純ジャパの僕がTOEIC®︎満点レベルの英語力を身につけた方法
この記事はmikan Advent Calendar 2025 - Adventar 24日目の記事です。
昨日はmikan代表の高岡さんによる「共同創業から代表になって6年。現在地からの代表1年目振り返り。」でした。
はじめに
こんにちは。mikanでPMをやっている飯田 (@aviciida)です。
2025年も年末に差し掛かってますが、みなさん今年はいかがだったでしょうか。
僕の場合、2025年の大きなアチーブメントの1つはTOEIC®︎で満点を取れたことです🎉(ヤッタネ)
そういえば、TOEIC®満点取れました🎉
— Ryo @ mikan (@aviciida) July 28, 2025
純ジャパで英語は塾も通わずに独学で勉強して英語できるようになった身として、mikanを通して多くの人に英語をできるようになってもらえるよう、頑張ります!💪 pic.twitter.com/xX9HO2pNJV
また、2019年に新卒としてmikanの正社員となり、今年で7年目を迎えました。一般的に転職スパンが短いとされるITスタートアップ界隈でこれだけの期間同じ会社で働くのはかなり珍しい方だと思います。
なぜここまで長いこと頑張れるのだろうと振り返ってみると、大きく「組織に対する愛着・コントローラブル感」と「英語教育という事業ドメインに対する強い関心」があることがわかりました。
前者の「組織に対する愛着・コントローラブル感」に関してはまたどこかでお話しするとして、今回の記事では後者の「英語教育という事業ドメイン」について、具体的には「独学でどのようにしてTOEIC®︎満点レベルの英語力を身につけたか」を振り返ってみようと思います。
いつから英語が得意なのか
僕は幼少期の海外経験は全くなく、大学3年生の時にタイに8ヶ月住むまでは長期滞在も一切したことがない、いわゆる「純ジャパ」です。
その上、中学生くらいまでは特に英語はもちろん、勉強自体が得意な生徒ではありませんでした。
ただ、友達の影響で洋楽・洋ドラマは好きで、外国人に漠然とした憧れがあり、それゆえ英語に対しての心理的な抵抗もない状態でした。
そんな中で高校生になり、大学受験を見据えて「何か武器を作らねば」と思い、国語も数学も大嫌いだった当時の僕は英語で大学受験を乗り切ることに決め、高校1年生あたりから本気で勉強し始めました。
何よりも基礎
高校1年生から始めた英語学習で最初に取り組んだのが「単語」「文法」の基礎固めです。 英語学習をしていると耳にタコができるほど聞くフレーズではありますが、振り返ってみると僕の場合も例に漏れず、この基礎を先にしっかり固めたことが大きかったです。
複利という言葉はよく耳にするかもしれませんが、英語学習において先に基礎を固めることによる効果はまさに複利で効いてきます。
なぜかというと、基礎を固めることで、すなわち頭の中に「広い語彙量を持ち」「文法構造のパターンを持つ」ことで、英語を吸収できる土台が広がり、英語の文章を読んだり聞いたりした時に得られる学びが大きくなるからです。
基礎がない状態で文章を読んだり聞いたりしても、「この単語はこういう意味なのね」「この文章はこういう意味なのね」のように、文章の中のごく一部からしか学びが得られません。
一方で、基礎がある状態だと「この単語はもともとAという意味で覚えていたけど、文脈によってはBという意味で使われるのか」「この文法構造、実はこういう使い方もできるんだ」のように、あらゆる単語・構文が学びの対象になります。
単語
高校生の時は「単語王」と「速読英単語」で勉強しました。
具体的な勉強法を振り返ると、単純な文字列として覚えるのではなく、語根・接頭尾・接尾辞ごとの意味を把握し、単語をできるだけふわっとしたイメージで覚えることを意識していたように思います。
たとえば、predictという単語を「予測する という意味だと覚える」だけでなく、「pre (前もって) dict (言う) というパーツで成り立っている」と理解する。そうすることでpreviewの意味がわからなくても「pre (前もって) view (見る) だから、事前に見る的な意味なのかな」と推測できたり、verdictを「ver (真実) dict (言う) だから、何か断言するみたいな意味なのかな」と推測できたりします。
語根・接頭尾・接尾辞で単語の構造を理解するのに加え、ストーリーを紐付けて覚えるのも、より記憶が強固になるので効果的でした。
たとえば当時大好きだったTaylor SwiftのMineという曲に、braced myself for the goodbye (別れを覚悟した) という歌詞があるのですが、これで「brace oneself for ~ は、何か悪いことに対して覚悟するという意味なんだな」と覚えることができ、それを10年以上経った今も覚えています。
このように、語源で「単語の仕組み」を理解しつつ、エピソードで「単語の使われ方」を記憶する。この2つのアプローチを組み合わせることで、単語学習の効率が格段に上がりました。
文法
高校で指定参考書だった「Forest」でひたすら学びました。Forestは分厚くて難しくて何回も挫折していたのですが、英語の点数が伸び悩んだ高校2年生の夏休みに決心して頑張りました。
基礎の中でも明確に「やる前」「やった後」で英語の学習効率が圧倒的に変わった実感があったことが今でも覚えています。
部活の帰りに、最寄駅のイオンで1日1章読む & 付属問題集を解く、というのを夏休みのルーティンにし、夏休みの間に本の最初から最後まで読むのを2周しました。
ありきたりな話ではあるのですが、1周目では正解できなかった問題に2周目では正解できるようになる、といった成長が目に見えて実感できるようになり、継続のモチベーションになりました。
