2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格
JIS
T 1011-1988
医用電気機器用語(共通編)
Glossary of Terms Used in Medical Electrical Equipment
(General Terms)
1. 適用範囲 この規格は,医用電気機器に関する共通的な用語(以下,用語という。)及びその意味につ
いて規定する。
引用規格及び関連規格:15ページに示す。
2. 分類 用語の分類は,次による。
(1) 安全
(2) 医用生体情報
(3) 性能
(4) 構成,構造及び部品
(5) 情報処理及び結合技術
(6) 表示,記録,単位及び文書
(7) 試験
(8) 使用,点検,保守,保管及び設備
3. 番号,用語及び意味 番号,用語及び意味は,次のとおりとする。
なお,対応英語を参考として示す。
備考1. 番号は,頭文字の1英字と6数字及び6数字の中間に付けるハイフン “-” によって示す。
頭文字のAは共通用語を,次の3数字は分類番号 (100〜800) を示す。
また,最後の3数字は同一分類区分内の一連番号とする。
2. 用語の一部分が丸括弧“( )”で囲まれている場合は,その部分を省略してもよいことを示
す。この場合,括弧内を省略したときと省略しないときとの間に優先順位はない。
例:“電気(的)安全”は,“電気安全”又は“電気的安全”を示す(A 100-008参照)。
3. 同一の意味をもち,しかも,その記述が異なる二つ以上の用語がしばしば用いられる場合は,
角括弧“〔 〕”を用いて示す。
例:“SN比〔信号対雑音比〕”は,“SN比”又は“信号対雑音比”を示す(A 300-020参
照)。
4. 漢字が常用漢字表にない場合には仮名で示し,それに引き続く丸括弧“( )”内に該当する
漢字を示す。
例:“きょう(筐)体”(A 400-004参照)
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5. 省略形,文法上の用法などを,用語に引き続く丸括弧“( )”内に示す。
例1:“PAE(頭字語)”(A 300-009参照)
例2:“C(省略形)”(A 300-010参照)
6. 用語が複数の分類の中で使用されることが多い場合には,最も適切と思われる分類中に示す。
7. 用語が幾つもの異なる意味をもつ場合には,それらを個々に規定し,意味の前に(1),(2),…
を付ける。この場合,優先順位はない。
8. 意味の規定が概念的で分かりにくいものについては,例:として具体例を示す。
9. 用語の読みについては,分かりにくいものだけを大括弧“【 】”で示す。
参考 対応英語に使用する丸括弧“( )”及び角括弧“〔 〕”は,備考2.,3.及び5.と同じである。
(1) 安全
番号
用語
A 100-001 安全
A 100-002 危険
意味
対応英語(参考)
危険及び危害に対する保護。
電気,機械,放射,熱などに起因し,患者,操作
者,第三者又はその環境に与えるおそれがある有
害な影響。
A 100-003 危害
部品故障又は機器への粉じんや液体の浸入,可燃
性雰囲気への引火,誤操作などに起因し,直接機
器が要因となって,患者,操作者,第三者又はそ
の環境に与えるおそれがある有害な影響。
A 100-004 侵襲(的)
生体に対して何らかの苦痛や外傷などの危害を与
【しんしゅう(てき)】
えること。
A 100-005 無侵襲(的)
生体に対して苦痛や外傷などの危害を与えないこ
【むしんしゅう(てき)】 と。
A 100-006 観血(的)
医用電気機器や器具を使用するときに,出血を伴
うこと。
A 100-007 非観血(的)
A 100-008 電気(的)安全
A 100-009 機械(的)安全
A 100-010 放射線防護
A 100-011 AP類機器
A 100-012 APG類機器
A 100-013 保護インピーダンス
医用電気機器や器具を使用するときに,出血を伴
わないこと。
電圧又は電流に直接起因する危険及び危害に対す
る保護。
機械的な動き,落下物,飛散物などに起因する危
険及び危害に対する保護。
電離放射線に起因する障害及び物質の損傷に対す
る保護。
空気と可燃性麻酔剤混合ガスの雰囲気中で,点火
源となることを防止した医用電気機器。
備考 APは,anaesthetic-proof“可燃性麻酔剤
への点火防止”の意味である。
酸素又は亜酸化窒素(笑気ガス)と可燃性麻酔剤
混合ガスの雰囲気中で点火源となることを防止し
た医用電気機器。
備考 Gは,AP類の機能をgreat“一層強化”
にしたという意味である。
生きの部分や単一故障時に生きになるおそれがあ
る部分と,接触可能金属部又は装着部との間に接
続してもよいインピーダンス。
備考 このインピーダンスは,電撃を与えな
い大きいインピーダンス,構造及び信
頼性が必要である。
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番号
用語
A 100-014 保護カバー
A 100-015 電撃
A 100-016 (最小)感知電流
A 100-017 離脱電流
A 100-018 ミクロショック
A 100-019 マクロショック
A 100-020 過熱保護
A 100-021 装着部
A 100-022 F形絶縁装着部
A 100-023 生き
A 100-024 導電接続
A 100-025 クラスI機器
A 100-026 クラスII機器
