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【諏訪・ひとり旅】諏訪大社四社めぐり

古い信仰が残る場所に興味があるので、信濃國一之宮・諏訪大社には、ずっと行ってみたいと思ってきました。

御祭神は、古事記に出雲から諏訪へ逃れた記載が残る、建御名方神たけみなかたのかみとその后の八坂刀売神やさかとめのかみとなっていますが、ご神事で祈る対象は「お諏訪さま」。

縄文時代からと思われる自然神、ミシャグジ信仰が残る地域のようです。
また命がけの御柱おんばしら祭りも有名。

諏訪は日本列島が引き裂かれることで誕生した巨大なくぼ地・フォッサマグナの上にあり、この上で切れた中央構造線の端と端に、上社2つと下社2つが鎮座しているという説も。

赤線が中央構造線、青線は糸魚川静岡構造線

日本最古の神社のひとつともいわれるほど、歴史深い神社のようです。

諏訪大社の「御室神事みむろしんじ」再現に挑んだドキュメンタリー映画、「鹿の国」が公開されて注目されたようですが、残念ながらまだ見れていません。いつか見てみたいものです。


ここから、今回の参拝ツアーの体験記です。


上諏訪温泉 しんゆ

四社は少し離れていて、車移動なしでまわるのは難しそう・・と思っていたところ、『上諏訪温泉 しんゆ(親湯)』さんで無料参拝バスツアーがあるのを見つけました。

基本は節約旅なのですが、諏訪だけは朝・夕食付きのプチ贅沢をすることにしました。

ロビーのウェルカムドリンク

宿に大浴場がある場合はなるべくチェックインしてすぐ、混まないうちに入ることにしています。

めずらしく畳敷きの大浴場で、足元が滑りにくいので高齢者に優しい。
ここなら、母も連れてこれるかな?

女湯露天風呂(しんゆHPより引用)

露天風呂では妖精のような小さなものが、たくさん飛んでいました。
よく見ると糸トンボで、手にとまってくれました。(今回の旅では、いろんな種類のトンボを見ることに。)

季節変わりの夕食

夕食は、1階レストランの個室で。
名産品を使ったこだわり料理を一品一品、持ってきてくれました。

花火を見た諏訪湖は目の前

またロビーでは、早朝とれたてのとうもろこし販売をしていて、予約をすることができました。
生食でもとても甘い、大きなピュアホワイト。
あとで美味しくいただきました。

「おつけものバイキング」付きの朝食

参拝ツアーは朝食後チェックアウトしてから、9時15分に出発。(※3日前までの予約要・午後出発ツアーも有)

ホスピタリティにあふれた宿なので、リピーターが多いというのも納得!でした。



【上社】前宮

前宮

前宮の本殿は、ここをさらに坂を登った小高い森にありました。
小型ワゴン車の参拝ツアーは、登って本殿前で下車。暑いので助かりました。

昔は禁足地だったそうで、お諏訪さま信仰 発祥の地、になるそう。

上社のシンボルは、根っこ部分が4本

本殿があるのは、四社のうち前宮だけ。

「水眼(すいが)」のご神水

本殿は、美しい清流と古い樹木に囲まれていました。

本殿裏側
各社に4本ある御柱(もみの木)

前宮では4つの御柱に、本殿を一周することで触ってまわることができました。

下からの見どころをとばしているので、今度訪れることがあれば、ゆっくり本殿まで歩いてみたい場所です。



【上社】本宮

表参道入口
御頭祭で神に捧げる75頭の鹿の首の血抜きするため、ぶらさげた大けやき(右側)

「生贄の首」だけに注目するとびっくりしますが、年に一度4月15日のお祭りの日だけは、周辺の村々で鹿などを一緒に食べる習わしだったのかもしれません。

大国主社
重要文化財の四脚門と、奥に硯石と呼ばれる磐座
本宮で一番好きだった場所
赤色部分は、神仏分離令によって取り壊し

上社本宮は明治維新前までは、かなり大きな敷地だったんですね。



【下社】春宮

上社と下社は離れているので30分ほどかかり、その間車内では、神社の案内やクイズの映像が流れます。

下社の二社の雰囲気は似ているので、春宮の記憶が怪しくなっていました。

神楽殿

写真を撮り忘れていますが右側に、縁結びに御利益がある“結びの杉”があります。

龍の彫刻が美しい重要文化財・弊拝殿

上社のシンボルは4本の根っこでしたが、下社のシンボルは5本。

川の中州に浮島社と、万治の石仏があったようですが、歩いて少しかかる場所なので見れていません。


【下社】秋宮

秋宮では「御神湯」という手水舎があり、温泉で手を清めることができました。(想像していたよりかなり熱め!)

樹齢800年の“根入りの杉”がご神木
重要文化財の神楽殿

立派なしめ縄は、出雲大社と同じ大きさだそう。
でも出雲大社とは逆の左巻きで、不浄なものの侵入を防いでいるとか。
手前の青銅製の狛犬も、日本一大きいそうです。

こちらも彫刻が美しい弊拝殿
天覧の白松

白樺のように見える、中国原産の白い松。

ガイドさんに教えてもらった羊羹の老舗

羊羹はちょっと苦手だけど、お饅頭も販売されていたので3種類購入。
買いすぎた?と思ったのですが上品な甘さだったので、のちほどパクパク食べてしまいました。


真夏に歩いて四社めぐりは無理だったと思うので、3時間余りの「弾丸ツアー」は本当に助かりました。
次に行く時には心に残った場所を、ゆっくり参拝したいと思います。

諏訪は外国人観光客は少なめで、のんびりと過ごせる町。
見どころも多く、食べたものは全ておいしかったので、できることなら2泊したかった。

もっと掘り下げて学んでみたい場所なのですが、今回の長旅の目的はこの先だったので、心配だった体力を残しておきたかったのでした。

前日の諏訪観光の様子はこちら ↓

旅は諏訪から電車とバスで河口湖へ、さらに富士宮へと続きます。
方向音痴なのでかなり不安でしたが、路線バスを使ってなんとか富士山を周遊できました。


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