繊維だけを溶解除去して透かし模様を出す加工。

4062 抜染

あらかじめ地染めされた布などに抜染のりを印なつ,乾

燥,蒸熱した後,水洗し,地染めした部分の染料を還元・

分解して模様を付けるな染。白色抜染,着色抜染,半抜

染などがある。

4063 発泡な染

印なつ部分を隆起させるな染。発泡剤を封じ込めたマイ

クロカプセル粒子をバインダーとともに印なつし,熱処

理することによって印なつ部分を隆起させる。

4064 ハーフエマルショ

ンのり

水溶性こ剤と,水溶性エマルションのりとを適量混合し

たのり。エマルションのりに比べ,流動性,エマルショ

ン安定性に優れている。

4065 ハンドスクリーン

な染

スクリーン型を用いて行う手な染。

4066 半抜染

抜染剤の濃度を少なくすることによって,地染めの濃さ

の半分程度を残す抜染。この他三分抜き,七分抜きなど

がある。

4067 半防染

防染剤の濃度を少なくすることによって,地染めの濃さ

の半分程度を残す防染。

4068 ピエゾ方式

インクジェットプリントの一つの方式で,コンピュータ

信号で圧電素子を変形させ,その圧力で,インクをノズ

ルから吐出させる方式。

4069 引染め

ふのりなどで下引き処理した布に,はけ(刷毛)で均一

に又はぼかし状に行う染色。主に友禅染めの地色の染色

に用いられる。

4070 ビゴロな染

均一な霜降り糸を作るために行うトップ,スライバーな

どに対する斜めしま(縞)模様のな染。主として羊毛で

行われる。

4071 フィルムレス彫刻

な染用彫刻型の作製において,分色フィルム(トレース

フィルム)を用いずに,CADで色分解データを取り,こ

れを電子信号にして直接,彫刻支持体に行う彫刻。

4072 物理防染

元のりの粘着性を利用し,これに金属酸化物,又は防水

剤を加えたのりを使用する防染。

4073 フラットスクリー

ンな染

彫刻したスクリーンを平らな枠張り構造とし,スキージ

によって布に色のりを印なつするな染。

4074 ブロックな染

木片上に凸型に柄を彫刻し,これに色のりをつけ,クッ

ションの上で印なつする伝統的なな染。

4075 ブロッチな染

ロールの表面に溝又は網点を彫刻したブロッチローラで

染料及び/又は薬剤を印なつするな染。

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18

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

4076 防染,

先防染

地色用染料の染着を妨げるような薬剤を含む防染のりを

印なつし,乾燥後,全体を地染め用染料でパディング又

はしごき,スチーミングして発色させるな染。防染部分

は,防染のり中に挿し色が含まれている場合には着色し,

含まれていない場合には白色となる。

4077 防抜染,

後防染

主としてパディング法で地染め染料を付着させ,その後,

防染のりを印なつし,乾燥後,全体を発色させるな染。

防染部分は,防染のり中に挿し色が含まれている場合に

は着色し,含まれていない場合には白色となる。

4078 ほぐしな染

たて糸に対して非常に粗くよこ糸を打ち込んで仮に織っ

た布にな染した後,仮のよこ糸を抜き取りながら正規の

よこ糸を打ち込んでかすり調の織物を得るな染。

4079 みっちゃ

な染部分があばた状又はざらついた,はん点状のむら

(斑)になる加工欠点。

4080 無製版な染

デザイン情報を,彫刻型を介することなく,コンピュー

タの指令で直接布に印なつするな染法。インクジェット

方式などがある。

4081 元のり

な染用のりに粘ちょう性をもたせるための元となる比較

的高粘度ののり。

4082 友禅染め

模様の輪郭に糸目のりを置き,その囲まれた部分を多彩

な染料で染色し,更に,刺しゅう,金彩加工などを施し

た伝統的なな染。

4083 友禅のり

主として友禅染めに用いる元のり。

4084 リップル加工

綿織物に高濃度のか性ソーダを含むのりを印なつし,そ

の部分を収縮させて立体模様を発現させたり,防染のり

を印なつした後,濃厚か性ソーダ液を付与して,印なつ

部分を浮き出させ,さざ波状のサッカー又はクレープ状

のしぼを出す加工。

4085 両面な染

布の表面と裏面とに型合せして同一の模様を同時に両面

に印なつするな染。両面異色な染の場合もある。

4086 レーザ彫刻

ロータリスクリーンの彫刻。スクリーンに塗布された樹

脂皮膜の柄部分を炭酸ガスレーザによって焼き切り彫刻

型を作成する。

4087 ろうけつ染め

ろう又はパラフィンを防染剤に用いた模様染め。

4088 ロータリスクリー

ンな染

彫刻された円筒形の金属スクリーンを回転させながら布

と接触させ,内部にあるスキージによって色のりを印な

つするな染。

4089 ローラな染

彫刻されたな染ロールを,回転する大きなプレッシャー

ボール(太鼓)の周りに配置し,太鼓の上を走行する布に

圧着しながら,な染ロールを回転させ,色のりを印なつ

するな染。

4090 ワックスプリント

綿布にロジン(松やに)を印なつし,インジゴで染色後, wax printing

ロジンの部分をか(掻)き落とし,その上に行うな染。

e) 後工程

番号

用語

5001 青味付け,

ブルーイング

定義

漂白した繊維を更に白く見せるために,紫から青色の染

料によって行う極淡色染め。一般に,蛍光増白剤を併用

する。

対応英語(参考)

