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【作中資料|現地観測】橋の始点に現れた石面|第三記録「欠落した時刻表」

以下は、湖畔で再記録を行った際に確認された、橋の始点付近の構造についてまとめた記録である。

本資料では、現地および撮影映像から確認できた外観のみを扱う。

文字の意味、配列の用途、機材ログとの対応については、別資料で検討する。


観測対象

対象地点
湖畔エリア

確認位置
霧の中に現れた橋の始点付近

確認方法

  • 現地での目視

  • カメラによる連続撮影

  • 持ち帰った映像のフレーム確認

  • 保存されている過去映像との比較


01|出現時の状況

音声と波形に変化が現れたあと、湖面の反射がずれ始めた。

山、岸、水面は消えていない。

通常の湖畔が残ったまま、その上に別の輪郭が重なった。

霧の中に橋が現れ、その奥に門状の構造が確認された。

橋は、保存されていた映像より遠い位置に見えた。

門も霧の奥へ沈み、全体の形状は確認できなかった。

記録者が橋の上や門の向こうへ移動した事実はない。

観測はすべて湖畔側から行った。



02|橋の始点付近

橋の始点へカメラを向けた際、石材に似た面が確認された。

保存されていた映像では、同じ位置にこの構造は記録されていない。

現地では霧と距離の影響があり、輪郭の一部しか確認できなかった。

映像上では、橋の側面または手前へ重なるように現れている。

橋と石面が一体の構造であるかは判断できない。



03|外形

確認できた範囲では、石面には以下の特徴がある。

  • 横方向へ広がった平面

  • 周囲より暗い灰色

  • 表面に不規則な凹凸がある

  • 複数の記号状の形が並んでいる

  • 上下方向に区切られたような配置がある

  • 通路を完全に塞ぐ位置にはない

壁や門扉とは形状が異なる。

道を塞ぐ目的よりも、何かを表示または並べるための面に見える。

ただし、用途を確定できる要素はない。



04|表面の記号

石面には、文字または記号に見える形が刻まれている。

肉眼では細部を確認できなかった。

撮影映像を拡大しても、既知の文字として読むことはできない。

一部には似た形が繰り返し現れる。

ただし、同じ記号が同じ意味を持つかは不明。

数字、文章、地名、方向表示のいずれであるかも判断できない。

現時点で内容を翻訳または解読できた事実はない。


05|配置

記号状の形は、無秩序に刻まれているわけではない。

映像上では、横方向と縦方向の両方に一定の並びが確認できる。

完全に同じ形ではないが、配置の間隔には繰り返しがある。

また、一部には周囲と並び方が異なる範囲がある。

現地では、その部分が以下のどれに当たるか判断できなかった。

  • 表面の破損

  • 霧による視認不良

  • 映像の欠損

  • 元から情報が存在しない範囲

  • 周囲とは異なる形式の記載

その場では文字の意味を確認できなかったため、配置全体を映像として保存した。


06|過去映像との違い

保存されている映像と、今回撮影した映像を比較した。

保存映像

  • 橋と門が確認できる

  • 石面は記録されていない

  • 橋の始点付近に同様の平面構造は見当たらない

今回の映像

  • 橋は以前より遠く見える

  • 門は霧の奥に沈んでいる

  • 橋の始点付近に石面が存在する

  • 表面に記号状の形が並んでいる

映像ごとに橋や門の位置が異なることは、すでに確認されている。

石面についても、今回初めて現れた構造なのか、過去映像で記録されなかっただけなのかは判断できない。



07|接触について

石面への接触は行っていない。

以下の理由による。

  • 構造が視覚的にのみ現れている可能性がある

  • 橋や足場が物理的に存在する保証がない

  • 構造へ接近した際の変化を予測できない

  • 現地で文字や用途を確認できる見込みが低い

  • 記録を優先する必要があった

観測位置を維持したまま、可能な範囲で映像を残した。

構造が薄くなったあとも撮影と録音を継続し、湖畔のみが映る状態へ戻ったことを確認した。


現地観測結果

今回の再記録では、橋の始点付近に、過去の保存映像にはない石面が確認された。

石面には、文字または記号に見える形が規則的に配置されている。

ただし、現地で意味を読むことはできなかった。

確認できたのは以下までである。

  • 石面は橋の始点付近に現れた

  • 過去映像には記録されていない

  • 表面に記号状の形がある

  • 記号には行と列に見える配置がある

  • 一部に周囲と異なる範囲がある

  • 用途と内容は不明

  • 物理的な接触は行っていない


未確認事項

  • 石面が橋の一部であるか

  • 石面が固定された構造であるか

  • 記号が文字であるか

  • 記号の読み方

  • 配置が示す内容

  • 周囲と異なる範囲が欠損であるか

  • 過去映像に石面が存在しない理由

  • 石面が現れる条件

  • 石面に物理的な実体があるか


直江透・追記

前の映像では、そこには何もなかった。

今回は、橋の始まりに石の面があった。

文字は読めない。

似た形はある。

並び方にも規則がある。

でも、それが何を示しているのかは分からなかった。

現地で分かったのは、読めないことだけだった。

だから、映像を持ち帰った。


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