音楽マガジン通信 第一回|Sunoの曲をDAWでアレンジする―ボーカルを左右に広げた作業記録
タクです。
今回は、普段あまり書かない、少しマニアックな音作りの記事を書いてみますw
せっかくなので、
「音楽マガジン通信 第一回」
なんて、ちょっと大それたタイトルまで付けてみました。
興味がある方がいらっしゃったら、今後も気まぐれで書いてみようと思います。
反応がなさそうであれば、記念すべき第一回にして最終回ですw
普段は、Sunoにカバーさせるための土台を、鼻歌や伴奏などでDTMを使ってざっくり作っています。
本当にざっくりですw
そこからSunoでカバー生成して、そのあとDAWで切ったり、転調をかけたりしています。
今回は、曲の途中でボーカルが中央から左右へ広がるようなアレンジを試してみたので、作業記録として残してみます。
その前に、少しだけ補足です。
「あれ? そもそもキーが違わない?」
と思う方もいるかもしれません。
はい、アレンジ版は2番からDAWで転調させていますw
そもそもフルで聴けないから分からない?
はい、まだ完成していません🤣
さらに、ステム分離したボーカルには、もともとのダブリングが少し残っています。
どうしてもきれいに分けきれず、少し不自然なところもありますが、今回はそのまま使っていますw
それではまず、元の曲とアレンジ版を聞き比べてみてくださいね🎵
「空間系」なんて言うと、急にミックスができる人みたいですが、もちろんタクはプロでもなければ、詳しい知識があるわけでもありません。
つまみを動かして、
「お、なんか広がった」
「いや、これは風呂場だな」
「さっきの方が良かったかもしれない」
を繰り返しています。
今回試したのは、曲の途中にある展開部分だけ、ボーカルを中央から左右へ広げるアレンジです。
これが良いのか悪いのかは、正直よく分かりません。
聴く人によっては、
「おお、広がった」
と思うかもしれないし、
「なんか歌が散らかったな」
と感じるかもしれませんw
ただ、自分では少し面白くなった気がしたので、今回やったことを作業記録として残しておきます。

今回の曲では、普段は中央にあるボーカルを、曲の展開部分だけ左右に広げています。
使ったボーカルトラックは3本です。
中央で鳴らすメインボーカルが1本。
左側で鳴らすボーカルが1本。
右側で鳴らすボーカルが1本です。

前半は中央のボーカルだけを鳴らして、展開部分に入ったところで、左右のボーカルを少しずつ大きくしました。
そのままだと中央の声が強すぎたので、左右を出すタイミングで、中央のボーカルを少しだけ下げています。
すると、中央にいた歌声が、少しずつ左右へ広がっていくように聴こえました。
頭の周りを歌声で包み込むような、壮大な空間を作ったつもりです。
あくまで、つもりですw
展開が終わるところでは、左右のボーカルを少しずつ小さくして、最後はまた中央の1本だけに戻しました。
最初から最後まで広げたままにするよりも、途中だけ広げた方が変化が分かりやすくて、個人的には面白く感じました。

インサートとセンド
今回使っているエフェクトには、大きく分けて2つの使い方があります。
インサートとセンドです。
インサートは、ボーカルトラックに直接エフェクトを挿す方法です。今回は、音程を補正するVocal Tuneや、音の位置を調整するBinaural Panをインサートで使いました。
センドは、元の歌声を残したまま、別の場所に音を送って、エフェクトの音を混ぜる方法です。今回はリバーブをセンドで使っています。
元の声にリバーブを直接かけてしまうより、元の声とリバーブの量を別々に調整できるので、タクはこちらの方が使いやすいです。


中央のメインボーカル
中央のボーカルからは、Open AIR²というリバーブにも音を送っています。
歌声の後ろに、少しだけ部屋の響きが付くような感じです。
左右のボーカル
左右のボーカルには、Binaural Panを使ってみました。
右側のトラックは右へ、左側のトラックは左へ配置しています。
普通のパンでも左右には動かせますが、今回はもう少し外側に広がってほしかったので、Binaural PanのWidthも動かしてみました。
数値を上げると、たしかに音が外側へ広がったように感じました。
ただ、広げすぎると今度はボーカルが遠くなったり、まとまりがなくなったりします。
広げれば広げるほど良い、というものでもなさそうです。
ここも正解は分かりませんw
自分の曲を聴きながら、ちょうど良さそうなところで止めました。


左右の音程を少し変えてみる
左右のボーカルにも、それぞれVocal Tuneを挿しています。
最初は左右とも同じような設定にしていました。
ただ、それだと左右に振っているはずなのに、思っていたより中央に集まって聴こえました。
そこで、左右のチューニングをほんの少しだけ変えてみました。
左側はわずかに低く、右側はわずかに高くなるように設定しています。
左右の音程に小さな違いを作ることで、中央にまとまりすぎず、少し広がって聴こえるようになりました。
少なくとも、タクの耳ではw


ピッチの差が効いたのか、Binaural Panが効いたのか。
どれが一番効いたのかは、正直よく分かりません。
全部が少しずつ組み合わさって、広がって聴こえているのかもしれません。
こういうところをきちんと切り分けて説明できないあたり、まだまだ素人ですw
リバーブがキラキラしすぎる問題
中央と左右のボーカルから、Open AIR²というリバーブへ音を送っています。
最初は、「広い空間になった」と喜んでいました。
ただ、しばらく聴いていると、高い音がシャリシャリしているというか、妙にキラキラして聴こえてきました。
広いホールというより、豪華な風呂場ですw
そこで、リバーブの出口にあるEQで、高い音を少し削ってみました。
すると、キラキラした響きが少し落ち着いて、歌声になじんだように感じました。

ここも、「何Hzを何dB削れば正解」という話ではありません。
僕の場合は、気になっていた音が少なくなるまで少しずつ動かしただけです。
音楽の記事としては、あまり参考にならない説明ですねw
ただ、数字よりも、自分の耳で気になるところを探す方が、今の僕には分かりやすいです。
おわりに
今回は、ボーカルを中央から左右へ広げて、また中央へ戻すアレンジを試してみました。
これがミックスとして正しいのかは分かりません。
そもそも、良い音か悪い音かも、聴く人や使っているイヤホンによって変わるのかもしれません。
ただ、DAWで少し手を加えると、なんとなく自己満足感も増えますw
プロのようなミックスを目指すというより、まずは自分が聴いていて面白いと思える音を探す。
今は、そのくらいで良いのかなと思っています。
Sunoのステム分離も以前より使いやすくなってきたので、これからますますDAWでいろいろな加工を楽しめそうだなと思っています🎶
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