哲学の言葉の力🎁エピクテトスの「大事なのは、何が起こるかではなく、それをどう受け止めるかである」+JAZZ
エピクテトス
「大事なのは、何が起こるかではなく、それをどう受け止めるかである」
という言葉は、とても短いのに、生き方の芯をついています
この言葉を、できるだけわかりやすく言いかえるなら
「出来事そのものが、あなたを苦しめるとは限らない
その出来事を、あなたがどう考え、どう意味づけするかが、心の苦しさを大きく左右する」
ということです
たとえば同じ出来事でも、人によって感じ方は違います
雨の日を見て、「最悪だな」と思う人もいれば、「落ち着くな」と思う人もいます
試験に落ちたとき、「自分はダメだ」と思う人もいれば、「やり方を変えれば次はいける」と考える人もいます
友だちにそっけなくされたとき、「嫌われた」と決めつける人もいれば、「たまたま疲れていたのかも」と受け止める人もいます
つまり、出来事はひとつでも、心の中では何通りもの受け止め方があるのです
エピクテトスはそこに注目しました
人はよく、「あの人のせいで傷ついた」「失敗したから不幸だ」「嫌なことが起きたから苦しい」と考えます
もちろん、本当に苦しい出来事はあります
悲しいこと、悔しいこと、どうしようもないこともあります
だからこの言葉は、「つらいことなんて気のせいだ」と言っているわけではありません
そうではなくて、起きたことを完全に支配するのは難しくても、それをどう受け止めるかには、ある程度自分の力が使える
そこに人間の自由がある、と教えているのです
ここがとても大事です
私たちは、世の中のほとんどを思いどおりにはできません
天気は変えられません
他人の気持ちも完全には操れません
過去に起きたことを消すこともできません
会社の評価、偶然の事故、景気、年齢、病気、人間関係のすれ違い
こういうものの多くは、自分の努力だけでは決められない部分があります
でも、自分がその出来事をどう見るか
どう考えるか
どう次の行動につなげるか
ここには、自分で選べる余地があります
たとえば仕事で注意されたとします
そのとき
「自分は無能だ、もう終わりだ」と受け止めると、心は深く傷つきます
でも
「悔しいけれど、ここを直せばもっとよくなる」と受け止めれば、つらさの中にも前に進む道が見えます
同じ“注意された”という出来事でも、受け止め方によって、その後の気持ちも行動も変わるのです
恋愛でも同じです
相手から連絡が来ないとき
「もう嫌われたに違いない」と思えば、不安でいっぱいになります
でも
「今は忙しいのかもしれない」「連絡の回数だけで愛情は決まらない」と考えれば、少し落ち着けます
もちろん、現実を無理に明るく考えろという意味ではありません
ただ、必要以上に自分を苦しめる受け止め方をしなくてもいい、ということです
エピクテトスの考え方は、今でいう「心の持ち方」「物事の見方」に近いものがあります
たとえば、コップに水が半分入っているとき
「半分しかない」と見るか
「半分もある」と見るかで、気持ちは変わります
現実は同じでも、見方が違うのです
この言葉のすごいところは、単なる前向き思考ではないところです
なんでも無理やりポジティブに考えろ、と言っているわけではありません
本当に大切なのは、感情に振り回されて反射的に決めつけるのではなく、一歩引いて、自分の受け止め方を見直すことです
たとえば失敗したとき
すぐに「恥ずかしい」「終わった」と思うのではなく
「事実として何が起きたのか」
「自分は今、どんな意味づけをしているのか」
「別の見方はできないか」
と考えるのです
これは、心の中に少しだけ“間”をつくることです
その“間”があると、人は出来事の奴隷にならずにすみます
たとえば誰かに悪口を言われたとします
その瞬間は腹が立つし、傷つきます
でもそのあとで
「この人の言葉が、私の価値を決めるわけではない」
「相手の機嫌や未熟さまで背負わなくていい」
と思えたら、心のダメージは少し小さくなります
相手の言葉そのものよりも、
「言われた自分には価値がない」
と受け止めてしまうことが、より深い苦しみを生むことがあるのです
この考え方は、日常の小さな場面でも役立ちます
電車が遅れた
約束がずれた
ミスをした
思ったように評価されなかった
年齢や環境のせいで、思いどおりに進まない
そんなとき、私たちはつい
「なんでこうなるの」
「最悪だ」
「もうダメだ」
と思ってしまいます
でも、そのたびにほんの少しだけ立ち止まり
「起きたことは変えられない
では、この出来事を自分はどう受け止めるか」
と考えることができれば、心の消耗はかなり減ります
つまりこの言葉は
人生を思いどおりにする方法ではなく、
思いどおりにならない人生の中でも、心を保つ方法
を教えてくれているのです
生きていると、避けられないことはたくさんあります
別れもあります
失敗もあります
誤解もあります
老いもあります
理不尽もあります
でも、そのたびに全部を「不幸」と決める必要はありません
出来事と、自分の価値は同じではない
失敗と、人生の敗北は同じではない
嫌な一日と、悪い人生は同じではない
そうやって切り分けて考えられるようになると、人は少しずつ強くなれます
それは、冷たい強さではなく、折れにくいしなやかな強さです
エピクテトスの言葉は、結局こういうことだと思います