A 100-027 B形機器
A 100-028 BF形機器
A 100-029 CF形機器
A 100-030 漏れ電流
A 100-031 接地漏れ電流
A 100-032 外装漏れ電流
意味
対応英語(参考)
生きている部分,高温部分などへの不慮の接触又
は飛散物などを防止するために備えた,接触する
と危険な部分の外装又はガードの部分。
電流が人体に与える衝撃。
人体表面から人体に通電したとき,電撃を感じる
最小の電流。
人体表面から人体に通電したとき,筋の硬直に打
ち勝って,離脱行動を起こすことができる最大の
電流。
電流が心臓に直接流れることによる電撃。
人体の一部,主に人体表面から入り,別の部分か
ら出る電流が人体に与える電撃。
過熱による危険に対する保護。
診療のために意図的に患者に接触又は挿入する医
用電気機器の部分。
備考 患者コード及びそれに導電接続する部
分の全体を含める。
装着部と大地との間に最高定格電源電圧の1.1倍 F-type isolated applied part
の電圧を加えたとき流れる電流が,単一故障状態
での許容患者漏れ電流の制限値を超えないよう
に,医用電気機器のすべての部分から電気的に切
り離した部分。
備考 Fはfloatingの意味である。
その部分に接触したとき,電撃を与えるおそれが
ある電流が流れることができる状態。
その接続を通って,許容漏れ電流を超える電流が
流れるような接続。
電撃に対する保護を,基礎絶縁だけに依存しない
で,基礎絶縁に欠陥を生じた場合に接触可能金属
部分が生きにならないようにするため,施設の医
用接地端子に接続する手段を備えた医用電気機
器。
電撃に対する保護を,基礎絶縁だけに依存しない
で,二重絶縁又は強化絶縁を備えた保護接地しな
い医用電気機器。
許容漏れ電流の制限及び保護接地接続によって,
電撃に対する保護を備えた医用電気機器。
F形絶縁装着部をもつB形機器。
特に,漏れ電流に関しB形機器よりも高い保護の type CF equipment
程度を備えた,F形絶縁装着部をもつ医用電気機
器。
絶縁材料の表面や内部を通って流れる,機器の機
能には関係がない電流。
絶縁物の内部や表面を通って,電源部から保護接
地線に流れる漏れ電流。
装着部を除き,きょう(筐)体又は正常な使用中
に操作者や患者が触れるおそれのある部分から,
保護接地線以外の導体を通って大地又はそのきょ
う(筐)体の他の部分に流れる漏れ電流。
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番号
用語
A 100-033 患者漏れ電流
A 100-034 安全特別低電圧
A 100-035 高電圧
A 100-036 過電流開放器
A 100-037 正常状態
A 100-038 単一故障状態
A 100-039 機械的安全率
A 100-040 最小破断荷重
A 100-041 安全動作荷重
A 100-042 消毒
A 100-043 殺菌(作用)
A 100-044 滅菌
A 100-045 保護接地
A 100-046 追加保護接地
A 100-047 患者測定電流
A 100-048 機械的安全装置
意味
対応英語(参考)
患者機能電流を除き,装着部から患者を通って大
地へ流れるか,又は外部の電源からの意図しない
電圧が患者に現れることによって,患者からF形
絶縁装着部を通って大地へ流れる漏れ電流。
定格電源電圧で動作している変圧器又はコンバー
タから得られる電圧で,商用電源から絶縁され,
かつ,接地されていない交流25V又は直流60V以
下の電圧。
交流1 000V,直流1 500V又はピーク値が1 500V high voltage
を超える電圧。
負荷電流が設定値を超えたとき,即時又は時間遅
れをもって,回路を開放するように作動する保護
装置。
危害に対する保護のために備えたすべての手段が
完全であり,かつ,規定の性能を満足する状態。
医用電気機器に備えた危害に対する保護手段の一
つが故障しているか,又は外部に一つの異常があ
る状態。
最小破断荷重に対する安全動作荷重の比。
フックの法則が適用できる範囲の最大荷重。
機器を取扱説明書に従って使用するという条件
で,その機器に許容される最大荷重。
物体又は生体に付着するか又は含まれている病源
性微生物を消滅又は死滅させ,感染能力を失わせ
ること。
病源性を死滅させること。
物体に付着するか又は含まれている病源性及び非
病源性のすべての微生物を完全に除去又は死滅さ
せ,無菌状態にすること。
電撃防止のために漏れ電流を大地に導くための接
地。
正規の保護接地の事故時の電撃による危険に対し
て保護するために,正規の保護接地に追加して設
ける保護接地。
増幅器のバイアス電流,皮膚抵抗測定のための電
流などのように,患者を通して装着部の部分間に
流す電流で生理学的影響を与えることを意図しな
い電流。
限界を超えた動きによる危険な力又は懸垂機構の
事故時の落下物などから患者や操作者を保護する
装置。
(2) 医用生体情報
番号
用語
A 200-001 心(拍)周期
A 200-002 心拍出量
【しんはくしゅつりょう】
A 200-003 心駆出率
【しんくしゅつりつ】
A 200-004 心内圧
意味
心拍動1回の全経過又はその時間。
心臓が拍出する血液量。
対応英語(参考)
心臓の拡張期心室血量を収縮期に心室から拍出さ
れる血流量で除し百分率で表した値。
心房室内の圧力。
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番号
