納豆は食べる?
昔は納豆が苦手でした。
それが今では、冷蔵庫に欠かせない食品になっています。
あらためて調べてみると、納豆が健康食品として人気なのも納得できました。
納豆
昔の納豆は、今よりも強烈な匂いがしていました。
私には、その匂いがきつすぎて、食べることができませんでした。。
それがいつの頃からか、その独特の臭みが和らいできたと思います。
納豆菌には多くの種類があり、改良が進んで、匂いの少ない菌を使った製品が増えたのでしょうか。
昔の「いかにも発酵食品」という雰囲気から、かなり食べやすい食品になった気がします。
また、それと時を同じくして、「納豆は体にいい」という話をよく耳にするようになりました。
気づけば、我が家の食卓にも自然と並ぶようになっていました。
今では冷蔵庫に切らすことがなく、2日に1回以上は食べています。
忙しい時でも、パックを開けるだけで食べられるというのは、かなり大きな利点です。
ナットウキナーゼ
10数年前まで、病院に勤務していました。
その頃、熱心な医師と週に1度の勉強会を続けていました。
糖尿病を中心に、輸液や検査値をテーマに取り上げ、朝7時30分から30分間、眠い目をこすりながら学び合っていたのです。
講師を引き受けてくれた医師とともに、毎週集まってくれた薬剤部員たちには、今も深く感謝しています。
ときには別の医師が講師を務めることもありました。
ある日、循環器の医師が話の流れの中でこんなことを口にしました。
「ナットウキナーゼは、それ単独でもかなりの血栓溶解作用があるんですよ。」
当時、その言葉には少し驚きました。
というのも、ワルファリンは、血栓を予防する薬剤です。
一方、納豆には、ナットウキナーゼが大量に含まれています。
そして、ワルファリンを服用している患者さんには、青汁やクロレラと並んで、「納豆は食べないでください」と説明していたからです。
こちらは「避けるべき食品」として説明しているのに、一方では「血栓を溶かす作用がある」という話が出てくる。
なんとも不思議な感じがしました。
当時はそこまで深く調べませんでしたが、その言葉だけは妙に印象に残りました。
そして最近、改めてナットウキナーゼについて調べてみると、実際にさまざまな研究が行われていることを知りました。
昔聞いたあの話も、単なる健康雑談ではなかったのだと思います。
納豆の栄養素
納豆は、日本の伝統的な発酵食品です。
小さな1パックですが、たんぱく質や食物繊維、ビタミンK2などを含む栄養価の高い食品です。
まず魅力なのは、たんぱく質です。原料の大豆は「畑の肉」とも呼ばれ、必須アミノ酸をバランスよく含んでいます。
さらに、発酵によって消化吸収もしやすくなっています。
また、納豆ならではの成分としてナットウキナーゼがあります。
血栓との関係が研究されており、健康番組などでもよく取り上げられています。
さらに、ビタミンK2や食物繊維、ビタミンB群も比較的豊富です。
こうした栄養素を日常的に無理なく摂れることも、納豆の魅力だと思います。
どのくらい食べるのがいいのか
私は、1日1パックを基本にしています。
たんぱく質を手軽に補給でき、他の大豆食品とのバランスも取りやすい量だからです。
個人的に気になるのは、大豆イソフラボンです。
私は1日2パックを超えないように意識しています。
また、納豆だけを健康食品のように毎日何パックも食べ続けるような食べ方は、あまりおすすめできないと思っています。
健康によい食品でも、ひとつの食品だけに偏らず、いろいろな食品を組み合わせて食べることが大切です。
納豆も、その中のひとつとして無理なく続けるのがよいのではないでしょうか。
最後に
納豆は、価格も高くなく、調理もほとんど不要です。
それでいて、たんぱく質、食物繊維、ビタミン類までしっかり含まれています。
派手さはありませんが、かなり優秀な食品です。
私自身は、特別な健康食品を探すより、まず納豆を切らさない生活の方が大切なのではないかと思っています。
まとめ
・昔は苦手だった納豆も今では冷蔵庫に欠かせない食品になった
・納豆にはナットウキナーゼやビタミンK2など注目される成分が含まれている
・体によい食品でも食べ過ぎには注意が必要である
・特にワルファリン服用中は避ける必要がある
・特別な健康食品よりも納豆を継続して食べる方が大切かもしれない
