🚹「夫婦をつなぐ“ひとつの定番”──『夫のトリセツ』が教えてくれる関係維持のコツ」
妻の目には、夫である自分がどのように映っているのだろう。
そんな素朴な疑問から手に取ったのが、
黒川伊保子さんの著書『夫のトリセツ』でした。
今回は、第2章①-5「『定番』が二人を守る」
の概要とポイントを紹介します。
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■ “定番”が夫婦を守る理由
著者は、夫との間で「毎年の誕生日プレゼントは手袋」
というルールを決めているそうです。
離婚の危機があったときでさえ、この “手袋係” という定番のおかげで、
完全には関係が切れなかったといいます。
なぜ “定番” にそんな力があるのでしょうか。
黒川さんによると、男性は狩猟時代から続く脳の特性として
「遠くのターゲットに集中するかわりに、
身の回りのことは定番化して安心したい」
という傾向があるのだそうです。
誕生日の過ごし方や記念日のプレゼントなど、毎年同じ流れを守ることは、
男性脳にとって 「今年も忘れず続けている=愛を貫いている」 という行為になるのです。
■ ズレが生まれる理由
一方、女性脳は「今年は何かサプライズがあるかな?」
「去年とは違う特別感は?」と、
“変化” に愛を感じる性質 が強めです。
そのため、男性側が「愛しているからこそ定番を守っている」つもりでも、
女性側からは「いつも同じで手抜きに見える」と受け取られてしまうことがあります。
この “認識のズレ” こそ、すれ違いの原因だと著者は指摘します。
■ 小さな定番を一つ持つ
黒川さんは、夫婦ごとに
「これだけは毎年(毎回)続ける」という小さな定番を一つ持つこと
を勧めます。
誕生日は必ず花を一輪
結婚記念日は必ず外食
正月は必ず初詣に行く
そんな小さな定番で十分。
関係が冷え込んだときでも、
この定番さえきちんと続いていれば、
「完全に見捨てられてはいない」という“保険” になり、
関係を修復する手がかりになります。
■ この小節のまとめ
男性脳は「定番を守る」ことで愛を示す
女性脳は「特別な変化」で愛を測りやすい
その違いを理解し、互いに翻訳する工夫を持つこと
夫婦で “ひとつの定番” を決めると長期的な関係維持に効果的
「いつも同じでつまらない」と切り捨てるのではなく、
「定番を守る=約束を大事にしている証」 と受け取ることで、
関係の土台はぐっと強固になる──
そんな視点をくれる内容でした。
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