拝啓、イケメン歯医者さま
誰もが忘れかけていたであろうあのイケメン歯医者シリーズに、新展開が起きております。
その前に、最近フォロワーになってくださった方やはじめましての方へ。
わたしの通ってる歯医者がちょっとしたイケメンです。そこでのあれこれをわたしが1人で話を膨らませて書いているだけの、なんの中身もないシリーズとなっております。
◆イケメン歯医者シリーズ◆
よくこんな人に読ませるまでもないはなしを3作も書いてきたもんだ。
そして1人か2人いてくれたらうれしい、イケメン歯医者シリーズ愛読者の方へ。
忘れた頃にやってくるでお馴染みのイケメン歯医者シリーズへようこそ。このシリーズはあなた達に支えられています。エピソードもってきました!
今日は新キャラが登場します。
それは
わたしの母です。
母は、明るくてひょうきんでわちゃわちゃとしたタイプだ。音楽が好きで、楽器屋を営む知人たちとバンドを組み、趣味でライブ活動をしていた。
それは10年前くらいまでの話で、最近はメンバーの病気やらなんやらかんやらで、ライブ活動からはすっかり遠ざかっている。
母とは仲は悪くないが、友達親子みたいに2人でカフェや買い物にいったりマメに連絡を取ったりするような母娘ではなく、適度な距離感がある。
だから、知らなかったんだ。
母が…
わたしと同じイケメン歯医者に通ってたってことを。
わたしの地元はど田舎ですけど歯医者くらいたくさんありますよ!!
なのに知らない間に母娘で同じイケメン歯医者に通ってました。(#なにこれ)
そんなこんなで先日、母の話でイケメン歯医者との会話が盛り上がった。
不本意ながら過去一盛り上がった。
なぜかって。
先生がいつもより明らかにリラックスした表情で母の話を楽しげにしてきたからだ。(母ずるい)
そして先生の話を聞くに、母は持ち前のおしゃべりで自身のことをだいぶベラベラと先生に喋っているようだった。
先生「そういえばお母さん、なんか今度弾き語りのライブをやるって言ってましたね。だから、え〜、誘ってくださいよ!って言って。ハハッ」
!!!!???
まず、母が弾き語りのライブをやることをわたしはまるで知らない。
わたしが知らないのに歯医者が知っている。
そして。
「誘ってくださいよ〜」だ。見過ごせないのは!!!
えっ?!誘っていいんですか?!!
そんなん言うなら先生?わたしだってね、あなたのこと書いてますよ?しかもイケメン枠で書いてますよ?夫にも黙って!!!シリーズ化までしちゃってんですよ?!!
もしや先生、クールな顔して意外と人懐っこいんだろうか。社交辞令のレベルが高くてビックリだよ。
相手が(私の母だけど)真に受けて本当に誘ってきたら、患者の(私の母だけど)弾き語りライブ行くんだろうか。
しかし、思えば確かに、このイケメン歯医者はホスピタリティに溢れている。
患者であるわたしたちが安心して過ごせるよう、接客にも力を入れているのを感じる。
こういった会話も日々努力しているのかもしれない。
駄菓子菓子。
「髪色変えました?」
「髪切りました?」
「髪伸びましたね」
わたしに対しては、ここ最近は髪型に触れるくらいしかネタがないんだろうなと案じていたところだったよ。先生。
さらに最近は、会話のとっかかりに必ずうちの夫を使ってくるようになっていた。
「旦那さんお元気ですか」って。
一度しか会ったことないうちの夫が元気かどうかなんて気になるわけがないんだから、会話のとっかかりに使っているとしか思えない。
今度からそこに母の話も追加されるんだろう。
いいんだ。やきもちなんか焼いちゃいない。
母の話だろうが、夫の話だろうが、先生がわたしとコミュニケーションをとろうとしてくれているのは伝わっているのだから。
だけどもだけど。
拝啓、イケメン歯医者さま。
初めて治療で訪れたあの日「なんかいい匂いしますね」ってサラッと言ってくれたのが正直いちばん嬉しかったです。そっちの路線を最近忘れてやいませんか。戻ってきてください。帰ってきてください。あれ以上のホスピタリティはないと思います。
あと、申し訳ないけど髪色は変えていませんし、母が弾き語りライブやるのかどうかも知らなかったです。絞りだして話しかけてくれてるのにごめんなさい。
こっちにも話したいことはあるんですが、
「歯科衛生士さんのやわらかくて優しい手から、ちょっとがっちりした安定感のある先生の治療に変わる瞬間毎回キュンとします」とか、口が裂けても言えないもんですから。
これからもわたしと母のお口の健康をよろしくお願いしますね!!
