「歯は、最後に残る資産だった」──根管治療、歯周病、ADHD、そしてサイドFIREの現実
50歳が近づくと、同級生との会話が少しずつ変わってきます。
昔は、
「どこのラーメン屋が美味い」
「どのクルマが欲しい」
みたいな話だったのに、最近は健康の話が本当に増えました。
・めまいがする。
・膝が痛い。
・目が見えにくい。
・夜中に何度も起きる。
・血圧が高い。
程度はいろいろですが、みんな何かしら不安を抱えています。
私自身も、
高血圧、高コレステロール血症、脂肪肝など、健康診断の数値が気になる年齢になりました。まぁ、ADHDや睡眠障害、白癬、過敏性腸症候群などもありますが・・・。
そして今回は、「歯」の話です。トゥース!
左上の歯──長い根管治療の末に
左上の奥歯には、本当に苦しみました。
何年も根管治療を繰り返し、「なんとか残したい」という思いで通院していました。
根管治療というのは、歯の神経を取り、内部を洗浄して細菌を除去する治療です。ラバーダムなんかを使ったり、使わなかったりして、丁寧に根気よくやる治療です。
一度神経を抜いた歯は脆くなる。
しかも、治療は長期戦になりやすい。
途中、昭和大学の歯科病院(現・昭和医科大学歯科病院)にも行きました。
ですが、治療中に歯が割れてしまいました。
「ああ、もう限界なのか…」
という感じでした。
最終的に総合東京病院へ
その後、先生とも相談し、抜歯することしかなかったのですが、上顎洞にも影響するということで、小さなクリニックではなく、最終的には総合東京病院に行くことになりました。
テレビにも出演したことがある、口腔がんのパイオニア、小村先生という名医がいることで知られており、安心感がありました。
小村先生の診察を受けた後、抜歯は、おとなしそうで若い女性の先生がかなり時間をかけて丁寧に対応してくれました。
正直、抜歯という言葉だけで怖かったのですが、
「丁寧にやってくれている」というのが伝わる治療でした。
その後、ブリッジにして、現在は落ち着いています。
もちろん、ちゃんとクリーニングをしないといけないのですが…。
右上の歯は、“当たりの先生”だった
右上の奥歯は、比較的最近、近所の歯科医院で治療しました。
そこには、東京医科歯科大学出身の先生がいて、その先生にお願いしました。
これが本当に丁寧。
何日にもかけて、慎重に治療してくれました。
歯科医院って、本当に数が多いですよね。
だからこそ、ホームページや口コミサイトを見ると、
「ここはちゃんと治療重視なのか」
「ちょっと儲け主義っぽいのか」
みたいな空気感も、なんとなく見えてきます。
もちろん、口コミだけで全ては分かりません。
でも、
説明の丁寧さ
治療方針
衛生面
先生の経歴
患者との距離感
このあたりを見ると、相性は結構分かる気がします。
“腕は確か。でも職場の空気が不穏”な歯科
ただ、その歯科医院、少し独特でした。
先生の腕は本当に確か。患者も多い。
でも、事務の方と歯科衛生士さんの関係性が、かなりギスギスしている。先生がレジにいることもあり、先生が予約の確認の電話をしたりお会計をしていることもありました。
待合室にいても、
「空気が重いな…」
と感じるレベルです。
ADHD気質の私は、こういう空気を必要以上に察知して疲れるタイプなので、毎回ちょっとドキドキしながら通院していました。
ただ、治療自体は本当に上手でした。
だから、「人間関係は不穏だが、腕は超一流」
という、なんともバランスの悪い歯科医院でした。
ADHDと歯の相性問題
発達障害、特にADHD傾向のある人は、歯の管理が地味に難しいと思います。
歯医者の予約を忘れる
痛みがなくなると通わなくなる
面倒で先送りする
歯磨きが雑になる
定期健診が続かない
私もかなりあります。
しかもADHDの人は、「今すぐ困っていないこと」への優先順位が下がりやすい。
だから歯周病のような、「静かに進行する病気」と相性が悪いのです。
気づいた時には悪化している。
これは本当に怖い。
歯周病は、歯だけの病気ではない
最近は、
歯周病が全身へ影響することもよく知られるようになりました。
糖尿病。
心血管系。
認知機能。
内臓への悪影響。
単なる「口の中の病気」ではないのです。
若い頃は、
「歯医者なんて痛くなったら行けばいい」
と思っていました。
でも今は、
“削らないために通う”
という発想に変わりました。
サイドFIRE視点では「歯は投資」
FIREやサイドFIREを考えると、
つい節約ばかり意識しがちです。
ですが、歯に関しては完全に逆でした。
これは節約ではなく、
健康への投資。
特に歯は、食事、集中力、見た目、会話、生活の質に直結します。
歯が悪いと、地味に人生全体が削られる。
だから最近は、歯科クリーニングを「固定費」として考えています。
不要なサブスクは削っても、歯のメンテナンスは削らない。
そのほうが、長い目で見るとコスパがいい気がします。
高岡早紀も「歯は大事」と言っていた
以前、高岡早紀も歯磨き粉のCMで、「歯は大事」と話していました(正しくは、「芸能人は歯が命」です)。
本当にその通りだと思います。
私はもともと歯並びは悪くないのですが、左右のバランスが崩れると、一気に噛み合わせが変わる。
食事も違和感が出る。
身体全体にも影響している感じがあります。
おわりに
投資も大事。
資産形成も大事。
節約も大事。
でも結局、
最後まで使うのは身体です。
そして歯は、
失ってから価値に気づく資産でした。
最近は、
「歯周病にならないよう、ちゃんと定期クリーニングへ行こう」
と思っています。
ADHD気質だと、つい後回しにしがちですが、
だからこそ“仕組み化”が大事なのかもしれません。
50歳前後になると、
健康のありがたみが、静かに身に沁みます。
注釈
※本記事は筆者個人の体験談をもとに執筆しています。治療方針や適切な診断は個人差があるため、詳細は医療機関へご相談ください。
※ADHD(注意欠陥多動性障害)の症状や特性には個人差があります。
※FIRE・サイドFIREに関する考え方も個人の価値観によるものであり、特定の投資行動を推奨するものではありません。
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ADHD気質で投資に疲れていた私が、長期・分散投資で落ち着いて続けられるようになった記録です。共感いただけたら、チップで応援してもらえると嬉しいです。