オマージュ作品を作って頂きました💗 jg1bqz さんに。
jg1bqz さんにオマージュ作品を作って頂きました💗
jg1bqz さんにはお世話になっており、先々週には僕の《だだぁ・ぐぅす》のパロノマジー(ダジャレ)をAIによって音楽化してくださいました。その記事がこちらです――
詳細はそちらに譲りますが、その後、やり取りを重ね、僕の次の作品も気に入って頂けたようです――
この作品をご覧頂いた方は ありがとうございます。未読の方はぜひご覧ください。この “世界一意味不明な ひらがな作品” の解説は後でしますが、ここでは簡単に触れておきます。
タイトルとその下の文章から分かる通り、この作品は音・文字だけのものです。これらの「言葉」には意味・概念・対象は無く(具象ではない=非具象)、絵画で言うところの「抽象」です。全篇ひらがな のみで出来ており、文字の面では「視覚詩」であり、音の面では「音響詩(音声詩)」です。
jg1bqz さんはその「音響(音声)」に着目してくださり、次のオマージュ作品を作ってくださいました――
まずは、この記事の構成について以下に書きます――
AI音声による解説ラジオ
僕の記事(「ゔぁゑちぎゅら ~」)の引用
詩「おとおとおとよ」
音楽《おとおとおとよ》
音楽《おとおとおとよ(uptempo)》
NotebookLM による分析(ネタバレあり)
このような構成です。僕のこの記事のサムネイル画像は、4の音楽《おとおとおとよ》のものです。音楽はもう一つ、uptempo のものがあり(5)、両方とも3分半くらいの曲です。
これらの曲には詩が付いており、それが3の「おとおとおとよ」です(両曲ともこの詩で、二つの曲調です)。この詩も ひらがな のみで出来ていて、12行ほどです。全詩は当記事をご覧頂きたいのですが、重要なのが、この詩の言葉が主に[o]という母音から成っている、ということです。タイトルの〈おとおとおとよ〉がそうですが、これも[oto oto oto yo]と、すべて[o]音です。
このような試みは jg1bqz さんは以前にされていて、次のような作品があります――
タイトルが《野本琴子のコトコトロック2章〜母音「お」だけで歌うチャレンジ》とあるように、すべての語が母音[o]で出来ています。ヒロインの[のもと ことこ]がそうですし、〈お琴をちょろちょろ〉や〈こそ泥の 祖母の 物音〉というフレーズも母音[o]です。
このような母音[o]だけのユニークな詩・音楽は他にも作られているようですが、本記事の主役「おとおとおとよ」はこの系統にあります。そして、この[o]という音・響きが人間の心に与える印象・影響が分析されています(1・6)。また、この[o]音の特性を引き立てるような音楽作りについても分析されていて、大変勉強になります。言葉(特に音の面)について興味のある方には一読をオススメします!
なお、6の「NotebookLM の分析」に「注意 ネタバレあり」とあるため、僕からはこれ以上の説明はしないでおきます。僕の「ゔぁゑちぎゅら ~」のオマージュ作品ではありますが、「【+Radio】おとおとおとよ」は jg1bqz さんの作品として十分に(独立して)成立しています。また、未知の作品を自力で鑑賞しきる、ということも芸術体験には重要ですので、ぜひ聴いてみてください!
しかし、少しだけ言うと、これらの作品は “音霊” が爆発しちゃっています! 音・音霊の讃美ですよ。こういうところに、jg1bqz さんからの愛を感じます💗 jg1bqz さん、またもや ありがとうございました💗 これからもよろしくお願いします💗
さて、その “音” との関係を見るために、僕の「ゔぁゑちぎゅら ~」についても簡単に書きます。(一応、当記事のコメント欄に僕が2000字ほどの解説を書いたのですが、誰も見てないと思うので、ここでも書いておきます。)
まずは、この作品の直接の着想となった作品について。
二つあるのですが、一つ目は、ちょくちょく やり取りをさせて頂いている note の先輩・三千白さんの「【童話】ことばのもり(4)」です――
タイトルに「童話」とあるように、心優しい ふんわり・まったり した童話です。そして、すべて ひらがな で書かれています。これを読んで「ひらがな のみの作品を書いてみようか」と思ったのが最初のきっかけです。
僕のこの記事はオマージュについてなので、三千白さんにもお礼でございます。三千白さん、ありがとうございました。この作品から まさか僕の「ゔぁゑちぎゅら ~」みたいになるとは思ってもいなかったでしょうが……。
もう一つの着想となった作品が、かるがも さんの「うわあああああああああああああああ」です――
僕は最初にこのタイトルを見た時に、「あ」と直感しました。そして、読んだら、その通りでした。そして、(僕の中で)まず間違いなく note で一番面白い記事となっています。「note でどの記事が一番面白かった?」と訊かれたら、かるがも さんの「うわあああああああああああああああ」、と即答します。そんな最高な作品ですよ。皆さんも ぜひご覧ください!
