機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女 2回目(2週目)観てきたよ。
こんにちは!aishiです。
今回は機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女 2回目(2週目)観てきたお話。
2回目は新宿ピカデリーで見てきました。
1回目はIMAX特典のA3ポスター欲しさにIMAXで見ましたが今回は通常のスクリーンで。あまり映画には詳しくないのですが新宿ピカデリーは通常スクリーンでも十分映像が綺麗でよく言われがちな閃光のハサウェイは画面が暗いというのもあまり感じませんでした。2回目なので慣れたという事もあるかもしれませんが。
公開2週目で公式からも色々ネタバレが出てきてるので今回は少しネタバレありで感想を書いていこうと思います。



ここからはネタバレ含む
あと2回見ただけなので記憶違い、解釈違いもあるかもしれません。
そこはご容赦ください。
またこれは考察などではなく作品を見たあくまで感想です。
考察っぽい感想も含まれてますがあくまで作品に描かれていた事から読み取っただけです。なのでここで書いた感想が第二章で制作者が意図している表現とは違う感想を持ってしまっている場合もありますし、これから出るであろう第三章で自分の考察っぽい感想と同じような描かれ方をしたからといってそれは別に予想が当たったとかではなく制作サイドがすでに思い描いていて作品に散りばめていた表現やヒントを見てそう感じたに過ぎないのであくまで個人の感想として楽しんで頂けると幸いです。
あと今回も劇場で観てきた熱をそのままに一気に書いているので乱筆乱文となっております。読みにくいと思いますがよろしくどうぞ。
1.大人と子供が同居するギギが魅力満載で素晴らしい。
解説
超高級娼婦のギギが素晴らしい。
生きていく為に仕方がなかった生き方ではあるのでしょうがバウンデンウッデン伯爵の横にいて伯爵の格を下げないように勉強と努力をしてきた事がこの第二章でさらにわかります。
ギギはまず姿勢が良い。人間もなんだかんだで動物ですから普段私達が生きていても表向きは出さない人も多いですが人に格を瞬時に付けて生きているんですよね。その格を最初に判断するのはやはり姿勢。
姿勢って育ちや生き様、内面が出ちゃいますからね。
勿論身なりも。そしてギギの姿勢は美しい。
馬に乗っている場面の姿勢の美しさ。
色々とバウンデンウッデン伯爵の愛人になる前後で仕込まれたのでしょうが、姿勢から所作、他人に対する態度、知識、判断力あらゆる面でプロの愛人として完成されています。しかもちゃんとバウンデンウッデン伯爵に対して敬意とそれなりの愛情はあるという。
ニューホンコンの別邸に着いた時にハイヤーの運転手、別邸の入り口のセキュリテイ、別邸の支配人(管理人)、メイド、模様替えの業者(デザイナー)など色々な人と相対して態度を意図的に使い分けています。
それはまずは舐められない事。
これはギギ本人が舐められたくないという陳腐なものではなくて、バウンデンウッデン伯爵の格を落とさない姿勢が一貫してみて取れます。
なので入り口で軽口に聞こえるセキュリティーには上から威圧するし、
出入りする業者に出すお茶の順番を間違ったり、場違いにチップを要求してくるメイドには厳しくし排除します。メイドの給与はそんじょそこらのメイドより多額の給料が出ているはずです。そんな高給を貰っていても手ぐせの悪い使用人っているんですよね。そんな人が中に入り込んでいては伯爵が今後どんなトラブルに遭うかもわかりません。それらを排除する役割もギギにはありました。
ギギの最後の仕事は伯爵の為に心地よい環境を作る事。
今後ここで一番伯爵と接するであろうメイドやセキュリティの質が低かったら駄目なんです。
ある程度別邸を整えた後お風呂のシーンでギギはハサウェイの名前を連呼します。それは恋するティーンエイジャーそのもの。
ハサウェイといる時はギギは演じる必要の無い自分を感じている事を自覚するシーンでもあると思います。
キルケー(魔女)として縁起を担いでそういった役目を担わされるケネスとの対比も面白いですね。
2.ギギに1stのア・バオア・クー決戦前のアムロを感じる
解説
これはもう勝手にそう感じてるんですが、1stのア・バオア・クー決戦前のアムロ達の台詞、
アムロ「作戦は成功します」
ブライト「ニュータイプの勘か?」
アムロ「はい」
移動するエレベーター内で
カイ「アムロ さっきお前の言ったこと ホントかよ」
アムロ「嘘ですよニュータイプになって未来のことが分かれば苦労しません」
アムロも否応なしにニュータイプに覚醒しそれを演じる事も求められてきましたし、それに応じる生き方をしてきました。
今回のギギもゲンを担ぐ軍人に囲まれてキルケーとしての役割と求められた時に「私は預言者ではない」と忠告しつつ相手が欲しがる答えを与えていましたね。
あと支援船ヴァリアントでマフティーの他のクルーに向かって話してる姿は少し逆襲のシャアの時に作戦会議で「みんなの命をくれ」と言っていたブライトさんとハサウェイが少しダブります。
ここら辺ハサウェイは不器用なブライトさんと人たらしのミライさんのキャラクターを色濃く受け継いでいるキャラクターだなぁと感心します。
3.今回も主人公過ぎるぞレーン・エイム!!
