コピーとカバーとリスペクト

コピーとかカバーとかあまりして来なかったのです。でも、リスペクトしている方はたくさんいます。

 コピーとかカバーとかリスペクトって言う言い方がありますよね。悪くするとパクリだの贋作だのと言われますが、勉強するには大切な過程であるとも言われます。
 noteではコラボが活発ですね。コラボも実は高い技術とお互いの尊重なしでは成立しないような気がします。

 若い頃、アコースティックギターをやっていたことがあります。そう言う時は好きなアーティスの好きな曲の練習から始める人が多いのではないでしょうか。ボクもやっぱりそうでした。ところが、友人がギター向けの曲を練習する中でボクが好きな楽曲はどうやらピアノで作曲されているらしいと言うことで、友人が練習しているコードと少し違うようでした。そしてギターで挫折する多くの人と同様、ボクもバレーコードが抑えられませんでした。FとかBmとか人指し指で全部の弦を抑えなくてはならないコードです。無理に抑えた所で曲の流れの中で抑えられなければ意味がありません。
 そこでボクが考えた苦肉の策はバレーコードのない曲を自分で作曲すればいいってことでした。ギターそのものは好きでしたし、唄うことも好きです。ギターを続けたいなら作詞作曲をしてしまえばいいのです。そんなわけでボクは早々にオリジナルを作ることに熱中し始めました。オリジナルを作っても要所ではやっぱりバレーコードが使いたくなるのでしたが…。
 そんなわけで、ギターを弾くからと言っても自分の作った曲しか弾けないのでリクエストに応えられないと言うウケない趣味だったわけです。もう、しばらく弾いていないので、自分の曲すら弾けなくなっています。

 さて、ボクは初代宇宙戦艦ヤマトや初代ガンダム世代です。その中でキャラクターデザインを手がけて来られた安彦良和さんの絵がとても好きです。非常にバラエティー豊かに描かれるので尊敬以外の言葉が見つかりません。では、安彦良和さんの絵を真似て練習したかと言えば…そうでもないのです。湖川友謙さんの絵も好きですし、漫画家では高寺彰彦さんや福山庸治さんも好きです。イラストレーターではおおた慶文さんが好きですし、洋画家なら高塚省吾さんの作品が好きです。
 一方で少女漫画も好きだったりします。妹が購読していたのを読み始めてすっかりはまってしまったのですが、陸奥A子さんとか萩岩睦美さんとか佐藤真樹さんとか小椋冬美さんの絵も素敵でした…おーなり由子さんや小田空さんも好きでした…解る人には解るでしょうか。少女漫画は絵もきれいですが、ストーリーがとても繊細で少年漫画に慣れた目が少女漫画の絵に慣れた途端離れられなるようです。最終的には妹に催促するようになっていました。
 もちろん、手塚治虫さんや藤子不二雄さん始め他にも多くの作家さんを尊敬してきましたが、ボクは誰かの絵を真似て練習することはほとんどなかったので、誰かの絵を描いて欲しいと言うリクエストに応えられないのです。不器用なボクが進化するにはそれしか道がなかったのですが、子供の遊び相手をする機会があると決まって漫画やアニメのキャラクターをリクエストされるので困ってしまいます。

 ところで、noteでも御活躍されているモリシタアイミさんが、ボクの漫画の主人公「能人くん」を描いて下さっているのを見つけました。モリシタアイミさんとはTwitterがご縁なのですが、精力的にご活動されている様子を拝見していましたのでボクから見ると尊敬の対象なのです。そんな方にボクの漫画を描いていただいてしまったので少しばかり動揺しました。それでボクにしては珍しくモリシタアイミさんの「星乃環ノートちゃん」は描けるだろうかと思ったのです。

…いや…大変です。何か別のキャラクターになってしまいます。髪の毛がカールしている感じも難しければ、特徴的な瞳なんてもう…お手上げですって感じです。ところが、モリシタアイミさんのお友達のスズキマリさんは、星乃環ノートちゃんの仲間として新しいキャラクターを描かれていました。真似るだけでも高度な技術を必要とするのにその雰囲気を汲み取った上で別のキャラクターとして誕生させるなんて…もう…何と言う方々でしょう。

 ご存じのようにnoteでは有名無名問わず多くの素晴らしいクリエイターさんがご活躍ですよね。そんなみなさんに囲まれているとボクもまだ進化出来るかもしれません。
 いつもたくさんの刺激に感謝です。


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