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【コラム】#6 英語ができるようになる勉強法のヒント(1) 初めて気がついた、動機づけが大切な理由

数回に渡って英語の勉強法を書こうと思う
紹介するのは英語そのものの学習ではなく
学習方法や考え方の話
取組み方次第で成長曲線が大きく変わる

英語でなにがしたいのか

 本屋をふらつくと英語学習コーナーがとても充実しているのに驚く。購入意欲を誘うのだろう、「最速」「1日5分で」とか「30日で」とか耳あたりの良い言葉が並ぶ。形を変えながらも、英語学習本がたくさん出版され続けていることを考えると英語学習への需要が根強いことにあらためて気付かされる。

どの参考書が良いのか。選ぶだけで1日かかるほどだ

 本屋をふらつくのと同じぐらい古本屋パトロールも欠かさないのだが、古本屋の英語学習コーナーの充実具合が本屋のそれと同じぐらいなことを知っているであろうか。そう、本のタイトルのごとく皆、「最速」で挫折していくのである。
 英語学習はとても挫折しやすい分野だと思う。例えば、英検1級やTOEICの一定スコアを取れば基本給が上がるとか、海外出張やキャリアアップの要件になっているとか、確固たる目標があれば継続できるだろう。
 一方で「なんとなく喋れたら」「英語が喋れてたらキャリアアップできるだろう」くらいではどんどん淘汰されていく。読んでいる方も経験があるかもしれないが、1日30分はおろかたった5分でさえ、何かを『継続』することは難しいことなのだ。

 実は私も英語学習の挫折経験者で、典型的な「英語ができるようになりたい」で始めてしまった口である。大学1年生の時、先輩から英語ができる方が良い。良いところに就職できる。と聞かされ、さっそく新宿の紀伊國屋に向かい、棚いっぱいに並ぶ参考書から『〇〇日で上達』の本を選び、そして当然のごとく、〇〇日に到達する前にホコリ被ってしまった。

身近な目標がなければ英語学習は続かない

 大学1年生のとき、当時のアルバイト代2時間分の参考書から得られた教訓である。この教訓が最終的に『英検準1、TOEIC850↑』につながるのだが、ここで伝えたい大切なことはたった2つだけである。

「英語力をつけること」を目標にすると挫折しやすい
英語ができる人はいくらでもいる。英語を使って何をするか考える

英語を学ぶ意味

 大学入学直後に1度目の挫折を経験したが、次の転機は大学2年の夏。英語がほとんど話せないにも関わらず、古本屋でたまたま手に取った『深夜特急(沢木耕太郎著)』の旅路をトレースする、なんとも無謀としか思えないバックパッカー旅(もし自分が親だったら体を張って止める)で、共通語でのコミュニケーションの重要性に気がついたからである。

カオサンストリートの熱気は湿度を帯びていた

 スマホなかった当時、必要な情報は「地球の歩き方」を読むか、人に聞くしかない。駅までの道、チケットの買い方、オトクな情報。本にはのっていない、生きた情報にアクセスするためには英語が必要だったのだ。そんな環境に丸腰で挑んだ私は、安宿でボラれ、タクシーでボラれ、挙げ句のはてに友だちもできない。たった3週間の旅で何度思ったことだろう「英語が話せれば…」と。そしてそのとき初めて気がついたのだ、英語を学ぶ必要性に。

陸路で渡る。国境を。

 勉強を始める前の英語力は偏差値50位。センター試験の英語は120点付近。中学英語までなんとかできている状況だった。そして勉強を続けたその2年後、英検準1級を取得することになる。
 次回のコラムでは「英語が苦手な人」が「英語がちょっと話せる人」になれた勉強法を紹介しようと思う。

深夜特急を辿ったマレー鉄道の1コマ

#いまあなたに伝えたいこと


☆ 普段は料理を作っています。


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