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19

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

5002 あざみ起毛

あざみの果穂(かほ)を乾燥させ,硬くなったかぎ状の

とげ(刺)を用いて生地を引っかくようにして行う起毛。

主として高級紡毛織物に用いる。

5003 圧縮収縮仕上げ

主として綿織物などをオーバフィードさせながら蒸気プ

レスを行うことによって密度を高め,防縮性を付与する

仕上げ。

5004 後処理

染色した後に行われる処理の総称。染色されたものの堅

ろう度を向上させるための洗浄及び/又はフィックス処

理を指すことが多い。

5005 裏のり付け

硬さ,重厚感,腰,強さなどを付与するための,生地の

裏面へののり付け。

5006 エメリ加工,

バフ加工

ロールに巻きつけたエメリ(金剛砂)ペーパによる起毛

加工。合成繊維織編物,綿織物など多方面に用いられる。

5007 エンボス加工

織物などを,加熱した凹凸のある金属ローラと弾力性の

あるローラの間を通して,凹凸のある模様を付ける加工。

5008 オイリング

繊維に平滑性,収束性,制電性,湿潤性,柔軟性などを

与えるための,油剤及び界面活性剤の付与。

5009 オーガンジ加工

薄く透き通ったかたい風合にする加工。綿の場合には,

常温で濃硫酸などを作用させる。

5010 かま(釜)蒸じゅ

あな(孔)のあいたロールに生地を巻きつけて,高圧容

器に入れ,減圧にした後,水蒸気を吹き込むセット処理。

羊毛織編物に強いセット効果を与える。

5011 カレンダ仕上げ

種々の回転ロールの間に織物を通して,表面を加圧して

平滑にし,光沢及び種々の風合を与える仕上げ。

5012 擬麻加工

綿布などに麻のような風合,外観を与える加工。コール

ドマーセライズなどの方法がある。

5013 起毛

布面から毛羽をかき出し,毛羽立たせる仕上げ。針金起

毛機, あざみ起毛機,エメリ起毛機などを用いる。

5014 キュアリング

繊維加工剤の重縮合,繊維との結合などの反応を促進す

るための加熱処理。

5015 クリア仕上げ

毛織物の表面を毛焼き又はせん(剪)毛して,織物組織

の表面をはっきり表す仕上げ。

5016 クロリンリテンシ

ョン

アミノ系樹脂剤による樹脂加工製品を次亜塩素酸塩で漂

白したときの樹脂中の塩素の残留。

5017 ケミカルブリーチ

アウト

ジーンズなどの縫製品を,次亜塩素酸ソーダなどを用い

てワッシャで処理し不均一に脱色させ,着古して色あせ

た,ソフト感のあるものにする加工。

5018 仕上げ

染色加工工程の中で染色以降の工程及び付加価値を高め

る特殊工程。

5019 修整

生機(きばた)の糸欠点(太糸,スラブ糸など)及び織

編欠点(糸切れ部分など)を修理し,糸の結び目を表か

ら裏側に移したりする工程。仕上げ補修では,ちり(塵)

取り,インクなどを用いて小さな色修整などを行う。

5020 柔軟仕上げ

糸又は織編物を柔軟化する仕上げ。機械的に柔軟化する

方法と柔軟剤によって繊維間及び繊維表面の摩擦係数を

低下させる方法とがある。

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

5021 シュライナ加工

無数の平行な細線を印刻した金属ロールをもつシュライ

ナカレンダに織物を通して組織を平滑にし, 絹のような

光沢を付与する加工。

5022 シュランク仕上げ

毛織物の仕上げ工程のほぼ最終にたて方向に引き延ばさ

れたひずみを取り,緩和収縮をできるだけ小さくする仕

上げ。縫製前のスポンジングと同じ意味で使用すること

もある。

5023 蒸じゅう,

デカタイジング

布及びラッピングロスを多孔シリンダに巻き取り,蒸気

による加熱と空気による冷却とを行って,布の安定性,

光沢及び風合を改良する仕上げ。フルデカタイジング[か

ま(釜)蒸じゅう機],セミデカタイジング(常圧蒸じゅう

機),連続蒸じゅう機などを用いる。毛織物の仕上げにお

けるほぼ最後の工程。

5024 植毛,

フロック加工,

電着加工

布,プラスチック製品などの表面に,細くて短い繊維を

静電気及び接着剤によって毛羽状に植え付ける加工。

5025 針布起毛

(しんぷきもう)

