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🚺母と娘の“すれ違い”をほどく──『妻のトリセツ』が教える父の役割

妻との接し方に迷っていた頃、ふと手に取った一冊がありました。
黒川伊保子さんの著書 『妻のトリセツ』 です。
夫婦のコミュニケーション脳科学の視点から読み解いたベストセラーで、僕にとっても大きな気づきをくれた本でした。

今回は、第1章④-2「母と娘にも女女問題がある」
についてまとめてみます。
このパートでは、母(=妻)と娘(=子ども)という
“女性同士” だからこそ生まれやすい摩擦の構造

語られています。

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■ 概要(母=妻・娘=子どもとして)

母と娘は、感性がよく似ているために
共感しやすい一方で、ぶつかりやすい という特徴があります。
特に思春期〜自立期には、この “女女問題” が顕在化しやすい
とされています。

母(妻)「守りたい・正しく導きたい」という気持ちから、
服装・生活態度・交友関係・将来の選択に口を出しがちになります。
一方、娘(子ども)「自分の人生を生きたい」「干渉されたくない」
感じ、衝突が起きる──
そんな構図です。

そして、この母娘の緊張関係には、
父親のふるまいが大きく影響する と説明されます。


■ ポイント1:母(妻)の「心配」と「イラつき」は紙一重

母は良かれと思って助言したつもりでも、
度を超えると娘には “支配” や “否定” と受け止められることがあります。

背景には、女性脳が持つ
「群れを守る本能」
「わかるわかるで守り合いたい本能」
があり、価値観の違いを危険とみなしてイラッとしやすい性質がある、
と著者は述べています。


■ ポイント2:娘(子ども)は母の感情を“増幅”して受け取る

娘は母と感性が近いため、
母のイライラや不安をそのまま増幅して受け取ってしまいがちです。

そのため、
「なんでそんなことするの」
「あなたって〇〇な子よね」
といった何気ない言葉が、自己肯定感を大きく傷つけることもあります。


■ ポイント3:父(夫)は“火消し役”にも“増幅役”にもなる

母娘の対立が起きたとき、父が
「お母さんの言うことを聞きなさい」
とだけ言うと、
娘は「誰も自分の味方がいない」と感じ、
母への反発と自己否定が同時に高まりやすくなります。

反対に父が、
「お母さんも心配なんだよ」
「でも君の気持ちもちゃんとわかるよ」
と両者の感情を “翻訳” しながら、
娘を一人の人格として尊重する姿勢を示すと、
母娘の “女女問題” の熱が下がりやすい──
と語られています。


■ 母(妻)・父(夫)それぞれが意識したいこと

● 母(妻)へのヒント

・娘を "怒りのはけ口" にしない
・父や社会への不満を娘にぶつけない
・ときどきでいいので
 「あなたが娘で良かった」
 「あなたは大事な子」
 と伝える
→ これらが、娘の自己肯定感を確かに支えるとされています。

● 父(夫)へのヒント

思春期〜自立期の数年間だけでも、
妻のストレスを無闇に増やさず、寄り添って支える姿を見せること。
それが、結果的に娘の心を守る行動になります。

父が
「大変だね」「少し休もうか」
妻を受け止める姿を見た娘は、
父の中に “普遍的な愛” を感じ、
男性への信頼感も育ちやすいと説明されています。


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