初盆を迎えて ~『お盆うどん』秘話~
どうも。思い起こせば5ヶ月近く前……わたしの書いた『野良猫物語 ~キヅキとハテナ~』のハテナ達に「できることなら、ぬるめのうどんを一杯振る舞いたいです」というお優しい言葉をいただいたのが始まりでした🍜
銀色鯨🐋こと三和大悟です。
わたしはそのお言葉に甘えきって……ショートショートの短い「お話」を書き、「受け取ってください」と、ド直球で送らせていただきました📨
〜ごめんくださ〜い〜 三猫製麺所 外伝 〜ただいま橋〜 - 【三猫製麺所】 | TALES 物語・小説
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そうして……暖簾の向こうで続きを書いていただき、「ぬるめの一杯」を振る舞ってもらえたのですが……ついつい「欲」が出てしまいました🐋🌀
――キヅキやカモク、ケンサク……イヤミとカッカにも、「ぬるめの一杯」をご馳走してあげたかったな……。
わたしの、そんな身勝手な思いで書いたのが、この『お盆うどん』です✍
(うどんは、小麦粉・水・塩を主な材料として作られる、この極東の島国の代表的な麺料理です。地域によって特徴が異なり、コシの強い麺や、やわらかい麺など、さまざまな種類があります。温かくしても冷たくしてもおいしく、一年中親しまれている料理です)
(かーっ! ケンサク、おめぇは来世でもそうやってうんちくを垂れるつもりかよ!? 一般的な知識より、“この店のうどんの特徴”が大事だろ!)
(冷めてもおいしい……のびにくい……)
(ああ。お客さんもみんな、そういってるな。ハテナも、そういう“ぬるめのあったかさ”を、好きになったんじゃないか)
(冷めてもうまいんは、ええこっちゃな。うちらはこうして供えてもらっても、ひと口だってすすれんさかい……はよ、下げてもらって、ミナトといっしょに食うたらええわ)
(そういいながら、イヤミさん……さっきからどんぶりのなかを、ちらちら覗いているじゃないですか。見た目やにおいを楽しむのも、食事の醍醐味の一つですよね)
(はぁ!? うちは、そんながめつくないわっ。そんなんいうたら、カッカの方が物欲しそうに、上からがっつり覗き込んどるやないかい)
(ちげーって! そっちの方から、ぐいぐい押してくんだよ! なぁ、キヅキ!?)
(ああ、わるいな……どうやらカモクが、すごく気に入ったようなんだ)
(肉球かまぼこ……とっても、可愛い……)
わたしとしては、この残りの五匹に「ぬるめの一杯」を……「風味」だけでも楽しんでもらえたら……と思っていただけなのです🍜
そうやって、また勝手にわたしの方から突然「お話」を送り付けて……ご厚意で受け取っていただき、またまた素敵な続きの「お話」を書いてくださいました!📖
『お盆うどん』 - 【三猫製麺所】 | TALES 物語・小説
それだけで、もう本当に、ひたすらに頭が下がる思いなのですが……ジークとアンさんはそれだけでなく、
最初に『お盆うどん』をいただいた時から、 「この子たちにも、どうにかしてうどんを食べてもらいたい!」 と思っていた
ハテナやミナトに少しでも幸せを分けてあげたい❗️
過酷な運命だった「キヅキとハテナ」に出てくる猫達に幸せのお裾分けが出来たら良いなぁ
と、心を尽くした『おもてなし』をしてくださいました……それは、わたしが望んでいたもの以上の、心配りでした🐈
ハテナとミナトにも、今回はお客さんとしてだけではなく、三猫たちと一緒に風待ち村を歩いて、シロガネ様にもお参りしてもらいました🐱
大切なキャラクターたちを再び三猫製麺所に預けてくださったこと、こちらこそ心から感謝しています。
みなさんは、どんな「お話」が好きですか?
わたしは……わたしの場合は……「お話」の向こうに、その「お話」を書いている人が見えるような「お話」が、すごく好きなんですね。
その……見えてくる人の放つ体温が、自分のそれと近しく、ほんの少しだけ“温かい”のだとしたら……とても心地よく、好ましいとは思いませんか?
ジークとアンさん。
わたしが勝手に作った『お盆うどん』なんて想像物を、こんなにも素敵な「ぬるめの一杯」に仕上げてくださいまして……心から感謝を致します。
どうか、ぜひまた、「おもしろい企画」を一緒にやってください🐳✨
ジークとアンさんがTALESに公開されている、ほかの作品群です。
よろしければどうぞ、ご一読ください📚
『探偵今井亮太の事件簿』シリーズ
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この「お話」や詩のなかで、
言葉にならなかったなにかが残ったとき、
その置き場所として、そっと置いてくださって構いません。