FIREを目指すなら、お金だけでなく「健康寿命」も大切にしたい|ギラン・バレー症候群から考える健康のこと。
FIRE(Financial Independence, Retire Early)という言葉を知ってから、資産形成について考える機会が増えました。
いくらお金を貯めれば仕事を辞められるのか。
投資でどのくらい増やせるのか。
生活費はいくら必要なのか。
こうした「お金」の話は、FIREを考えるうえでとても重要です。
でも、最近はそれと同じくらい、「健康でいられる期間=健康寿命」も大切なのではないかと思うようになりました。
お金が十分にあっても、体が思うように動かなければ、旅行や食事、趣味など、FIRE後にやりたかったことを十分に楽しめないかもしれません。
そんなことを考えるきっかけの一つになったのが、ギラン・バレー症候群です。
ギラン・バレー症候群は「免疫」が関係する病気
ギラン・バレー症候群は、感染症などをきっかけとして、免疫システムが自分自身の末梢神経を攻撃してしまうことがある病気です。
典型的には、手足のしびれや力が入りにくいといった症状が現れ、場合によっては症状が急速に進行します。
重症になると、呼吸に必要な筋肉にまで影響して、人工呼吸器による管理が必要になることもあります。
ただし、治療法がない病気というわけではありません。
免疫グロブリンを点滴する「免疫グロブリン静注療法(IVIg)」や、血液から病気に関係する物質を取り除く「血漿交換療法」などの治療が行われています。
適切な治療を受けることで、多くの人が回復していきますが、回復には時間がかかることもあります。
生の鶏肉には、別の意味でも注意したい
ギラン・バレー症候群の発症には、カンピロバクターなどの感染症が関係することがあります。
カンピロバクターは、鶏肉などを介して感染することがある細菌です。
感染したからといって、必ずギラン・バレー症候群になるわけではありません。
ただ、感染症をきっかけとして、その後に免疫反応が神経を攻撃してしまうことがある。
そう考えると、少し怖い話です。
だから私は、生の鶏肉や加熱が不十分な鶏肉を食べることについては、できるだけ避けたいと思います。
「新鮮だから大丈夫」という話ではありません。
そもそも生・半生の鶏肉には、カンピロバクターなどによる食中毒のリスクがあります。
わざわざそのリスクを取ってまで食べる必要があるのか。
そう考えれば、しっかり加熱して食べるほうを選びたいと思います。
FIREで忘れてはいけない「健康」という資産
FIREを目指していると、どうしても資産額に目が向きます。
「5,000万円あればどうか」
「1億円あれば仕事を辞められるか」
「毎月いくら取り崩せばいいのか」
もちろん、これらは大切です。
でも、もう一つ考えておきたいものがあります。
それが健康寿命です。
仮に60歳でFIREできたとしても、健康上の理由で旅行に行けない、外食を楽しめない、趣味ができない、自由に出歩けないとなれば、思い描いていたFIREとは少し違ったものになるかもしれません。
逆に、多少仕事を長く続けたとしても、健康な状態で70代、80代まで好きなことを楽しめるなら、それも一つの豊かな人生だと思います。
つまり、
金融資産を増やすことだけがFIREの準備ではない。
健康を維持することも、FIRE後の人生を楽しむための重要な準備なのだと思います。
「健康は大事」という当たり前のこと
健康について考えるとき、特別なことをしなければならないように感じてしまいます。
高価なサプリメントを買う。
高級な健康食品を食べる。
毎日激しい運動をする。
もちろん、それぞれに意味はあるでしょう。
でも、もっと基本的なところから考えてもいいのではないでしょうか。
十分な睡眠を取る。
食べ過ぎない。
適度に体を動かす。
定期的に健康診断を受ける。
そして、食中毒のリスクがあるものは、きちんと加熱する。
こうした地味な積み重ねも、健康寿命を延ばすためには大切なのだと思います。
FIREを目指して資産形成を頑張ることも大切。
でも、その先にある人生を楽しむためには、「健康」という資産も一緒に守っていかなければならない。
ギラン・バレー症候群について調べていて、そんなことを改めて考えました。
お金は失っても、また働いて取り戻せる可能性があります。
しかし、一度大きく損なってしまった健康を、完全に元に戻すことは簡単ではありません。
だからこそ、
「お金を貯めること」と「健康を守ること」。
この二つをセットで考えながら、これからの人生を過ごしていきたいと思います。
FIREとは、単に「仕事を辞めること」ではなく、自分の時間を自分のために使える人生をつくることなのかもしれません。
その時間を楽しむためにも、健康は大切にしたいものです。
注釈
ギラン・バレー症候群は、感染症などを契機として自己免疫反応が末梢神経を障害することがある病気です。
カンピロバクター感染後にギラン・バレー症候群を発症するケースがありますが、カンピロバクターに感染した人が必ず発症するわけではありません。
鶏肉は生・半生ではなく、中心部まで十分に加熱することが食中毒予防につながります。
ギラン・バレー症候群には免疫グロブリン静注療法や血漿交換療法などの治療があります。症状が急速に進む場合は、早期の医療機関受診が重要です。
「健康寿命」は、健康上の制限なく生活できる期間を指す概念です。FIRE後の生活を考える際にも、単なる寿命だけでなく健康寿命を意識することには意味があります。
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ADHD気質で投資に疲れていた私が、長期・分散投資で落ち着いて続けられるようになった記録です。共感いただけたら、チップで応援してもらえると嬉しいです。