熊撃退スプレーを買いたいなと思っている人が読むと少しは参考になるかもしれない記事。
こんにちは!一人ハイカー、一人ワンダーフォーゲル部のaishiです。
今年も暖かくなって熊の被害が増えてきました。特に熊との距離が近い地域は気をつけていきたいところですね。
はじめに
日本は山と街の距離も短いのでどうしても熊の個体数が増えてしまうと街に出て来てしまいます。今の熊被害の増加の一番の原因はやはり熊の増加。
天敵がいないとどうしても増えてしまいます。
最近では住宅地などでも熊被害が出ていて、玄関を開けたら熊とばったり…なんて事も増えてしまいました。
そのような地域ではまずは出会い頭の遭遇を避ける為に家でも使わない時には音が消せる熊鈴を付けていると良いと思います。
防犯カメラや庭や玄関にセンサーライトなどあると牽制にはなると思います。
あとはやはり玄関など手の届くところに熊撃退スプレーを置いておくと多少は熊被害のリスクを下げられる可能性があります。
大事なのは熊撃退スプレー選びと使い方!!
ネット通販など見ているといろんな所が熊撃退スプレーとして商品を出しています。しかし現状品質が怪しい物もある印象。
個人的には日本国内で手に入りやすい物で選ぶとやはりUDAPのスプレーが良いと思います。
慌てていると上手くスプレーボトルを掴めない事もよくあります。
UDAPのスプレーの形状はリングになっているので指をかけやすくホルスター入れていても引き抜きやすく落としにくいのはよく考えられていますね。
玄関などに置いておく場合でも素早く手に取って吹きつけ動作をしやすく、また誤射をしにくい形状はとても大事だと思います。
携帯する場合はホルスターの形状も大事ですね。
間違っても値段だけで選んではいけません。
それなら買わなくても良いんじゃないでしょうか?
熊スプレーはお守りではないので効果がなければ意味がないので買って安心ではいけません。いきなり使っても効果的に使うのは難しいでしょう。
だから個人的には買う人はちゃんと使えるように練習もしておいた方が良いと思います。刺激成分を使わない練習用のスプレーがあるのでそれを使いましょう。
熊撃退スプレーの使用感などについてはyoutube「ふらいびと」チャンネルで興味深い動画が上がっていたのでこちらを参考にしてみるのも良いかとおっもいます。
熊スプレー選び参考動画
こちらでもUDAPのスプレーがトータルでおすすめのようです。
熊スプレーの効果的な使い方
熊スプレーは熊に効かせるならそれなりに引き付けて使う必要があります。
ちなみに下の動画で出てくる熊は威嚇するでもなく、パニックになってる訳でもないですがこういうタイプの熊が一番対処が難しく恐ろしい熊だと思います。かなり人間に執着しているので一旦襲われたら中々離れないのがこのタイプだと思っています。
熊とかなり距離があった場合に焦ってスプレーを使い切ってしまうともうどうしようもありません。。特にこのような執着の強い熊は。
なのでこの動画のように熊がそれなりに距離を詰めてきてから効果的に使うべきでしょう。内心かなり怖く焦ると思います。だからこそ練習が必要なのです。
熊スプレーを効果的に使うには(熊スプレーのそれぞれのメーカーの特性にもよると思いますが)UDAPの場合だと熊との間に刺激のガスの壁を作ってやるイメージのようですね。勿論離れ過ぎても回り込まれたりして効果が無い場合もありますし、近過ぎると自分にも被害がでてしまいます。
1.熊との位置を考えてなるべく風上に位置どり出来るようにする。
2.熊が5メール前後まで近づいてきたら吹き付ける
3.熊の手前の地面に吹き付けるイメージで吹き付ける。
熊は近寄る時に頭の位置が低いので直接当たらなくても地面に散布されたガスが立ち上ってガスの壁が出来るイメージ。直接当たらなくっても熊の進行方向に上手くガスを撒ければ熊が吸い込んでくれる。
初めて熊スプレーを買う方は練習用もセットで買って練習しましょう!
