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#37 オーストラリア寮生活⑭|12歳、スマホ時間をめぐる親子交渉

わが家では、寮生活が始まった2025年1月から、長男のスマホにペアレンタルコントロールを入れています。これはあくまで「わが家の方針」であり、ご家庭によってやり方は違って当然だと思います。その前提で、今回は長男からあった「スマホ時間延長の交渉」について書いていこうと思います。


寮生活スタート時のスマホ制限(2025年1月)

まずは導入時の制限内容をおさらいです。

  • 夜21:00〜朝7:00は「休止時間」に設定(電話のみ可)

  • アプリの制限時間

    • LINE:2時間30分

    • Gmail:2時間

    • 写真:10分

    • YouTube:10分

    • Safari / Google:15分

    • PokémonTCG(ゲーム):15分

    • WhatsApp(メッセージアプリ):15分

詳細はこちらの記事にまとめています👇

SNS系は一切許可しておらず、ゲームもPokémonTCGのみ。どうやらLINEのミニゲームをやったりショート動画を見ているようですが、部分的に制限をかけられないため「やむなし」としています。


寮内のルール変更と本人の要望

寮内ルールの変更と休止時間の調整

当初は「土曜日もYear7は夜に携帯を寮長に預ける」と聞いていたのですが、実際は金曜・土曜は自分で持っていてよいことに変更されていました。

そして寮のアクティビティが金曜・土曜は22時頃まで続く日もあるため、本人から「休止時間を21:30〜にしてほしい」と要望があり、現在は21:30〜7:00に変更しています。

「他の子には制限がない」という主張

ここで本人から強い提案がありました。
「寮の中でスマホ制限があるのは自分だけ。だから制限はおかしい」と。

正直、私は逆に「12歳そこらで制限がない方が不思議」と思っています。実際、スマホのせいでスポーツ練習をサボり、試合メンバーから外された子もいると息子自身が話していました。大人でもスマホを自制できない人は多いのですから、この年代はなおさら親の管理が必要不可欠だと感じています。


成績とのリンクという交渉結果(わが家のやり方)

「それなら成績によってアプリ追加や制限時間を調整するのはどうか」

本人からそう提案がありました。正直「それとこれとは別」という気持ちもなくはないですが、モチベーションアップになるということと、年齢で区切るというのも正解なのか分からない、という気持ちもあって、長男の提案に乗ってみることにしました。

流れとしては、まず私が素案を提示 → 本人が確認 → 交渉・調整 → 最終合意、というステップを踏みました。最後にはお互いにネット上でサインもし合って、ちょっとした「契約」のような形にしています。

評価するのは主に、12月に出るSemester2の主要4教科(English・Math・Science・Humanities)。前回の成績をもとに以下のように決めました。

成績(Aの数)で変わるスマホ時間

  • 4つ → アプリ3つ追加、ゲーム時間15分→60分

  • 3つ → アプリ3つ追加、ゲーム時間15分→45分

  • 2つ → アプリ2つ追加、ゲーム時間15分→35分

  • 1つ → アプリ1つ追加、ゲーム時間15分→25分

Aを4つ取るのは難しいと思っていますが、取れたら取れたで大歓迎!

成績(Bの数)で変わるスマホ時間

  • 4つ → アプリ1つ追加、ゲーム時間15分→30分

  • 3つ → LINE時間 2時間30分→2時間45分

  • 2つ → 現状維持

  • 1つ → LINE時間 2時間30分→2時間に短縮

さらに細かい条件を追加しました。

  1. アプリはゲーム系のみ(TikTokやSnapchatなどSNSは不可)

  2. 主要4教科以外の科目のCは1つまで(Semester1の成績を踏まえて)

  3. *態度評価に「Need Attention(注意が必要)」がないこと

ここで補足しておくと、ゲームに関する課金は一切許していませんし、スマホにクレジットカードは連動させていません。この点は親としての最低ラインだと考えています。

※「態度評価」について
各教科の成績とは別に、授業中の取り組み・宿題提出・規律・協働など学習への姿勢を示す学校独自の指標(名称や項目は学校により異なります)。具体の評価軸・わが家の受け取り方・Semester1の実成績の内訳は、別記事で詳しくまとめています(有料)→初めての成績表、リアルな数字と反省点


中間目標としての「態度評価」

ただし、長男は交渉上手。
「12月の成績発表まで待てない。Term3の終わりに出る態度評価で“Need Attention(3段階評価の一番下)”がなければ…」と中間目標としての条件を出してきました。

  • ゲーム時間15分→25分

  • アプリ1つ追加

本音を言えば「態度が悪くないのは当たり前」だと思うのですが、厳しすぎるのも反動が出そうなので妥協しました。ちょっと甘めの設定です。

追記:結果が出ています。こちらからご覧ください…👇


気になる実際のスマホ時間

ペアレンタルコントロールから確認した長男のスマホ使用状況(週)

スクショを見ると、月・水は放課後ラグビーの練習があるので比較的少なめ。ただTerm3は朝練が少なく、朝にスマホをだらだら使う時間が増え、Term1よりも週平均で1時間ほど増加しています。(当初は1時間39分が平均)

いくつかの調査では中学生のスマホ利用は長時間化の傾向がありますが、私は1日2時間以内を理想と考えています。忙しい学校生活を送れば自然とスマホ時間は減るはずですが、現実にはそうはいかないのが悩みどころです。


12歳の交渉とかわいらしさ

12月の成績発表でこのルールがどうなるかはまだ未知数。中間目標としてTerm3終了後にアプリ追加が実現するのか、またご報告できればと思います。

ちなみに長男から「アプリが増えたら一番最初に何を入れて欲しいか、ママ分かる?」と聞かれ、私は見事に正解しましたよ!

それがこちら(笑)
👉 にゃんこ大戦争

交渉上手でちゃっかり者ですが、やっぱりまだまだかわいい12歳です。


親子で決めたルール、わが家の一例

わが家では、スマホ利用を「成績」とリンクさせて管理しています。もちろん、他の家庭では制限をかけていないケースもあると思いますが、まだ12歳という年齢では親の関与が必要だと考えています。

「家庭ごとにルールの形はさまざま」。この記事はあくまでわが家の一例ですが、同じように悩む保護者の方にとってヒントになれば嬉しいです。

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