用語
A 200-005 血圧
A 200-006 不整脈
A 200-007 期外収縮
A 200-008 房室ブロック
【ぼうしつぶろっく】
A 200-009 脚ブロック
【きゃくぶろっく】
A 200-010 受攻期
A 200-011 心房細動
A 200-012 心室細動
A 200-013 生体電気(現象)
A 200-014 心電図
A 200-015 P波
A 200-016 R波
A 200-017 QRS波
A 200-018 T波
A 200-019 心雑音
A 200-020 心音
A 200-021 心音図
A 200-022 心音図(第)I音
A 200-023 心音図(第)II音
A 200-024 循環時間
意味
対応英語(参考)
血管内の血液による圧力。
脈が不規則であること。
正常心周期での期待されないときに起こる心臓の
収縮。
心房・心室間の興奮伝導障害。
心臓の興奮伝導系の一部である左脚及び(又は)
右脚での興奮伝導障害。
心電図上のT波付近で,しきい(閾)値を超える vulnerable period
単一刺激によって,容易に心室細動が起こりやす
い時相。
心房のさまざまの部位が不規則,かつ,無秩序に
収縮する状態で,その頻度が毎分300回を超える
こと。
心室のさまざまの部位が不規則,かつ,無秩序に
収縮する状態で,その頻度が毎分300回を超える
こと。
細胞膜の興奮などによって発生する電気(現象)。 bioelectricity
心臓の活動電位信号又はそれを身体各部から導出
した記録。
心電図に現れた心房の興奮によって生じる波。
心電図に現れたQRS波のQ波の後に続く波で, R wave
通常QRSのうち,一番振幅が大きい波形。
通常は,Q,R,Sの三つの波形からなる心電図に QRS wave
現れた心室の興奮時に生じる波。
心電図に現れた心室の興奮の消退時に生じる波。 T wave
心臓弁膜障害などでみられる雑音性の心音。
心臓の収縮活動に伴って生じる音。
心音の波形を記録したもの。
心室収縮期の初めに発生し,房室弁閉鎖に伴う振
動と心室内血液の振動と,大動脈弁近傍での拍出
に伴う振動によって生じる心音。
収縮期末期の半月弁の閉鎖時に発生する血流,弁
せん(尖)などの振動によって生じる心音。
血液が循環系の2点間を流れるのに要する時間。 circulation time
A 200-025 脈波
【みゃくは】
A 200-026 抵抗血管
A 200-027 末しょう(梢)抵抗
A 200-028 膜電位
心拍によって血管及び血液中を伝ぱ(播)する波。 pulse wave
血流抵抗の主因となる血管,細動脈など。
末しょう血管による抵抗。
細胞膜内外の電位差。
A 200-029 活動電位
A 200-030 局所反応
A 200-031 脳波
細胞膜の興奮に伴って起こる膜電位の変化。
刺激部位に限局して生じる生体の反応。
脳の活動電位信号又はそれを記録したもの。
A 200-032 α波
脳波波形の8〜13Hzの帯域成分。
【あるふぁーは】
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番号
A 200-033 β波
用語
【べーたは】
A 200-034 δ波
【でるたは】
A 200-035 誘発電位
A 200-036 筋電図
A 200-037 網膜電図
A 200-038 眼振図
A 200-039 基礎代謝
A 200-040 機能的残気量
A 200-041 気道抵抗
A 200-042 気道弾性
意味
対応英語(参考)
脳波波形の13Hzを超える帯域成分。
脳波波形の4Hz未満の帯域成分。
音,光など各種の刺激によって中枢神経系に起こ
る電位変化。
筋肉の活動電位信号又はそれを記録したもの。
網膜の光に対する活動電位信号又はそれを記録し
たもの。
眼球運動によって生じる眼球周囲皮膚表面での眼
球静止電位の変化又はそれを記録したもの。
安静時の身体の代謝。
正常呼気のとき肺胞内に残る空気量。
気道の気流に対する抵抗。
A 200-043 鼻くう(腔)抵抗
A 200-044 胸壁インピーダンス
A 200-045 血液ガス
気道及び気道周囲の組織強度,気道内面物質の表
面張力などによって決まる見掛け上の弾性。
鼻くう前後の圧力差の鼻くうを通る空気の流量に
対する比。
胸郭系の弾性,粘性及び慣性からなる機械的イン
ピーダンス。
血液中に溶存する気体。
(3) 性能
番号
用語
A 300-001 連続稼働
A 300-002 間欠稼働
A 300-003 短時間稼働
A 300-004 可変調整
A 300-005 半固定調整
A 300-006 公称(値)
A 300-007 定格(値)
A 300-008 デューティレシオ
A 300-009 百分率平均誤差
〔PAE(頭字語)〕
意味
対応英語(参考)
実質的な定常負荷で長期間にわたる稼働。
負荷期間と無負荷期間とを交互に繰り返す稼働。 intermittent duty
無負荷期間と比べて負荷期間が短い間欠稼働。
使用者又は操作者が道具を使用しないで設定値を
変化できる調整。
使用者又は操作者による調整を意図しない調整で
道具を使用して行う調整。
許容差(公差)を考慮し,基準を示した値。
機器を適正な状態で動作させるのに必要な基本的
条件。
与えられた時間内での,総時間に対する稼働時間
の比。
備考1. 稼働時間とその間隔が変化する場合
には,十分長い時間での平均値とす
る。
