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目に見える数字は「信頼」ではない。noteの戦略2026から紐解く、noteが育てたいクリエイターの正体|書籍化ログ(#創作論 #Web小説 #note #エッセイ#note副業 #価値観)

こんにちは。こんばんは。
普段はラノベを書いている「うら表紙」と申します。

先日公開された深津貴之さんの「noteの企業戦略2026骨子」、もう読まれましたか?

これからのnoteがどこに向かうのかが書かれた、
とても大事な発表だったと思います。

ただ正直に言うと、スケールが大きい話だったので、
「で、これって私の普段のnote活動にどう関係あるんだろう?」と、
いまいちピンとこなかった部分もありました。

なので今回は、
あの骨子を自分なりにかみ砕きつつ、
「これからのnoteで、私たち書き手はどう振る舞っていけばいいのか」を、
一人のnoteユーザーとして考えてみた記事です。

答え合わせというより、
「私はこう受け取ったよ」という共有だと思って
読んでもらえたら嬉しいです。


●ハイパーざっくりまとめてみる


自分なりに要点を整理すると、こんな流れになっているのかなと思います。

1. 記事が信頼されると、それを書いている個人にも信頼が集まる
2. 個人に信頼が集まると、出版社や企業とつながりやすくなる
3. そこから、個人・企業・出版社みんなでビジネスの機会が広がっていく
4. AIは、この一連の流れを速く回すためのサポート役

要するに、
「信頼できる創作」と「人と人との続く関係」が集まる場所を、
noteはこれから作っていきたいんだ、
ということなのかなと理解しています。

●「何を書くか」より「誰が書くか」なのかもしれない


もしこれがWeb小説のプラットフォームだったら、
「今はこのジャンルが書籍化しやすいですよ」みたいな、
もっと具体的なお題が運営から出てきます。
今のカクヨムなら「イケおじ」ですね。

でも今回の発表を読む限り、
「noteはどんな市場を作ろうとしているか」は語られていても、
「こういうテーマを書いてください」というメッセージはありませんでした。
逆に「こういうテーマはNGです」もありませんでした。

企業や出版との連携が強くなるなら、
IP化しやすそうなエンタメとか、
恋愛や婚活系のテーマとかを急に書き始めた方がいいのかな?と
考えた人もいるかもしれませんが、
私はそれはちょっと違うかなと思っています。

というのも、
骨子の中で「循環を回す」という言葉が何度も出てきていたからです。

もちろんIP化を狙うなら題材選びも大事だとは思うのですが、
それ以上にnoteが伝えたかったのは、
「まず読者との間に、しっかりした信頼を積み上げておいてね」
ということなんじゃないかと感じました。

もし最近、
周りで急に「信頼を得るため」の発信を始めた人がいたら、
その人はもうすでに先を読んで、
静かに次のnoteの波に乗ろうとしている人かもしれません。

これから、
誰が何のために書いたのかよくわからない文章が、
AIによってどんどん世の中に増えていくと思います。

その中で、「信頼の宿った文章」は、
これからますます貴重なものになっていくはずです。

●じゃあ「信頼」って、結局なんだろう


深津さんも、
「コンテンツが増えるほど『誰がつくったのか』『なぜ信頼できるのか』が大事になる」
と書かれていました。

noteでは、そこを大切にしていこうね、
ということなんだと思います。

では、その「信頼」って一体何なのか。

自分なりに考えてみると、

* フォロワー数
* 続けている期間
* 投稿頻度
* 一次情報の多さ
* 記事の質
* 肩書
* スキの数
* 売上
* メンバーシップの人数……

数えればきりがないくらい、
noteには「信頼っぽく見える数字」がたくさんあります。

でも、
こういう「目に見える数字」だけを追いかけて取り繕っても、
目の肥えたnoteの読者さんにはすぐに見抜かれてしまう
んですよね。
そこは痛感したことを書いたこの記事の通りです😅

