AIと読む You Are Not So Smart (YANSS) - Confirmation Bias
「確証バイアス」
原文: Confirmation Bias
注意:「序」は必ず読んでからお読みください。
ChatGPTによる要約
以下に要約は示すが、大変力作なので是非原文も読んでほしい。
I Am Not So Smart
おそらくこの確証性バイアスを受動的なものをイメージする人もいると思うが、私自身の経験からの「能動的な」確証性バイアスの話を聞いてほしい。
私には「うっすらネトウヨ」だった時期がある。というよりは、今でもその影響を受けているのではないかと疑いながら生きている。ともあれ、その影響が最も濃かった時期の話をしよう。
WBC があるであろう。何回か前の WBC 時、私は主にアニメファンサイトの影響でネトウヨに片足突っ込んでいて(自分では反発していたつもりでも影響を受けていた)、いわば「嫌韓」の影響を強く受けていた。だから私は日韓戦があると、なぜか韓国チームが「日本を悪く言う」(ネトウヨ用語でいう反日)記事ばかりを収集していた。積極的にそういうキーワードで検索していたのである。そして「韓国は日本を嫌おうと必死である」証拠探しをしていたわけだ。こうなるともう外形的には完全なネトウヨだ。それでも私がネトウヨでなかったと言える理由は、それが内心だけに留まり、決して外部化しなかった、というただそれ一点でしかない。(それに実際嫌韓ふるまいをするネット民たちはしっかり嫌悪していたのもある。)
今はネトウヨの洗脳が(これについては)解けたので当時の自分の振る舞いを振り返れば、完全に「自発的にエコーチェンバーに飛び込んでいった」のだとわかる。そしてさらにいえば、その洗脳時期は、既に私には確証性バイアスの知識はあったのだ。
これが確証性バイアスの恐ろしいところで、理解出来ていようがなんだろうが「私の身に起こりうる」、しかも「能動的に起こしてしまう」ことなのだ。ただ知っているだけでは全然足りなくて、これは本当に常に自己点検しないと簡単に陥る、ということなのだ。
「受動的な確証性バイアス」といえば修辞矛盾の様相があるが、おそらく一定割合でこちらのイメージを持っている人がいると思う。いわゆる「巻き込まれ型」の確証性バイアスで、こちらはおそらくテックの影響を大きく受けるタイプのもので、浴びるように感じるがゆえに、「受動」を感じるのだろう。(要は積極的な検索行為がトリガーでなくても無意識の選択が偏る問題。)
当然こちらのタイプの確証性バイアスの影響も私は受けている自信がある。というより、それと常に格闘しているといったほうがよいか。
かくも確証性バイアスとは根深いものだと思う。ここまで誰でも知っているものになったにも関わらず、誰でも知っていることが誰もがこれから身を守れることを意味しない、典型的な思考トラップなのだ。
要は、私にとっての確証性バイアスとは「相手を診断する道具」なんかではなく、当時の自分を振り返るための言葉として一番しっくりきている。
書籍との対応と関連記事
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AI と深める
Confirmation Bias 章まとめ
確証性バイアスは“敵のバイアス”を暴く話として消費されがちだが、本来は“自分の見たいものしか見なくなるクセ”に名前をつけたものだ。
確証性バイアスとの闘いは長く続く。
覚悟して挑め。
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