2. デューティサイクルともいう。
設定値(又は表示値)に対する,設定値(又は表
示値)と観測値の平均値との差の百分率。PAEは
次式で表す。
ここに,X:観測値の平均値
Xp:設定値又は表示値
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番号
用語
A 300-010 変動係数
〔C(省略形)〕
意味
対応英語(参考)
観測値の母集団の平均値に対する標準偏差の比。
Cは,次式で表す。
ここに,s:母集団の標準偏差
X:観測値の平均値
Xi:i番目の抜取りの観測値
n:観測数
A 300-011 冷状態
A 300-012 感度
A 300-013 ドリフト
A 300-014 ヒステリシス
A 300-015 入力インピーダンス
A 300-016 出力インピーダンス
A 300-017 高域(通過)フィルタ
A 300-018 低域(通過)フィルタ
A 300-019 時定数
A 300-020 SN比
〔信号対雑音比〕
A 300-021 精度
A 300-022 確度
A 300-023 最大許容入力
A 300-024 校正
A 300-025 デカード
〔デイケード〕
機器の各部の温度が周囲温度に等しくなるほど十
分長い時間,入力を与えないでおいたときの機器
の状態。
(1) どのくらいの強さの信号を受信することがで sensitivity
きるかの能力を表す受信装置の性能。
(2) 測定器などが感知できる最小の測定量又は測
定量の変化に対する指示量の変化の割合。
規定された時間や条件内で,機器の指示値,表示
値又は供給値が時間とともに緩やかな好ましくな
い変化を生じること。
ある量Aの変化に伴って他の量Bが変化する場合 hysteresis
に,Aを変化させる経路によって同じAの値に対
するBの値が異なる現象。
例:B-H曲線など。
交流電気回路の入力端子に交流電圧を加えた場合
の電圧と入力端子に流れる電流との比。
交流電気回路の出力端子に電源をつなぎ,回路内
の電源を短絡して得られる出力端子の電圧とそこ
を流れる電流との比。
周波数fから無限大までを通過帯域とし,零からf high-pass filter
までを減衰帯域とするフィルタ。
備考 この場合,fは零及び無限大を除く任意
の値とする。
周波数零からfまでを通過帯域とし,零から無限 low-pass filter
大までを減衰帯域とするフィルタ。
備考 この場合,fは零及び無限大を除く任意
の値とする。
時間の次元をもち,応答の速さを特徴付ける定数。 time constant
例:増幅器の高域・低域の時定数など。
信号がこれに無関係な雑音によって不鮮明にされ
ている度合い。信号Sと雑音Nとの比S/Nで表す。 〔SNR〕
測定器が表す値又は測定結果の正確さと精密さを
含めた総合的良さ。
真値からの偏りの小さい程度を示す度合い。
備考 誤差の絶対値で表す方法と測定値に対
する誤差の比率で表す方法とがある。
定格に定められた最大の入力。
標準器,標準資料などを用いて機器の表す値とそ
の真の値との関係付け。
(1) 10段階ユニットの集まり。
(2) 10対1の比をもつ二つの数の間の区間。
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番号
用語
A 300-026 安定性
A 300-027 分解能
A 300-028 同期
A 300-029 同相弁別比
〔同相抑圧比〕
A 300-030 (商用)交流障害
〔ハム〕
A 300-031 アーチファクト
A 300-032 単極
A 300-033 双極
A 300-034 分極
A 300-035 しきい(閾)値
A 300-036 患者機能電流
A 300-037 入力回路電流
A 300-038 機能接地
意味
対応英語(参考)
(1) 規定された時間,中に機器がその指示値,表 stability
示値又は供給値を維持する能力。
なお,条件としてすべての状態を一定に保
つ。
(2) 指定された一つの外部影響量の変化に対し
て,機器がその指示値,表示値又は供給値を
維持する能力。
なお,条件として他の状態を標準状態に保
つ。
(3) 設置面の傾斜に対して機器の転倒を防止する
能力。
測定機器又は測定方式によって決定される観測や
測定の細かさの限界。
ある基準信号に対して動作の時相を合わせるこ
と。
同相電圧を抑圧する能力。等しい振れの大きさを
与える同相入力と逆相入力との比で表す。
(商用)交流に起因する測定の障害となる雑音。 hum
生体電気計測で,本来計測しようとする信号に混
入して計測の障害となる,生体自身又は外部から
発生する雑音成分。
1個の電極を用いてその局在部位を中心に信号又 monopolar
はエネルギーを授受すること。
例:単極刺激,単極誘導など。
一対の電極を用いてその局在部位を中心として信
号又はエネルギーを授受すること。
例:双極刺激,双極誘導など。
(1) 物質に電界をかけた場合,物質中の正負の電 polarization
荷が離れて電位差を生じること。
(2) 生体に電極を装着して計測を行う場合,生体
と電極の境界に電位差が生じること。
ある刺激を生体に加えたとき反応を引き起こすた
めに必要な最小の刺激の強さ。
神経や筋肉に刺激,作用などを与えるための電流。
ペーシング電流,除細動電流,外科用高周波電流
などのような,生理学的影響を与えるために患者
を通して装着部の部分間に流す電流。
増幅器の入力と中性点間を流れる電流。
