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第4章:思ったほど読まれなかった

(前回)第3章:noteに出してみた
■ 期待と現実の、残酷なギャップ

投稿から一夜明けて、私は真っ先にスマホを手に取った。画面をロック解除し、noteのアプリを開く。 「きっと、寝ている間にたくさんの人が読んでくれているはず……」

しかし、目に飛び込んできたのは、期待とはほど遠い数字だった。ビュー数はわずか「12」。スキは「1」。しかもその一つは、自分で動作確認のために押したものだった。 「嘘でしょ……?」 あんなに完璧な文章を投稿したのに。あんなに効率よく、プロ並みの情報を詰め込んだのに。世界から無視されているような孤独感が、じわりと胸に広がっていった。

■ 「いいね」がつかない焦り

それからの数日間、私は狂ったように投稿を続けた。AIに指示を出し、10分で記事を仕上げ、すぐさまアップする。 「数が足りないんだ。もっとたくさん投稿すれば、どれかが当たるはず」 そう自分に言い聞かせ、質より量を優先した。

でも、結果は同じだった。通知欄は相変わらず静まり返っている。SNSで必死に宣伝しても、流れてくるのは他のクリエイターたちの「1万PV達成!」「収益◯万円突破!」という輝かしい報告ばかり。 「私と何が違うの? AIを使えば、誰でも同じ土俵に立てるはずじゃなかったの?」 画面をスクロールする指が、焦りと嫉妬で震えていた。

■ 「正しいだけ」の文章の限界

改めて、自分の投稿した記事を読み返してみた。 そこには、どこかで見たことがあるような、当たり障りのない正論が並んでいた。まるで教科書や取扱説明書を読んでいるような気分。 「役には立つ……のかもしれないけど、面白くない」

自分の書いた文章なのに、読み進めるのが苦痛だった。心臓を鷲掴みにされるような感動もなければ、思わず吹き出してしまうようなユーモアもない。AIが紡ぎ出した言葉は、あまりにも「綺麗すぎて」毒にも薬にもならなかったのだ。読者は、一目見てそれを察知し、ページを閉じていたのかもしれない。

■ 暗闇の中での自問自答

「AI副業なんて、やっぱり嘘だったのかな」 契約したばかりのAIツールの月額料金が、急に重く感じられた。魔法の杖を手に入れたと思っていたのは私だけで、実際には誰も見向きもしないガラクタを量産していただけなのではないか。

あんなにキラキラして見えた「収益化」や「自由な暮らし」が、遠い霧の向こう側に隠れてしまったような気がした。努力はしているはずなのに、空回りしている感覚。私は、noteという広い大海原の真ん中で、一人取り残されたような不安に押しつぶされそうになっていた。

■次回
第5章:読まれない理由に気づき始めた


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