織編物の表面を針布を巻いたロール(針金起毛機)で引

っかく起毛。

5026 水中起毛

セルロース系繊維織物に湿潤状態で研磨ロールを使用し

て行う起毛。繊維が膨潤した状態で起毛するため,繊細

な起毛効果を得る。

5027 スエード仕上げ

布,合成皮革などに細かい起毛を施しスエードに似せる

仕上げ。

5028 スポンジング

主として毛織物の緩和収縮を小さくするため,縫製の裁

断に入る前にスチーミングし振動を与えて十分収縮させ

る仕上げ。最近ではレーヨン及び/又は合成繊維の織物

もしわ直し及び寸法安定を目的として行われるようにな

ってきた。高級テーラでは,水に浸して自然乾燥するこ

とが一般的でこれもスポンジングの一つ。シュランクと

もいう。

5029 製品洗い

縫製品に仕上げた状態で洗濯をして,使い古した製品に

見せる処理。主としてジーンズにおいて施されている。

5030 セーム仕上げ

ダブルトリコットのような編地を起毛・せん毛して,し

か皮(セーム皮)のような外観・風合を与える仕上げ。

スエード仕上げともいう。

5031 増量加工

絹織物の質量感,厚地感を増しドレープ性などの風合を

改善するための加工。すず(錫)又はタンニンによる増量

が行われていたが,現在ではメタクリルアミドなどを用

いたグラフト重合に代わっている。

5032 脱キャリア

キャリアを用いて染色した後の,熱処理によるキャリア

の除去。

5033 チンツ加工

綿織物をのり付けした後,カレンダ掛けして強い光沢を

出す加工。

5034 つや(艶)消し

織編物の表面につや消剤を付与して光沢を少なくする加

工。

5035 つや出し

織物に高圧の熱カレンダ又はペーパプレスで加圧するこ

とによって光沢を与える加工。

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21

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

5036 透明加工

織編物の一部又は全部を半透明化する加工。膨潤剤,溶

解剤などを用いてその部分をゼラチン状化し,繊維の表

面及び内部における光の反射を少なくして透明度を高め

る。

5037 ナップ仕上げ

毛織物を,洗じゅう,縮じゅう,起毛・せん毛して毛足

をそろえた後,小さい玉状の毛羽が無数にある感じにす

る仕上げ。ナッピングともいう。

5038 バッキング

カーペットのパイル糸の抜け防止,歩行性,裁断性など

の向上のために行う裏側への布,樹脂,ゴムなどの接着

又は塗布。

5039 パッド・ドライ・

キュアー法

樹脂を含む液をパディングし,中間乾燥後,乾熱処理を

行い樹脂を固着させる方法。

5040 ビーティング

布を打って,柔軟性及び光沢を改善する加工。

5041 ファイナルセット

染色工程が終わった布を規格幅及び長さに合わせるとと

もに,布表面の凹凸及び組織のひずみを修正するために

行う仕上げセット。

5042 フィックス処理

直接染料,反応染料,酸性染料などの水溶性染料で染色

後,染料固着剤(フィックス剤)で処理して染料を難溶

性とし,湿潤堅ろう度を向上させる処理。

5043 フェース仕上げ

毛羽を立たせたのち,せん毛して毛羽を刈りそろえ,更

に,毛羽伏せして光沢のある布面にする仕上げ。

5044 フェルトカレンダ

加工

加熱した金属ロールとその周囲をエンドレスに回るフェ

ルト織物の間で織物を圧縮し,表面を平滑にして光沢を

与える布の加工。

5045 ブラッシング

ブラッシュローラなどによって織物の表面についている

毛羽及びほこりを払い落としたり,毛並みを整える処理。

5046 フリース仕上げ

毛羽が布はく(帛)表面を密に覆う起毛仕上げ。合成繊維

織編物の両面を起毛して軽くて触感のよい保温性に優れ

た布を得る加工をいう場合もある。

5047 ブリーチアウト

ジーンズなどの製品を使い古しの感じにするために,漂

白剤を併用する処理。

5048 プリーツ加工

スカート,ブラウスなどにひだをつける加工。

5049 プレス仕上げ

織物の仕上げ工程において,乾熱又は湿熱を与え圧力を

掛けてしわを取り除き,表面を平滑にする仕上げ。

5050 ペーパプレス仕上

織物をジグザグ状に折り畳み,その間につや(艶)紙を

入れ,蒸気ボックス又は電熱で加熱しつつ全体に圧力を

掛けて,織物につやを付ける仕上げ。

5051 ベロア仕上げ

毛織編物に対し,洗じゅう,縮じゅう,起毛・せん毛を

行い,布面に豊富に毛羽を出して刈りそろえ,密集した

毛羽が出た外観を与える仕上げ。

5052 ボンディング加工

2種類又はそれ以上の異なる布地を張り合わせる加工。

保温性が高く,防寒衣料に用いる。

5053 マット仕上げ

織物を,つやが少ない,光沢のにぶい表面にする仕上げ。 mat finish

5054 ミルド仕上げ

毛織物をロープ洗浄し,縮じゅう,起毛・せん毛を行い,

表裏ともに細かい毛羽を残す仕上げ。

5055 メルトン仕上げ

縮じゅうによって毛羽を絡み合わせて表面を覆い,地組

織を見えなくする紡毛織物の仕上げ。

5056 モアレ仕上げ

織物上に木目状の光沢模様を付与するカレンダ仕上げの

一つ。たて糸が圧迫された部分と圧迫されない部分とで

光の反射に差が生じ木目模様となる仕上げ。

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番号

f)

用語

定義

対応英語(参考)

5057 モス仕上げ

密度の高い紡毛織物を,毛羽が刈りそろ(揃)えられた

状態にする仕上げ。

5058 ラミネート加工

織編物に各種の機能性をもつ布,フィルム,紙などを張

り合わせる加工。

5059 ワッシャ加工

織編物のひずみを取ったり,リラックス処理及び/又は

強ねん(撚)織物のしぼ立てを目的に,ワッシャ機で行

う加工。

機能加工

番号

用語

定義

対応英語(参考)

