【AI活用】ChatGPTで壁打ちする——アイデアが広がるプロンプト5選
「誰かに話したいけど、まだ形になっていない」——そんなときに意外と使えるのが、ChatGPTとの壁打ちです。
相手が人間だと「変なことを言っていないか」と気になってしまう。でもAIなら、どんな段階のアイデアも遠慮なく投げられます。上手なプロンプトを使えば、ChatGPTは優秀な思考の伴走者になります。
壁打ちでChatGPTを使うときのコツ
まず前提として、壁打ちに使うときは「答えを出してもらう」のではなく「問いを返してもらう」のがポイントです。
ChatGPTはデフォルトで「答え」を出そうとします。でも壁打ちで欲しいのは、自分の考えが深まる「問い」や「別の視点」です。プロンプトでその役割を明示してあげると、返ってくる内容が大きく変わります。
プロンプト①:まず現状を整理してもらう
私は今「○○について考えています」。
現時点での私の考えを話すので、整理して箇条書きにしてください。
不明点があれば質問してください。
【私の考え】
(ここに雑然とした思考をそのまま書く)使いどき: 頭の中がごちゃごちゃしているとき。話しながら整理できます。
ポイントは「不明点があれば質問してください」という一文。これを入れるとChatGPTが対話モードになり、一方的な出力ではなく会話的なやり取りになります。
プロンプト②:反論・弱点を指摘してもらう
以下のアイデアに対して、批判的な立場から反論と弱点を3〜5個挙げてください。
できるだけ厳しく指摘してください。
【アイデア】
(アイデアを書く)使いどき: アイデアを人に話す前、または意思決定の前。
「できるだけ厳しく」という指示が重要です。デフォルトのChatGPTは相手の意見に賛成しがちなので、明示的に批判的な役割を与えます。プレゼン前のリハーサルとして使うと、穴を事前に塞げます。
プロンプト③:別の切り口を出してもらう
私は今「○○」を検討しています。
私が考えていない、まったく異なるアプローチや切り口を5つ提案してください。
奇抜でも構いません。使いどき: 考えが行き詰まったとき、視野を広げたいとき。
「奇抜でも構いません」を加えるのがコツです。制約を外すと、ChatGPTが遠慮なく意外な発想を出してくれます。その中から「これは使える」というものを自分で選ぶ作業が、思考の幅を広げます。
プロンプト④:ソクラテス式に問い続けてもらう
私のアイデアに対して、ソクラテス式の問答を行ってください。
一問一答で、私の考えの前提を掘り下げる質問を一つだけ投げかけてください。
私が答えたら、また次の問いを出してください。これを5往復続けましょう。
最初の問い:「○○について取り組もうと思っています」使いどき: アイデアの本質や自分の動機を確かめたいとき。
ソクラテス式問答とは、相手の考えに問いを重ねることで深めていく対話法です。ChatGPTに「一問一答」「5往復」と制約を与えることで、散漫にならず深く掘り下げられます。
プロンプト⑤:決断を後押しする「悪魔の弁護人」
私は「AかBか」で迷っています。
私はどちらかというとAに気持ちが傾いています。
Bをあえて全力で擁護する立場(悪魔の弁護人)として、Bを選ぶ理由を5つ挙げてください。使いどき: 二択で迷っているとき。
自分が傾いていない選択肢を強制的に擁護させることで、見落としていた価値が浮かび上がります。最終的にAを選ぶとしても、Bの価値を理解した上での判断になるため、後悔が減ります。
5つのプロンプトまとめ

ChatGPTは「答えを出す機械」として使われることが多いですが、「考えを深めるパートナー」として使うと、また違う価値が生まれます。
一人でうなっている時間があるなら、まずChatGPTに投げてみてください。壁打ち相手として、かなり優秀です。
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プロンプトの効果は入力する内容や状況によって変わります。まずは試してみて、自分に合った形にアレンジしてみてください。
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