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#67 オーストラリア寮生活㉒|12歳ボーダーの本音Q&A【寮生活編】

はじめに:Year7の寮生活、忘れないうちにアンケートをしてみた

単身留学して1年。Year7(中1)が無事終わり、一時帰国中のわが家の長男。
ふだん寮にいるときは、電話でしゃべってもじっくり聞きたいことを聞くチャンスがないので、この機会にいろいろと質問をしてみました。

今回は「寮生活」についての質問と回答
日々の連絡だけでは見えてこない「実際どうなってるの?」「本当はどう思ってるの?」の核心部分です。

※ほぼ本人が書いた原文のまま載せていますが、身バレ防止で個人名や細かい属性は少しぼかしています。


前提:長男の寮生活の基本情報

ざっくりとした寮の基本情報は、こちら👇

  • オーストラリアのクイーンズランド州にある私立校のボーディングハウス

  • Year7と8が一緒に生活する専用の寮棟にいる

  • 夜に毎晩、強制勉強時間があり、週末には寮独自のレクリエーション(外出やアクティビティ)も用意されている

より詳しい寮生活については、以下の記事をご覧ください


寮生活Q&A:12歳ボーダーの本音

① いまは、誰と同部屋?何人が多いか?

4人部屋。ぼくを入れて全員同じ学年のボーダーで、A(ローカルの子)・B(ローカルの子)・C(海外から来ている子)と一緒。

寮全体のメンバー的には、オーストラリア出身の子とアジア圏出身の子が多い。日本人は自分だけ。

② そのメンバーはどう?変わりたいか?

みんなやさしいし、一緒にいて楽しい。Year8になっても、部屋替えはしたくない。

③ 朝練がないときは何時に起きるのか?

6:40 am。

④ 目覚ましかけているのか。

朝練のある日だけかけている。
朝練がないときは、4人部屋のうち自分ともう1人は勝手に目が覚めるので、他の2人も起こしてあげる。

⑤ 部屋の中は誰が一番うるさいのか、それはなぜか。

C。声が大きいし、ほんとよくしゃべる。

⑥ 寮の中で、どのくらいの人が土日に帰るのか。

ほとんどの人が週末は家に帰る。オーストラリア人じゃなくても、親戚がオーストラリアにいるから、アジア系の子も週末は出掛けちゃう。

⑦ 寮の中で一番仲がいい人は?

C。海外から来ている同級生ボーダーの1人。

⑧ 寮の中で一番嫌いな人は?

威張っていて、「嫌だな」と思う先輩が1人いる。
来年はその人は学年が上がって寮の建物やフロアが変わるので、同じフロアからはいなくなる予定。ほんと、よかった!

⑨ チューターは何人いるのか?

8人くらい。20代から30代くらいの人たち。
勉強も教えてくれる「はず」なんだけれど、あまり教えてくれないので、けっこう楽な仕事なんじゃないかな。楽そうだし、自分も大人になったらやってみたい笑

⑩ 寮で一番好きな時間。

週末のレクリエーションの時間。
ゴルフやトランポリン、映画に行くのがお気に入り。

⑪ 寮で一番嫌いな時間。

毎日の強制勉強時間。1時間半あって、めっちゃ長い。
しかもテスト期間が終わっても勉強タイムはそのままあるので、やることがなくて暇なときも、なかなかきつい。

⑫ 暇なときは何をしているのか。

友だちと話したり、携帯をいじったりしている。
日本から持ってきた電子ピアノで遊ぶこともある。
このピアノは他の子にも人気で、自分が部屋からいなくなると、同部屋の誰かが勝手にそのピアノを弾いている。

⑬ 寮のご飯で一番好きなもの。

ラザニアとガーリックブレッド。

⑭ 寮のご飯で一番嫌いなもの。

トマトとしいたけ。トマトは日本では好きだけど、オーストラリアのトマトはおいしくない。だんだん寮の食事に飽きてきたので、学校内の売店も使いたい(業者が別)。
寮の食生活についてはこちら👇

