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NanoBanana Proでキャラに色を塗ってみた。

Nano Banana Proを使った色の塗り方です。


(追記)好評につき、続きが出ました。



さっそくですが、興味深いnote記事から。

内容としては、海外で流行っている、
「主観色+ハイキー(高短調)」
という、水彩画のような透明感のある塗り方が紹介されていました。

これがもう、素晴らしい内容で。
スキの数が物語っています。(あんな記事が書けたらなー。)



気になったら、早速試せるのが NanobananaPro の良いところ。

ただ、「このURL読んで、いい感じに塗って」
みたいな雑なやり方では、うまくいきません。

NanoBananaProに、みかんを描いてもらいましたが、

ものすごく薄くなったり。
こってりとした絵になったり。
アウトラインに色が塗られたり。


やりたい内容を人間側がちゃんと理解して、
AIに「ルール」として教えてあげる必要があります。



Step 1:まずはルールを作る

修正を繰り返していたら、少しずつ見えてきました。

ちょっと塗りすぎな気もしますが、
方向性は合っている気がします。

ついでにりんごも

きれいな影になりました。


この塗り方ですが、
現実世界の「光と影」の常識を壊さないといけません。

AIに「禁止ルール」と「新しいルール」を教えてあげます。

An illustration based on the provided image, painted with a unique coloring style that focuses on "color contrast" and "temperature contrast" rather than brightness contrast. 
[Subject: red apple on white cloth] 

Please apply the following coloring rules based on "Subjective Color" and "High-Key" techniques:

1. **High-Key Tone:** Keep the overall image bright and vibrant. Avoid using dark black or dark gray for shading.

2. **Colorful Shadows:** Instead of gray or black, use **cool colors** like pale blue, lavender, turquoise, or mint green for the shadow areas of the apple.

3. **Temperature Contrast:** Paint the illuminated parts of the apple with rich **warm colors** like vivid red, orange, and yellow. Create depth through the contrast between these warm lights and the cool shadows.

4. **Atmosphere:** The resulting image should look translucent, dreamy, and artistic, similar to a gouache painting using subjective colors.

明度コントラストではなく、「色彩コントラスト」と「温度コントラスト」を重視した独自のカラーリングスタイルで描かれたリンゴのイラストです。【被写体:白い布の上に置かれた、みずみずしい赤いリンゴ】
「主観色」と「ハイキー」技法に基づいた以下のカラーリングルールを適用してください。

1. **ハイキートーン:** 画像全体を明るく鮮やかに保ちます。影を表現する際に、濃い黒や濃いグレーの使用は避けてください。

2. **カラフルな影:** リンゴの影の部分と影の部分には、グレーや黒ではなく、淡い青、ラベンダー、ターコイズ、ミントグリーンなどの**寒色**を使用します。

3. **温度コントラスト:** リンゴの光が当たる部分を、鮮やかな赤、オレンジ、黄色などの豊かな**暖色**で塗ります。これらの暖色系の光と寒色系の影のコントラストによって、奥行きのある表現を作りましょう。

4. **雰囲気:** 結果として得られる画像は、主観的な色を使ったグアッシュ画のように、半透明で夢のような芸術的なものになります。

こんな感じ。



Step 2:女の子のイラストに応用する

リンゴで感覚が掴めたので、
女の子のイラストも塗ってみましょう。

こちらの画像を塗ってみます。

良い感じです。

良い感じです。 影に「青い塗り」が綺麗に出ました。
ただ、まだ水彩画止まりな気がします。

せっかくなので、もう少し夢幻感をだしてみましょう。

影の青い塗りが綺麗にでました。

プロンプトはこんな感じ。
透明感を維持するために、
「黒髪を黒で塗らない」という指示を入れています。

An illustration based on the provided prompt, painted with a unique coloring style that focuses on "color contrast" and "temperature contrast" rather than brightness contrast. 
[Subject: @img1 .] 

Please apply the following coloring rules based on "Subjective Color" and "High-Key" techniques:

1. **High-Key Tone:** Keep the overall image bright and vibrant. Even though it is winter, avoid using dark, heavy colors.

