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FXで損切りをずらしてナンピン、最後にドカン。最初に変えたのは「メンタル」ではなかった【FX改善実録 #1】

(2026年8月13日:無料で全部読めるように有料エリアを最後尾に移動しました)

私はFXで、

損切りをずらす
→ ナンピンする
→ 何度か助かる
→ また繰り返す
→ 戻らない日にドカン

という負け方を何度も繰り返していました。

当時は、

「損切りできないのは、自分のメンタルが弱いからだ」

と思っていました。

含み損を確定したくない。

もう少し待てば戻るかもしれない。

ここで損切りした直後に反転したら悔しい。

だから損切りラインを遠ざける。

それでも戻らなければ、ナンピンする。

そして実際に、何度か助かりました。

この「助かった経験」が、次の大きな負けにつながっていました。

【損切りをずらす → ナンピン → 助かる → また繰り返す → 戻らない日に大きく負ける】

私はFXで通算100万円以上を失い、有料教材にも50万円以上使いました。

それでも、新しい手法を探しているだけでは、この負け方はなかなか変わりませんでした。

転機になったのは2023年5月です。

新しい必勝法を見つけたわけではありません。

私の場合、最初に見直したのは、

損切りするときの取引環境

でした。


目次

1.ナンピンで「助かった」ことが次の失敗につながった
2.「メンタルが弱い」だけではなかった
3.私が小さく損切りしにくかった理由
4.取引環境を変えたら、損切りの位置が変わった
5.最初に変わったのは「勝ち方」ではなく「負け方」だった
6.その後も改善は続いた