測定用電源内の接地,制御回路内の接地,シール
ドの接地などのような,機能上の目的で行う接地。
(4) 構成,構造及び部品
番号
用語
意味
対応英語(参考)
A 400-001 医用電気機器
電源との接続部を一つだけ備え,独立した機能を
もつ単体,ラック・台車などを用いて単体を組み
合わせたもの。
A 400-002 機器の本体
附属品を除いた機器の主な部分。
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T 1011-1988
番号
用語
A 400-003 附属品
A 400-004 きょう(筐)体
A 400-005 プラグインモジュール
〔プラグインユニット〕
A 400-006 接触可能部分
A 400-007 接触可能導電性部分
A 400-008 接触可能金属部分
A 400-009 信号入力部
A 400-010 信号出力部
A 400-011 患者回路
A 400-012 永久接続
意味
対応英語(参考)
機器の使用を可能にし,便利にし,改善するため
に又は機器の機能を付加するために,その機器に
随時組み合わせて使用する部品。
ノブ,ハンドル,グリップなどを含む機器の外装。 body of equipment
共通の原則に従って設計されていて,操作者が使
用目的に応じて着脱交換ができ,かつ,本体から
切り離したとき機能しない単位機器。
道具を使用することなく触れることができる部
分。
道具を使用することなく触れることができる導電
性部分。
道具を使用することなく触れることができる金属
部分。
装着部を除き,機器の部分又は他の機器からの信
号電圧,信号電流を入力する部分。
装着部を除き,機器の部分又は他の機器へ信号電
圧,信号電流を取り出す部分。
患者がその一部を構成する電気回路。
道具を使用しなければ締めたり緩めたりすること
ができない電気的接続。
A 400-013 機能接地端子
A 400-014 機能接地線
A 400-015 保護接地端子
機能接地をするために機器に備えた端子。
機能接地端子を外部の接地端子に接続する導線。 functional earth conductor
保護接地をするための端子。着脱不能な電源コー
ドの場合は,医用差込プラグの接地接点とする。
A 400-016 保護接地線
A 400-017 追加保護接地端子
保護接地をするための導線。
追加保護接地をするための端子。
A 400-018 追加保護接地線
A 400-019 機能絶縁
A 400-020 基礎絶縁(1)
A 400-021 補強絶縁(2)
A 400-022 二重絶縁
A 400-023 強化絶縁
A 400-024 医用絶縁変圧器
A 400-025 空間距雌
A 400-026 沿面距離
A 400-027 電源一次回路
A 400-028 内部電源
A 400-029 内部電源機器
追加保護接地端子と外部の保護接地系との間を接
続する導線。
電位差をもつ生きている部分間に設ける,正常機
能のために必要な絶縁。
電撃に対する基礎的な保護のために,生きている
部分に設ける絶縁。
基礎絶縁の失効による危険を防止するため,基礎
絶縁に追加して設ける基礎絶縁とは別の絶縁。
基礎絶縁(1)と補強絶縁(2)で構成した絶縁。
二重絶縁に匹敵する能力をもつ単一の絶縁。
医用電気機器を商用電源から絶縁し,電力を医用
電気機器に供給する変圧器。
二つの導電性部分間の空間での最短距離。
二つの導電性部分間の絶縁物の表面に沿った最短
距離。
電源に電気的に導電接続した機器内の回路。
機器を動作させるために必要かつ,十分な電力を
もち,その機器に組み込んだ電源(電池)。
内部電源を使用し,外部電源に接続できない構造
の機器。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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T 1011-1988
番号
用語
A 400-030 医用差込接続器
A 400-031 医用差込プラグ
A 400-032 医用コンセント
A 400-033 電源接続器
A 400-034 補助電源ソケット
A 400-035 固定電源コード
A 400-036 着脱電源コード
A 400-037 固定形機器
A 400-038 据置形機器
A 400-039 可搬形機器
A 400-040 移動形機器
A 400-041 携帯形機器
A 400-042 車載用機器
A 400-043 手持形機器
A 400-044 デッドマン形
A 400-045 防水形機器
A 400-046 防滴形機器
【ぼうてきがたきき】
A 400-047 防まつ(沫)形機器
A 400-048 防浸形機器
A 400-049 センサ
A 400-050 トランスデューサ
A 400-051 不分極電極
A 400-052 関電極
【かんでんきょく】
意味
対応英語(参考)
医用電気機器と商用電源の電路との接続に使用す
る接続器具で,医用コンセント及び医用差込プラ
グから構成する。
機器の電源コードに取り付けられ,医用コンセン
トに差し込む,電撃防止を配慮した3極の接続器
具。
医用差込プラグを挿入するための電撃防止を配慮
した商用電源側の3極の接続器具。
道具を使用することなく,着脱電源コードを機器
に着脱するための接続器具。
併用する医用電気機器又は医用電気機器の分離し
た部分に商用電源を供給するために,その機器に
設けたソケット。
機器への取付方法が,道具を使用しなければ取り