6001 ウォッシュ・アン

綿及びその混紡製品を洗濯・乾燥後,アイロンを掛けず

ド・ウエア加工, に着用できることを目的とした加工。

W&W加工,

イージーケア加工

6002 ウレタンコーティ

ング

基布上にポリウレタンの溶液又はエマルションを塗布・

乾燥して,基布の表面に微多孔質の薄膜を形成させ,透

湿防水性を付与する加工。人工皮革などの用途にも使用

される。

6003 液体アンモニア加

液体アンモニアを用いる綿の改質加工。マーセライズ加工

によく似た効果が得られるが,マーセライズ加工に比べて

光沢,染色性の向上は少ない。一方,強度,防縮性(寸法

安定性),防しわ性,セット性などは大きく向上する。

6004 温感変色加工

繊維に対して,温度によって変色する機能を与える加工。

例えば,温度によって発色が変化する機能性色素と酸性

物質とを有機溶剤に溶解しマイクロカプセルに封入した

ものを樹脂で繊維上に固定する。

6005 絹鳴り加工

絹以外の繊維に対して,各種の薬剤処理で絹鳴りに似た

音を発生させる加工。

6006 吸汗加工

疎水性の合成繊維の繊維表面を親水性にして汗の表面拡

散をしやすくする加工。

6007 吸湿加工

疎水性の合成繊維の繊維表面を親水性にして水蒸気の吸

着を高める加工。

6008 吸水加工

疎水性の合成繊維の繊維表面を親水性にして吸水性を高

める加工。

6009 銀面仕上げ

人工皮革及び合成皮革で,表面を皮革ようの銀面にする

加工。銀付き仕上げともいう。

6010 形態安定加工

綿及び綿・ポリエステル混紡衣服に着用と洗濯とを繰り

返しても形態安定性を長期にわたり保持できるような性

能を付与する加工。織物に前処理として液体アンモニア

加工を行い,縫製後ポストキュア法によって樹脂加工す

る方法, 気相でホルムアルデヒド処理する方法などがあ

る。

6011 ケミカルセット

化学薬剤を使用する織編物のセット加工。例えばモノエ

タノールアミンサルファイトなどの還元剤によって羊毛

のズボン,スカートなどのプリーツセット加工を行う。

6012 抗菌防臭加工

繊維上の菌の増殖を抑制し,防臭効果をもたせる加工。

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

6013 抗スナッグ加工,

スナッギング防止

加工

長繊維使用の編物, 特に仮よ(撚)り加工糸編物が突起に

引っ掛かって,長繊維が布面上に引き出されることを防

止する加工。

6014 酵素加工,

バイオウォッシュ

加工

セルロース分解酵素によって,風合の柔軟化・毛羽除去

などの表面処理を行う加工。

6015 抗ピル加工

織編物の表面での摩擦による毛玉(ピル)の発生を防止

する加工。樹脂加工による繊維の固定,ガス焼き,せん

毛による長い毛羽の除去,化学処理による毛羽のぜい化

などがある。

6016 コーティング

布などの上への,機能性を付与するゴム,合成樹脂など

の溶液又はエマルションの塗布。

6017 樹脂加工

合成樹脂,初期縮重合物などを用いて行うすべての加工

の総称。セルロース系繊維を対象とした防しわ加工,ウ

ォッシュ・アンド・ウエア加工,各種繊維製品への腰の

付与,硬仕上げ,光沢付与などの加工をいう。

6018 消臭加工

繊維が臭気成分に触れることによって不快臭を減少させ

る効果を示す加工。不快臭とは汗臭,加齢臭,排せつ臭,

たばこ臭,生ごみ臭などをいう。

6019 しわ加工

布に耐久性のあるしわを付与する加工。合成繊維ではそ

の熱可塑性を利用し,セルロース系繊維では樹脂加工剤

による架橋反応を利用する。

6020 親水化加工

合成繊維に加工剤処理又はグラフト重合によって親水性

を付与する加工。吸水性,吸汗性及び吸湿性を高め着用

時の蒸れを少なくする。

6021 ストレッチ加工

織物を構成する糸に屈曲を与えた後,固定し,主として

よこ方向にストレッチ性を付与する加工。

6022 ストーンウォッシ

ュ加工

ジーンズなどの縫製品を洗い古着に似せるために,軽石

を用いて洗う加工。

6023 スリップ防止加工

薬剤を用いて織物などのたて糸とよこ糸の滑りを防止す

る加工。コロイダルシリカ, 接着性加工剤などを付与す

る。

6024 制菌加工

繊維上の菌の増殖を抑制する加工。一般用途では,黄色

ぶどう球菌,肺炎かん(桿)菌,大腸菌,緑のう(膿)

