Read this First

遺骨返還運動研究

Ethical, Legal, and Social Implication of the Repatriation Process for Human Remain

京都地裁への提訴で入廷する原告団ら。横断幕の左端が丹羽正雄弁護団長、前列右端が松島泰勝原告団長=2018年12月4日(沖縄タイムス 2021年9月29日)

Mitzub'ixi Quq Chi'j

☆ 先住民の遺骨返還における4つのアクター(松島 2026)

先住 民・先住民族

研究者(大学・博物館)

行政(教育委員会等)

市民社会(支援団体)

☆ 返還請求/請求排斥の理由

先住民が遺骨ならびに副葬品を返還請求する理 由

研究者の側が請求を排斥する理由


☆ 返還が実現されていない社会的要因

1)

2)

3)

★ 返還を実現させるための社会的要件

1)

2)

3)

★ 遺骨返還と先住民のエスニックアイデンティティとの関係

1)先住民文化運動(アイデンティティ復興、国際的な先住民運動主体との連絡・連携など)

2)先住権をめぐる訴訟(伝統的漁法や禁漁制限の免責など)

3)先住民政治運動(反ヘイト運動、中央政府のナショナリズム/愛国主義運動、地域自治あるいは独立運動)

+++++++++++++++++++++++++++++++++

理論的課題に関するメモ

+++++++++++++++++++++++++++++++++

ア メリカ人類学会連合年次大会(カナダ・バンクーバー、2019年)で池田光穂が発表したタイトル は、“Stealing remains is criminal”: Ethical, Legal, and Social Issues of the repatriation of human remains to Ryukyu islands, southern Japan(リンク先 は発表予稿)でした。今回、これを改造して、日本平和学会2020 年秋季研究集会(オンライン開催、2020年11月7-8日、横浜市立大学)にて分科会「琉球人遺骨にとっての平和とはー『研究による暴力』に対する先住 民族の抵抗と祈り」(仮題:松島泰勝座長)の中で発表することになりました。そのための、論文構想発表ノートです。

以 下に、を提示します。

1.2019年の 学会発表の要約

2.当時のELSI 研究方向の見通し

3.将来計画(2019年における)

4.状況分析(2019年〜2026年における)

倫理的側面
法的側面
社会連累/社会連関的側面
研究倫理上も未整備。その後、学術会議での検討、各学会の謝罪声明などがつづいた。研究倫理に関しての学協会全体でのコンセンサスは未だ未整備である。
2023年9月22日に大阪高等裁判所で、「琉球民族遺骨返還請求控訴事件」の控訴棄却の判決。遺骨返還を法的に命令する判決、法令は未だ存在しない。ただし「付言」のなかで、「遺骨の本来の地への返還は、現在世界の潮流になりつつある」と指摘し、返 還や移管をふくめ「適切な解決への道を探ることが望まれる」と言い切っていることは着目に値する。 ・市民団体「ニライ・カナイぬ会」の抗議活動
・新聞メディア(毎日新聞)などの国内外の遺骨返還運動の報道

★ 修復的司法と遺骨返還の論理

【遺 骨の真の返還は精神的修復の過程をなす】

謝 罪が自己目的となるとたんなる土下座をさせるクレイマーカスタマーとは変わりません。返還も泥棒が居直って「返せばいいんだろうと」被害者に毒づけば、被 害者のみならず司直すら義憤に駆り立てられます。修復的司法では、謝罪は、加害者がそのことについて反省して、被害者に赦しを求めることです。被害者の側 が赦しを与えないかぎり次のステップにはすすめません。赦しを求める加害者は、本当に自分たちに赦しが与えられるのか、赦しを「待つ」という姿勢が求めら れます。被害者は本当に「赦すことができるのか?赦す権限を自分たちは持っているのか?——遺骨が戻っても生きているものは納得しても亡くなった霊は赦し てくれるのか?」煩悶します。加害者とみなされる側は被害者にたんに赦しを請えばいいわけではなく、被害者たちがうける超時間的な煩悶にも共感することが できるまでは、赦しはありえません。さらに次のステップとして、被害者が「加害者たちの赦しを受け入れる」ことができて、はじめて和解というものが成立し ます。修復的正義の実践は法的正義の実践よりもはるかに時間的に過去と未来を巻き込むプロセスであることを、ご理解ください(→「修復的司法」)。

ク レジット:旧クレジットは「琉球遺骨返還運動にみる倫理的・法的・社 会的連累 (ELSI)」を改造したものです

Links (琉球遺骨)

Links (アイヌ遺骨)

Links (日本人論)

Links (倫理や物語)

リ ンク(アクターネットワーク)

リ ンク(ELSI)

Bibliography

Other information

Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1996-2099

For all undergraduate students!!!, you do not paste but [re]think my message.

Remind Wittgenstein's phrase, "I should not like my writing to spare other people the trouble of thinking. But, if possible, to stimulate someone to thoughts of his own," - Ludwig Wittgenstein

+

+

Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1996-2099