compact
何するコマンド?
ファイルやフォルダを圧縮(NTFS圧縮)したり解凍したりするときに使うコマンド
書き方
compact [オプション] [対象のファイルもしくはフォルダ]
オプション
| オプション | 説明 |
|---|---|
| /C | 圧縮する |
| /U | 解凍する |
| /S:【フォルダ名】 | 指定したフォルダと、そのサブフォルダを対象に含める |
| /A | 隠しファイルやシステムファイルも表示する |
| /I | エラーが発生しても気合で処理を続行する |
| /F | すでに圧縮済みのファイルも対象に含める(圧縮済みのファイルも含めて、指定されたすべてのファイルを強制圧縮します。既定の設定では圧縮済みのファイルはスキップされます) |
| /Q | 重要な情報だけ表示する |
補足事項
圧縮は「ファイルやフォルダを1つにまとめてキュッと潰すこと」です。
解凍は「1つにまとめてキュッと潰されたファイルを潰される前の状態に戻すこと」です。
圧縮の逆ですね。
以上を踏まえて
ファイルやフォルダを圧縮・解凍するときに使うコマンド
が「compact」コマンドです。
ただし、ここで登場する圧縮は、一般的に「NTFS圧縮」と呼ばれている圧縮です。
みなさんが「圧縮」と聞いて想像するであろう、拡張子(ファイルの種類を表す目印)が「.zip」になったり「.lzh」になったりする圧縮では ありません。
ご注意ください。
Windows 11を例に説明しますが、何かのファイルを右クリックして、出てきたメニューの一番下にある「プロパティ」を選択すると「○○のプロパティ」という画面が開きます。
その「○○のプロパティ」画面の「全般」タブの下の方に「属性:」という部分があるはずです。
「□ 読み取り専用(R)」や「□ 隠しファイル(H)」のような表記があるところです。
その「属性:」欄の右の方に「詳細設定(D)」というボタンがあるので、そこをポチっと押します。
そうすると「属性の詳細」という小画面が新しく開かれます。
この「属性の詳細」画面には「圧縮属性または暗号化属性」という欄があり、その欄の中に
内容を圧縮してディスク領域を節約する(C)
という項目があります。
この項目にチェックを付けると、ファイル名や拡張子はそのままですが、何となくファイルが圧縮されるのです。
そして「compact」コマンドは、このチェックを付けたり外したりするのと同じ意味合いを持つコマンドです。
実際に「compact」コマンドを使って圧縮すると「内容を圧縮して~」の項目にチェックが付きます。
逆に解凍すると「内容を圧縮して~」の項目のチェックがなくなります。
繰り返しになりますが、みなさんが一般的にイメージするであろう圧縮ファイルを作るコマンドでは ありません。
ご注意ください。
また「compact」コマンドの使い方は「/C」オプションを指定して
compact /C hoge.txt
とすれば圧縮です。
「/U」オプションを指定して
compact /U hoge.txt
とすれば解凍です。
それさえ覚えておけば基本的には事足ります。
あと覚えておくべきことは、対象のファイル(フォルダ)の指定にパターンマッチが使えることですね。
例えば
compact /C *.txt
のように指定すると、ファイル名が「.txt」で終わる全ファイル、つまり、拡張子が「.txt」の全ファイルを圧縮対象にできます。
その他のオプションは付けなくても大して困らないはずです。
必要があれば、適当に意味を調べて付けてあげてください。
