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#44 オーストラリア留学と学び⑬|踏ん張りどころYear7のHumanities(公民・地理・歴史)

オーストラリアの私立校で学ぶ、Year7(中1)の長男。
主要4科目のうち、Math(数学)English(英語)Science(理科)の内容を深堀りしてきました。次はHumanities(社会)を取り上げようと思います。

ほかの科目と同じように、学期ごとの学習内容と評価の仕組み、そして最後に実際の成績とフィードバック(有料)を残していきます。

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Humanitiesってどんな教科?

日本語で直訳すると「人文科学」で、大学だと「文学部」とか「人文学科」というような訳され方なので、ぼやっと「文系のなにか」という認識でいましたが、中学校のHumanitiesは、普通に「社会科」でした。

長男が通う学校のYear7の社会は、Civics(公民)/Geography(地理)/Economics(経済)/History(歴史)に分かれていて、前半が地理+公民+経済、後半が歴史を学ぶようになっています。


Year7のHumanities、どの学期に何を学ぶ?

◆Term1|Civics & Liveability(市民と住みやすさ)

オーストラリアの憲法と三層の政府(連邦・州・地方)、正義の原則、多文化社会など。
後半は住みやすさ(liveability)に焦点を当てて、学校がある地域の調査を通じて、その評価と改善策を考えました。

◆Term2|Water in the World & Economics(水資源と経済)

水を再生可能資源として捉え、ダムから蛇口までの流れや、気候グラフの読み取りを学習。後半は水経済の基礎や、ビジネス計画・競争に挑戦しました。

◆Term3|Historians, Archaeologists & the Ancient Past(古代の世界と歴史スキル)

約6万年前〜紀元650年ごろまでの世界史。エジプトやメソポタミア、オーストラリアの古代史などを横断して学びました。

◆Term4|Ancient China(古代中国)

中国の地理・王朝・社会階層・思想(儒教/道教/仏教)、始皇帝、漢王朝、対外関係など。史料の扱い方も学びます。


Humanitiesの教材はどんなものを使っている?

ほかの科目同様、紙ベースの教科書は使いません。
主に使われているのは、マイクロソフト社のOneNoteで、すべての学びがそこで完結します。
またTerm3の歴史の授業では、『Jacaranda History Alive 7 Australian Curriculum Second Edition』というオーストラリアの社会科の教科書のPDF版の抜粋がOneNoteの中に入っていて、図表などはそれを参照したそうです(長男談)。

そしてHumanitiesは、教室外の学びが多い科目なのが特徴。フィールドスタディ(地域調査)や博物館見学など、社会科見学的な体験が多く設定されています。これは日本と似ていますね。


Humanitiesの評価方法は多岐にわたる

テスト一発勝負のMathとは違い、Humanitiesの評価方法は、レポート、テスト、プレゼン、エッセイとTermごとに違う方法で評価されます。以下は長男の学校の一例です。

◆Term1:マルチモーダルレポート…25%

マルチモーダル(Multimodal)というのは、文章やナレーション、動画、音声、図表など、複数の表現モードを組み合わせた発表や作品のことを言います。
単にプレゼンテーションの資料をつくって発表するだけではNGで、発表自体に視覚・聴覚に訴える色々な要素を組み合わせなければなりません。

◆Term2:ペーパー試験…25%

水に関する知識(Knowledge)を問う問題や、気候変動のグラフを読み取るスキル(Skill)問題など5題ほど。記述形式の問題もたくさんありました。

◆Term3:プレゼン…25%

自分の選んだトピックに関して図書館でリサーチ、それに図表や視覚的要素を加えて分かりやすく相手に伝えるプレゼンテーション試験。

◆Term4:分析エッセイ…25%

分析エッセイの書き方から学び、イントロダクション(導入)の効果的な書き方、引用方法などについて学んだうえで、いくつかエッセイを練習し、最終段階のものに仕上げていきます。

1ターム25%の割合、各Semesterで50%ずつの評価です。
さまざまな方法で評価されますが、プレゼン手法をきちんと学んでいないと、全体の評価としては低くなる評価方法だと思います。


Year7のHumanities、実際の成績と評価は?

じつは留学直前に、学校から紹介してもらったオーストラリアの家庭教師の先生にYear7のHumanitiesをオンラインでざっくり教えてもらっていた長男。もらった資料も留学先に持って行って、なんとかなるのでは?と思っていたのですが…

◆Term1:Liveability Report

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