2. **Handling "Black" (Hair):** Do not use pure black for her hair. Paint her black hair using **deep cool colors** like dark indigo or deep violet to maintain the transparency of the image.

3. **Colorful Shadows:** Instead of gray or brown shadows, use **cool colors** like lavender, pale blue, or mint green for the shading on her beige coat and skin.

4. **Temperature Contrast:** Paint the beige coat and vest with **warm colors**. Create a beautiful contrast by placing **cool colored shadows** on these warm objects.

5. **Atmosphere:** The resulting image should look translucent, dreamy, and artistic, similar to a gouache painting.

明度コントラストではなく、「色彩コントラスト」と「温度コントラスト」を重視した独自のカラーリングスタイルで描いてください。
[題材: @img1 ]

「主観色」と「ハイキー」技法に基づいた以下のカラーリングルールを適用してください。

1. **ハイキートーン:** 画像全体を明るく鮮やかに保ちましょう。冬とはいえ、暗くて重い色の使用は避けてください。

2. **「黒」(髪)の扱い:** 髪に純粋な黒を使用しないでください。画像の透明感を保つため、濃い藍や濃い紫などの**深みのある寒色**で黒髪を描いてください。

3. **カラフルな影:** ベージュ色の毛皮と肌の陰影には、グレーや茶色の影ではなく、ラベンダー、ペールブルー、ミントグリーンなどの**寒色**を使用してください。

4. **温度コントラスト:** ベージュのコートとベストを**暖色**で塗ります。暖色系のオブジェクトに**寒色系の影**を置くことで、美しいコントラストを作り出します。

5. **雰囲気:** 出来上がった画像は、半透明で夢心地、そしてグワッシュ画のような芸術的な雰囲気になるはずです。

良い感じに仕上がりました。

ただ、このプロンプトだと、影を寒色で塗るという方法でしかないので、
「主観色+ハイキー(高短調)」の一部分にしかすぎません。

気になる方は勉強しよう!


Step 3:パーツごとに「塗り」を重ねていく実験

せっかくなので、別のアプローチを試してみます。

一発で全体を変えるのではなく、
まず、重要な瞳を塗り、全体、ハイライトと
パーツごとに塗り重ねていく方法です。

生成した画像を用意します。


① まずは「瞳」だけを塗る

瞳だけ塗ってあると違和感がすごいですが、ここから始めます。
今回のポイントは、単色ではなく「プリズム」のように多色を使うこと。

Subject: @img1 
Action: Edit ONLY the eyes. Apply a sophisticated, multi-colored coloring style. 

Eye Detail Strategy (Subtle & Prism): 
Lower Lashes: Leave the lower lashes unpainted or very lightly tinted, keeping them delicate and transparent. Do not apply heavy colors here. 

Multi-Color Accents: Instead of a single strong blue, use a prism of soft colors (lavender, mint, pale pink, and a touch of cyan) along the shadow edges and reflections. The colors should be subtle and blended, not harsh blocks (prismatic reflection, soft multicolored accents, delicate color nuances). 

Shadow Edge: Add a thin, vibrant saturation line (like a "subsurface scattering" effect) at the boundary of the shadow, but keep it thin and artistic.

件名: @img1
アクション: 目元だけを編集します。洗練されたマルチカラーのカラーリングスタイルを適用します。

アイディテール戦略(サテン&プリズム):
下まつ毛: 下まつ毛は塗らないか、ごく薄く塗り、繊細で透明感を保ちます。濃い色は使用しないでください。

マルチカラーアクセント: 濃い青単色ではなく、ラベンダー、ミント、ペールピンク、そしてほんの少しのシアンといった柔らかな色のプリズムを影の縁や反射に使用します。色は、強烈なブロックではなく、繊細で溶け合った色にする必要があります(プリズム反射、柔らかなマルチカラーのアクセント、繊細な色のニュアンス)。