『クマ撃退スプレーの噴射実験』で高校生3人搬送_目の痛み訴え動けず_部活仲間6人で三角山へ〈北海道札幌市〉
熊対策の色々な声と現状
自衛隊や警察に対応しろという声もありますが、基本的には自衛隊も警察も熊駆除を想定した組織では無いので戦術的にも装備的にも熊駆除に最適な物はありませんし、法律も熊駆除をスムーズに安全にできるようなものにはなっていません。警察官の持つ武器では熊には到底太刀打ちできません。
警察の特殊部隊を使えというタレントさんやマスコミの声もあるようですが、個人的には否定的。
そもそも警察の特殊部隊はエリートで構成された人々なので人も少ない。
匿名性も高い少数精鋭部隊に山に入って山狩させるのは無駄が多過ぎないですか?
そういった人々に熊対策をやらせるのはそれこそ税金の無駄なのでは?と
思います。また熊対策の為の訓練をやっている訳では無いので万が一隊員に何かあった場合損失が大き過ぎますね。
またマスコミ等がやたら自衛隊ではなく警察を使えというのは正直ポジショントークで自衛隊を単に使いたく無いだけなような気がするしますね。
猟友会も現状はあくまで同好会、互助会のような組織ですので現状の法律や人数では素早く安全に熊駆除にあたるのは現状難しいと思います。
とは言え山での熊狩りはやはりハンターがやるのが一番だと思います。
狩も特別なスキルが必要ですからね。山に入って熊を狩るのはハンターがやるのが一番です。ただやはり今は人が少ない。法律もここ数年でも色々問題になりましたがしっかりと現状に合った法整備がなされてるとは言い難い。
なので法整備を進めてハンターの育成や組織化、しっかりとした報酬などを考えると中々すぐには解決しにくい問題ではあるのかなと素人ながらに思います。山の熊の個体が今後どう推移していくかにもよりますが天敵がいないので数年は被害が続く可能性も高いのかなと。
熊被害に遭わない為には基本は熊被害が出てる場所に近づかない事。人を恐れない熊がいる場所には近づかない。
とは言え現在はご存知の通り人がいる里山や住宅街で熊被害による死亡重症事件が出てしまっています。
そういう場所では熊対策をするしかありません。
自分は今まで結構熊被害の本や記事、報告書などは読んでいるのですがあくまで一意見として聞いてください。
熊に襲われない為には
1.自分の住んでいる場所や行く場所で熊がどういう行動をしているか把握する。
熊は1日10kmは行動するとも言われているのでその位の範囲で出ているなら注意が必要だと思いますし、人里に降りてきている熊は人間い対する警戒感が薄れているので注意が必要です。
役所等の防災情報や熊出没情報の地図が色んな地域であるのでそれを確認しておくと良いですね。
2.とにかく出会い頭で出会わない。
出会い頭でパニックになった熊は凶暴性が増すようです。
今までの事故報告などを見ても出会い頭でパニックになった熊に襲われる事が今までは多かったようです。なので熊鈴ラジオがかなり有効でした。
山菜取りなどで被害が大きかったのも黙々と無言で山菜を採っていて熊と茂みの中で出会い頭に遭遇する事が多いから。なので熊鈴やラジオであらかじめ人間の存在を知らせて出会い頭で熊と遭わないようにするのがとても大事。最近では山から降りてきた熊が民家で玄関を開けた熊と出会い頭でバッタリという事も増えているようです。熊出没地域に近い方は音を止められるタイプの熊鈴を身につけて家から出る場合は鳴らしながら外を伺いながら出るというのも大事だと思います。モーション検知・リアルタイム通知機能のあるドアホンを使ったり防犯カメラなどで外の様子を見たり、庭や玄関にセンサー付きライトを設置するのも良いかと思います。
3.走らない、背を向けない
熊に出会ってしまったらとにかくまずは刺激しない事が大事。
特に走ったり背を向けると野生の本能で襲ってくる事が多いようです。
また今までの山での熊被害で多かったのは山を走るトレランや自転車などで出会い頭に遭ってしまったり、熊が襲いやすいスピードで走っていて獲物だと認識して襲われてしまう事も多いようです。
なので万が一出会ってしまった時は急な行動はまずは極力避けましょう。
熊ベルなどを活用してあらかじめ存在を知らせつつ活動しましょう。
スマホで聴く読書 オーディオブック Audibleなどをオフライン再生るのも良いですね。
4.基本こちらから刺激しない