1.ナンピンで「助かった」ことが次の失敗につながった

含み損が増える。

本来なら損切りする。

でも、

「もう少し待てば戻るかもしれない」

と思う。

そこで損切り注文を遠ざけます。

さらに逆行すると、

「ここで追加すれば、少し戻っただけでも助かる」

と考えてナンピンする。

そして価格が戻る。

損失が小さくなる。

場合によっては、プラスで終われる。

その瞬間は、

「損切りしなくてよかった」

と思います。

私も何度もそう思いました。

でも、この「助かった」という経験が危険でした。

一度助かると、次も同じことをします。

また助かると、

「やっぱり待てば戻る」

という感覚が強くなります。

その結果、

損切りをずらす
→ ナンピンする
→ 助かる
→ またやる

が繰り返されました。

問題になるのは、戻らない日です。

いつもなら戻っていた値動きが、そのまま一方向へ進む。

ナンピンした分だけポジションも大きくなっています。

そこで初めて、

一度の大きな損失

になります。

私が繰り返していたコツコツドカンは、この形でした。


2.「メンタルが弱い」だけではなかった

当時の私は、

「自分は損切りできない人間なんだ」

と思っていました。

原因はメンタル。

だから、

もっとルールを守る。

損切りを怖がらない。

含み損を受け入れる。

そう考えていました。

もちろん、最終的に損切りをずらしたのも、ナンピンしたのも私です。

ただ、後から振り返ると、

メンタルだけを直そうとしていたことに無理がありました。

私の場合、もう一つ見直す必要がありました。

それが、

小さく損切りしたい場所へ、損切り注文を置きやすい環境かどうか

でした。

ここに気づいてから、私は新しい手法を探す前に取引環境を見直しました。


3.私が小さく損切りしにくかった理由

以前の私は、

「ここを割れたら切りたい」

と思う価格があっても、実際にはその近くへ損切り注文を置きにくいことがありました。

すると、本当はもっと近い位置で切りたいのに、損切りラインが遠くなります。

私の場合は、

切りたい場所で切りにくい
→ 損切りラインを遠くする
→ 含み損が大きくなる
→ さらに切りづらくなる
→ ナンピンする

という流れになっていました。

損切りまでの距離が遠くなると、一回の損失も大きくなります。

少し逆行した段階では、

「まだ損切りまで距離がある」

と思う。

さらに逆行すると、今度は含み損が大きくなり、

「ここまで来たなら戻るのを待ちたい」

と思う。

そこでナンピンしていました。

つまり私の場合、

損切りをずらす心理だけではなく、その心理が起きやすい環境まで一緒に見直す必要がありました。

【以前の取引環境で起きていた損切りのイメージ図】

もちろん、

「FX業者のせいで負けていた」

という意味ではありません。

損切りをずらしたのも、ナンピンしたのも私です。

ただ当時の私は、

「自分が損切りしやすい環境を選ぶ」

という視点をほとんど持っていませんでした。


4.取引環境を変えたら、損切りの位置が変わった

2023年5月1日。

私は取引環境を変更し、DMM FXで再スタートしました。

新しい口座へ入金したのは、

165,000円

です。

【2023年5月に16.5万円入金】

この165,000円での再スタートについては、#2で詳しく振り返っています。

#1で重要なのは金額ではありません

私にとって大きかったのは、

以前より、切りたいと考えた位置の近くへ逆指値を置きやすくなったこと

【Tick画面】
現在価格・約定価格
損切注文

でした。

それまでより、

「ここを割れたら一度切る」

と思った位置で損切りしやすくなりました。

これによって、

まだ損失が小さいうちに、一度切る

という経験を増やせるようになりました。

以前は、

損切りまでの距離が遠い。

含み損が大きくなる。

大きくなるほど切りたくなくなる。

ナンピンして助けようとする。

という流れでした。

環境を変えた後は、

思った方向へ動かない。

まだ損失が小さいうちに切る。

次の機会を待つ。

という取引をしやすくなりました。

ここで重要なのは、

DMM FXへ変えたから勝てるようになった

という話ではありません。

私の場合は、

「切りたい場所で切りやすくなったこと」が、自分の行動を変えるきっかけの一つになった

という話です。

取引サービスの仕様や注文条件は変わる可能性があります。

この記事では、私が2023年当時に実際に使った環境と、そのときの経験を書いています。


5.最初に変わったのは「勝ち方」ではなく「負け方」だった

最初は、小さな損切りでも嫌でした。

損失は損失です。

できれば出したくありません。

それでも、小さい損失のうちに切って次を見る経験が増えるにつれて、少しずつ感覚が変わりました。

それまでは、

損切り=失敗

という感覚がかなり強くありました。

だから、

「切った直後に戻ったら嫌だ」

「もう少し待ちたい」

「ナンピンすれば助かるかもしれない」

と考えていました。

でも、小さく切る経験が増えると、

一度損切りすること自体への抵抗が、以前より小さくなりました。

大きな含み損を抱える場面が減れば、

ナンピンしてポジションを助けたい

と思う場面も減っていきます。

私の場合は、

損切りしやすい環境へ変える
→ 小さいうちに切る
→ 大きな含み損を抱える場面が減る
→ ナンピンで助けようとする場面が減る

という順番で、負け方が少しずつ変わっていきました。

最初に変わったのは、

勝ち方ではありません。

負け方でした。


6.その後も改善は続いた

2023年5月に165,000円で再スタートしたあとも、すべてが順調だったわけではありません。

トレードメモを残す。

資産に合わせてlotを調整する。

全トレードを記録する。

大きく崩れたら一度止める。

その時々で出てきた問題を、一つずつ見直していきました。

2024年8月には、資産のピークから23.2%のドローダウンも経験しています。

それでも記録を続けながら、その都度やり方を見直しました。

そして2025年3月3日。

口座の総資産は、

10,358,886円

になりました。

【2025年3月3日時点の損益グラフ】

ただ、この結果を、

「取引環境を変えれば165,000円を1,000万円にできる」

という意味で書いているわけではありません。

そこまでの間には、取引方法、記録、lot、相場への対応など、多くの変更があります。

23.2%のドローダウンのように、大きく崩れた時期もありました。

だからFX改善実録では、

結果だけではなく、その途中で何に困り、何を変えたのか

を分けて振り返っています。


次は、165,000円で再スタートしたあとに何を変えたか

今回の#1では、

損切りをずらす
→ ナンピンする
→ 最後に大きく負ける

という私の負け方と、最初に見直した取引環境について書きました。

#2では 、2023年5月1日に165,000円で再スタートしたあと、

最初は1回1lotから始め、トレードメモを残しながら何を変えていったのか

を振り返っています。

FX改善実録を最初から見たい場合はこちらです。


免責事項

この記事は、私自身の過去の取引経験と改善記録をまとめたものです。

特定のFX業者、金融商品、売買手法を推奨するものではありません。

DMM FXに関する記述は、私が2023年当時に実際に利用した環境と経験に基づいています。この記事にはDMM FXのアフィリエイトリンクはなく、紹介による報酬も受け取っていません。

注文条件やサービス仕様は変更される可能性があります。利用する場合は、その時点の公式情報を確認してください。

記事内の過去の成績や方法は、将来の利益や同じ結果を保証するものではありません。

FXには元本を失うリスクがあります。実際の取引は、ご自身の判断と責任で行ってください。

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