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ルート66を行く 08 オクラホマ州西部

今回はオクラホマ州の西部を走ります。タルサでの衝撃を引き摺りつつ、先を目指します。インターステート44号線の南を並行してルート66沿いにオクラホマ・シティを目指します。

Stroudという古い街にロック・カフェがあります。以前の旅でもこの店に立ち寄りました。こんな気はちょうど昼時だったのでここでランチをすることにしました。

変わらぬRock  Cafe

Rock Cafe
店に入ると、内装も変わっていません。ルート66を旅する観光客が多いのか、ルート66関連の装飾が増えたようです。隣の建物はお土産物店になっていました。ここで食べるハンバーガーやサンドイッチは特に美味しいわけでもないのですが、アメリカのド真ん中の古い街で、我々観光客が安心して入ることのできる店として助かります。店員さんとの会話も楽しく、寂しさが紛れました。

街の中心街

Round Barn
ルート66を西に走ると、丸い建物が見えてきます。これがラウンドバーンです。何故、納屋がこのような形をしているのかはわからないそうですが、竜巻が来ても耐えられる構造だからという説が有力だと聞きました。

ラウンド・バーン

以前来た時は、まさに納屋でした。中には干草が貯蔵されていました。今回、車を止めて中を覗くとお土産物店になっていたのです。このラウンド・バーンやルート66関連のスーベニアがたくさん売られていました。なやとして使われなくなったのは寂しいですが、壊されずに観光資源として残し、さらにビジネスをしている地元の人達の行動力に驚きました。ルート66を走破する観光客も増えてきているようなので、このような施設が増えるのはありがたいことです。

MOTELの廃墟

オクラホマ州は人口が少ないです。オクラホマ・シティ以外の田舎では、誰も住んでいないゴーストタウンやモーテルの廃墟を見かけます。アメリカ人でもこの過酷な環境で農業をするのは難しいようで、都会に引っ越していく人が多いのだそうです。そして高速道路が整備され、かつての宿場町は誰も振り向かなくなっています。
この辺りにも廃墟化したモーテルや商業施設が目につきます。

ガソリンスタンドの跡

ここもかつてはガソリンスタンド軒宿泊施設だったのだと思います。この辺りは乾燥した平野なので、こういう古い建物は壊れず、腐らず、当時のまま残っています。強い日差しと砂嵐により、徐々に看板がなくなり屋根が壊れていくようです。

POPs
寂しいオクラホマの郊外に登場したPOPs。前回の旅でも行ったこのPOPsに立ち寄ります。前回はオープンしたばかりだったこともあり、しかも夜だったので地元の高校生が大量に集まっていました。まるで映画「アメリカン・グラフィティ」のようでした。クラシックカーのオープンカーで乗り付け、男女がガヤガヤしていたのが懐かしいです。

PoPs

今回は平日の昼間だったこともあり、店は閑散としていました。そして寂れていました。アメリカでもオープンしたばかりの頃は人が集まり、次第に集客力が落ちていくのでしょう。夜輝いていたボトル型の看板は塗装が落ち白っぽくなっていました。店内はオープン時と変わりませんが、勢いはなかったです。ガソリンを入れトイレを借りPoPsをあとにしました。

Oklahoma City
オクラホマ州最大の都市、オクラホマ・シティに入ります。街の郊外にルート66のアイコンがあります。

不思議なオブジェ

唐突に現れるこのカバはおそらく店の看板か何かでしょう。でも特に店名もなく佇んでいました。
この辺りからオクラホマ・シティの商業圏に入ります。街はどんどん都会となり、最終的には高層ビルが見えてきました。高層ビルを見たのはセント・ルイス以来でしょうか。なかなかの大都会です。

ブリックタウン

私が宿泊したのは、街の中心にある再開発エリアです。かつて工場と運河があった場所が商業地区として整備されています。以前来た時もこの再開発は行われていましたが規模が大きくなっていました。ビルも立ち並び、新しくて美しい年が出来上がっていました。
ここでは、ストックヤード・シティに足を伸ばし、美味しいステーキをいただきました。

ストックヤード・シティ

El Rino
早朝、オクラホマ・シティを出発し、西へ急ぎます。オクラホマ・シティを出ると急に大草原になります。真っ平らで、何もない土地が続きました。
次の町エル・リノには映画「レインマン」で撮影に使われた有名なモーテルがあったのですが、破壊されてしまいました。ルート66を旅する観光客はこの街に寄らなくなってしまいました。観光資源の価値を見出せずに破壊してしまうのは、日本の地方都市と似ています。これで多くの収入が失われてしまっているのです。

Hydro
以前の旅では、この街のことを書いている書籍を読んで、尋ねてみた場所です。今回は通り過ぎました。

ルート66の観光ポイント

前回の旅では、この先が急に寂しくなりました。車通りも途絶え、街には人も見かけませんでした。しかし今秋の旅でこの辺りの印象がだいぶ変わっていました。なんと、何もなかった場所に大きな風車が無数に立てられているのです。確かに風が強い場所ではありますが、数年の間にこれほどの数の風車が建てられるとは驚きです。この辺りの電力はこの風車で十分賄われるのではないでしょうか。

Clinton
ここにはアメリカの東部から追いやられたインディアンが営業するカジノとルート66博物館があります。といっても小さな街です。カジノは活気がなく、どうみても儲かっているようには見えません。観光客はルート66博物館を目当てにこの街に寄るのだと思います。

ルート66博物館

前回来た時はまだ営業していたGlancy Hotelが廃業していました。
この看板に鳥が巣を作っていたのですが、どこかに行ってしまったようです。看板だけが残っているだけでもよかったです。

この看板も壊されてしまうでしょう

Elk City
街の真ん中をルート66が貫いています。現在はWest 3rd. streetという名称です。ここは中規模の街なのですが、寂れています。古き良きアメリカの面影を残す建物も無くなり、多くの観光客は素通りしています。道沿いにポツポツとあるファーストフード店やレストランは、チェーン店です。この街の住人はどのような仕事をして暮らしているのでしょう。店に立ち寄っても人影はなく、とても寂しい印象でした。

廃墟、ゴーストタウンが続きます

Texola
オクラホマ州とテキサス州の州境にあるテキソーラ。以前来た時も寂れていましたが、今回来てみるとゴーストタウン化していました。数件の民家があるので住人が数名いるとは思いますが、周辺には何もなく、どうやって生活しているのかさえわかりません。
州境にあったFirst and Last Motelは、看板がなくなっていて建物も崩壊が進んでいました。

こんなゴーストタウン、なかなか出会えません

ルート66では、ここが一番寂しい場所ではないでしょうか。オクラホマ・シティからどんどんと人気が無くなり、荒野になります。そしてこの先もしばらくはとても寂しい景色が続くのです。

Texas 州に入ります

次回は、テキサス州に入ります。アメリカで一番大きなテキサス州の北部を掠めるようにしてルート66は西に進みます。


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