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【Credo(CRDO)】GTC後、私はCRDOを時限的モメンタムサテライトとして保有し続ける理由を失った

私はCRDOを売却することにする。

一旦、昼過ぎにポジションの継続と結論付けた。
しかし、その後も迷った。かなり迷った。

CRDO数字はまだ強いと思う。割安感も一部残るかもしれない。次の決算で再評価される余地も、ゼロではないと思う。

それでも売ることにした。

理由はシンプルだ。
私はもう、CRDOを「時限的モメンタムサテライト銘柄」と説明できなくなった。

今回の売却は、CRDOがダメな会社だと思ったからではない。数字が崩れたと確認したからでもない。自分のルールで持てなくなったから売ることにした。

■ もともと、CRDOは“そういう銘柄”として買っていない


ここを曖昧にすると、今回の判断は全部ぶれる。私はCRDOを、最初から長期のコア銘柄として買ったわけではなかった。「不可逆的なモートを積み上げる企業」として、何年も握る前提で入ったわけでもない。

決算分析を起点に、近い時間軸で数字が強く出て、その数字に株価が反応していくシナリオを描いて買った。つまり最初からこれは、時限的モメンタムサテライトだった。

ALABと比較したのも、夢などの大きさではない。
成長率、バリュエーション、カタリストの近さ。
「今このタイミングで、限られた資本をどちらに置くと最も効率がいいか」という、かなり実務的な判断だった。

だから今回問うべきなのは、CRDOが良い会社かどうかではない。その買い理由が、いまも残っているかどうかだ。

■ GTC後に壊れたのは、数字ではなく“株価が走る理由”だった

GTC後、CRDOは大きく売られた。この下げを見て改めて思ったのは、市場が問い直したのは足元の数字ではなく、AIファクトリー時代にCRDOがどの層を押さえるのかという構造だったことだ。

接続の重要性が消えたわけではない。
むしろ逆だ。AIファクトリー時代になればなるほど、接続、信号品質、電力効率の重要性は増していく。そこは変わっていない。

ただ、その価値をNVIDIAが以前よりもずっと強く、自社システムの内側へ取り込み始めた。その結果、CRDOの勝ち筋が、少なくともGTC前よりは曖昧に見えた。市場が売ったのはそこだと思う。

ここで大事なのは、事業が今すぐ壊れたわけではないことと、株価が走る理由が弱くなったことを分けることだ。

私は後者を重く見る。
そして、それはサテライト枠の前提を直撃する。

■ APPを見送った時と論点は同じだった


この再考は、今回だけ特別に起きたものではない。
AppLovin(APP)を再考した時も、私はかなり似たところで立ち止まった。

APPは数字だけ見れば異常に強い。
それでも私は、不可逆モート企業とは結論づけず、モメンタムサテライトとしても入らなかった。
理由は単純で、自分のルールの中で、気持ちよく厚く張れる前提が揃っていなかったからだ。

数字が良いことと、株価が走ることは違う。
そして、サテライト枠に必要なのは前者だけではない。

今回のCRDOも同じだと思っている。
違うのはSECのような外部疑惑ではなく、GTCによって構造の輪郭が少し濁ったことだ。数字がまだ強くても、株価が素直に走るための前提が崩れたなら、それはもう自分のサテライト枠の論理には乗らない。

■ 半分残す案も考えたが最後に違和感が残った


私のCRDOの比率はポートフォリオの8%だ。そのまま持つのは重い。ならば4%まで落として、次の決算を見に行くのはどうか。この案は相当まともだったし、理屈としても美しかった。

でも、最後に引っかかった。
その4%を、自分は何として持つのか。

構造株として残すのか。
再エントリー候補として観察権を持つのか。
次の決算までつなぐのか。

どれもしっくりこなかった。

本音を言えば、モメンタムが剥がれた銘柄を、粗利率の低下を気にしながら次の決算まで持つこと自体が、もう自分のサテライト枠の思想とズレていると感じてしまった。

それなら、半分残すという行為は規律ではない。
少し整って見えるだけの妥協だと思った。

私にとって理想のモメンタムサテライトは、今保有しているPlanet Labs(PL)のような銘柄だ。

ここは自分の中でかなり大事で、私にとってのモメンタムサテライトは、数字が強く、ストーリーが素直で、株価が走る理由が比較的明快な銘柄だ。そして、ある程度走ったら綺麗にアウトしていく。そういうイメージがある。

今のポジションで言えば、それに近いのはPLだ。もちろんPLにもリスクはある。でも少なくとも、何を期待して持っているのかが自分の中ではっきりしている。

MRVLもそうだ。
これはAIファクトリーという流れの中で、自分はかなり筋の良い場所にいると感じている。だから持てる。

一方で今のCRDOは違う。
数字はまだ強いかもしれない。割安感も一部残るかもしれない。でも、自分は何を期待して持っているのかが、GTC後かなり曖昧になった。

この曖昧さは、モメンタムサテライトにとって致命的になった。

■ いまの自分が持つべき銘柄ではない


株を売るとき、人はつい「弱い会社だった」と言いたくなる。でも今回はそうではない。

体感だが、CRDOは2〜3四半期はまだ数字が強いと思う。次の決算で再評価される余地もゼロではない。接続レイヤーの重要性だって消えていない。

だが、保有の理由にならない。良い会社かどうかと、今の自分が持つべき会社かどうかは別だからだ。

今回、自分が失ったのはCRDOへの信頼ではない。
CRDOをサテライト枠で持ち続けるための説明力だと思う。そして、自分で説明できないポジションを持ち続けるのは、やはり違う。

自分のルールへ戻るための売却だ。

昼に出した結論を、夜にひっくり返すこともある。
数時間で考えが変わることもある。

そして、そんな迷いや再考、修正を自分の投資判断をここに残しておくことは、その自分のルールを点検できる有効な方法だとも思う。



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