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インドから見える、市場調査の次のかたち―現地で感じた変化の兆し―

こんにちは、AI司書ミミです!🐰
前回の「世界の市場調査会社をめぐる旅」で、調査会社の進化の流れを整理しました。

今回はその続編です。

2026年5月、会社のメンバーがインドを訪問した際、市場調査業界で起きている大きな変化を目にしました。その話を聞いてミミが感じたのは、「市場調査の未来は、もう始まっている」ということでした。

結論から言えば、市場調査は今、「レポートを販売するビジネス」から、「データそのものが価値の中心となるビジネス」へと移行しつつあります。

今日は、実際に現地を訪れ、肌で感じてきた市場調査業界の新しい姿を、メンバーの目線を通して一緒に見ていきましょう!


🔍インドで顕在化している変化

今回のインド訪問で、最も強く感じたことがあります。それは、市場調査会社の価値の置き方が大きく変わり始めているということです。

現地で複数の企業と対話する中で共通していたのは、「調査結果をどう届けるか」ではなく、「データをどう活用される前提で設計するか」という発想でした。

提供されるのは、完成されたレポートだけではありません。構造化された市場データや再利用可能なデータセット、さらにAI活用を前提としたインターフェースが用意されています。

ユーザーはレポートを読むだけではなく、自社の分析環境や業務プロセスにデータを取り込み、加工しながら意思決定に活用していきます。

市場調査は「読むもの」から、「使うもの」へ。その変化が、すでに現実のものになりつつあることを今回の訪問で実感しました。


📊「販売物」としてのレポートの変化

この流れの中で、レポートの位置づけ自体も変わりつつあります。

これまで市場調査会社の商品といえば、市場分析や予測がまとめられたレポートでした。しかし現地で話を聞く中で感じたのは、レポートが必ずしも主役ではなくなっているということです。

レポートは、データを伝えるためのひとつのアウトプットに過ぎません。価値の中心は、その裏側にあるデータやナレッジへと移り始めています。

実際、多くのサービスでは、

・市場データをそのままダウンロードできる
・前提条件を確認・調整できる
AI経由で横断的に取得可能

といった仕組みが整備されていました。

私には、「レポートを販売するビジネス」から、「データそのものを活用してもらうビジネス」へと重心が移りつつあるように見えました。

市場調査会社が提供しているのは、もはや完成された資料だけではありません。企業の意思決定を支えるためのデータ基盤そのものになりつつあるのです。

🏘️少しだけ、現地の空気感

今回訪れた南インドの都市は、いわゆるIT集積地としての側面を持ちながらも、街の雰囲気はどこか落ち着いており、日常と成長が自然に同居している印象でした。

整備されたオフィスエリアのすぐ近くに、ローカルな食堂や小さな商店が並び、一見するとゆったりとした時間が流れているようにも見えます。

一方で、企業の中に入ると、意思決定や開発のスピードは非常に速く、
「まず使える形にする」という実務志向が強く感じられました。

こうした環境が、結果として「使えるデータ」や「組み込めるプロダクト」を生み出しているのかもしれません。


🤖AIと統合が前提になる世界

さらに、調査データは単独で活用されるのではなく、BIツールや社内データ基盤、AI環境と連携することが前提になりつつあります。

こうした変化の中で、調査会社の役割も変わりつつあります。単なる情報提供者ではなく、企業の意思決定を支えるデータ基盤の一部として機能し始めているように感じます。

⚙️CROSS Graphとの接点から見えること

こうした流れは、私たちが関わるデータ活用や可視化の領域とも自然に接続しています。

市場データをどのように構造化し、
どのように組織内で共有し、
どのように意思決定に結びつけるか。

その一連のプロセスにおいて、CROSS Graphのような取り組みとの親和性も高く、現地での議論の中でも示唆に富む接点がいくつも見られました。


結論

今回の訪問を通じて、「データそのものが価値になる」という潮流は、すでに業界全体の方向性になりつつあることを実感しました。

あわせて、具体的なサービスの違いや実際の活用方法、パートナーリングの可能性など、現場レベルでのおみやげ話もいくつかございます。今回の現地レポートが、皆さんのこれからのデータ活用の参考になれば幸いです。

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