セブンイレブンの50%増量に釣られた結果、ホットドッグが完成した🌭
今日からセブンイレブンで『感謝盛り!お値段そのまま!人気商品50%以上増量』キャンペーンが始まった。
こういう言葉にヒトは弱いのだ。
「期間限定」
「今だけ」
「増量」
この三つが並ぶと、財布の紐より先に理性がほどける。
しかも今回の相手は『つぶつぶコーンマヨネーズ』である。コーンパン界では、かなり上位に食い込んでくる存在だ。それを50%も増やすと言われたら、買ってしまうのが漢である。

袋を持つと、ずっしりしていた。
「増量」というより、コーンのパレードである。

つぶつぶコーンマヨネーズを買ったなら、もう挟まなきゃ物足りない。
『BIGポークフランク』である。
コンビニ飯でホットドッグが完成するのだ。
レジ横のホットスナックコーナーへ向かうと、そこには串に刺さったBIGポークフランクが湯気をまといながら並んでいた。「どの武器を装着しましょうか」と語りかけてるではないか。
ヒトは何千年もかけて文明を築いてきたが、結局、パンとソーセージの組み合わせが最強装備なのである。
レジを終え、袋の中を確認する。
つぶつぶコーンマヨネーズ。
BIGポークフランク。
そしてオマケのパキッテがあれば、もうホットドッグは完成したも同然だ。

家へ帰り、パンを開く。
50%増量されたコーンが、これでもかと詰まっているのがもう幸せだ。軽くトースターで温め直し、BIGポークフランクを挟んで、ケチャップとマスタードをかければもう完成である。料理の腕も隠し味も必要ないのだ。

「コーンが溢れでとるやないか!」
思わず声が漏れ出るのだった。
まずコーンの甘さが来る。そこへマヨネーズの背徳感。そして遅れて、ポークフランクの塩気と肉汁が追いかけてくる。
はじめから、これをスナックコーナーに並べておくべきではないか。
「セブンイレブンさん......どやさ?」
セブンイレブンのHPを開き、ご要望欄を探していたとき、つぶつぶコーンマヨネーズのお値段が目に入った。
「このホットドッグ……なんぼや?」
つぶつぶコーンマヨネーズ158円。
BIGポークフランク198円。
合計384円。
……ホットドッグにしては、なかなか強気である。
IKEAなら100円で食べられる。コストコでも180円だ。しかも向こうはドリンクまで付いてくる。価格を見たら完全敗北ではないか。

もっと言えば、ドトールのジャーマンドッグは320円だ。ロングサイズは390円。そう考えると、コンビニで即席ホットドッグを作っただけなのに、いつの間にかカフェ価格帯へ突入していたのである。

ホットドッグ化を提案する前に、まずは値下げの要望を出すべきだった。
セブンイレブンは今、“増量”によって財布を削ってくる。不思議なことに「50%増量」という言葉が頭に残っているせいで、増えていることに喜びながら払っている。
ヒトの脳は恐ろしい。
最初は「コーンが増えてラッキー」と思っただけだったのに、ソーセージまで追加しホットドッグを完成させ、IKEAやコストコと比較まで始めていたのだ。
50%増量とは、内容量だけの話ではなかった。
出費まで増量されていたのである。

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