解説
22歳にもなって汚い大人!!など青臭い台詞を吐き続けるレーンエイム(笑)
閃光のハサウェイは未熟なレーンエイムの成長劇でもあるのでいつか作品作りに困ったらレーンを主人公にマフティー動乱を前日譚から描いて欲しいという気持ちもあります。
4.バックウエポンシステムに身を包んだリガズィ・カスタムでテンション上がる。
解説
最初に出てきた時はバックウエポンシステム!!リガズィ!?
と思いましたがカラーリングとライフルの形状からしてリガズィカスタムのようですね。正直自分はガンプラもあまり作らないのでMSにはそこまで詳しくなく後付け設定でどんどん生えてくるMSはわからない事が多いのですが第3章で活躍するであろう?リガズィカスタムには期待してます。
5.今回も飲み物を飲めないハサウェイ。徹底的にハサウェイの渇きを表している。
第1章から水が飲めそうで飲めないハサウェイ。
これは彼の現状を表しているので間違いないでしょう。
そして原作小説では後編でハサウェイがベッドの上でパリパリに乾いた唇で水を飲む印象的なシーンがあるのですがそれに向けた壮大な前振りだと感じます。
ハサウェイの渇きを水を飲めない事で表し、最後に水を飲んで死ぬ事でその渇きからの救いを表しているんじゃないでしょうか?
追記---一部でPTSDだから人前で食事ができないみたいな話がネット上であるようですがこれは違いますね。
第1章ではハウンゼンの機内食を完食したり飲み物のおかわりを口にしようとしてる描写がありますし、タサダイ・ホテルでの食事でもケネスと話しながらそのまま食事を続けようとしている描写があります。第二章ではケリアはハサウェイの為に同じテーブルにカレーを用意しています。イラムとの会話の時もケリアの用意してくれていた食材でベーグルを作ってイラムと食事を取ろうとしています。
PTSDだから人前で食事ができないならそういう描写はしませんからね。
水の飲めない描写はあくまで比喩表現でしょう。
6.ハサウェイ達のタイムラインが変わった?
解説
時計がキーポイントなのは第一章から。
その音は第一章の映画の冒頭から刻み始めます。
すごく好きな始まり方。
小説版を元々読んでいたので個人的には破滅へのカウントダウンだと第一章では捉えていました。
今回も第一章でハサウェイがお土産物屋で買った安物時計が要所要所で出てきます。ニューホンコンの別邸をギギが徹底的にバウンデンウッデン伯爵の為に模様替えするのにただ一つ、いや二つ場違いな物がありました。
それがあのハサウェイの時計とハサウェイの名前を連呼するティーンエージャーのギギの心。
その不釣り合いな時計とハサウェイへの恋心?を持ってギギは別邸を出て行きます。ベッドには自分の残り香のついているであろうネグリジェを置いて。
そしてその時計ですがエアーズロックに観光に行く時に連邦のお付きの人達と食べる為の朝食と共に時計もバスケットに入れていたんですよね。
とても場違いな感じがありますがギギにはエアーズロックでハサウェイと再開するという予感というか確信があったので時計を持っていっていたのでしょう。もう一度ハサウェイと一緒の時を刻む為に。
ここで思うのは原作小説と結構ギギの立ち位置が変わっているんですよね。原作では大佐とハサウェイの間で割と中立っぽい立ち振る舞いをしている印象が強かったのですが今回はだいぶハサウェイに傾いている印象です。
大佐は軍人ですから大佐の隣にいるとバウンデンウッデン伯爵の時と同じように誰かの為に自分を演じる必要があります。
実際に今回は存分にキルケー(魔女)役を演じて見せました。
ゲンを担ぐのが実に兵隊さんらしくて良いですよね。
死が近くにあるとお守りとかゲンとか担ぎたくなりますよね。
閑話休題
ラストでハサウェイがクスィーの掌からギギを回収する時にその時計がバスケットと一緒に落ちていきます。今まで無茶苦茶時計を暗喩として印象付けていたんですからここには何かの意図を感じられずにはいられません。
そしてこれも原作小説には無かったのですがギギがハサウェイにキスするんですよね。西洋ではキスは魔法を解く鍵でもあります。
醜いモンスターになっていたハサウェイがここで人間に戻ったと考えたくなりました。ギギも強制的に大人にさせられていた姿から女の子に戻った瞬間のように思いました。そして落ちて行ったチープな時計が表す