⑮ 先生は夜見回りに来るのか。

来る。寝ている間も見回りに来ているらしいけれど、そのときは気づかない。

⑯ 夜中に騒いでいる人はいるのか。

いない。まぁまぁ静か。

⑰ 寮でよかったと思う点。

自分でいろいろやる「independence(自立)」が身につくところ。

⑱ 寮じゃなければよかったという点。

とにかく「強制勉強時間」が嫌。

⑲ 寮生活で、「行く前のイメージと一番違ったところ」はどこか。

自分で何でもやらないといけないこと。日本の中1より、本当に何でも自分でやっていると思う。
それから、友だちが思ったよりずっとやさしかったこと。

⑳ 日本にいたときの自分に「一言アドバイス」できるとしたら、なんて言うか。

「自分でもっといろいろなことをやれるようにならなくてはいけないよ」と言いたい。

㉑ 行く前に一番心配していたことは?実際どうだったか。

勉強面。授業が全然わからなかったらどうしようと思っていたけれど、実際は意外と何とかなっている。寮生活では、特にない。

㉒ 「ここは想像よりラクだった」「ここは想像よりキツかった」ことを一つずつ。

ラクだった:自分でやるベッドメイキングと靴磨きは、やってみれば意外と簡単だった。
キツかった:けんかや言葉づかいが悪いなど、「トラブル」と呼ばれる事件が起きると、すぐにリフレクションになるところ。
リフレクション(Reflection)についてはこちら👇

㉓ 寮で喧嘩が起きた時はどうする?

チューターに言うけれど、あまり深刻には扱ってもらえないこともある。そんなところからも、「チューターって楽な仕事なんじゃないか」って思う。

㉔ 寮生活を友だちにすすめるか?その理由も。

すすめる!!
口うるさい両親から離れられるし、友だちと一緒にいるのは楽しいから。

㉕ 他の国の子の習慣でよく分からないものはあるか(生活習慣が合わないもの)。

とくに「合わない」と感じるものはない。
オーストラリアではタッチラグビーやスイミングなど、アウトドアのアクティビティが日常生活に溶け込んでいることにはびっくりした。

㉖ びっくりした寮のルールや習慣はあるか。

寮生活なのに、週末は必ず親元に帰る人が何人もいること。
「それなら家から通えばいいのに」って不思議に思う。

㉗ 仲の良い寮のスタッフはいる?

ランドリー(洗濯)担当のスタッフさん。
学校での遺失物などがいったんランドリーの場所に集められ、一定期間が過ぎると、寮生はその中からシャツやズボンなどをもらえることがある。
お気に入りの気持ちいいブランケットも、そこのスタッフさんからもらった!

㉘ ホームシックはあったか?

No(特にホームシックにはならなかった)。

㉙ 部屋は誰が掃除するのか?

土日はクリーナーさんが掃除してくれる。平日はハウスマザー。
まぁきれいだけど、ゴキブリは出ることがある(しかも日本のより大きい)

言葉づかいが悪いなどの軽めのリフレクションがあると、日曜日に寮を掃除しなければならないことがある。自分は、1年で3回くらい掃除当番をした。

㉚ ハウスマザーやチューター、先生、スタッフへのリクエスト。

寮の食べものをもっとヘルシーにしてほしい。
→今まではランチにサラダバーがなかったので意見を伝えたら、サラダが追加されるようになったけど、まだヘルシーさが足りないらしい

㉛ 寮へのリクエスト。

1人あたりの部屋のスペースを、もう少し広くしてほしい。狭い!


「Independence(自立)」のリアリティ

アンケートを見ると、「independence(自立)」という単語が頻繁に出てくるあたり、やはり寮生活はいろんな意味で「自分でやることが当たり前」になる環境なのだと感じました。

  • 起床も、友だちを起こすのも自分たち

  • ベッドメイキングや靴磨きも「やってみれば意外と簡単」

  • 勉強面も「意外と何とかなる」

と、自分で状況を飲み込んでいるのが分かります。親の手を借りられない環境だからこそ、日本の家にいる中1よりも「自分でやっている」と自負しているのでしょう。これは寮生活の一番の良い点だと思います。


おわりに:寮生活は「楽しい」と「面倒くさい」の同居

アンケート全体を通して見えるのは、

  • 友だちと一緒にいる楽しさ

  • 自立していく感覚への誇り

  • 強制勉強やリフレクションなど、「面倒くさい制度」への本音

このあたりがすべて同居している感じです。

「口うるさい両親から離れられる」という本音も出つつ、それでもトラブルがあればチューターに相談してみたり、自分なりに環境を受け止めている様子が伝わってきます。

これから寮生活を検討しているご家庭にとって、親の視点だけでなく「12歳本人の声」が、少しでも参考になればうれしいです。

学校生活+課外活動編はこちら👇

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