文学フリマ東京でなぜか体重測定をした日 〜罪の自白と懺悔〜
5月4日、東京ビッグサイトは文学フリマが行われていました
文学を愛する人々が集うフリーマーケット方式のイベントでした
そこでは、様々な人々がいました
TALESなどのプラットフォーム関係者のブースから、我々のような一般のブースまでたくさんのブースがありました
そこでは、文学者然とした出で立ちで純文学を売る人、ガーリーなファッションでファンタジー小説を売る人、ライターっぽい顔でノンフィクション作品を売る人、世界を旅してるような出で立ちで写真集を売る人、TANITAの体重計で体重を測っている人、様々人々がいました
…
……
………
んっ? TANITAの体重計で体重を測ってる人?

そうですね
最後、ちょっと1個おかしいの混ざってましたね
実は…最後のTANITAの体重計で体重測定をしていた様子のおかしな人は私です
私は文学を愛する人々が心温まる交流をしている中で1人、上着を脱ぎ、ポケットからサイフとスマホを出してなるべく正確な体重を測ろうとする、健康診断で皆さんがよくするムーブをしていました
読んでいて 岩男はなんのはなしをしているのだろうか と思った人、正解です
私も自分で書いていて なんのはなしをしているのかわかりません
ただ1つだけ言えるのはこの私のおかしな行動は
なんのはなしですか の創設者
コニシ木の子さん
の進言によるものでした
私の記事を読んでくれる人は知っている方も多いと思いますが、一応説明すると、なんのはなしですか というのは コニシ木の子さんという方が作ったnoteの創作ジャンルの1つで、なんのはなしかわからないはなし をひと月のうちの定められた期間に #なんのはなしですか というタグをつけて投稿するとコニシさんが記事の感想を書いたマガジンに収録してくれるというもので、延べ数万の記事が投稿されている人気のタグ、ジャンルです
私は以前からこの なんのはなしですか に参加していて、文学フリマに参加する事とそれに向けてダイエットをしていることを投稿記事に書いていました
コニシさんはその記事を 回収 と呼ばれるマガジン収録をしてくれて、記事に感想を書いてくれました
その感想、メッセージがコチラです↓
文フリにて体重計に公開で乗り、その日の体重を日付の代わりにサインしてくれるはずと書きました。
文学フリマの会場で皆さんの前で公開で体重を測って日付の変わりにサインするはず?
なにを言ってるのかわかりませんでした
生まれてはじめて参加する文学フリマで、文学を愛する人達が交流をしている中で体重測定をしろと?
家から東京ビッグサイトまで電車で2時間の道のりのカバンに体重計を持っていけと?
その後開催される打ち上げに体重計を持っていけと?
考えれば考えるほど
なんて面白いことを振ってくれたんだ
という思いが湧いてきました
おそらく、文学フリマで体重測定をするのは私が史上初になるだろうことを考えてニヤニヤが止まりませんでした
もしも当日、誰からもサインを求められなくて、体重計を使う機会がなかったとしたら…ヤバイ、面白いぞそれも
もしも、コニシさんが私に体重計を持っていくことを進言したことを忘れていたら…ヤバイ、それは1番面白い
サインを求められて史上初の文学フリマで体重測定をした男になっても良いし、せっかく持っていったのに全く使う機会がなくても良いという、どちらに転んでも面白いというのはもう勝ち確定でした
そして当日、私は14時からブースの店番担当でした
隣には、私が1年前にnoteをはじめた当初からの3人の推しノーター、ゆりゆりこさん、紫吹はるさん、ポエムおじさんの中の1人の ゆりゆりこさんが同じブース番としていました
ゆりゆりこさんは私の 推し であると同時に 誰からも相手にされてない私を面白いと言ってたくさん紹介記事を書いてくれた恩人でもありました
そんな恩人との初対面でガチガチに緊張する中、私の眼前に既視感のある爽やかな顔面が現れました
それは最近、noteの記事で顔出しをされた えむのマイトンさんでした
私は顔出し記事を何度も読んでいたのですぐに認識できました
マイトンさんは私にとっていろいろ学ばさせていただいたnoteの師匠の1人でした
恩人、師匠との初対面で緊張がピークの中、マイトンさんが言いました
岩男さん、本にサイン下さい
ついに文学フリマ史上初、会場で体重測定する男が誕生することになりました
私はなるべく正確な体重を計るために、ポケットからサイフやスマホやガムを出しました
その様子はまるで
万引きGメンに捕まって、盗った商品を全て出せと言われている高齢女性でした
私は素直に盗んだサイフやスマホやガムを出しま…
間違えました
私は何も盗んではいませんでした
ポケットからいろいろなものを出している間に結構時間が経ってしまって、マイトンさんを待たせてしまっていることに焦った私は体重計を粗雑においてしまい
ガシャン
という大きな音が出てしまいました
その音で周囲の人々の視線が集まりました
衆人環視の中、測定した 78.5キロ と表示された体重計をタテに持って、まるで
勝訴 と書いた紙をマスコミに公開する被告みたいにマイトンさんに見せつけました
キョトンとするマイトンさんに岩男被告は コニシさんに言われたんです 本当です 信じてください と新たな証言を唱え、事件には真犯人がいることを訴えました
一連の流れを見ていた ゆりゆりこさんが優しく微笑みながら
岩男さん、ブースの自分達のエリアからはみだすと運営から怒られますから気をつけてください
と言ってくれました
その言葉で我に返りました
実は私は体重計の他に、念のためウエストを測るためのメジャーをカバンに忍ばせていました
ゆりゆりこさんの言葉がなかったら、文学フリマの会場で上半身裸になってウエストを測っていたかもしれません(たぶん言葉がなくても大丈夫だったと思うのでチ部の皆さん、岩男を見捨てないでください)
かくして私は史上初の文学フリマで体重測定をした男になったわけですが、マイトンさんの本にサインと体重を書くときに信じられない事が起こりました
78.5キロ と書こうとしたのですが、あまりの緊張でカタカナの キ がどんな文字だったかどうしても思いだせませんでした
キ が思い出せなかった私は、断念してひらがなで書きました
しかもなぜか体重を2回書いてしまいました
そして、それほど緊張しているのを知られるのが恥ずかしくてポーカーフェイスでやり過ごしました
結果、すました顔で私が書いたサインは
東京ローカル 岩男
78.5きろ 78.5きろ
というわけのわからないものでした
実際に書いたサイン等をマイトンさんが記事にしてくれてるので確認してみてください
確認しました?
私、実は2回書いちゃったのはそこまで恥ずかしくなかったのですが、カタカナを忘れてしまったのはどうしても恥ずかしくて言えなくて、マイトンさんに
いや〜緊張して2回書いちゃいましたよ
と言って2回書いた罪を自白することにより、カタカナを忘れたことを今日までひた隠しにしていたことを懺悔します
懺悔も終わってスッキリしたのでこの辺で失敬させていただきます🌊🌊🌊
