お金だけじゃない。共働きを選ぶのは、お互いを好きでいたいから
「私が先輩なら仕事やめます~」と後輩に言われたのが3年前のこと。時は経ち後輩とは別の部署になり、彼女も結婚して、我が家には子どもが生まれた。私はこの春から時短勤務で復帰して、今のところ変わらず夫婦共働きをしている。
夫婦ともに今年で30歳。私は新卒から総合職として同じ会社で働いている。
大学時代に出会った夫はまったく異なる業種で、泊まり勤務も急な呼び出しもあり、ついでに土日祝日も勤務のことが多い。それに比例して給与も夫が多いので、専業主婦が夢!と言い切る後輩にしてみると、先輩なんで働いてるの?と思ったらしい。
夫が”働く私”を好きだと言う
お金は少しでもあった方がいいとか、自分の働きが世間に少しでも影響するのが面白いとか、働いているのにはいくつかの理由があるけど、わが家の場合は夫が
”働いている私”が好きだと言うのも大きい。
専門職の夫は、自分と異なる業界にふれる機会が少ない。さらに人間関係も固定されがちなので、私が一般的な企業はこんな仕組みなんだよと話したり、こんな人に出会ってこういう考えがあるなどど、話をするのを聞くのが楽しいらしい。育休中よりも、復帰した今の方が私が毎日楽しそうなのもいいと。
だから家事や育児に専念ではなく、仕事をしていろんなことにトライしてほしい。そのために必要な時には一時的に自分が仕事をセーブしたり、日々の家事育児のサポートはするとも言う。実際夫はもっと忙しいところへの異動は希望しないらしいし、家事も掃除はすべて夫が担当で、息子の世話でもできないことはほとんどない。
とはいえ彼は不在のことも多く私の負担は大きいので、
「これくらいワンオペでさ~」
と友人に話すと、
「あなたはそれでいいの?大変じゃない?」
と心配されることもある。
でも私は今のままがいい。
“能力がある”夫に魅力を感じる
私は仕事に励み、自分より稼ぐ異性に魅力を感じる。正確に言うと、稼げるくらいの能力や志を持っていることが好きなポイントだ。
これは高校生の頃からで、優しいことは大前提だけど自分と同じ分野なら自分よりもずっと優秀か、異なる分野を極めている人に魅力を感じていた。見た目とか、お金よりも。
だから夫が今から「研究で名を馳せたい。替わりに給与は1/5」と言われたら、まじでどうしよ~と言いながらもOKして、節約と私の収入アップに励むだろう。でも
「もっとハードに働きたいから家庭に入って」と言われたらめっちゃ悩むな。やっぱ仕事はしたいかも。
お互いのために、共働きを続ける
だから我が家はハードに働きたいけど妻にも働いてほしい夫と、自分も働きたいけど夫にはもっと働いてほしい妻の組み合わせなのだ。収入面もだけど、お互いのことを好きでいるために。
多くの共働き家庭と同じように、生活は毎日ばたばた。それでもこの価値観を言語化して、すり合わせができたことでお互い協力しよう!と前向きに過ごせている。
息子が大きくなったり、お互いキャリアアップしたくなったりしたらまた変わるかもしれないけど、都度話し合ってふたりの最適解を見つけていきたいな。
とはいえ私は今の仕事にもモヤモヤはあって、それはまた次回。
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