【R-18】2024年11月1日(金)|嘲笑う美嘉
昨日は、無防備な裸体にされた私が、ピンク色のワンピースを着た美嘉さんを撮影させられた。 興奮を抑えきれない私を、美嘉さんは楽しそうに嘲笑っていた。
けれど不思議なことに、私は美嘉さんに指一本触れていない。美嘉さんから私に触れてきたこともない。 私たちはただ、歪んだ撮影者と被写体として、あの背徳的な時間を共有しただけだったはずなのだ。
大学の講義中、そんな昨日の記憶をぼんやりと反芻していると、スマホが小さく震えた。 美嘉さんからのLINEだった。画面には1つの動画URLと、短いメッセージが添えられていた。
『変態な洋平先生。今日はお会いできませんけれど、この動画でもご覧になって?』
嫌な予感がしながらも、胸の鼓動を早めて再生ボタンを押す。 画面に映し出されたのは、古木家の洗面台の前――そして、美嘉さんと彼女のご主人だった。
背後から夫に激しく攻め立てられ、声を漏らし、髪を振り乱す美嘉さん。 それは紛れもない、夫婦の生々しい営みの記録だった。
画面の中の美嘉さんは、激しく乱れながらも、ふとした瞬間にカメラへ向けて「ニヤリ」と妖しく微笑んだ。
それは夫に向けられた笑みではない。 ファインダーの向こう側にいる私――洋平という存在を自覚し、嘲笑い、完全に支配するためのメッセージだった。
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☕ 筆者のあとがき
最後までお読みいただきありがとうございます! 「触れない関係」のまま、心理的に洋平を追い詰めていく美嘉の真骨頂。 夫との営みの動画を「洋平へのプレゼント(煽り)」として送るという、あまりにも歪んだ支配の形が露わになりました。 カメラの画面越しに見つめ返してくる美嘉の笑み。 洋平はこの底なしの沼から、もう抜け出すことはできません――。 心理サスペンスとして一気にギアが上がってまいりました! 続きが気になる方は、ぜひ【スキ】や【サポート】で応援していただけると大きな執筆の活力になります! 明日の更新も楽しみにお待ちください!
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