外しできない電源コード。
電源接続器によって機器に接続する電源コード。 detachable (power supply)
建物,車両などの特定の場所にねじ止めするか,
又は他の方法で止め付けて使用する機器。
固定機器又は一定の場所で使用する機器。
範囲に制限なく容易に移動できる移動形及び携帯
形機器。
機器に備えた車輪などで移動する可搬形機器。
人手で持ち運べる可搬形機器。
車両又はトロリーに乗せて使用するために,特別
に設計された機器。
手で保持して使用する機器。
使用者が操作器に力を加えている間だけ動作する
形式。
防滴形機器,防まつ形機器及び防浸形機器の総称。 water-proof equipment
機器の正常かつ安全な動作に影響するおそれがあ
る部分への,落下する液体の浸入を防止する外装
を備えた機器。
機器の正常かつ安全な動作に影響するおそれがあ
る部分への,あらゆる方向からの液体の飛まつ
(沫)の浸入を防止する外装を備えた機器。
規定の条件で水中に浸したとき,危害を生じるお
それがある部分への水の浸入を防止する外装を備
えた機器。
物理量,化学量などを感知するもの。
入力量を異なった種類のエネルギーの出力量に変
換する部分又はもの。
生体などの電解質に接触させたとき分極電圧が小
さな電極。
(1) 生体電位計測で,計測しようとする信号を導 different electrode
出するための電極。
(2) 治療器で治療すべき部位に当てて通電する電
極。
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T 1011-1988
番号
用語
A 400-053 不関電極
【ふかんでんきょく】
A 400-054 カテーテル
A 400-055 カニューレ
A 400-056 血液フィルタ
意味
対応英語(参考)
(1) 零電位又は基準電位を導出するための電極。 indifferent electrode
(2) 治療器を機能させる電極のうちで,生体作用
を生じさせないようにした電極。
生体内に挿入して計測,体液の導出,薬液の注入,
刺激などを行う細長い管。
生体内の分泌物,炎症性浸出液及び漏出液の排除
又は薬液を注入するための比較的短い管。
輸血セットや体外循環回路などに用いて,臓器の
機能障害の原因となる血液中に析出した粒子を除
去するためのフィルタ。
注(1) JIS C 0702(クラスII電気機器の絶縁構造通則)の2.(1)の機能絶縁に相当する。
(2) JIS C 0702の2.(3)の保護絶縁に相当する。
(5) 情報処理及び結合技術
番号
用語
A 500-001 標本化
意味
対応英語(参考)
(1) 連続的な信号を一定の規則に従って抜き出す sampling
操作。
(2) 統計的な処理の場合,全数調査することが困
難なとき,全数調査をしたのと同じ結果にな
るように一部の標本を取り出す操作。
電圧とか電流などの連続的な物理量を離散的な数
値で表現する操作。
A 500-002 量子化
A 500-003 AD変換
A 500-004 DA変換
A 500-005 加算平均
A 500-006 平均応答
A 500-007 周波数分析
アナログ量をある一定の誤差範囲で離散的な数値
のディジタル量に変換する操作。
ディジタル量をアナログ量に変換する操作。
繰り返される信号を重ね合わせ,それを総数で割
る操作。
備考 雑音に埋もれた信号を抽出することな
どに使われる。
N回刺激(入力)後の応答波形を,ある短い区間 average response
について,各刺激(入力)後の時間経過の等しい
点の値をN回加算する操作によって得られた統計
処理結果。
周期性をもつ現象の周波数成分の大きさを,関数
として求めること。
(6) 表示,記録,単位及び文書
番号
用語
A 600-001 附属文書
A 600-002 製造番号
意味
対応英語(参考)
機器の使用者,操作者及び設置業者のために,す
べての重要な情報を記載し,機器又は附属品に附
属させる文書。
ある型式の機器の個々の製品を識別するために用
いる数字又は数字と記号との組合せ。
A 600-003 取扱説明書
機器を安全に正しく使用するために,機器の操作,
設置,組立て,保管,保守及び修理に関する事項,
並びに機器の構成,原理及び動作を理解するため
に必要な事項を記載し,機器と共に使用者に提供
する文書。
A 600-004 保証書
製造業者の保証責任及びその保証条件を記述した
文書。
数値によって数量を表現すること。
A 600-005 ディジタル表示
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T 1011-1988
番号
用語
A 600-006 アナログ表示
A 600-007 CRT表示
A 600-008 マーカ
A 600-009 ペンレコーダ
A 600-010 インク噴射式レコーダ
〔インクジェット式レコ
ーダ〕
A 600-011 熱ペンレコーダ
A 600-012 電磁オシログラフ
A 600-013 データレコーダ
A 600-014 ハードコピー
A 600-015 ビデオファイル
A 600-016 X-Yレコーダ
A 600-017 円弧書きオシログラフ
A 600-018 直線書きオシログラフ
A 600-019 自動平衡記録計
A 600-020 ソナグラム
A 600-021 刻時目盛
意味
数量を物理的な連続量によって表現すること。
対応英語(参考)