以前私は「文章には人柄が出る」
ということを書いたことがあるのですが、
noteでの振る舞いも、まさにそれと同じだと感じます。

私なりに結論めいたことを言うなら、
「信頼」というのは目先の数字ではなくて、
その人の「人柄」そのものなんじゃないかなと思うんです。

●とはいえ、数字やテクニックを無視していいわけじゃない


こう書くと、
「じゃあ数字やテクニックは気にしなくていいのか」
と思われるかもしれませんが、
そういう話でもないと思っています。

noteを使う目的は、本当に人それぞれだと思います。
日々の気持ちを書き留めておきたい人もいれば、
同じ趣味の人とゆるくつながっていたい人もいる。
誰かの役に立てばそれで満足という人もいるはずです。

そのどれもが、
noteらしい使い方だと私は思っています。

その一方で、
noteが持つもう一つの側面――
深津氏の言う「循環」という名の「note経済圏」の中で、
明確な成果や存在感を掴んでいきたいと考えている人も
いると思います。

もしそこを目指すのであれば、
精神論だけに偏るのは正直危ういなと感じます。

読んでもらうための工夫や、収益化のための努力。
そうした商業的なアプローチに、
どこか自分を偽っているような感覚を覚えて、
居心地の悪さを感じてしまう人は少なくないと思います。

私にもその気持ちはわかります。

日本人は特にこの感覚が強いですし、
優しい人ほどこの感覚に陥りがちです。

しかし、
深津氏も、書き手が「信頼」と「ビジネス」を両立させていくことについて、はっきり触れていました。
バランスだよ、と。

読まれやすいタイトルを考えることや
市場性のあるカテゴリーを選ぶこと、
ニーズのある話題を提示すること、
読者の負担を減らす、読みやすい文章にすることなど、

成果を出したい人にとってそれらは「工夫」です。
全部、読者さんの方を向いていないとできない改善です。

その行為は、
決して信頼を損ねることではないと
私は思っています。

むしろ、
自分の文章を必要としている人にちゃんと届けるために、
必要な努力なんじゃないかなと。

●本当にやってはいけないことって何だろう


私なりに考えると、
「信頼を損なう」というのは、
読んでもらうための戦略的な商売っぽい工夫を行うこと
ではないと思います。

むしろ、結果が欲しいあまりに、

・見ていない景色を「見た」と語ってしまうこと
・知らない道を「知っている」と案内してしまうこと
・役立つ人を蹴落として、自分だけ高い場所に立とうとすること
・自分を大きく見せるために、誰かの記事を踏みつけること
・他人の書いた記事を自分の言葉に置き換え、独自の発信として投稿してしまうこと
・自分の気持ちに嘘をついてしまうこと

こういうことをしてしまうのが、
本当の意味での「信頼を損なう」ということなんじゃないかな、
と受け取っています。

だから、
読まれるための戦略を練ること自体は、
誠実さへの裏切りではないと思います。

「信頼」と「戦略」は、たぶん別のものです。
でも、「信頼」と「人柄」は、地続きのものなんだと思います。

●おわりに


これからのAI時代、
嘘をつかず、誠実に読者さんと向き合いながら、
それでも届けるための工夫はちゃんと重ねていく。

今回のnote戦略骨子を読んで、
私は一人のnoteユーザーとして、
そんな「人柄と戦略のバランス」の大切さを、
あらためて受け取った気がしています。

正解がある話ではないと思うので、
これはあくまで私なりの解釈です。

同じように「これからどう書いていこうかな」と考えている方の、
何かのヒントになれば嬉しいです。


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また明日の投稿でお会いしましょう。
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うら表紙|無名→書籍化の記録(WEB小説) 読んでくれたこと、心より感謝します。いただいたチップは真心と思い、大切にします。私は時間がかかりましたが、あなたが私よりもっと短い時間で、自分の人生を愛せるよう願っています。