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便器を覗き込んでマラを読む

※このお話は「わたしのディナチャリア」シリーズのひとつです。はじめての方は、まずこちら(「ディナチャリアって何?」)からどうぞ。

※アーユルヴェーダを知らない人にこそ読んでほしい連載です。カタカナは意味を都度そえるので、わからなければ飛ばして、気楽にどうぞ。


舌のときも、鼻のときも、「変な人です」って白状してきましたが。今日は、たぶんシリーズ最高に変な回です。だって、うんちの話なので。

お食事中の方は、また今度に。でも、これ本当に大事な話なんです。


毎朝、便器をのぞきこむ女

わたし、毎朝トイレで、自分の出したものをまじまじと観察します。

チェックするのは、色・形・浮き沈み・量・ねばつき。ひととおり見る。

しかも、よく見たすぎて、水に落とさないように、先にトイレットペーパーを手前に敷いておくことすらあります。
落ちて沈む前に、しっかり拝見したい。……うん、われながら、変態のなせる技だと思います。

でもこれ、アーユルヴェーダを習ってから身についた習慣で。
習う前は、自分の便に一喜一憂することなんて、まったくなかったんです。出た、はい終わり。それだけだった。

ちなみにアーユルヴェーダでは、便や尿のことをマラ(mala)と呼びます。体から出す、不要なもの。便(プリーシャ)・尿(ムートラ)・汗(スヴェーダ)の三つがあって、これをちゃんと出せてるか、どんな状態で出てるか、っていうのが、体のコンディションの大事なサインなんです。
だから毎朝、マラを読む。


おしっこの色で、水を飲むようになった

便だけじゃなくて、おしっこの色も見るようになりました。

目標は、透明。合格ラインは、薄い黄色。これより濃かったら「水が足りてないな」って、すぐ飲む。

おもしろいのが、おしっこが透明だった日の翌朝、体の水分量がちゃんと適正になってたこと。わたし、いつもは水分量が少なめなんです(最近アプリで測ってます)。それが、ちゃんと水を飲めた日の翌朝はきちんと整ってる。
色っていう「見えるサイン」で、体の中の見えない状態がわかる。これがおもしろくて、水を飲むのが習慣になりました。

ピッタ入りなので、理想の便はめったに会えない

便の理想形は、アーユルヴェーダだと「バナナ状で、水に浮いて、ねばつかない」って言われます。でも正直に言うと、わたしはピッタも入ってる体質なので、基本ゆるめ。
理想のバナナ便に出会えることは、かなり稀です。
会えた日は、写真に撮って保存したくなるくらい(しないけど)。

だから、浮く・沈むに一喜一憂するより、わたしが一番見てるのは粘り気と量。

  • 便器にくっつく日=油分が多かったり、重い食材を食べた日。「あー、あの食材か〜」って思って、次に使うときは量を少なめにする

  • 量が少ない日=野菜不足。次は食物繊維多めの食材を意識する

こんなふうに、その日の通信簿を読んで、次のごはんに反映させてる。
ちなみに、においの違いは正直よくわからないし、そこは単純にイヤなので気にしません(笑)。
全部きっちり見なくていい。気になるとこだけで十分。


家族には、大迷惑


便に一喜一憂するようになって、家族にはごめんって思う。

下痢したら下痢したで凹んで、愚痴を聞いてもらう。
理想のバナナうんちに会えた日には、ヒャッホー! 嬉しくて、つい細かく説明したくなる。

うちのパートナーも娘も、そんなわたしの便レポートを、辛抱強く聞いてくれます。
本当に、すてきな家族に囲まれて、わたしは幸せです。……でも、聞かされる当人たちは、迷惑でしかないと思う。ごめん。本当にありがとう。


でも、これが一番手っ取り早い

変態だの迷惑だの言ってますが。

便と尿のチェックって、今の自分の体の状態を知る、一番手っ取り早い方法だと思ってます。
アーユルヴェーダでも、便と尿を診る(マラ・パリークシャー/ムートラ・パリークシャー)のは昔からの基本。
インドのIVACでも、施術のたびに「今日の便はどうだった?」って量や状態を毎回くわしく聞かれました。英語での説明は本当に難易度高かった。。。

ほら、動物園の飼育員さんも、動物の体調は便で見るでしょう。
あれと同じ。体は、毎朝ちゃんと教えてくれてる。

本当は、みんなにもやってほしい。
でも、ご家族様が迷惑することを考えると……無理にはおすすめしません(笑)。

ただ、こっそり自分の通信簿を読むぶんには、誰にも迷惑をかけません。
明日の朝、ちょっとだけ、のぞきこんでみてください。

(※下痢や便秘がずっと続く、血が混じる、いつもと明らかに違う、というときは、自己判断せず病院へ。これはあくまで、毎日の自分を知るセルフケアのお話です)

90日間のアーユルヴェーダ実験、本編はこちら。

#アーユルヴェーダ #ディナチャリア #腸活 #便秘 #丁寧な暮らし #アーマ


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