久しぶりのPC組み立て(Ryzen9700X&Radeon9070XT)
だいたい4〜5年でPCを新調していますが、今回はBTOではなく、自分で組み立ててみました。
用途は、プログラミングと小さいサイズのローカルLLM、たまにゲーム、普段使い(動画視聴、調べものなど)になります。
今使っているBTO PCからの変更点は以下の通りです。
CPU: AMD Ryzen 5700X → 9700X
M/B: Asus ROG Strix B550-I Gaming →ASUS B850M GAMING WIFI
GPU: NVIDIA RTX3060 12GB → AMD Radeon 9700XT
Memory: DDR4 32GB x 2 → DDR5 32GB x 2
Case: Fractal Design Era → Deep Cool CH260
購入先は、Amazon、ツクモ、DOSパラなど、バラバラになりました。
個々の最安値を求めたわけではなく、在庫や取り扱いの状況で、まとめて購入できなかったためです。
パーツについて
CPU: Ryzen7 9700X
Zen3 -> Zen5です。
CCD跨ぎなどの細かいことは考えず、ポン付けで使えればよいので、Ryzen 9700Xで。
マザーボード: ASUS B850M GAMING WIFI
次世代のZen6でもAM5が使えるとのことですので、このままアップグレードできる可能性が高い、という安心感があります。
長く使う予定なので、チップセットはX870でもよかったのかもしれませんが、ちょっとコストを抑えようと思い、これにしました。
GPU: ASRock Radeon RX9070XT Challenger 16GB
NVIDIAならローカルLLMを動かすときにCUDAの安心感がありますが、経済的にVRAM16GBまでしか買えないので、結局大きいモデルは載りません。
そして5060Ti 16GBで10万円台・・。
同じ価格帯なら、RADEON 9070XTが買えます。
というわけで、Radeon 9070XTにしました。
ROCmかVulkan環境で、小さいモデルやEmbeddingなどに使うことになると思います。
もちろん大抵のゲームには十分すぎる性能ですので、たまにSteamで遊ぼうと思います。
メモリ: Crucial 32GBx2
DDR4メモリは流用できないので、DDR5へ。とにかく高くなりました・・。
オーバークロックはしないので、これにしました。
32GBでも足りるかなと思ったのですが、5年以上使う予定なので、64GB積むことにしました。
購入時点ではメモリのほうがGPUよりも高価でした・・。
SSD: ドスパラセレクト1TB
これも高くなりましたね・・。今使っているものを流用しようかと思ったのですが、せっかくなので新調することにしました。
ケース: DeepCool CH260 Wood
今回選んだのは、DeepCoolのCH260 WOODというケースです。
ウッド調のデザインが好きです。
そしてこのサイズは、部屋の棚に横向きにすっぽり納まります。
横向きに設置したときに、スイッチや端子類が正面を向いてくれるので、とても使いやすそうという理由で選びました。
電源: GameStorm PN850M
ATX電源です。
干渉を避けるためにSFX電源にしようかと思ったのですが、けっこう値が張るのでATXにしました。クリアランスや心の余裕がほしい場合はSFXのほうがよいかもしれません。
CPUクーラー: DeepCool LQ360 ULTRA
DeepCool製です。Ryzen9700Xなので、大きいラジエータは要らないかなと思っていたのですが、ケースの構造上360mmのAIO水冷を入れるのが収まりがよさそうです。
ヘッド部分が光ってくれれば十分なので、これにしました。
ケースファン: DeepCool FT12
これもDeepCool製です。3個セットにしました。
中央が透明で、内部の構造が見えます。メカ感があって好きです。ARGBはないですが、白く光らせることができます。
その他
Linuxを使うので、Windowsは購入していません。
組み立て
いろいろありまして、4時間くらいかかりました。