外の世界を全部変えることはできない
でも、自分の心の向け方は育てていける
そして、その力こそが、人生を静かに支えてくれる
だからこの言葉は、苦しいときほど思い出す価値があります
何が起きたかに心を奪われすぎたとき
他人や運命に振り回されていると感じたとき
「今の私は、この出来事をどんなふうに受け止めているだろう」と自分に問いかけてみる
それだけでも、心の景色は少し変わります
エピクテトスは
「つらいことが起きても平気でいろ」と言っているのではありません
「自分の心の持ち方まで、出来事に明け渡さなくていい」と言っているのです
それは、誰にでもできる小さな自由であり
同時に、とても大きな救いでもあるのです

裏街のバーでほろ酔いの大人の女性が
エピクテトスにため息をつきながら歌うJAZZ
オリジナル歌詞・オリジナル曲
It’s How I Hold the Night
The night is wearing diamonds
In every glass and smoky light
A lonely piano’s whisper
Falls softly through the blue midnight
Some hearts are born for breaking
Some dreams are made to fade away
But maybe it ain’t the leaving
Maybe it’s what I let it say
The rain don’t know my sorrow
The wind don’t call my name
The world just turns in silence
And I decide the flame
It’s not what happens to you
It’s how you hold the night
It’s not the fall of shadow
It’s how you face the light
The blues were never cruel, babe
They only asked me why
I’m not made of the moments
But of the way I survive
He left a trace of perfume
And half a truth upon this chair
A memory in slow motion
Still floating somewhere in the air
I used to drink the heartache
Like it was all I had to own
Now I just let it pass through
Like a song that’s not my own
The moon don’t break my spirit
The dark don’t steal my soul
The ache is just a mirror
And I can choose what it will show
It’s not what happens to you
It’s how you hold the night
It’s not the cracked reflection
It’s how you wear the light
The blues were never cruel, love
They only asked me true
Who will I be in the silence
When the world stops loving me too
So let the glasses shimmer
Let the last train roll away
Let every ghost that found me
Have nothing left to say
I cannot stop the seasons
I cannot make love stay
But I can keep my grace, dear
When everything slips away
It’s not what happens to you
It’s how you hold the night
It’s not the wound that marks you
It’s how you breathe despite
The blues were never fatal
They only taught me this
A broken heart ain’t darkness
Till I surrender to it
So play that old piano
Soft and low and blue
Life is not what found me
It’s what I choose to do
It’s not what happens to me
No, that was never the truth
It’s how I hold the night
And how I sing it through
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