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キャリアアドバイザーから事業会社人事への転身|「支える側」から「選ぶ側」になった理由|シリーズ第7話(全7話)新卒|就活|転職|失敗|後悔|自己分析|仕事|第二新卒|書類選考|面接|最終面接|社長

一人の既卒の女性との出会いから、私の中に「型」ができていきました。それから2年、55人を転職成功に導き、達成率170.4%、全国でも上位の成績を残せるまでになっていました。(前回はこちら/シリーズ全話はこちら
数字だけ見れば、順調そのものでした。でも、ちょうどその頃、私の中にある違和感が静かに育っていました。

支援すればするほど、見えてきた「限界」

CAとして数多くの求職者と向き合う中で、私は何度も同じ場面に出会いました。
事実の並べ方を変え、キャリアテーマを一緒に掘り起こし、内定まで導く。そこまでは、私にもできる。でも、内定した先の会社に入ってみたら、結局また同じように疲弊してしまう人が、一定数いたんです。
「あんなに頑張って転職したのに、また同じことで悩んでいる」
そう聞くたびに、胸がざわつきました。

個人の伝え方や自己理解をどれだけ磨いても、受け入れる組織側の仕組みが変わらなければ、同じことが繰り返されてしまう。

かつての私自身がそうだったように、配属初日から夜勤続き・長時間労働のシフトを組まれ、キャリアパスも見えないまま追い込まれていく——それは、本人の頑張りだけではどうにもならない、組織の設計の問題でした。

「支える」から「つくる」へ

キャリアアドバイザーとして、就職・転職という人生の転換期にある数多くの若者と向き合い、可能性を引き出す支援を行ってきました。その中で、個人の支援に留まらず、「組織の仕組み」から人が活きる環境をつくりたいという想いが、少しずつ募っていきました。
一人ひとりの物語に伴走することにやりがいを感じていたからこそ、次に見たいと思ったのは、その物語が始まる前の「入り口」そのものを変えることでした。もし、あの頃の私が入った会社に、もう少しだけ違う仕組みがあったら。もし、現場に配属される前に、もう少しだけ違う関わり方があったら。
そんな問いが、CAから人事への転身を後押ししました。

職種は変わっても、変わらなかった軸

人事に転じてからは、自社の採用に携わっています。面接をする立場になり、社長面接に同席する機会も、年間30回を超えるようになりました。CAとして見てきた「求職者側の景色」と、人事として見る「受け入れる側の景色」、その両方を知っていることは、今の私にとって大きな財産になっています。
職種は変わりましたが、私のこだわりは常に変わりません。「目の前の人がポテンシャルを発揮し、次のステップへ前向きに進むための伴走者であること」。どのポジションであっても、「人が成長するきっかけの環境をつくる」という軸は、CA時代から一貫しています。
面接という限られた時間の中でも、私が見ているのは経歴の華やかさではありません。かつて私自身が、たった一人の面接官に「判断軸」を評価してもらえたように、目の前の候補者が何を大切にし、どう考えて今この場にいるのか。そこに耳を傾けることを、今も大事にしています。

誰かのきっかけになる、その形はいくつもある

新卒2ヶ月で心が折れ、逃げるように会社を辞めた23歳の私は、まさか自分がこんな道を歩むとは思っていませんでした。
CAとして目の前の一人と向き合うことも、人事として組織の仕組みをつくることも、根っこにあるのは同じ想いです。「誰かのきっかけになる」。形は変わっても、この軸だけは、あの頃から一度も揺らいだことがありません。


これが、私が就活に失敗し、新卒2ヶ月で転職活動を始めてから、現在に至るまでの経緯です。ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。
もし「昔の自分に似ている」「今まさに同じ場所で悩んでいる」と感じた方がいたら、これまで書いてきたノウハウ記事も、あわせて読んでみてください。

そして、これから最終面接、社長面接を控えているという方は面接準備に最適なこちらの記事をご覧ください↓

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