新卒・早期退職の私が人材業界を選んだ話|「逃げた人間」が気づいたこと|シリーズ第5話(全7話)就活|転職|失敗|後悔|自己分析|キャリア|人事|仕事|第二新卒|書類選考|面接|短期離職|早期離職
職務経歴書を書き直し、たった一人の面接官が私の判断軸を評価してくれた話を、前回書きました。(前回の話はこちら/シリーズ全話はこちら)
複数の内定、そして選んだのは「人の転職を支える仕事」
書き直した職務経歴書を武器に、そこから活動を続け、いくつかの内定をいただけるようになりました。
無形商材の営業職、そして人材紹介会社のキャリアアドバイザー(CA)。正直、営業の仕事が自分に務まるのかという不安もありました。
でも、最終的に選んだのはCAでした。理由は単純です。
「誰かのきっかけになる」というキャリアテーマに、一番まっすぐ向き合えると思ったから。
自分と同じように、実績もなく、自信もなく、それでも前に進みたいと思っている人の力になりたい。そう思えたのは、他でもない、あの数ヶ月間、自分自身が「実績ゼロで戦う側」だったからでした。
新卒入社半年後、私は1社目を退社し、2社目の人材紹介会社へ転職しました。
「逃げた人間が、人にアドバイスしていいのか」
とはいえ、現実はそんなに綺麗事では済みませんでした。
CAとして働き始めてすぐ、私はある強烈な自己否定にぶつかります。
目の前で悩んでいる求職者に、転職を勧めていいのだろうか。私自身、たった半年で「逃げた」人間なのに。
面談の中で、求職者から「自分は忍耐力がないんでしょうか」と聞かれるたびに、心臓がぎゅっと締め付けられました。それは、かつて面接官から私自身が投げかけられた言葉そのものだったからです。
それでも、続けられた理由
面談の中で何度も、あの日書き直した職務経歴書のことを思い出したからです。「事実は変えなくていい。ただ、意味づけと伝え方次第で、まったく違う未来が見える。”再現性”と”キャリアテーマ”を意識して。」
——自分のキャリアを客観的にみる方法を教えてくれたのが、他でもない転職エージェントの担当者でした。
私がしてもらったことを、今度は自分が誰かにする番だ。
そう思い直せたとき、少しずつですが、目の前の求職者との向き合い方が変わっていきました。
このあと私は、ある一人の求職者との出会いをきっかけに、初めて「型」のようなものに気づくことになります。それが、のちに2年間で55人を転職成功に導くまでの、最初の一歩でした。次回、その転機についてお話しします。
続きはこちら → 新卒半年の早期退職した私がCAとして55人の転職を支えられた訳|シリーズ第6話(全7話)
「実績や経歴そのものより、意味づけの方が大事」——このとき私が学んだ視点は、求職者との面談で必ず伝えていたことの一つです。もし当時の自分のように、自己分析で行き詰まっている方がいたら、こちらの記事もあわせて読んでみてください。
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