この作品も ひらがな のみで出来ていて、目次や章(や画像)も付いているのですが、かなり参考にさせて頂きました。僕の「ゔぁゑちぎゅら ~」と見比べてみたら すぐ分かると思うのですが、形式・型は相当お借りしています。(各文字の選択は僕がやっていますが。) そのあたりの許諾もコメント欄でしてあります。
そして、実は、大変参考にさせて頂いたお礼として、かるがも さんにチップをお渡ししております(!)。1000円(!)。この金額は本一冊分くらいなのですが、それくらい面白かったです。というより、本屋には こんな面白い作品は置いてありません(普通 出版させてくれない)。1000円で読めるなら安いものですよ。いや、皆さんは無料で読めるので、ぜひご覧ください! 読めるうちに読んでおかないと、もったいないですよ!
そして、かるがも さん、ありがとうございました💗
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ここまでは着想の話です。また、文字の面です。が、前出の語「音響詩(音声詩)」はどこから来たか?
20世紀の西欧から。
一番早かった登場は、1900年代のロシアです。“ロシア未来派” と呼ばれる前衛芸術集団が “超意味” という名称・概念でやっていました。V・フレーブニコフとA・クルチョーヌィフが唱えた “超意味” は、抽象的な音響詩・音声詩とも言えます。また、彼等も音の特性を分析・分類していました。
次の登場は、第一次世界大戦中のスイス・チューリッヒです。ここではフーゴ・バルという “ダダ” の詩人を筆頭に、音響詩・音声詩の祝祭が繰り広げられていました。なお、この抽象詩の誕生には画家W・カンディンスキーが関わっているという説がありますが、僕は事実だと思っています。
それがドイツへ伝わり、“ダダ” の詩人クルト・シュヴィッタースの《ウルソナタ》(1922-32)という歴史的名作となりました。これはCDとしても販売されていて、僕は5枚くらい持っています(!)。「楽譜」もあり、現代でもヨーロッパでは「演奏」されている “古典” です。You Tube でも聴くことができ、以下のものです――
一つ目のものがシュヴィッタース本人の朗読です。また、画面に楽譜を載せてくれていて、親切設計です。
二つ目のものは、Carmina Slovenica というスロベニアの声楽グループによるものです。謎の小芝居(?)がありますが、僕は《ウルソナタ》史上最高の名演だと思っています。一つ目のものは本人朗読という絶対的な価値があるものの、芸術的完成度は二つ目のものの方が高いです。以前、この名演について分析したことがあるのですが、それはまた別の記事に書きます。
jg1bqz さんは これらの動画をご覧頂いたようで、そうして、“音霊” の爆発・讃美ですよ。
僕もこんなものを観てきていたので、平気で「ゔぁゑちぎゅら ~」なんていうものを書いています。また、当作は創作大賞用に書いたのですが、こんな意味不明なもので note に挑戦してみました。“20世紀前衛” の系譜と矜持を以って。果たして、評価されるでしょうか? 少なくとも、ひらがな作品の最高傑作・金字塔にはなったのですが(これ以上おかしいひらがな作品は書けない)。
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ところで、この《ウルソナタ》には、〈フムスべヴェテツェウ ペギフ クヴィーエ!〉という主題が多出しますが、この句はどこかで見たことがある……?
ということで、前記事に続き、jg1bqz さんの作品を紹介して参りました。オマージュ作品というのは有り難いもので、僕は大変 喜んでおります。本当にありがとうございました。最後にもう一度 記事を載せるので、皆さん ぜひご覧ください――
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もちろん、他の方からのオマージュや感想文や紹介文等も お待ちしております! ぜひ書いてください! 書いて頂けたら、僕は土下座して喜びます💗
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