菌などを対象としている。

6025 セリシン定着加工

絹のセリシンを薬剤で処理して絹に固定する加工。手触

りはやや粗硬になるため絹の擬麻加工ともいう。

6026 ソイルリリース加

工,SR加工

疎水性の合成繊維に対して親水性の化合物を付与し,汚

れても洗濯で除去しやすくする加工。

6027 ソイルガード加

工,SG加工

主としてふっ素系樹脂を用いて,繊維に汚れが付きにく

くする加工。

6028 帯電防止加工,

制電加工

繊維上に発生する静電気を減衰させるための加工。高級

アルコール,界面活性剤などの吸湿剤,第4級アンモニ

ウム塩,オキシエチレン基をもつポリマーなどの帯電防

止加工剤を用いる。

6029 低ホルマリン加工

セルロース系繊維に対する樹脂加工において,遊離ホル

ムアルデヒド濃度が下着類などのホルムアルデヒド規制

値(75 ppm以下)に適合する加工。

6030 電磁波シールド加

電磁波による人体及び機器への影響を減らすため,繊維

を導電性にし微弱な電磁波を吸収する加工。

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

6031 透湿防水加工

水蒸気の透過性をもつと同時に耐水性を織編物に付与す

る加工。スポーツ衣料に利用されている。

6032 難燃加工

繊維を着火又は延焼しにくくする加工。引火の危険性の

ある作業服,カーテン,いす張り地,老人介護衣料,寝

具などに施される。

6033 ノンホルマリン加

遊離ホルムアルデヒドが出ないような樹脂加工。グリオ

キザール系化合物,ポリカルボン酸系化合物などが用い

られる。

6034 はっ水加工

繊維に水をはじく性質を付与する加工。

6035 はっ水はつ油加工

繊維品に水をはじく性質と油をはじく性質とを付与する

加工。

6036 はつ油加工

繊維品に油をはじく性質を与える加工。

6037 パーマネントプレ

ス加工,

PP加工,

デュラブルプレス

加工,

DP加工

セルロース繊維又はその混紡織物に樹脂加工を応用して

耐久性のあるプリーツ性,ウォッシュ・アンド・ウエア

性を与える加工。加工方法によってポストキュア法とプ

レキュア法とに大別される。

6038 プレキュア法

パーマネントプレス加工の一種で,樹脂加工剤溶液に浸

せきし乾燥したセルロース系織物をキュアリングし,縫

製した後,スチームプレス機で更にキュアリングするこ

とによって製品の形態を安定化する方法。

6039 VP加工

気体のホルムアルデヒドを用いてセルロース繊維内に架

橋結合を作り形態を安定化させる加工。

6040 防炎加工

繊維に炎が接したとき,燃え広がるのを防ぐ加工。繊維

製品の種類,用途及び使用場所によって消防法,建築基

準法などによる難燃規制がある。

6041 防汚加工

繊維を汚れにくくしたり,汚れても落ちやすくする加工。 soil resistant finish

6042 防かび加工

繊維上に,臭気及びだに増殖の原因になるかびが発生し

ないようにする加工。

6043 芳香加工

繊維に芳香を付与する加工。芳香性物質をマイクロカプ

セルに封じ込め,繊維製品に付与する方法などがある。

6044 防縮加工

織編物に,洗濯,熱水処理などで収縮しないようにする

加工。

6045 防しわ加工

織編物に,樹脂加工などでしわがつきにくくする加工。 crease resistant finish

6046 防水加工

織編物に,水を通りにくくする加工。

6047 防だに加工

織編物にだにの忌避剤を付着させたり,織物の通気性を

低下させ,だにが身体に近づかないようにする加工。

6048 防虫加工

羊毛などたん白繊維に対し防虫性を与える加工。

6049 防風加工

織編物の組織の改良及び樹脂加工によってその通気性を

低下させ,風を通りにくくする加工。

6050 防蚊加工

(ぼうぶんかこう)

織編物に蚊の忌避剤を付着させ,蚊が身体に近づくのを

防止する加工。

6051 防融加工

織編物に熱による溶融を防止する性質を付与する加工。

合成繊維製品がたばこの火及びスライディング時の摩擦

熱で溶融し穴があく現象を防止するために行う。

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

6052 ポストキュア法

パーマネントプレス加工法の一種で,セルロース系織物

に樹脂加工剤液を含浸させ乾燥後縫製し,プレスで型を

つけた後,キュアリングを行い繊維内に架橋を形成し,

形態を安定化させる加工法。

6053 無電解めっき

繊維などの不良導体に対し還元剤と触媒とを用いて,銅,

ニッケルなどの金属をめっきする加工。電磁波シールド

材に用いられる。化学めっきともいう。

6054 UVカット加工

織編物に紫外線吸収剤を含浸又は付着させ,紫外線を遮

断して皮膚を守る加工。

g) 染料・薬剤

番号

用語

定義

対応英語(参考)

