「ヒーローが現れるのを、あなたは待ち続けるの?(10月29日)」
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先日、大親友のHikarunさんの投稿を読んでいた私は、今の日本の「失われた30年+α」と言われ、山積する問題を前に、
『触れると大火傷は間違いなし。』
『渦中の栗を拾いたくない一心』で腰が引けて、先送りを続ける『政治家』たち、そして政治家を選ぶのに選挙の投票日だけ政治に参加する私たち、有権者たる『国民』の姿が重なって見えてしまったの。
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引用元「盲導犬と女性、そしてひとりの勇敢な男性~見えない目と見える心」より
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"2002年に「身体障害者補助犬法」が施行されてから、「補助犬」は公共施設はもちろん、ホテル、レストラン、スーパーなど不特定多数の人が出入りする場所でも、同伴して入ることが認められています。"
スーパーに補助犬を伴って現れたハンデキャッパーに、『物知らずのおばさま』が、その場にいるのが"いたたまれなくなる"剣幕で食って掛かります。
その様子を最初に目撃したのは『Hikarunさんのお母様』。
揉めている2人、文句を言うオバサンに『補助犬はスーパーに入っても良いことになってます』と説得に掛かります。
でも、聞く耳を持たずに、補助犬を連れたハンデキャッパーさんに、なお執拗に絡み続けます。
『店員さん』が、そこに割って入り、仲裁を試みますが、けんもほろろの『おばさん』は益々ヒートアップ。『周囲に人だかり』もできて、大変なことに。
そこに現れた『ナイスガイなオジ様』。興奮して誰の言葉も耳に入ってこない『物知らずのオバサン』を一喝。
オバサンは、強い怒気を含みながらも真っ当な意見のオジ様に圧倒されて、そそくさとその場を後にする。
その様子に周囲の人だかりからは、賞賛の拍手が湧き起こる…。
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一番良くないのは、自らの無知を認めず、ヒステリックに持論を声高く言う『オバさん』
それに対して、男気あふれ、颯爽と現れて見事にその場を収めた『ヒーローおじ様』には親指を立てて「"Good job(グッジョブ、素晴らしい働き!)」と言いたい。
そして、トラブルは見事に一件落着。
だけど本当にそれでいいのかなと、私は思う。
もしヒーローおじ様の出番がなかったら?
Hikarunさんのお母様がヒーロー?
『周囲に人だかり』の人たちは、
観客同然に眺めているだけで、心の中では無知なオバサンを責めているけど、言動に移そうとしない。
"それはトラブルに、
面倒ごとに巻き込まれなくないから。"
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この情景に私は、今の政治を連想してしまった。
若年層の減少と高齢化。減るどころか益々積み上がる巨額な財政赤字。
先の若年層と高齢化との問題に深くリンクするけれど、年金の問題に、世代間に様々な不公平感が漂う世の中。
デフレから一点、モノやサービスの値段はインフレ傾向なのに、働いて得られるお金は増えない。
給与明細を眺めると、所得税と社会保険料の控除が増えた分の所得を削って、手取り額は一向に増えない。
誰の目にも明らかな『右肩下がりの日本の国力…。』

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これら面倒ごとを政治家に押し付けて、選挙の時だけ、政治の勝ち負けに目を向ける私たち国民の姿が重なって見えてしまうのよ。
『物知らずのオバサン』を一喝してくれた『ヒーローおじ様』は確かに頼もしいし、みんなの希望、まさに英雄的で頼もしい。厄介ごとを全て引き受けてくれるヒーロー。
補助犬をめぐる一連のトラブルを1人で解決してくれた頼もしい存在だけど、それをもし『周囲の人だかり』たる私たちが、世の中のこと、自国の政治に求めているとしたら…。
きっと行き着く先は、最初こそ頼りになる首相や大統領だったのが、自らに委託された権利で総統となり、暴走のあげく、さらに事態を悪化させて、奈落へと私たちを道連れに落ちてゆく。
そんな歴史の皮肉が脳裏に浮かんだ。
民主主義は、"何ともならないこと"を何とかしようと、みんなで頭を寄せ合い、汗をかいて知恵を絞り出すもの。
ヒーローに面倒なことを投げるのは、
『インスタントな民主主義』であると、私は思うの。
あなたには、重たいお話を聞かせてしまって、ごめんなさい。
今日も、良い一日になりますように。
(🎹MIYABI)
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