工事担任者(総合通信)とは?できる仕事・年収目安・おすすめ資格セットまでやさしく解説
私も取得した国家資格の工事担任者(総合通信)についてご紹介します。
はじめに結論です。工事担任者(総合通信)は「回線と端末を安全につなぐ」仕事で評価されやすい国家資格です。
現場では“できる/できない”がはっきり分かれ、転職・資格手当・任される範囲に効いてきます。
この記事では、就ける仕事、メリット、年収目安、取得ルート(CBT/養成課程)、おすすめ併願資格までまとめます。
工事担任者(総合通信)で「できること」
ここだけ読めばOK:総合通信は、アナログ/デジタル両方の回線に端末設備等を接続する工事を“自分で”または“監督して”行えます。 dekyo.or.jp+1
工事担任者は、電気通信回線に端末設備または自営電気通信設備を接続する工事を行う/実地に監督するための資格です。 dekyo.or.jp
そして「総合通信」は、アナログ伝送路設備・デジタル伝送路設備の両方に端末設備等を接続する工事を扱えるのが強みです。 dekyo.or.jp
現場でよく出る言い方にすると、“回線側(事業者設備)とお客さま側(端末・構内設備)をつなぐ”ところの責任を持てる資格、というイメージです。
どんな仕事に就ける?具体的な職種例
ここだけ読めばOK:通信工事だけでなく、LAN/音声/ネットワーク運用寄りの仕事にもつながります。
総合通信は「端末設備の接続」が主戦場なので、就職先・職種はわりと広めです。たとえば、こんな仕事に直結します。
通信工事会社:光回線の引込、ONU周り、構内配線、各種試験
オフィス/工場のネットワーク工事(LAN):配線・機器接続・疎通確認、障害切り分け
PBX/IP-PBX・IP電話(VoIP)周り:構築・更改、設定、通話試験(現場立会いが多い)
ビル設備・データセンター周り:ラック/配線/回線手配、運用保守、手順書整備
通信キャリア(IT企業インフラエンジニア)/回線事業者の協力会社/:現地対応、工事調整、品質管理(ポジション次第で“監督”側へ)
「現場で手を動かす」だけでなく、経験が積めると工事調整・設計・品質管理・運用保守へ寄っていくルートも現実的です。電気通信分野は需要が続きやすい、という説明も公的データ側にあります。 職業情報提供サイト(job tag)
メリット:現場・転職・キャリアの効き方
ここだけ読めばOK:法令・技術基準が絡む“接続”の場面で、資格がそのまま信用になります。 dekyo.or.jp+1
メリット1:現場で「任せられる範囲」が増える
接続工事はミスると影響範囲が大きいので、資格者が工事/監督できる体制が重視されます。 dekyo.or.jp
結果として、立会い・試験・報告書など、周辺業務もセットで任されやすくなります。
メリット2:求人票で“刺さりやすい”
通信工事・ネットワーク工事は、募集要件に「工事担任者」が出ることが珍しくありません。
未経験〜経験浅めでも、勉強して取った事実が“基礎がある”サインになります。
メリット3:キャリアの上流に行きやすい
総合通信は「デジタルのみ」より守備範囲が広いので、施工管理・設計・運用へ伸ばすときに説明がしやすいです。
年収の目安(データで見る)
ここだけ読めばOK:資格単体より“職種と立ち位置”で決まります。目安として、電気通信系は年収600万円台の統計もあります。
まず注意点として、「工事担任者=年収◯万円」では決まりません。ただし、近い職業カテゴリの統計は目安になります。
厚労省の職業情報(Job Tag)では、電気通信技術者の年収が全国で約628.9万円(統計加工値)と示されています。 職業情報提供サイト(job tag)
同じくJob Tagで、現場寄りの電気工事士は全国で約547.6万円が掲載されています。 職業情報提供サイト(job tag)
ここから逆算すると、ざっくりこんなイメージです(経験・地域・企業規模で上下します)。
年収イメージ(超ざっくり)
現場施工・保守(メンバー):500万円前後〜
施工管理・品質管理(主担当〜リーダー):550〜700万円帯が見えやすい
設計・PM・キャリア/大手案件:**700万円〜**も狙える(要スキル+実績)
✅ 要約ボックス:年収を上げる最短ルート
**「工事(資格)× 施工管理(役割)× ネットワーク(設計/運用)」**の掛け算にすると伸びやすいです。
取得方法は2ルート:CBT試験/養成課程(eLPITなど)
ここだけ読めばOK:いまはCBT方式で受けられます。養成課程(eLPIT等)で“修了試験CBT”ルートもあります。 株式会社CBT-Solutions+3dekyo.or.jp+3dekyo.or.jp+3
工事担任者は、試験科目が「基礎・技術・法規」の3科目です。 dekyo.or.jp
受験ルートは大きく2つあります。
ルートA:国家試験(CBT方式)
日本データ通信協会(電気通信国家試験センター)の案内では、CBT方式による試験申請の流れが整理されています。 dekyo.or.jp+1
会場予約の手順などはCBT事業者側の案内にもまとまっています。 株式会社CBT-Solutions
おすすめ本
ルートB:養成課程(例:eLPIT)
eLPIT(工事担任者養成課程)は、受講料に初回の修了試験(CBT)の受験料が含まれると明記されています。 dekyo.or.jp