7001 アミラーゼ

でんぷんなどを加水分解する酵素。たて糸にでんぷんを

使用した織物ののり抜きに用いられる。

7002 アルギン酸ソーダ

海草類から採れる多糖類のソーダ塩。増粘剤として,な

染又は連続染色に用いられる。

7003 異種二官能型反応

染料

分子中に反応性の異なる2種の反応基をもつ反応染料。

固着率が高く,染色の再現性がよい,染色後の排水の着

色度が少ない。

7004 インジゴ

あい(藍)の葉及び茎から得られるバット染料の一種で,

現在では,ほとんどが化学合成によって得られている。

ジーンズ用のたて糸染め,手工芸品の染色などに使用さ

れている。

7005 塩基性染料

水溶性染料のうち染料イオンが陽イオンに解離する染

料。このうち,古いタイプのものは雑貨の染色及びイン

クに使用され,新しいタイプでアクリル繊維の染色に適

するものを特にカチオン染料という。

7006 架橋剤

鎖状高分子と架橋反応し,三次元構造を作る化合物。例

えば,セルロース繊維の水酸基と反応して,防縮・防し

わ性を与える樹脂加工剤がある。

7007 加工天然ガム

天然ガムを精製し,エステル化又はエーテル化で改質し,

水溶性を高め,こ化しやすくしたガム。な染のりに使用

される。

7008 加工でんぷん

でんぷんをばい(焙)焼,加水分解,エステル化,エー

テル化,アルファ化などによって改質し,水溶性を高め,

こ化しやすくしたでんぷん誘導体。な染のりに使用され

る。

7009 加工ローカストビ

ーンガム

いなご豆から採れるローカストビーンガムをエステル化

又はエーテル化によって改質し,水溶性を高め,こ化し

やすくしたガム。な染のりに使用される。

7010 カタラーゼ

過酸化水素を分解する酵素。綿繊維品の漂白後の水洗回

数,時間の短縮などの目的に使用される。

7011 カチオン染料

塩基性染料のうち,アクリル繊維の染色に適し,堅ろう

度の高い染料。

7012 緩染剤

染料の吸着が速すぎてむら染めになりやすい場合に染料

の吸着速度を遅くして,均染性を向上させることのでき

る助剤。

7013 鑑別染料

多種属の染料からなる混合物で,これで染色することに

よって被検繊維が識別できる染料。

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

7014 顔料

水に不溶で,繊維に対して親和性のない有色の微粒子。

これを繊維に適用するにはバインダーといわれる接着剤

が必要。

7015 キャリア

ポリエステル繊維などの繊維分子間力を弱め,ガラス転

移点を下げて, 染料が繊維内部に拡散しやすくする染色

助剤。

7016 均染型酸性染料

酸性染料のうちで分子量が比較的小さく移染性のよい染

料。均染性に優れるが湿潤堅ろう度が低い。毛織物の反

染めに使用される。

7017 均染剤

均一に染めるために染浴中に添加する染色助剤。緩染作

用によって均染を得るものと,移染によって均染を得る

ものとがある。

7018 金属イオン封鎖剤,

溶液中の金属イオンとキレート結合して不活性化させる

キレート剤

薬剤。染色全般のほか,綿の精練漂白などに使用される。

7019 金属錯塩染料,

含金染料,

含金属染料

染料分子と,銅,クロム,コバルト,ニッケルなどの金

属原子とが錯塩の形で配位結合している染料。染色性及

び光堅ろう度に優れる。セルロース繊維用として金属錯

塩直接染料・金属錯塩反応染料,羊毛・ナイロン用とし

て金属錯塩酸性染料がある。

7020 グアガム

一年草の豆科の植物グアの種子から得られるガム。な染

用のりに用いられる。

7021 顕色剤

ナフトール染料のジアゾ成分。ベースとソルトがある。

ベースはジアゾ化し得る芳香族アミン塩酸塩で,染色す

る際にジアゾ化する。ソルトはあらかじめジアゾ化し,

安定な化合物としたもの。

7022 こ剤

な染において染料・顔料液のしみ出しを防止するために

使用する増粘剤。

7023 酸化染料

繊維に染料中間物をあらかじめ付着させた後,適切な酸

化剤によって繊維上で重合又は縮合反応を行うことによ

って合成される染料。

7024 酸性染料

水溶性で染料イオンがアニオンに解離する染料のうち,

酸性浴で羊毛,絹,ナイロンなどに染着し,セルロース

繊維にほとんど染着性のない染料。

7025 酸性媒染染料,

クロム染料

酸性染料としての染色性をもち,染着後重クロム酸カリ

ウム又は重クロム酸ナトリウムで処理して発色する染

料。光堅ろう度及び湿潤堅ろう度に優れ,主として羊毛

の濃色の染色に使用される。

カルボキシメチルセルロースの略称。適切なエーテル化

度のものは水溶性で,な染用こ剤として用いられる。

7027 消泡剤

破泡剤及び抑泡剤の総称。特殊な界面活性剤,シリコー

ン油などからなり,染色加工工程中で発生する有害な泡

を消すために用いられる。

7028 セルラーゼ

セルロースを分解する性質をもつ酵素。セルロース系繊

維を減量化し織編物に自然な柔軟性の風合を与えること

ができる。

7029 繊維保護剤

染色中の繊維の変質及びぜい(脆)化を防止する目的で

用いる薬剤。

7030 洗浄剤

繊維などの表面に付着した汚れを除去して清浄にする目

的で用いる界面活性剤。

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

7031 染色助剤

染色を行うときに用いる染料以外の薬剤。酸,アルカリ,

酸化剤,還元剤,緩染剤,促染剤,均染剤,媒染剤,顕

色剤,染料固着剤,乳化剤,分散剤,染料溶解剤,繊維

保護剤,消泡剤などがある。

7032 染料

水などの媒体に溶解又は分散し,繊維などに親和性があ

って吸着され,ほぼ満足できる堅ろう性をもつ色材。

7033 染料固着剤

染色物及びな染物に適用し,その湿潤堅ろう度を向上さ

せる薬剤。フィックス剤ともいう。

7034 促染剤

染色の促進又は染着率の増大を目的に染浴に添加する助

剤。

7035 多官能形反応染料

染料分子中に複数の反応基をもつ反応染料。反応基を複

数もつことから繊維と反応する確率が増加し,固着率が

向上,排水中の着色負荷が減少する。

7036 直接染料

直線形に近い分子構造をもち,セルロースと水素結合及

び疎水結合によって結合できるように親和性をもたせた

アニオン性染料。通常,綿,レーヨンなどの染色に用い

られる。媒染又は下づけなどの前処理なしで直接染色で

きるのでその名がある。

7037 天然染料

植物,昆虫などから採取する染料。植物から採る染料に

はあい(藍),紅花など,昆虫から採る染料には五倍子,

コチニールなどがある。

7038 ナフトール染料,

アゾイック染料

繊維に,下づけ剤と顕色剤とを別個に付与し,繊維上で

水に不溶性のアゾ色素を合成し染色する染料。主として

セルロース系繊維の染色に用いられる。

7039 乳化剤

水と油との界面に吸着して,界面張力を下げ,エマルシ

ョンの安定な形成に寄与する界面活性剤。

7040 ハイドロサルファ

イト

亜ジチオン酸ナトリウムの俗称。還元性をもち,バット

