サブカメラとしてPENTAX K200Dを購入
3連続でカメラボディ購入記事になってしまいました。
また文字ばっかり。
でも、今後写真を色々載せていく前に最低限ボディだけでも紹介させて下さい。
きっかけ
買ったEOS M6が届いたその日。
実家に戻った私は、オールドカメラのコレクターである父親から「YASHICA AUTO YASHINON-DX 50mm F2」という1本のオールドレンズを借り受けます。
後日実際に使ってみると、古いレンズとはいえ意外や意外。
ややアナログな空気を感じさせる輪郭ながら全然戦力として使っていける実力はありそう。ちょうどこの距離の単焦点を持っていなかったので、普通に使っていこうかな。
…と、思っていたのですが、「もっとこのアナログ味を活かせる構成は無いかな?」等といらんことを考え始めます。
前回サブカメラを生やす予定がメイン機の入れ替えという形で吸収されてしまったので、その燻っていた欲を刺激する餌になってしまったわけですね。あーあ。
第一の候補「フルサイズ×低画素機」ルート
まず最初に思ったのがこれ。具体的な機種は「初代EOS 5D」にすぐ絞り込まれたため、これ前提で話を進めます。
最近のスマホは、画素数で言えば一眼カメラと全く遜色ない数字を誇ります。
にもかかわらず、一眼カメラにダイナミックレンジや階調と言われる要素でどうしても敵わないのは、「1画素あたりのセンサー面積が圧倒的に違う」という事実が最も大きいです。
カメラ好きが口を揃えて言う「写真の良し悪しは高画素数か否かで決まらない」というセリフはここから来ているのかと思います。
となると、ですよ。
想定される大いなる誤解や反論を恐れず言うならば、「大きなセンサーをより少ない画素数で扱えば、より深く厚みのある色を扱えるのではないか?」という逆の発想に思い至りました。
そして、これは「どことなく粘度を感じるオールドレンズが描く輪郭と相性が良いのではないか?」という考えと繋がっていきます。
他のメリットとしては、EFマウントなので今使っているCanon機と資産共有が出来る点ですね。
…まぁ現状持っているEFマウントのレンズは全てAPS-C向けなので即流用はできませんが、例えば今後フルサイズ向けの単焦点レンズを買い足したとすれば、「普段はメインのM6で使用する」としつつも、場合によっては「強烈なボケが欲しいシーンでは5Dで、その他の撮影はM6で」というような「純粋な戦力としての二刀流」も期待できます。
2005年発売と最早20年以上昔の機種ですが、良く売れたせいか今でもそれなりに数が残っており、入手性はかなり良い部類かと思います。
安価に入手可能なのも良いですね。お金をかけられないサブ候補としてはありがたいです。
第二の候補「CCDセンサー機」ルート
現在のデジタルカメラは全て「CMOSセンサー」を搭載した機種ばかりですが、それ以前は「CCDセンサー」を使ったカメラがありました。
CCDセンサーのカメラで撮った写真は、しばしば「こってりとした色合い」「フィルムカメラのような写り」と評されます。
日本語は難しいですが、これも先程の5Dの時に話した色の話しに通づるものがあり、オールドレンズとの相性に期待ができます。
「あれ?じゃあフルサイズのCCDセンサー機なら最強では?」となるのですが、中々そうはいかないようで。
CCDセンサーというのはサイズが大きくなればなるほど歩留まりが加速的に悪化します。
また、CMOSセンサーと比べて大きな電圧を必要とする為、センサーが大きくなれば熱問題も無視できなくなります。
そういった背景もあって、フルサイズ×CCDセンサーのカメラは普及せず、現在はLeica M9等一部のクセ強機種がプレミア価格で取引されているのみに留まり、とても候補にはできません。
というわけで、CCDセンサーのAPS-C機を見繕ってみます。
低画素数OKとはいえ、4K程度の画素数は欲しい(800万画素前後~)のでそれを条件としつつ、5Dのライバルとなる1万円前後をターゲットにすると、機種を絞る前にメーカーとしても特徴が見えてきました。
・Nikon
D80やD3000等が候補になるが、レンズ内モーターのあるレンズでないとAFが効かない、フランジバックの設計上無限遠を出せるM42変換マウントが存在しない(補正レンズ付きならあるが画質の劣化が避けられない)等、オールドレンズと相性があまり良くない。
・SONY
α200、α300等がターゲット層。
α300ではライブビュー付きという現代的な仕様が魅力の他、ボディ内手振れ補正が付いているためオールドレンズにぴったり!…と思いきや、手振れ補正は電子接点のないレンズだと機能しない為、相性的には普通。
・PENTAX
K10D、K200D、K-mが候補。
SONYと同じくボディ内手振れ補正があるが、こちらは電子接点の無いレンズも手入力で手振れ補正可能!
