「眠ること」に罪悪感を覚えてしまうあなたへ
タイトルを見てこの記事を開いてくれたあなたへ。
毎日、本当にお疲れさまです。
きっとものすごく忙しい毎日を送っていらっしゃると思うのですが、ちょっと一旦落ち着きましょう。エナドリ置いて!
こんにちは、「体力なさすぎおばけ」の30代会社員、甘さくです。
今でこそ、「自分は人一倍長く眠らないといけない体なんだ」ということは(一応)受け入れているのですが、20代の頃はそれが受け入れられず、体力のある人と同じ働き方をしようと無茶をした結果、心身を壊しました。
あなたにそうなって欲しくないので、この記事では「眠ることは全くもってわるいことじゃない!バリバリ働いてガンガン遊ぶためにも、たっぷり寝よう!」という気持ちになるお話をします。
上司の「俺寝てない自慢」は2000%、嘘。
私が新卒で入ったドドドドドドドブラック会社はシフト制で、毎日昼も夜も土曜も日曜も祝日もないような働き方を強いられる会社でした。
まだ純粋だった私は、オフィスグリコの横に置いてある冷蔵庫でいつでも買えるようになっているモンスターエナジー(この環境の時点でお察し)を片手に奮闘する先輩や上司の姿を見て、「めちゃめちゃ眠いけど、自分ももっと頑張らねば……!」と奮起していたものです。
ちなみに当時の睡眠時間、平日はよくて1~4時間です(※睡眠アプリの記録より)。控えめに言って狂ってる。
そんな状況だと、当然常に眠くて仕方がない。油断すると、勤務中に舟をこいでしまうわけですよ。当然注意されます。
幸いというか、がむしゃらに頑張っていたおかげで人一倍売上を上げていたこともあり、あまり強く注意されることはありませんでしたが、何より自分が情けなかったです。
「みんな同じような状況なのに、なんで私だけこんなに眠いの!?」と。
悔しくて悔しくて、自然と涙がにじむ日もありました。
しかも、上司には「俺は全然寝なくても大丈夫だけどね~。毎日そんなに眠いって、何かの病気じゃないの?」と言われました。
後から知ったのですが、その上司は休憩室にある上司専用マットレス(???)の上で日中も深夜もちょくちょく仮眠をとっていたらしいです。まあそうですよね~~、クソが。
そんなことは露しらず、寝不足で完全に頭がおかしくなっていた私は上司の言葉を真に受けて睡眠外来の門を叩きました。
私「毎日寝てる(※寝てない)はずなのに、日中異常に眠いんです!」
迷惑な患者ですね(ごめんなさい)。
病院では、「睡眠時無呼吸症候群」や、「ナルコレプシー」のような過眠症かどうかを調べる検査をしました。
結果、どちらも違うという診断が下されたので、今度は毎日コインのように小さな活動量計を服(腰のあたり)につけて過ごすことになりました。
一週間後、先生は活動量計のデータを紙に印刷して渡してくれました。当然、叱られました。
なぜなら、最終的な診断結果は「寝不足」。
当たり前です。
どこの世界に寝ないで生きていける人間がいるというのでしょうか?
しかも、当時の私は「自分はどこかおかしいんじゃないか」と思い、文字通り寝る間も惜しんで睡眠関係の本を片っ端から読んでいたりもしました。いいから寝ろ。
ので、先生に「本には帰りの通勤電車で絶対寝るな、って書いてあるんですけど、どうしても寝ちゃうんです……」等と相談しては、「いいから(少しの時間でも)寝なさい」と怒られたりしていました。本当にはた迷惑な患者である。
今思えば寝不足で頭がおかしくなっていたこともあり、絶対に今の仕事をやめるわけにはいかない、と思い込んでいる私に先生はとても親身になってくれました。しぶしぶではありましたが、薬もだしてくれました。薬局で売っているカフェイン剤よりは少し効いた気がします。
それでもやっぱり眠い。
当時はモンスターエナジ―の力を借りないと、日中10分以上目を開けていられないレベルでした。本当におかしい。
寝不足がピークに達すると、自宅にたどり着けなくなる
私の場合、ある日唐突に臨界点を超えました。
翌日休みというある日、始発で出社して始発で帰宅しようとした日のことです。
自宅に帰るには、一旦山手線に乗って恵比寿から新宿まで行く必要があるのですが、何時間経っても新宿に着かないんですよ。
何のことはない、席に座った次の瞬間には深い眠りに落ちてしまうので、何度も何度も新宿を通り過ぎてしまっていたんですね。
途中でそのことに気が付き、「立っていれば寝ない!」と思い席を立ったのですが、気が付いたら膝から床に崩れ落ちていました。その時は自分の状況が良くわからなかったけれど、恥ずかしくなって一旦電車を降りたことを覚えています。
そんなこんなを繰り返してようやく新宿にたどり着き、京王線に乗り換えて自宅にたどり着く頃には……、
会社を発ってから8時間が経過していました。
いつもは1.5時間もあればたどり着くはずの距離です。8時間て。旅じゃん。
愕然としましたね。
寝ないと視野がギュンッと狭くなる
冷静に見ればこんな感じなので、そりゃ毎日眠いし頭もおかしくなるってなもんです。
・不規則な勤務形態
・平日1~4時間睡眠
・元からロングスリーパー気味
今思えば「そんな職場早く辞めて寝ろ」の一言に尽きるわけですが、当時は本当に動けなくなるまでその選択肢が頭に浮かばなかった。
寝ないと判断力は落ちるし、視野も極端に狭くなります。今これを読んでくれているあなたは、当時の私と同じ状態に陥ってはいないでしょうか。
当時の私も、これが誰か他の人のことだったら「いや、いいから仕事辞めて早く寝なよ……(ドン引き)」という感想を抱いたと思うのですが、自分のことってなかなか客観視できません。深刻な寝不足状態であるなら、なおさらです。
もちろん不眠症などの病気でないことは前提になりますが、今忙しくて「物理的に睡眠時間がとれていない」あなた。そして「皆がんばってるのに、私だけのんきに寝ているわけにはいかない……!」と悲鳴をあげているあなた。
今、寝る間を惜しんでやっている(やらされている)こと、本当に「今」あなたがやらなくちゃいけないことですか?
若いうちは多少、無理が効くかもしれません。ですが果たして5年、10年先も同じ生活を送れますか?
経験上、「眠ることに罪悪感を覚えてしまっている」状態というのは、結構キてます。
人間である以上、仕事や趣味、生活を心からエンジョイするには、睡眠を削ることはできません。仕方ない、そこは受け入れましょう。
その上で「周りの人に助けを求める」のか、「あと3ヶ月だけこの生活を続ける」と決めてしまうのか(後者はおすすめしませんが……)。とにかく、今すぐ何らかの手を打つことをおすすめします。
長くなりましたが
とにかく、眠ることは何もわるいことじゃないです。むしろ、生き残るためには必須な「攻め」の生存戦略です。
私みたいに急にプツンと糸が切れてしまわないようにするためにも、毎日ぐっすり眠りましょう。
お互い、「持続可能な」毎日を送っていきましょうね。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
↓よろしければ(充分眠った後に!)こちらもどうぞ~。
※お仕事のご相談(記事制作/レビュー等)は「クリエイターへのお問い合わせ」またはXのDMからどうぞ。PR表記は明示して対応いたします。