のは罪悪感で醜く歪んだハサウェイのタイムラインが変わって、
二人の時間が刻み始めたんじゃないかと思ってみたり。
同じタイミングでクスィーの顔が正当なガンダム顔に変わったのも、レーン君との戦闘の時にアムロの声とハサウェイとの声が被ったのも、もう一度やり直しをしたいと思っているアムロ、もう一度ハサウェイにやり直させたいと思ったアムロとガンダムがそこにいたと考えられなくはないかなと思います。
なぜならチェーンの死から必死で顔を背けてきハサウェイが今回描かれていたので、アムロならアムロとチェーンに対するブライトの息子の罪悪感や後悔を感じて「もういい、下がれ!!」と言ってハサウェイにやり直させる機会を与えてくれそうな気がするから。
ジークアクスじゃないですがもうアムロもガンダムが大切な人を殺すのを見たくない!と思っているでしょうし(ペーネロペー含む)。
そしてユニコーンやジークアクスなど最近では時間の巻き戻しや並行世界からの関与が描かれているのでハサウェイのタイムラインが変わったとしても驚かないですね。
また小説版ではブライトノア率いる第13独立艦隊が赴任するのはアデレード戦が終わった後ですが今回の第二章の話の流れではアデレード戦にブライトが参戦するかもしれないと匂わせています。
流石にクェスがやったように親殺しをハサウェイにはさせないでしょうが何があるかは気が抜けません。バッドエンドになるかハッピーエンドとまでは行かなくてもそれなりに幸せを感じさせてくれるか。
勿論数多くの仲間や民間人を殺してきたテロリストの頭がなんの責任も取らずにのうのうと幸せになって生き残るのはどうかと思うのでもしかしたら半身不随位にはなるかもしれませんがギギが看病して一生を過ごすというパターンもあるかもしれません。
まあ責任という点ではそもそも若人をマシーンに作り上げているアマダ・マンサン教授やクワック・サルヴァー、シャアアズナブルも責任をとってはいないですからね。そういう点ではハサウェイに救いがあっても良いのかもしれません。ワンチャン、ケネスがマフティーは死亡扱いでハサウェイもテロに巻き込まれて死亡か失踪という体にして日本のキューシューでハサウェイとギギとケネスで仲良く暮らすエンドがあってもおかしくない位にタイムラインが変わってきている印象です。勿論自分の希望的観測はありますが。
と色々と自分なりの感想を書きました。
勿論全然違う感想を持っている方も多いと思います。
歴史の長いシーリーズ、作品なので中々新しい人は入りずらい作品かもしれませんが閃光のハサウェイはとても見応えがある作品なのでまずは自分と同じように好きに楽しめたら良いなと思います。
戦闘シーンを楽しむ、魅力的なキャラクターを楽しむ、独特な台詞回しを楽しむ、MSを楽しむ、世界観と歴史を楽しむ…本当にガンダムは色んな楽しみ方ができますね!
乱筆乱文にお付き合いありがとうございました!
おまけ
2週目上映特典として
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女
Pablo uchida Design Works
の冊子が貰えます。
ポスターのラフスケッチやキャラクタースケッチが載っているのでかなりおすすめ。早めに行ってぜひゲットしてください!
画像も少し載っけているのでネタバレが嫌な人は避けてね!


この冊子が欲しい人は早めに劇場へ!!


しっかりと確認できていないので間違っていたらゴメンナサイだけど、
田舎で燻ってネクタイも締めてなかったヒューゲスト(右)は誰に合うのにも茶靴のブローグの入った外羽のカジュアルな革靴を履いていて隙が多い。
その点左のヨクサン長官は多分内羽根+キャップトウのストレートチップで隙がない感じ。
ちゃんとヒューゲストにアドバイスしてくれるヨクサン長官優しい(笑)
※追記 ヨクサン長官は空港ではサイドゴアになっているチェルシーブーツを美しく履きこなしてましたね!
小説版がKindleだと期間限定でセールしてますね!
小説版と劇場版は少し設定や展開が違いますがそれでも補完しながら楽しめるので興味のある方は是非!