現象,データなどをブラウン管面上に表示するこ
と。
記録装置やブラウン管装置などによる測定で用い
られる目印。
ペンの動きによって曲線が記録紙上に描かれる記
録装置。
インクを噴射させて記録する記録装置。
熱ペンと感熱紙を用いた記録装置。
ガルバノメータを用い,コイルの偏向を光学的て
こによって拡大して記録する装置。
計測用のデータを磁気テープなどに記録する装
置。
機器の出力をそのまま目で見えるように紙などに
記録したもの。
画像情報を磁気などで記録,保存したもの。
2変数を直角座標を用いて紙などに記録する装 X-Y recorder
置。
ペンの一端が固定されていて,ペンの振れ角が入
力信号の大きさに比例する記録装置。
ペンの振れ幅が入力信号に直線的に比例する記録
装置。
サーボモータとポテンショメータを使用し,自動
的に記録ペンの位置を入力信号と平衡状態に保つ
ようなフィードバック機能をもつ記録装置。
周期波スペクトルの時間的変化を記録する装置で
あるソナグラフによって記録されたもの。
経過時間を知るために一定時間間隔で付けられた
標識。
(7) 試験
番号
用語
A 700-001 形式試験
【かたしきしけん】
A 700-002 漏れ電流測定用器具
A 700-003 試験環境
A 700-004 予熱
A 700-005 ファントム
意味
対応英語(参考)
ある機種を代表するサンプルについて,規格に示
されたすべての条項を満足しているかどうかを判
定するために行う試験。
電気刺激に対する人体の周波数特性を考慮に入
れ,漏れ電流を測定する器具。
試験のために定めた周囲温度,相対湿度,気圧な
どの環境。
機器の調整,試験などに先立ち,機器の動作,負
荷などを正常状態とするために行う加熱処理。
機器の性能を試験,校正する際に,人体を模擬す
る器具。
A 700-006 ダミー
機器の調整及び試験のために用いる模擬物体。
A 700-007 抗血栓性試験
血液に接触する生体医用材料(物)の血栓生成を
【こうけっせんせいしけ
防ぐ程度を調べる試験。
ん】
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T 1011-1988
番号
用語
A 700-008 溶出物試験
A 700-009 テストピース
A 700-010 テストチャート
A 700-011 最大許容動作値
A 700-012 真(の)値
意味
対応英語(参考)
生体医用材料から試験液中に溶出する物質の種類
及び程度を調べる試験。
試験用材料片。
特性試験,調整などに用いる基準図形。
製造業者が指定している使用可能な物理量の最大
値。
ある量を誤差の伴わない方法で測定した場合の
値。
備考 実際には,測定によって真の値を求め
ることができないので,できるだけ真
の値に近い協約値 (conventional true
value) が,真の値の代わりに用いられ
る。協約値としては,国家標準にトレ
ーサビリティをもつ値,又は製造業者
と使用者との間で標準として取り決め
られた値が用いられる。
A 700-013 測定値
測定によって求めた値。
備考 読み(値)に校正係数を適用して得ら
れる値(通常は比率単位の明確な物理
量)。又は更に統計的処理などを施した
真(の)値とみなせる値。
A 700-014 読み(値)
A 700-015 (測定)誤差
測定量について,計測器から得たままの値。
測定値,設定値又は定格値と,測定又は供給した
量の真の値との違い。
備考 誤差の大きさは,絶対誤差,誤差率又
は百分率平均誤差で表される。
(8) 使用,点検,保守,保管及び設備
番号
用語
意味
A 800-001 患者環境
A 800-002 保管環境
患者の体表から2.5m以内の空間。
A 800-003 患者
A 800-004 保守
検査,診断又は治療の対象となるすべての人。
A 800-005 保管
A 800-006 長期保管
A 800-007 修理
対応英語(参考)
機器の包装を解いた状態で,主電源から切り離し
て次の使用のために保管している場合の環境。
機器の性能を維持し正しく作動させるために行う
作業。
機器及び附属品の不稼働状態で,かつ指定された
条件での管理。
指定された条件で特定の準備又は長期間監視を必
要とする保管。
機能を失うか又は仕様に適合しなくなった機器
に,仕様どおりの性能を回復させること。
A 800-008 組合せ使用
2台以上の機器を同一患者に同時に使うこと。
A 800-009 連続運転
〔連続動作〕
A 800-010 間欠運転
〔間欠動作〕
A 800-011 短時間運転
〔短時間動作〕
指定された方法で連続して運転する状態。
指定された方法で運転・休止を繰り返して行う状
態。
指定された方法で短い時間運転する状態。
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T 1011-1988
番号
用語
A 800-012 スタンバイ状態
〔待機状態〕
A 800-013 レディ状態
〔準備完了状態〕
意味
装置を動作させるために必要な前準備の状態。
対応英語(参考)
すべての運転条件が選択され,かつ,すべてのイ
ンターロックが解除された後,一操作によって動
作開始が可能な状態。
A 800-014 インフォメーションデー
機器本体,附属品,附属文書などに記載された寸
タ
法,質量,消費電力,性能,出力などの標準値。
〔情報データ〕
A 800-015 保証データ
操作,保管及び輸送の条件を含み,製造業者がそ