シャドウエッジ: 影の境界に、薄く鮮やかな彩度の線(「サブサーフェス・スキャタリング」効果のような)を追加しますが、細くアーティスティックな印象に留めます。

② 全体に「影」を乗せる

次、全体の塗りです。

瞳の色を少し落ち着かせつつ、
髪や肌の影に「淡いラベンダーやアイスブルー」を乗せていきます。


こんな感じ。

Subject: @img1 

Action: Refine the eye coloring to be more subtle and apply a delicate color wash to the shadows throughout the entire image. 
Eye Detail (Refined Subtle Prism): 

Tone Down: Reduce the intensity of the accent colors in the eyes. The pinks and blues should be very pale, translucent, and barely there pale prism effect. 
Blending: Ensure these colors are softly blended into the yellow iris and shadows, avoiding harsh lines or overly vibrant spots. 

Global Shadow Coloring (Subtle Wash): 
Target Area: Apply color to the shaded areas of the hair, skin, and clothing neck shadow. 

Color Palette: Use a translucent wash of pale lavender, soft ice blue, and a hint of mint green. 

Intensity: The effect must be extremely subtle and transparent, like a light watercolor glaze that adds depth without darkening the image delicate cool tones.

件名: @img1

アクション: 目の色をより繊細に調整し、画像全体の影に繊細なカラーウォッシュを適用します。
目のディテール(繊細なプリズム効果):

トーンダウン:目のアクセントカラーの強度を下げます。ピンクとブルーは非常に淡く、半透明で、ほとんど感じられない淡いプリズム効果にします。
ブレンディング:これらの色が黄色の瞳孔と影に柔らかく溶け込むようにし、きつい線や過度に鮮やかな斑点にならないようにします。

グローバルシャドウカラーリング(繊細なウォッシュ):
ターゲットエリア:髪、肌、衣服の首の影の陰影部分に色を適用します。

カラーパレット:淡いラベンダー、ソフトアイスブルー、そしてほんの少しのミントグリーンを混ぜた半透明のウォッシュを使用します。

強度:効果は非常に繊細で透明感があり、画像の繊細な寒色系トーンを暗くすることなく深みを加える、軽い水彩絵の具のような効果が必要です。

③ 「制服」の色を戻す

黒い襟が薄くなってしまったので、少し濃い色に戻しましょう。
ただし、「真っ黒」にはしません。

Subject: @img1 
Action: Edit ONLY the uniform colors. Darken the collar and cuffs slightly, ensuring they remain transparent and are not solid black. 

Uniform Color Strategy (Subtle Darkening): 
Target Areas: The sailor collar, scarf, and cuffs. 

New Color: Instead of black, use a medium-dark gray or muted deep blue. This color should be darker relative to the white shirt and hair, but still significantly lighter and more transparent than pure black (medium-dark transparent gray, muted blue wash). 

Balance: The darkness should be just enough to provide contrast and define the uniform's features, without overpowering the overall high-key atmosphere. 

Preservation: Keep Original: Do not change the hair, eyes, or skin.

件名: @img1
アクション: 制服の色のみを編集します。襟と袖口は透明感を保ちつつ、黒一色にならないように、少し暗くします。

制服の色彩戦略(微妙な暗化):
対象箇所: セーラーカラー、スカーフ、袖口

新しい色: 黒の代わりに、ミディアムダークグレーまたは落ち着いた濃い青を使用します。この色は白いシャツと髪に比べて暗くする必要がありますが、純粋な黒(ミディアムダークの透明グレー、落ち着いたブルーウォッシュ)よりもかなり明るく透明感があります。

バランス: 暗さは、全体的なハイキーな雰囲気を損なわずに、コントラストを生み出し、制服の特徴を明確にするのにちょうど良い程度に抑えます。

保存: 元の画像を維持: 髪、目、肌は変更しないでください。

④ アクセントを「AIにお任せ」する

最後に、最小限のアクセントを入れます。
どうすればいいか迷ったので、
「2025年のトレンドに基づいて、AIにお任せ(AI Delegation)」
してみました。

こういう無茶振りができるのもAIの面白さですね。

トレンドかはわかりませんが。。
きれいに色が配置されました。
Subject: @img1 
Action: Add minimal, subtle color accents to the illustration to elevate its quality, while preserving the original transparent style perfectly. 