いきなりトラブル
それは作業開始直後、ケースのパネルを外そうとしたときのことでした。
なんかこのネジ固いなー、固いなー、・・えい。
ぎゃあ。

ネジ穴が潰れました。
血の気がさーっと引きました。
なんでこんなに固いんだろう。
色々試しても全然回ってくれず、最終的にシリコンマットの切れ端をあてて、摩擦力をアップさせてみたら、なんとか外せました。
よかった・・。

ケースが開いたので、作業再開です。
このケース、付属部品が専用の小箱に入っていて、とても親切だと思いました。でもネジは固かったです。
マザーボードへいろいろ取り付け
いろいろ取り付けていきます。

SSD装着。

後でヒートシンクを貼り付けました。
コネクタ類をつなげ、電源を設置。

マザーボード左上のCPU電源コネクタが8Pin + 4Pinなのですが、電源に付属しているケーブルは割れるので、4Pinにして接続しました。
電源の位置
電源は、一番上の位置だと上蓋が閉まらないので、下にずらしました。

裏側スペース
それほど広くはないですが、裏側にもスペースがあります。

固いネジがここにも
CPUクーラーを取り付ける前に外すこの部品。これもすごくネジが固かったので、シリコンの切れ端を当てて回しました。
なんでこんなに固いんだろう。

簡易水冷のラジエータは、電源と密着していて結構ギリギリです。

追加のSSDの装着
追加のディスクのことを忘れていたので、装着しました。
ご覧の通り、ケーブルの取り回しが手に負えなくなってきたので、綺麗な裏配線はあきらめ、このままそっと蓋を閉じました。

通電
GPUも取り付けて、補助電源を接続して、スイッチON

無事通電。BIOS画面が表示されるところまで確認できました。
ケースファンFT12の、中央だけ光るのがなんとなく好きです。
この後GPUステーを取り付けて、ガラスパネルを付けて、組み立ては完了しました。
Linuxインストール
BIOS画面でセキュアブートを無効化、C-Stateも無効化。
最近お気に入りのCachyOSをインストールして、KDE環境にしています。
インストールの内容は、以前書いた記事とほぼ同じです。
ベンチマーク
Linux環境なので、Cinebenchではなくgeekbenchで計測してみました。

標準的な性能だと思いますが、そのうち電圧を下げる方向でチューニングしたいと思います。
簡易水冷のヘッドに温度表示ができない?
簡易水冷のヘッド部分に温度表示をしたいのですが、Windows専用の管理ツールが使えないので、今は真っ黒状態です。deepcool_lmというツールがあるそうなので、そのうち試してみようと思います。OpenRGBとdeepcool-digital-linuxの2つのツールを使って、Linuxからコントロールできました。
ファンの音
起動時に、「うぉーん」というラジエータファンの音が発生しますが、起動後はとても静かです。
ベンチマークを動かしたときもファンが少し唸りましたが、特に気になるほどではありませんでした。
まとめ
これまで問題なく頑張ってくれた前マシンにも感謝しつつ、新規でPCを組み立てました。
いきなりケースのネジ穴が潰れてしまって泣きそうになりましたが、なんとか完成しました。
寸法もぴったりで、きちんと棚に収まってくれました。
しばらくこれを眺めながら晩酌します。

そういえば、ノートPC、Minisforum MS-S1 Max、今回のPCと、手持ちのPCがすべてAMDのプロセッサになっていました。次のタイミングではIntelも検討してみようかなと思います。
メモリとSSDの価格が下落するまで待つべきかどうか、これが最大の悩みどころでした。でも確実に下落する保証もないですし、もしかしたら上昇に転じるかもしれません。
価格を追いかけるといつまでたっても買えないし、AM5ならZen6まで使えそう、ということで思い切って刷新することにしました。
でも精神衛生上、しばらくパーツの価格は見ないようにします。
以上、新しくPCを組み立てたお話でした。
同じパーツで検討している方に、何かの参考になれば幸いです。
お読みいただきまして、ありがとうございました。