の機器の性能,出力を保証する許容差又は限界値
を示した仕様。
A 800-016 再調整
A 800-017 使用(責任)者
A 800-018 操作者
A 800-019 医用室
A 800-020 医用接地方式
A 800-021 等電位化
A 800-022 等電位接地
A 800-023 系統外導電性部分
A 800-024 接地極
A 800-025 接地幹線
A 800-026 接地分岐線
A 800-027 医用接地センタボディ
A 800-028 医用接地センタ
A 800-029 医用接地端子
A 800-030 一般非常電源
A 800-031 特別非常電源
A 800-032 瞬時特別非常電源
【あいしーゆー】
故障時又は故障修理後に行う調整。
機器の使用及び保守について責任がある人又は機
関。
機器を操作する人。
診察,検査,治療,監視などの医療を行うための
室。
保護接地及び(又は)等電位接地を施すための接
地設備で,医用のため特に考慮した接地方式。
機器の露出導電性部分及び系統外導電性部分を一
点に電気的に接続して,相互間の電位差がないよ
うにすること。
等電位化したものを接地すること。
電気設備の部分を構成しない導電性部分で,大地
との電位などを伝えるおそれがあるもの。
(1) 大地との電気的接続を行うため大地に接触さ earth electrode
せた導電体。
(2) 医用差込プラグの接地刃。
接地極から医用接地センタの分岐バーまでの接地
線。
医用コンセント及び医用接地端子の接地リード
線,露出導電性部分又は系統外導電性部分からの
接地線で,医用接地センタへ集合させるもの。
接地分岐線を集合して接地幹線へ接続するための
もので,分岐バー,導線,試験端子などで構成さ
れるもの。
医用接地センタボディーを収容する外箱を含めた
ものの総称。
接地分岐線と保護接地線を接続するための端子。 medical earth terminal
商用電源が停止したとき,40秒以内に自動的に負 general emergency power
荷に電力を供給するための電源。
商用電源が停止したとき,10秒以内に自動的に負 special emergency power
荷に電力を供給するための電源。
商用電源が停止したとき,0.5秒以内に自動的に負 instantaneous special
荷に電力を供給するための電源。ただし,無停電
電源は除く。
病院内の一定区域に重症患者を収容し,集中的に
監視して直ちに救急処置を行うための施設。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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T 1011-1988
番号
用語
【しーしーゆー】
A 800-035 誤操作
A 800-036 誤使用
意味
対応英語(参考)
病院内の一定区域に特定の急性心疾患患者を収容
し,重点的に監視,治療を行うための施設。
指定された操作方法に反した操作。
指定された機器の使用目的に反した使用。
引用規格:
JIS C 0702 クラスII電気機器の絶縁構造通則
関連規格:
JIS C 0703 低圧電気機器の絶縁基準
JIS C 0920 電気機械器具及び配線材料の防水試験通則
JIS T 1001 医用電気機器の安全通則
JIS T 1002 医用電気機器の安全性試験方法通則
JIS T 1022 病院電気設備の安全基準
JIS Z 4005 医用放射線用語
IEC 50-391 International electrotechnical vocabulary. Detection and measurement of ionizing
radi-ation by electric means
IEC 601-1 Safety of medical electrical equipment. Part 1 : General requirements
IEC 788 Medical radiology−Terminology
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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T 1011-1988
医用電気機器用語JIS原案作成委員会 構成表(昭和60年度当時)
(委員長)
(副委員長)
(幹事)
(事務局)
(JISC事務局)
氏名
所属
菊 地 眞
古 幡 博
関 谷 富 男
池 田 研 二
市 河 鴻 一
今 里 悠 一
潮 田 成 一
江 部 充
小 川 絜以知
小 野 哲 章
斎 藤 正 男
菅 原 淳 夫
関 口 光 夫
永 松 荘 一
藤 田 一 石
三津島 豊 秋
武 藤 浩 一
村 上 門 久
村 山 博 一
山 根 巌
楡 木 武 久
吉 田 厚
早 野 幸 雄
防衛医科大学校
東京慈恵会医科大学
防衛医科大学校
東京大学医学部
日本医科器械学会
社団法人日本放射線機器工業会
通商産業省工業技術院
日通東京病院
東京都立工業技術センター
三井記念病院
東京大学医学部
財団法人日本規格協会
日本臨床検査自動化学会
通商産業省機械情報産業局
株式会社東芝
日本光電工業株式会社
日本電気株式会社
厚生省薬務局
社団法人日本電子機械工業会
株式会社日立メディコ
杜団法人日本電子工業振興協会
工業技術院標準部電気・情報規格課(昭和63年度)
工業技術院標準部電気・情報規格課(昭和63年度)