修了試験(CBT)の案内は、試験運営側(Prometric)にも掲載があります。 プロメトリック
養成課程はwebテキスト、テストの復習だけで十分合格できた。
あなたのエピソード(本文に入れ込み例)
私の場合は、一般教育訓練給付金を使って費用負担を抑えつつ取得しました。
さらに、eLPITで養成講座を受けたので、試験はCBT。日程を組みやすく、学習→受験までの流れが作りやすかったです。
一般教育訓練給付金で費用を抑える
ここだけ読めばOK:一般教育訓練は“受講費用の20%(上限10万円)”が修了後に支給されます。 厚生労働省+1
一般教育訓練給付金は、厚労省の案内で**教育訓練経費の20%(上限10万円)**とされています。 厚生労働省+1
細かい支給条件や手続きは、住所地を管轄するハローワークでの確認が確実です。
失敗しがちなポイント(チェックリスト)
申し込み前に「自分が対象か」を照会しておく
受講修了後の申請期限を忘れない
領収書・修了証など、必要書類を最初から保管する
併せて取りたい資格(目的別セット)
ここだけ読めばOK:“現場の強さ”か“上流(管理/設計)”かで、セット資格が変わります。
1) 現場で即効性を出すセット
第二種電気工事士:電源周り・設備工事に寄れる(現場の幅が広がる)
高所作業車/フルハーネス等:案件によっては必須級(安全系は強い)
2) 年収レンジを上げたい(施工管理に寄せる)セット
電気通信工事施工管理技士(2級→1級):現場の“まとめ役”になれる。求人でも強い
(施工管理は求人年収レンジが大きくなりやすい傾向があります。※参考として求人例では700万円〜の提示も見られます。) doda+1
3) ネットワーク設計・運用に寄せるセット
CCNA(ベンダ資格):LAN/WAN、ルーティングの説明力が上がる
情報セキュリティ系(情報セキュリティマネジメント等):現場でも“セキュリティが分かる人”は重宝
4) 将来「監督責任」側に行くセット
電気通信主任技術者:電気通信ネットワークの工事・維持運用の監督責任者側で必要になる場合がある、と職業情報側でも触れられています。 職業情報提供サイト(job tag)
✅ 要約ボックス:迷ったらこの2択
現場で強くなる→「第二種電気工事士」/年収を伸ばす→「電気通信工事施工管理技士」 が選びやすいです。
勉強のコツ(3科目を最短で回す)
ここだけ読めばOK:まず法規で“落とさない”、次に技術で得点源、最後に基礎は毎日少し。
試験科目は「基礎・技術・法規」の3つです。 dekyo.or.jp
おすすめは、法規→技術→基礎の順で回すこと。法規は暗記寄りで伸びやすく、得点の土台になります。
技術は出題範囲が広いので、過去問(または問題演習)で“出る形”に慣れるのが早いです。
基礎は一気にやると忘れやすいので、毎日短時間で積み上げるのが向きます。
学習スケジュール例(1日30〜60分)
1〜2週目:法規を一周+用語整理
3〜6週目:技術の演習→弱点ノート
7週目以降:3科目をローテしつつ模試(or演習)で仕上げ
まとめ:次にやること
工事担任者(総合通信)は、“つなぐ工事”の安心を担保する資格として現場で効きます。 dekyo.or.jp+1
年収は資格単体では決まりませんが、統計上の近い職域では年収500〜600万円台のデータが見えます。 職業情報提供サイト(job tag)+1
取り方はCBT試験ルートのほか、あなたのようにeLPIT等の養成課程→修了試験CBTという組み方も可能です。 dekyo.or.jp+1
参考
外部リンク(権威ソース推奨)
日本データ通信協会(電気通信国家試験センター):工事担任者とは/試験案内 dekyo.or.jp+2dekyo.or.jp+2
e-Gov法令検索:工事担任者規則 e-Gov 法令検索
厚生労働省:教育訓練給付制度(一般教育訓練 20% 上限10万円) 厚生労働省+1
Job Tag(厚労省):電気通信技術者/電気工事士(年収統計) 職業情報提供サイト(job tag)+1
eLPIT:料金・給付金案内 dekyo.or.jp+1
出典候補URL(検証メモつき)
- https://www.dekyo.or.jp/shiken/charge/about
検証メモ:総合通信の工事範囲/試験科目(3科目)の根拠に使用
- https://laws.e-gov.go.jp/law/360M50001000028/
検証メモ:工事担任者が行える/監督できる範囲の法令根拠(条文確認)
- https://www.dekyo.or.jp/shiken/charge/guide
検証メモ:CBT方式試験の申請手順の根拠
- https://www.dekyo.or.jp/elpit/contents2/guide/charge.html
検証メモ:eLPIT受講料に「初回修了試験(CBT)受験料が含まれる」根拠
- https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/kyouiku.html
検証メモ:一般教育訓練給付(20%・上限10万円)の根拠
- https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/274
検証メモ:電気通信技術者の年収統計(約628.9万円)の根拠
