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まだまだ熊鈴を誤解してる人が多い話

こんにちは!aishiです。
今日は熊と熊鈴のお話。
近年熊の話題が多いですがまだまだ熊鈴も含めて誤解している人が多い印象。そこで改めて大事な事をまとめてみました。


1.熊鈴は熊を怖がらせたり、熊の嫌いな音を出して熊を遠ざける物ではない。


まだまだ誤解が多いのがこの点。
熊鈴は鳴らす事で熊との遭遇を避ける物ですが、
何故鳴らすかというと一番の理由は「熊との出会い頭の遭遇を避ける為」です。人間の存在を知らせてお互いが出会い頭で会わないようにする為の物。
音自体に熊の嫌いな音とか周波数とかはほぼ関係ありません。
逆に出会い頭や近距離でびっくりさせるような音は反撃される可能性もあります。こればっかりは熊の個々の性格にもよるので対応が難しい。
確実に言える熊が一番パニックになって凶暴になるのは出会い頭の遭遇です。(あと子連れ。)
なのでそれを避ける為に鳴らしているのです。
道具はちゃんと理解して使ってこそです。

2.トレラン、自転車の人、山菜取りの人が危ない。


熊被害が出るとニュースになったり被害報告書が出たり、それらが書籍になって出てたりします。
そこでの重大な被害報告で一番多いのは出会い頭での熊との遭遇。
奥多摩で世界的に有名な登山家が被害に遭ったのも山でのトレラン中。
(別にトレランが悪いと言っている訳ではありません。)
山中でコーナーを曲がった先で出会い頭に遭遇してしまいパニックになった熊に襲われて顔を削られたという事故がありました。
同じようなスピードが出る里山付近でのスポーツバイクも同じような出会い頭の遭遇の危険性があります。
記憶にも新しい北海道での熊による死亡事故。
これも報告書によると走って下山していた可能性が高いという事で
出会い頭に近い遭遇で襲われた可能性が高いです。
また熊は走って逃げた対象を追いかけて攻撃する習性があるので
トレランや自転車で熊と出会い頭の遭遇するとかなりリスクが高いです。
あらかじめ熊が出やすい場所を通る時はどこで出やすいかを予め把握しておいて熊鈴は勿論、声やホイッスルを使って牽制しながら通過する事も考えた方が良いでしょう。
また山菜取りなど視界が悪くて山菜を取るのに夢中になっている人も
出会い頭での遭遇が多いケース。
とにかく先の視界が悪い、見えにくい場所での出会い頭には注意しましょう。

2025年羅臼岳登山道におけるヒグマ人身事故に関する調査速報

https://www.shiretoko.or.jp/wps/wp-content/uploads/2025/08/2025年羅臼岳登山道におけるヒグマ人身事故に関する調査速報.pdf


3.熊鈴の慣れというより人間に慣れるのが問題。


熊鈴に熊が慣れる事を心配している人も割といますが、
それも誤解で先述した通り音自体は怖がらせる為の物ではありません。
人間だって他人が何を考えているか分からないように、熊だって性格は色々。音を鳴らしたからといって怖がってくれるとは限りません。
ただ音を鳴らして聞こえれば通常個体の熊は別に人間を餌だと思っている訳ではないのでリスクを冒してまで人間に近づいて来る事はありません。
また熊は熊鈴だけを聞いて人間を認識している訳ではなく音や振動、臭いによって認識していると思われます。
なので熊鈴の慣れを心配するより根本的に人間に慣れる個体が増えるている事、熊と人間の距離が近くなっている事が問題です。

4.山中での飲食物の扱いや調理しての匂いの方が熊を引き寄せる。


では何故人間との距離が近くなっているのか?
それは現状天敵がいないので熊の個体数が増え過ぎてるのが原因だと思います。

また熊に対して不用意な餌付けは言語道断ですね。
山慣れしてない人がやりがちなので山中で落とした飲食物などをそのまま放置してしまう事。熊を引き寄せる原因にもなります。
他にも食材をテントの外に放置したり、調理をした匂いで引きつけてしまう事もあります。しっかり匂い対策などもしたいところ。
熊との遭遇が報告されている山域では事前に熊対策として飲食物の取り扱いを事前に確認してリスクを下げる行動を心がけたいところです。

5.熊鈴や笛など併用し出会い頭の遭遇を避ける

熊が気付いてくれるなら熊鈴だけじゃなくラジオやスマホの音楽、笛などなんでもいいし複合的に活用しよう。
ただしすでに熊と相対してる場合は刺激的な音や行動は熊を刺激してしまう場合もあり。
自分は人の少ない山域ではスマホから音楽を鳴らしながら歩いています。
場合によっては熊鈴との併用。
自分は北高尾など歩いていて実際に熊を見た事はありませんが、
ある程度の大きさの動物のものであろう糞の塊や毛、先程まで近くにいたであろう獣の獣臭を見たり感じたりする事は割とあります。
熊なのか猪なのかわかりませんがどちらにしろ出会い頭の遭遇は避けてくれているようです。獣臭や視線を感じた場合は笛や人によっては熊スプレーなどを構えると良いでしょう。
出会い頭の遭遇を避ける為に熊鈴などの音は効果的。
ただしすでに熊と相対してる場合は刺激的な音や行動は熊を刺激してしまう場合もあり。急の行動や走って逃げる、背中を見せるのは避け可能なら距離をとりましょう。

6.熊スプレーを携帯する場合は練習してスムーズに使えるようにしておく


熊スプレーを携帯する人も増えてきてますね。
ただし持っているだけではなんの役にも立ちません。
持って行く人はちゃんと管理して使えるように練習しておきましょう。
昨今誤射や管理不足からの暴発などあります。
また安いものを買ったら偽物など役に立たないものを摑まされたという事も。

7.人間を目標物と認識した熊はもはやイレギュラーな存在。
通報して駆除してもらうしかない。


もはや人間をターゲットにしているような個体は熊鈴に慣れてるとかそういう次元の問題ではありません。
よく人間が熊の場所に入って行ってると言いますが、
個人的には違うと思います。
昔から人間も山に入っていますし、山は別に熊だけのものではありません。
熊も人間も入っていいし、熊と人間が出会ったら時として悲惨な事故が起こる場合があるだけの話。
とは言え熊が人間に危害を加えたらしっかりと人間側が人間側の対処をするしかお互い安全に過ごせる距離を保てません。
熊が人を襲うようなイレギュラーな個体が出たらしっかりと駆除をする方が熊の為でもあります。だからこそ人間側も餌付けをしたり不用意に距離を縮めたりすべきではありません。お互いに不幸な事になってしまいます。

おわりに

因みに自分が使っている熊鈴は
森の鈴 カバー付(BEAR BELL 熊鈴)

結構音も大きく響くので持っていて安心感があります。
カバー付きなので多少体やザックに触れたり、ポケットに入れていても音が鳴のとワンタッチで消音できるので使いやすいです。
熊鈴の本当の効果や役目を知って効果的に使っていきましょう。
事前に熊の行動場所を把握して無理をしない事も大事ですね。
安全第一で山や自然と付き合っていきましょう!



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