ルート66を行く 01シカゴ
2025年春、久しぶりにルート66を20日間かけてレンタカーで走破してきました。シカゴからサンタモニカまで走ってみると、コロナ前と比べルート66は様変わりしていました。
1995年から2010代にルート66を走破した記録を綴った「アメリカ ルート66をめぐる旅」。noteの記事はルート66を走る方々のお役に立てているようです。今回は、同じルートをあらためて走り変わったこと、変わっていないことなどを中心に旅を記していこうと思います。
今回はシカゴを紹介します。
ルート66の起点として
ルート66に関しての詳細は、過去の記事に譲るとして、早速シカゴの街を記します。コロナ後のシカゴは随分と変わっていました。現地の人に聞くとコロナに関してとても厳しい措置をとった市長は、市民を守った反面、厳しすぎた措置が仇となり、その後解任されたそうです。その影響かシカゴの街が綺麗になっていました。
街を歩いても、ゴミひとつ落ちておらずまるで東京のように綺麗でした。そして活気がありました。どのレストランも満員で、街にあるライブハウスも賑わっています。街行く人も服装はお洒落で、皆さん親切です。
コロナ禍前のシカゴの雰囲気とは随分違う印象です。街の名物の歴史あるビル群は綺麗に清掃され古さを感じません。そして再開発により多くの新しい建物が出現していました。
ルート66のスタートポイント
起点にはBEGINと記された標識がありました。ただ、このサインは真新しく、おそらくこの数ヶ月で付け替えられたものだと思います。このほかにもいくつかルート66のスタート地点だという標識が掲げられていました。
シカゴの街もルート6を観光資源として活用する気になったのだなと感じました。

ユニオン駅
旧ルート66沿いにあるユニオン駅。シカゴはアメリカの鉄道網の中心地です。ここから全米の都市に向けて鉄道が走っています。ルート66の旅は、ここからロザンゼルスまで走るアムトラックとほぼ並走します。今回は車での旅ですが、アムトラックでアメリカを横断する旅も楽しいです。
歴史あるレストラン
ルート66出発前に、シカゴに1泊しました。夕食はシカゴピザです。シカゴピザのルーツにはいくつか説がありますが、Pizzeria Unoが発祥という説が有力です。そこで働いていたスタッフがオープンしたLou Malnati's Pizzeriaが人気だということを聞き、早速伺ってみました。こちらの店はシカゴ市内に数店舗ありますが、どこも直営で家族が経営しているのだそう。予約なしに行くと30分待ちでした。ピザはディープピザで、これぞシカゴピザという味です。日本にもシカゴピザを名乗る店がありますが、シカゴのピザとは味が違います。シカゴに行く際は、本場でシカゴピザを食べることをお勧めします。

Lou Mitchell`s
ルート66を出発する際にいつも寄る歴史あるダイナー。今回も寄りました。こちらは相変わらずの盛況っぷりで、席は朝から満席でした。残念なのはフレンドリーな店員さんが減り、高圧的で利益重視の店員さんが増えてしまったこと。のんびり朝食を摂り、店員さんと雑談するという風景は無くなってしまってました。味は、昔ながらの懐かしいものでした。

Henry`s
シカゴの郊外シセロ。この街はアル・カポネがマフィアを組織した場所です。この辺りは、昔から変わらぬ街並みです。いくつか古い建物がなくなり、近代的なビルが立っていましたが、旧ルート66沿いには、かなり細かくOld Route 66の標識が出ていました。
シセロの旧ルート66沿いにあるホットドック屋さんのヘンリーズは、今も存在しています。私がここを通過した時間が朝早かったのでまだオープンしていませんでしたが、昔からの店舗と看板がそのまま残っていました。
こちらの店、ホットドックを提供するのですが、ホットドックにソーセージだけでなくフライドポテトも挟まっているのが有名です。挟まっているといっても溢れ出ているので、とても食べずらいです。それもこの店の名物となっています。

Dell Rhea's Chicken Basket
シセロを出ると、旧道はインターステートハイウエイ建設により途切れてしまっています。過去の面影が無くなっているにも関わらず、かろうじて残っている旧道沿いに残る名店。この店に行くにはかなり迂回しなければなりませんが、チキン料理が美味しいので是非立ち寄ってほしい名店です。とてもアクセスしづらいのですが、店自体は流行っているようです。今はGoogle Mapなど優れたアプリがあるので、苦労ぜずに観光客はこの店に集まっているようです。
*コラム*
ルート66を走るのは最後の旅から15年程経っていました。2020年頃に一度計画を立てたのですが、コロナ禍に突入してしまいチャンスを逃していました。今回、幸運なことが重なり20日間かけてルート66を車で走ることができました。おそらく、始点から終点まで一気に旅をするのは私の人生でもう2度とない経験です。今回は旅の過程を記憶に焼き付けるように丁寧に景色を見て回りました。
シカゴで感じたのは、アメリカの繁栄です。日本のマスコミでは、トランプ大統領が就任したことでアメリカは大混乱に陥っていて、浮浪者が溢れ、犯罪が多発しているという論調でしたが、シカゴの街ではそのような雰囲気すらありませんでした。街は人で溢れ活気があり、皆さんが人生を謳歌している光景が目につきました。そして人はフレンドリーで、私のような東洋人にも気さくに話しかけ、差別も感じません。郊外に行くと子供達が溢れ、笑い声が聞こえてきます。このような雰囲気は日本にはもうありません。久しぶりに気持ちの良い旅のスタートになりました。
ここから20日間、予想に反した事件や面白い出来事がたくさん起こりますが、どうか気長にお付き合いください。
シカゴの街を出発しました。今回は、一気にセント・ルイスまで進みます。
セント・ルイスに到着するのは夜遅くになるでしょう。1日かけてイリノイ州を南下していきます。この先のイリノイ州はどう変化しているのか、スタートのシカゴで感じた変化を引き続き感じることができるのか?それとも2020年代と変わらないのか?
次回は、イリノイ州北部について記します。
お楽しみに。
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今後の記事リスト↓
「アメリカ ルート66 2025」
・01 シカゴ
・02 イリノイ州北部
・イリノイ州南部
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・ミズーリ州西部
・カンザス州
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・オクラホマ州西部
・テキサス州東部
・テキサス州西部
・ニューメキシコ州東部
・ニューメキシコ州西部
・アリゾナ州
・カリフォルニア州東部
・カリフォルニア州中部
・カリフォルニア州西部(最終回)
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