expand
何するコマンド?
書き方
EXPAND [-R] 展開元 展開先
もしくは
EXPAND -R 展開元 [展開先]
もしくは
EXPAND -I 展開元 [展開先]
もしくは
EXPAND -D CABファイル名 [-F:ファイル名]
もしくは
EXPAND CABファイル名 -F:ファイル名 展開先
オプション
| オプション | 説明 |
|---|---|
| -R | 展開先のファイル名を指定する |
| -I | 展開先のファイル名を指定する。フォルダ構成は無視する |
| -D | 展開元の中身を表示する |
| -F:【ファイル名】 | 展開するファイルを指定する |
補足事項
どんな圧縮ファイルでも解凍できる訳では ありません。
ご注意ください。
一般的な圧縮形式であるzipやlzhは解凍できません。
役立たずですね。
おっと、つい本音が漏れてしまいました。
「expand」コマンドさんは、cab形式の圧縮ファイルを解凍するときに重宝します。
例えば「A.txt」を圧縮したファイル「A.cab」があったとします。
この状態で
EXPAND A.cab hoge.txt
を実行すると「hoge.txt」という名前で解凍されます。
「どの圧縮ファイルを、どんな名前で解凍するよ」と指定した形です。
「どんな名前で解凍するよ」を省略する場合は
EXPAND -R A.cab
のように書きます。
実行すると「A.txt」という名前で解凍されます。
「-R」オプションを付けないで
EXPAND A.cab
のように書くと「展開先が指定されていません」と怒られます。
ご注意ください。
また別の例として「B」というフォルダの中に「C.txt」を置いて、それを「B」フォルダごと圧縮したファイル「BC.cab」があったとします。
「B\C.txt」→「BC.CAB」の形です。
この状態で
EXPAND -R BC.cab
を実行すると「B」フォルダの中に「C.txt」ができる形で解凍されます。
「どの圧縮ファイルを解凍するよ」を指定して「どんな名前で解凍するよ」を省略した形です。
さぁ、ここでついに「-I」オプションの登場です。
EXPAND -I BC.cab
を実行すると「C.txt」だけができる形で解凍されます。
「B」フォルダは作られません。
ご注意ください。
「どの圧縮ファイルを解凍するよ」を指定して「どんな名前で解凍するよ」を省略した形ですが「-I」オプションが付いているので元々のフォルダ構成は無視されます。
また別の例として「D」というフォルダの中に「E.txt」と「F.txt」を置いて、それを「D」フォルダごと圧縮したファイル「DEF.cab」が あったとしましょう。
「D\E.txt」と「D\F.txt」→「DEF.CAB」の形です。
この状態で
EXPAND -D DEF.cab
を実行すると、実行結果は
def.cab: E.txt
def.cab: F.txt
に なります。
圧縮ファイルの中身が表示されました。
さらに
EXPAND DEF.cab -F:E.txt .
を実行すると「D」フォルダの中に「E.txt」ができる形で解凍されます。
「どのファイルを展開してくださ~い」を指定した形です。
指定していない「F.txt」は解凍されません。
ご注意ください。