また、「コラム」で紹介されている小ネタが面白く、「not just ~とjust not ~は語順が違うだけで意味が全く変わる」といった、見落としがちだけど重要なポイントの解説が特に印象に残っています。
シャドーイング
「単語・文法で基礎を固め、長文読解やリスニングで実践力をつける」という王道の学習方法に加えて高校の時にやった学習で良かったこととしては、シャドーイングがあります。
シャドーイングの効果を理解した上でやっていたというよりかは「ネイティブの発音かっこいい、自分もできるようになりたい」「定期テスト対象の教科書の長文を暗記したい」のような少し変わったモチベーションではありましたが。
毎学期、定期テスト前になると教科書のCDを流し、音声の真似をしながら読み上げる、というのを音声がなくても読めるようになるまで繰り返していました。
シャドーイングの効果は大きく3つありました。
まず、発音が日本人アクセントではなくよりネイティブに近くなりました。海外の人と話していても「日本人っぽくない、アメリカの標準アクセントだね」と言われたり、発音アプリの診断では高評価を受けたりするレベルになりました。
久しぶりにELSAでテストしてみたら一発でネイティブ判定された🎉 pic.twitter.com/9EA4xLmFuK
— Ryo @ mikan (@aviciida) July 18, 2021
次に、英文を暗記するまで繰り返し音読することで「よくある英語の構文パターン」が体に染み込むレベルで頭に入り、4技能すべてが向上しました。
話されている文章の予測がつくようになってリスニング力が上がり、構文パターンを瞬時に認識できるようになってリーディングのスピードが上がり、自然な英語表現のストックが増えて英作文で「使える表現」がすぐに出てくるようになりました。
最後に、英文を完全に暗記することで定期テスト対策にもなるという、一石二鳥どころか一石三鳥でした。
シャドーイングとは少し違いつつ似ている効果のあったものとして「洋楽を歌いまくった」というのがあります。それも、できるだけ本人に近づける歌い方をしていました。
これに関しては勉強しているつもりはなく、中学生の時から始まり今も続いている趣味という立ち位置になってしまうのですが、振り返ると英語力強化の一助になっていたと思います。
日常的に英語に触れる
社会人になり働き始めると、英語の勉強を続けるのは難しいです。仕事から帰ってきて疲れている中で机に向かって勉強するのはハードルが高いと思います。
僕が意識していたのは「娯楽を海外コンテンツにする」ということです。
たとえば、先ほど紹介した洋楽もそうですし、ドラマを見るなら海外ドラマを観てみる、もそうです。SUITSはどハマりしてGW最終日の夜中から翌日の朝までぶっ続けで観たり、Modern Familyはシーズン1を5周したりしました。
ただ観るだけでなく、内容を覚えた2周目からは英語字幕で見てみたり、ちょっと気になったフレーズがあったらリプレイしてみたりすることで、小さな取り組みですが積み重なると大きな英語力の変化になります。
しかし、最近はドラマですら「長い」と感じるようになってきてしまいました。そこで今は、スタンドアップコメディの30秒くらいのクリップをインスタのリールやYouTubeのショートで見るのが日課になってます。短時間でも毎日英語に触れることで、継続のハードルがぐっと下がりました。 (最後におすすめの動画を貼っておきます)
リーディングに関しても、XではなくReddit (海外の掲示板サイト) やIndie Hackers (海外の個人開発コミュニティ) をみるようすることで、日常的に英文を読むようにしています。
弊社が提供している「英語アプリmikan」も、机に向かわなくても気軽に楽しく単語に触れられる、という意味では素晴らしい選択肢で、自分自身もユーザーとして学習を3年以上継続しています。

最後に
基礎をしっかり固めた上で実践を積み、社会人になっても日常的に英語に触れ続けることで高い英語力をキープしている、というお話でした。
英語ができるようになったことで僕の人生は大きく変わったと思っています。
英語が話せるので海外旅行でより濃い経験ができるのはもちろん、多様な文化に基づく意見に触れられるようになることで視野が広がり、読めるコンテンツ幅が広がったためリサーチのスピードも質も上がりました。
AIの登場で英語学習の必要性が少なくなった側面はもちろんあります。しかしAIがあっても自身が英語ができない限り得られない経験はたくさんあり、依然として英語習得による人生へのインパクトは大きいと思っています。(詳しくは18日目のmaruちゃんの記事を参照)
確かに僕が高校生だった2012年頃と比べると、テクノロジーを活かしたより効率的に学習できるツールは増えていますし、mikanもその一つだとは思います。しかし、テクノロジーの進化に対して、最適な英語学習のアップデートが追いついていないとも強く思っています。
「どんな人もmikanを使えば、その人に合わせたコンテンツで楽しく英語ができるようになる」といった体験を提供し、より多くの人の人生に良い影響を与えたい。その過程で自分自身が英語習得に成功した体験を少しでも還元できたらいいな、と思い、引き続きmikanを頑張っていきます!
一緒に頑張ってくれる人を募集しているので、興味があればご連絡ください!
おまけ
最後に、日常的に英語に触れるために僕が見ている、好きなコメディアンのクリップを貼ります。
Jimmy O Yang(シリコンバレーというドラマをみた時から好き。今月のライブにもいきました)
Jason Cheny(Jimmy O Yangの前日にライブに行きました)
Jeff Arcuri(11月にライブに行きました)
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