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英語は単語より先に「文法」と「発音」を固めるべきだった

英語学習を始めた頃、私は単語と長文ばかりやっていました。

単語帳を何周もして、問題集を解いて。でも、なぜか英語が使える気がしなかった。

今振り返ると、原因は明確です。土台がないまま積み上げようとしていました。

文法は「英語の設計図」


英語が苦手だった頃、前置詞に特に苦しんでいました。

onとatの違いが分からない。なんとなく覚えようとしても、すぐ忘れる。

転機は「イメージ」で覚えたときでした。

onは「接着」のイメージ。何かにくっついている感覚。atは「対象に指を指す」イメージ。一点を指し示す感覚。

もちろん、前置詞はこのイメージだけで全て説明できるわけではありません。でも、ただ丸暗記するよりも、核となるイメージを持つことで理解しやすくなりました。そして長文読解でも、文の意味がスムーズに取れるようになっていきました。

文法は暗記するものではありません。英語の設計図です。語順や構造の仕組みが分かると、読む・聞く・書く・話す、全ての効率が上がります。

発音は「英語の音のルール」


発音を後回りにしていた頃、リスニングで聞き取れない音がありました。

sとshを混同していました。hとfをほぼ同じように発音していました。

自分が正しく発音できない音は、聞き取れません。これは当然のことでした。でも当時の私は気づいていなかった。

発音記号を学び、一つひとつの音を確認してから、聞き取れる音が増えていきました。リスニングの問題だと思っていたものが、実は発音の問題だったのです。

発音は「英語の音のルール」です。このルールを知らないまま単語を覚えても、耳で認識できない音として積み上がっていきます。

なぜ最初に固めるべきか


文法も発音も、完璧にする必要はありません。

中学レベルの文法を一通り理解する。基本的な発音記号と音のルールを把握する。それだけで十分です。

この土台があると、その後の単語学習や長文読解の吸収率が一気に変わります。同じ単語を覚えるにも、文の中での使われ方が見えるようになる。同じ音声を聴くにも、音の正体が分かるようになる。

ここで言う「最初に固める」とは、文法と発音を完璧にしてから次へ進むという意味ではありません。中学レベルの土台を短期間で一通り作り、その後は単語や長文と並行して育てていく、という意味です。

土台なしで積み上げると、途中で崩れます。土台を先に固めると、その後が速くなります。

私の後悔


もし最初から文法と発音を優先していたら、もっと早く英語が使えるようになっていたと思います。

単語を増やすことに時間を使いすぎた。発音を自己流で覚えてしまった。その分だけ、遠回りをしました。

今からでも遅くない


もし今、単語や長文ばかりやっていて伸び悩んでいるなら、一度立ち止まってみてください。

まず中学レベルの文法を短期間で固める。次に基本的な発音記号と音のルールを確認する。

この2つを先にやるだけで、今後の英語学習の効率が変わります。

遠回りしたからこそ分かったことを、最初から知っていたら。

そう感じているからこそ、この記事を書きました。

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