染料の染色,絹・羊毛の漂白,抜染,脱色などに用いら

れる。

7041 バインダー

顔料な染における顔料と繊維との結合剤,不織布の強度

を高めるための繊維同士の接着剤,植毛加工におけるパ

イルと基布の固着剤などの総称。

7042 バット染料,

建染染料

水に不溶性であるが,アルカリ及びハイドロサルファイ

ト還元浴で水に可溶のロイコ体をつくり,セルロース系

繊維に染着し,その後の酸化処理によって元の不溶性と

なる染料。

7043 反応染料

分子中に反応基をもち,繊維中の官能基と共有結合を形

成することによって染着する洗濯堅ろう度に優れた染

料。セルロース繊維及び/又はポリアミド繊維の染色に

使用される。

ポリビニルアルコールの略称。ポリ酢酸ビニルをけん化

して得られる側鎖に水酸基をもつ水溶性高分子化合物。

たて糸のり剤に使われ,ビニロンの原料にもなる。

7045 ピグメントレジン

カラー

顔料を合成樹脂などによって繊維表面に接着又は固着さ

せるために調合された着色材料。顔料な染などに用いる。

7046 プロテアーゼ

たん白質の分解酵素。絹の精練,羊毛及び絹の改質に用

いられる。

7047 分散剤

水などの分散媒に固体状の物質を微粒子状に安定に分散

させる作用がある薬剤。

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

7048 分散染料

水に難溶性であり,水に分散した状態で用いられ、アセ

テート繊維,ポリエステル繊維などの疎水性繊維に親和

性のある染料。

7049 ペクチナーゼ

ペクチンを分解する酵素。木綿の精練に用いられる。

7050 ペルオキシダーゼ

過酸化水素を水素受容体として種々の物質の酸化を触媒

する酵素。繊維表面に付着している未固着反応染料の除

去などに用いられる。

7051 ミネラルターペン

石油系の溶剤。な染の分野では顔料樹脂エマルションの

り又はハーフエマルションのり調製用の溶剤として用い

られる。ミネラルスピリットともいう。

7052 ミリング形酸性染

酸性染料の中で,染料の分子量が比較的大きく,湿潤堅

ろう度に優れる染料。主として羊毛の先染めに使用され

る。

7053 ユニオン染料

2種以上の繊維からなる複合素材用の配合染料。成分繊

維のそれぞれに適した染料があらかじめ配合してあり,

染色を容易にする。

7054 浴中柔軟剤

染浴に添加して加工中の布の擦れ,あたりを防ぐ柔軟剤。 dyebath lubricant

7055 硫化染料

水不溶性染料であるが,硫化ソーダで還元することによ

って水に可溶となりセルロース繊維に染着し,その後の

酸化処理で不溶性となる染料。

h) 染色堅ろう度

番号

用語

定義

対応英語(参考)

8001 汗堅ろう度

染色物の汗に対する耐性。変退色と白布汚染で評価され

る。試験法は,参考として,JIS L 0848参照。

8002 ガス退色

空気中に含まれる不純ガスによる退色。主として酸化窒

素ガスが問題となるが,酸化硫黄ガス及びオゾンの影響

も無視できない。

8003 カーボンアーク灯

光堅ろう度

染色物のカーボンアーク灯光照射に対する耐性。変退色

で評価される。試験法は,参考として,JIS L 0842参照。

8004 キセノンアーク灯

光堅ろう度

染色物のキセノンアーク灯光照射に対する耐性。変退色

で評価される。試験法は,参考として,JIS L 0843参照。

8005 グレースケール

染色堅ろう度試験で試験片の変退色及び,添付白布への

汚染の程度を視覚判定するための色票。定められた9段

階の尺度をもつ。変退色用と汚染用とがある。

8006 湿潤堅ろう度

染色堅ろう度試験のうち水,汗,洗濯など湿潤時の堅ろ

う度。試験方法は,参考として,JIS L 0844,JIS L 0845,

JIS L 0846,JIS L 0847及びJIS L 0848参照。

8007 昇華堅ろう度

染色物の乾熱に対する耐性。変退色と白布汚染で評価さ

れる。加工工程中の昇華については,参考として,JIS L

0879参照。 乾熱処理に対する染色堅ろう度試験及び貯

蔵中の昇華については,参考として,JIS L 0854参照。

8008 染色堅ろう度

繊維製品の製造工程又はその後の使用及び保管中の作用

に対する色の耐性。

8009 洗濯堅ろう度

染色物の家庭洗濯及び商業洗濯に対する耐性。変退色と

白布汚染で評価される。参考として,JIS L 0844参照。

8010 窒素酸化物堅ろう

染色物のNOxに対する耐性。変退色で評価される。参考

として,JIS L 0855参照。

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番号

i)

用語

定義

対応英語(参考)

8011 添付白布

堅ろう度試験を行うとき,汚染判定のために試験片に添

付する白布。参考として、JIS L 0803参照。

8012 ドライクリーニン

グ堅ろう度

染色物の溶剤洗浄に対する耐性。変退色と白布汚染で評

価される。参考として,JIS L 0860参照。

8013 日光堅ろう度

染色物の日光に対する耐性。変退色で評価される。参考

として,JIS L 0841参照。

8014 光及び汗堅ろう度

染色物に汗が付着した状態での露光に対する耐性。変退

色で評価される。試験方法は,参考として,JIS L 0888

参照。

8015 光堅ろう度

染色物の光に対する耐性。変退色で評価される。自然光

によるものと人工光によるものがある。試験方法は,参

考として,JIS L 0841,JIS L 0842及びJIS L 0843参照。

8016 複合試験片

堅ろう度評価のための添付白布をつけた試験片。

8017 ブルースケール

光堅ろう度試験で試験布とともに露光し,試験布の変退

色の程度と比較するための基準となる試料。標準青色染

布ともいう。

8018 変退色

繊維に染まっている染料などが光照射,熱処理,湿潤処

理,ガスなどの外的作用によって化学的に分解したり,

物理的に脱落することによって変色又は退色する現象。

8019 ポッティング堅ろ

う度

染色物の熱湯に対する耐性。変退色と白布汚染で評価さ

れる。試験方法は,参考として,JIS L 0845及び 0875

参照。

8020 ホットプレッシン

グ堅ろう度

染色物のホットプレッシングに対する耐性。変退色と白

布汚染で評価される。試験方法は,参考として,JIS L

0850参照。

8021 摩擦堅ろう度

染色物の摩擦に対する耐性。白布汚染で評価される。試

験方法は,参考として,JIS L 0849参照。

8022 多繊交織布,

マルチフアイバー

JIS L 0803で規定される染色堅ろう度試験用添付白布の

一種で,交織1号〜3号まであり,汚染性を評価するの

に用いられる。

8023 水堅ろう度

染色物の水に対する耐性。変退色と白布汚染とで評価さ

れる。試験方法は,参考として,JIS L 0846参照。

環境

番号

用語

定義

対応英語(参考)