M42等のアダプターでも使えるのはもちろん、自社のKマウントの歴史が異様に長く、ネイティブ接続に限ってもレンズの選択肢に困らない。
こうみると、今回の用途だとPENTAXが一番光って見えますね。
PENTAXのCCDセンサー機に高いオールドレンズ適性を見出す
この時点でフルサイズ×CMOSセンサー×低画素数ルートである5Dと比べてPENTAXのCCDセンサー機に明確な適正を見いだせたので、後者の3機種に絞って再検討することに。
・K10D
「格」では3機種中最も上の中級機ポジション。
大きな魅力はそのボディ設計から得られるペンタプリズムファインダーとダブルダイヤルか。
画像処理エンジンも22bitで贅沢(色の厚さが凄い…らしい)だが、設計が他2機種より2年古く、若干割り引いて見る必要はあるかも。
バッテリーは古い専用品だけど、現在でも互換品が新品で安く手に入るのでその点の心配は無さそう。
・K200D
3機種の中では間を取ったような立ち位置。
K10Dとは違いファインダーはペンタミラーと平凡でありダイヤルもシングル。
エンジンは22bit→14bitになったが、元々がセンサーに対してオーバースペック気味とも。世代の差を加味すると悲観すべき点では無いと思う。
バッテリーは単三電池で入手性の良さは優秀だが、アルカリ電池での運用はほぼ想定されていない(公式談)。普段は大パワーの充電池を使い、アルカリ電池は緊急用と割り切ろう。
最近は徐々に高騰しているとの噂も。
・K-m
3機種中最も小さい末っ子ポジション。
内部設計はほぼK200Dと同じだが、とにかく小型軽量で設計が一番新しい。
他2機種と違って防塵防滴非対応というデメリットがあるが個人的には気にしていない。
それよりもスーパーインポーズ(合焦点表示)が無いというのが地味ながら痛い。本当になんでだろう?
他のメリットとしてはとにかく安い。コスパは◎
こんな感じですね。
個人的にはデジタルな技術が日進月歩だった当時を考えると2年の差はやや重いと捉え、K200DとK-mの2択に。
さぁどうしようかな。
お買い得な出物がトドメで決定
K-mのコスパはサブ機として大変魅力だったものの、ちょうど標準ズームレンズとセットになったK200Dがお安くあったので、一気にそちらにグラッと傾き、購入に至りました。
中古の出物はスピード感が大事ですよ(言い訳

というわけで、はじめてのカメラを買い、2台目のカメラに買い替え、3台目に半アンティークなサブ機を購入し、レンズを9本買って3本売り、オールドレンズを借り…と、あまりに濃密な1月半を過ごしてきました。
あぁ、その間に小物や三脚、カメラバッグ・ケースに防湿庫なんかも…(目眩
その辺りもまた色々記事にしたいと思いますが、大きな流れは一旦ここまでで。
いい加減落ち着くことでしょう。ホントかなぁ。
読んでくれた方、ありがとうございました。
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