出会い頭ではなく、数メートル先に熊を確認した場合はまずはこちらから刺激するのはやめましょう。大きな音な度で追いやるのではなくこちらが引く事が基本。向こうが気づいてない場合かなり距離があるようなら刺激しない程度に熊鈴や笛を鳴らしてやるのは良いかもしれません。
気づいていない熊に距離を詰めたり、距離を詰めながら音などで刺激するのは絶対にやめましょう。熊スプレーも同じ。距離があると使っても無意味です。刺激するだけです。山歩きなどでどうしても進むしかない場合は距離を保ってこちらの存在を笛や熊鈴で知らせて向こうが引いてくれるのを待ちましょう。
街中でたまに車などで熊を追い回す動画などありますがあれも危険だと思います。パニックになった熊が街に甚大な被害を及ぼす可能性が高くなります。パニックになった熊の危険さは乗鞍岳クマ襲撃事件が参考になります。
5.何の拍子に熊に敵認定されるかわからない
昨今の熊による死亡事件は数も増えていますし、報告書も上がっていない物が殆どなのでどういう状況で襲われたかなど詳細がわかりません。
なので何の拍子に熊に敵認定されて襲われたのかわかりません。
後ろを向いていて背後から襲われたのか、何かの拍子に出会い頭になってしまったか、刺激してしまったか?色々と可能性はあると思います。
しかし絶対に襲われないということは無いので熊被害が出てる地域は注意するしかありません。
6.熊にはこれをやったら大丈夫!!なんてものは無い!!
身もふたもないですが、人間に置き換えるとわかりやすいかも。
人間だっていろんな性格の人がいます。
そして犯罪を起こす動機なんてそれぞれだったり、気分で暴力的になる事もあります。熊だってそうですよね。その時の気分だったりもあるはずです。
なのでこれをやったら大丈夫なんてものは無いのです。
あと個人的に調査報告などを読んでいると興奮して威嚇をしてくるような熊はまだ人間本体には興味がないように思える行動が多いので逃げられる可能性が高いのかもしれません。逆に冷静にジリジリと距離を詰めてくる熊は人間に執着している事件が多いように思うのでかなり危険なように思います。
そういう行動の違いもあるのだなと覚えておくと万が一熊に遭遇した時に冷静に対処できる可能性が生まれるかもしれません。
7.最終手段は亀の姿勢 それでも熊が襲ってきた場合はもうなんでもアリです!!
ここまでやってそれでも牙や爪を立てて襲ってきた場合はもはやなんでもアリです。気合いです。生への執着です。大声を出すのも良いでしょう。
生存率を高めたいなら熊に遭遇した時の防御姿勢をとりましょう。
メディアによっては足を伸ばしたスタイルを紹介してますが個人的には亀状態がお勧め。足にも大きな動脈が走っていますし、お尻を齧られる事も多いようなので。足を伸ばしていると足首などに噛みつかれて茂みの中に引きづられていく事もあるようです。
もちろん亀の状態でも凄い力で転がされる事になると思いますがすぐに亀の姿勢になる事を心がけましょう。
単にパニックになっている執着の薄い熊ならこの防御姿勢で時間を稼げればだんだんと落ち着きを取り戻して離れていく場合も多いようです。
執着が強く明らかに獲物や敵として認定されている場合はどんな姿勢でも山に引き摺り込まれる事が多いようなので最後の力を振り絞ってかなり難しいですが熊の急所などを狙って熊を怯ませるしかありません。。
また玄関や庭先、農作業などで比較的避難しやすい場所で使うには
大きな音の鳴ホーン等も使い方次第では良いかと思います。
家などの近くの場合環境や状況によって色んな組み合わせで対策するのが良いですね。
MTOpro 熊よけ わんわんホーン 乾電池ケース無orケース付 登山・山歩き・山菜取り時の熊除けホーン カラビナ付き 熊との遭遇を回避 ワンワンホーン 熊避け 山歩き 最大110dB 音量調整付 農作業 DCC011-HOW-parent
おわりに
読んでいただいた方にはお分かりのように、熊対策と言っても遭遇した状況が違えば対応も全く変わってきます。
そこを理解してこうすれば大丈夫と思わずに熊被害が出ているところではより慎重な行動をとって身の安全第一で対応して貰えると良いですね。
熊が多く出没する地域では生活する上でとても大変だとは思いますが、
安全第一。できる対策はしっかりとって安全にお過ごしください。