9001 環境マネジメント

システム,

全体的なマネジメントシステムの一部で,環境方針を作

成し,実施し,達成し,見直しかつ維持するための,組

織の体制,計画活動,責任,慣行,手順,プロセス及び

資源を含むもの(JIS Q 14050参照)。

参考.環境汚染の予防,廃棄物削減,資源・エネルギー

の削減などの環境保全をテーマにして,その継続的改善

を組織的に推進する経営システム。

9002 エンドオブパイ

プ,

工場の排水など最終出口を意味する。EOPで排水処理す

るのではなく,工程の改善など発生源での負荷削減が望

ましいなどの使い方をする。

9003 オゾン処理

オゾンの酸化作用を利用した処理。有機物の分解のほか,

殺菌,脱色,脱臭などの効果がある。

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番号

用語

定義

9004 化学的酸素要求量,

水中の有機物を過マンガン酸カリなどの酸化剤で分解す

る際に消費される酸素の量。水の有機汚濁度の指標の一

つである。

対応英語(参考)

9005 化学物質安全デー

タシート,

製品安全シート

化学物質からなる製品について,名称,物理化学的性状,

有害性の有無及びその程度,万一の事故,体内吸収など

不慮の取扱い事故への対処法などを記載したシート(JIS

Z 7250参照)。

9006 活性汚泥処理

微生物の集合体である活性汚泥の酸化分解及び/又は吸

着作用を利用した,生物学的な排水浄化処理。

9007 活性炭処理

活性炭の有機物吸着能を利用した処理。液体・気体の浄

化及び/又は排水の高度処理として用いられている。

9008 凝集剤

排水処理においてコロイド状の粒子を凝集させる薬剤。

硫酸アルミニウムなどのアルミニウム塩,塩化鉄などの

鉄塩,特殊な高分子化合物などがある。

9009 凝集沈殿処理

凝集剤を用いて排水中のコロイド状物質を凝集沈殿させ

る排水処理。

9010 クリーナプロダク

ションテクノロ

ジー

原材料の選択,生産方式の改善,製品の設計改善などに

よって,汚染物質の発生及び排出を抑制する製造技術。

9011 クローズドシステ

生産活動に伴って発生する排水,排ガス,廃棄物などを

回収・有効利用して,これらを工場外に排出させないシ

ステム。

9012 嫌気性生物処理

酸素のないところに生息する嫌気性微生物を利用して排

水中の有機汚濁物質を分解する排水処理。

9013 好気性生物処理

溶存酸素が存在するところに生息する好気性微生物を利

用して排水中の有機汚濁物質を分解する排水処理。

9014 固液分離処理

スクリーン,沈降,浮上などの手段によって排水中の懸

濁物質を分離する処理。

9015 生物化学的酸素要

求量,

水中の好気性微生物が,溶存酸素の存在のもとで水中の

有機物を酸化分解するときに消費する溶存酸素の量。水

の汚濁度の指標の一つである。

9016 ゼロエミッション

工場の事業活動に伴って排出される廃棄物を新たに原料

として活用しあらゆる廃棄物“ゼロ”を目指す体系。

水中の有機物に含まれる全炭素量。これを測定すること

によってCOD・BODの値よりも更に正確な有機汚濁度

を知ることができる。

9018 排水着色度

排水の着色の度合いを評価する数値。測定法としては希

釈倍率法,吸光度測定法などがある。

9019 ばっ(曝)気処理

活性汚泥処理において,排水中に空気を送るなどして,

微生物の活動を高め酸化分解を促進させる処理。

9020 PRTR法

特定化学物質の環境への排出量の把握等,及び管理の改

善の促進に関する法律。各事業所が特定化学物質の大気,

排水,土壌への排出量及び廃棄物などの移動量を把握し

て届出を行い,自らそれら物質を管理する。

9021 膜分離

排水処理において,水中の微細な浮遊物,コロイド,溶

解性物質などを膜によって分離,除去する操作。

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L 0207:2005

関連規格 JIS L 0841 日光に対する染色堅ろう度試験方法

JIS L 0842 紫外線カーボンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法

JIS L 0843 キセノンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法

JIS L 0844 洗濯に対する染色堅ろう度試験方法

JIS L 0845 熱湯に対する染色堅ろう度試験方法

JIS L 0846 水に対する染色堅ろう度試験方法

JIS L 0847 海水に対する染色堅ろう度試験方法

JIS L 0848 汗に対する染色堅ろう度試験方法

JIS L 0849 摩擦に対する染色堅ろう度試験方法

JIS L 0850 ホットプレッシングに対する染色堅ろう度試験方法

JIS L 0854 昇華に対する染色堅ろう度試験方法

JIS L 0855 窒素酸化物に対する染色堅ろう度試験方法

JIS L 0860 ドライクリーニングに対する染色堅ろう度試験方法

JIS L 0875 ポッティングに対する染色堅ろう度試験方法

JIS L 0879 乾熱処理に対する染色堅ろう度試験方法

JIS L 0888 光及び汗に対する染色堅ろう度試験方法

JIS Q 14050 環境マネジメント−用語

JIS Z 7250 化学物質等安全データシート(MSDS)−第1部:内容及び項目の順序