Accent Strategy (AI Delegation): Placement & Color: Please select the most effective placement and color for these accents based on 2025 illustration trends. 

Guideline: The accents should be very small and subtle. 

Goal: Use these tiny color pops to create a sophisticated contrast and a modern, fresh look without altering the overall pale atmosphere. 

Quality Assurance (Ultimate Goal): "Refine this image into a true masterpiece that represents the pinnacle of 2025 illustration trends. Aim for a look that is fresh, transparent, sophisticated, and artistically flawless. The final result should be a benchmark for modern illustration."

件名: @img1
アクション: イラストに最小限かつ繊細なカラーアクセントを加え、透明感のあるスタイルを完璧に維持しながら、クオリティを高めてください。

アクセント戦略(AI委任):配置と色:2025年のイラストレーショントレンドに基づき、これらのアクセントに最適な配置と色を選択してください。

ガイドライン:アクセントは非常に小さく、繊細なものにしてください。

目標:これらの小さなカラーアクセントを使用することで、全体の淡い雰囲気を変えることなく、洗練されたコントラストとモダンで新鮮な印象を与えます。

品質保証(最終目標):「この画像を、2025年のイラストレーショントレンドの頂点を体現する真の傑作へと仕上げてください。新鮮で透明感があり、洗練されていて、芸術的に完璧な外観を目指してください。最終的な結果は、現代のイラストレーションのベンチマークとなるはずです。」

⑤ 仕上げの修正

最後に、スカーフに塗られたアクセントはいらない気がするので、
そこだけ、前の画像を参照して戻してみます。

こんな感じ

Subject: @img1 (Current state), @img2 (Original reference) 

Action: Fix the scarf color in @img1 to match the original color in @img2 , while keeping all other new accents. 

Specific Correction: 
Target Area: The white sailor scarf (tie) on the chest. 

Correction: The scarf in @img1 has developed a pinkish tint. Please revert its color back to the pure, transparent white exactly as seen in the original reference @img2 . 

Preservation: Keep all the other beautiful accents added in @img1 hair tips unchanged.

対象: @img1 (現在の状態)、@img2 (元の参照画像)

修正内容: @img1 のスカーフの色を @img2 の元の色と一致するように修正し、その他の新しいアクセントはすべてそのままにしてください。

具体的な修正内容:
対象箇所: 胸元の白いセーラースカーフ(ネクタイ)

修正内容: @img1 のスカーフはピンクがかってしまいました。元の参照画像 @img2 と同じ、純粋な透明感のある白に戻してください。

修正内容: @img1 のヘアチップに追加したその他の美しいアクセントはそのままにしてください。


で、アップスケールしたら完成です。

アップスケールすると、
どうしても線の粗が目立つので、
早い段階でアップスケールして線を修正してから、
この「塗り」の工程に入った方が良いかもしれませんね。

とはいえ、
「主観色」や「ハイキー」といった理論を
プロンプトに落とし込むことで、
AIでも繊細な色塗りができることが分かりました。


失敗バージョン


まつ毛にもアクセントを入れたい!
⇒マスカラばっさばさまつ毛になった。


赤系統のアクセントを入れたい。
⇒うーん。


エモい感じに仕上げて!
⇒昭和的表現!

なかなか難しいですねー。


おまけ

実際にはどんな使い方をしてるのって?

線の修正をしたのち、
色付きの影を指定したりしてます。

①元の絵

②線の修正

背景は後で直すので気にしません。

③ 影のアクセント入れ

目元に青色のアクセント。
影に青色を追加。


④赤系統の色修正。

肌色やチークを血行よく。

⑤フィルムグレイン (ざらざらさせる)

アナログ写真的な仕上げにしたかったので。

ざらざらさせすぎた感はある。

で、完成です。
NanobananaProのおかげで、できること増えましたね。
知見共有していきましょう!

Xでもnoteでもコメント頂ければ、がっつり答えますよー。

※AI画像生成、読みたい内容あったら、教えてください!


おわり。

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