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Tarkov|Hideout de サイドビジネス⑥ Defibrillator がおいしいだけじゃない話

この記事を書いている人は PVE で遊んでいるエンジョイ勢で、いわゆるガチ勢ではありません。
そのあたりを踏まえて読んでいただけると嬉しいです。

シリーズ第1回はこちら:VPO-136から見えたWorkbench金策

Tarkov を遊んでいて、そろそろ Stash レベル3 が見えてきた。
ところが、ここに来て急にお金が必要になってきた。

とはいえ、なかなかまとまった時間を取ってレイドに行くのも難しい。
そんな中でぼんやり Hideout を眺めていたところ、

「これって、こうやったら商売になるんじゃね?」

と気づいた。

実際に試してみたところ、800万ルーブルくらいしかなかった資金が、レイドに一度も行かないまま一日で1000万ルーブルに届いた。
このシリーズは、そんな思いつきから始まった話である。

最初に言っておくと、これは

「これで金策はばっちり」

という話ではない。

この記事で紹介するやり方を知る人が増えれば、そのぶん価格には当然下押し圧力がかかる。
だからこれは、「この方法をやれば確実に稼げる」という話ではなく、Hideout をどう見るかで資金の積み上げ方が変わる、という話だと思ってほしい。


シリーズ6本目は Defibrillator の話

シリーズ6本目の今回は、Defibrillator の話である。

前回の SJ-6 では、作れると分かった完成品は、安心して売れるようになるという話を書いた。
今回の Defibrillator は、そこからもう一段だけ見え方が変わる。

SJ-6 は、どちらかというと
「作れる完成品を売る」
という感覚が強かった。

一方で Defibrillator は、
そのまま売ってもおいしい素材を、あえて残して高額完成品にするかどうか
を考えるクラフトに見えている。

ここが今回かなり面白いところだと思う。


Portable Powerbank は、そのまま売っても悪くない

Defibrillator の素材を見ていて、まず気になったのが Portable Powerbank だった。

Powerbank は1マスのアイテムで、相場次第ではあるが、単体で売ってもそれなりにお金になる。
自分の記憶でも、以前はもう少し高かった印象があるし、今でも2万ルーブル前後で見れば、1マス単価としては決して悪くない。

普通にレイドで拾ったなら、

「これはそのまま売ってもいいな」

と思えるアイテムだと思う。

だが、Hideout を眺めていると、その見え方が少し変わる。

Powerbank は Defibrillator の素材でもある。
そう見えた瞬間に、

「そのまま売るのは、少しもったいないのでは?」

という考えが出てくる。

ここが、今回の入口だった。


そのまま売るか、素材として残すか

これまでの Hideout 金策では、余っている物や、使いかけの物に価値を見つけることが多かった。

VPO-136 は AKM になり、Weapon Parts になった。
トイレットペーパーは Sausage の材料になった。
使いかけの IFAK や CALOK-B は、Med Station の中で次の行き先を持っていた。

だが Powerbank は少し違う。

これは最初から、単体でもそこそこ売れる。
だからこそ判断が少し難しい。

すぐ売って現金にするのか。
Defibrillator の素材として残すのか。

この選択肢が出てくる。

つまり Defibrillator 回で見えてきたのは、
価値のない物を価値に変える話
というより、
すでに価値のある物を、さらに大きな完成品へ回すかどうか
という話だった。


Capacitors も単体で売れる素材である

そして、同じことは Capacitors にも言える。

Capacitors も1マスのアイテムで、相場次第ではそのまま売っても悪くない。
レイドで拾った時にも、かなり持ち帰りやすい素材だと思う。

だがこれも、Defibrillator の材料になる。

Powerbank と Capacitors の両方が、
そのまま売ってもおいしいが、Defibrillator の素材としても使える
という位置にある。

この時点で、話はかなり面白くなってくる。

単体で売れる素材を見つけた時、以前なら
「よし、これは売れる」
で終わっていた。

だが今は、
「これは売るのか、それとも高額クラフトに回すのか」
と考えるようになる。

Hideout を知ると、同じアイテムを拾っても、そこで発生する判断が増える。


PSU は Capacitors の塊に見えてくる

さらに面白いのが Power Supply Unit、いわゆる PSU である。

PSU はそのままだと4マスのアイテムで、レイド中には少しかさばる。
バッグの空きが少ない時には、持って帰るかどうか少し悩むこともある。

だが Workbench を見ると、PSU は Capacitors に分解できる。

ここで見え方が変わる。

PSU はもう、ただの4マスの電源ユニットではない。
Capacitors の塊
として見えてくる。

しかも Capacitors は、Defibrillator の素材になる。

つまり、PSU を拾った時に考えることは、

「4マスだから邪魔だな」

だけではなくなる。

「これは分解すれば Capacitors になる」
「Capacitors は Defibrillator に使える」

という線が見えるようになる。

この線が見えるかどうかで、レイド中の拾い物の見え方はかなり変わると思う。


Magnet や Wires も、買うだけではない

Defibrillator の素材には、他にも MagnetBundle of wires がある。

もちろん、必要なら Flea Market で買えばいい。
ただ、Hideout を見ていると、これらも単に買うだけの物ではなくなってくる。

たとえば Magnet は、HDD を分解することで用意できる場合がある。
Wires も、Cord など別の素材から作れることがある。

もちろん、ここは相場次第である。
素材をそのまま買った方が安いこともあるだろうし、分解・変換するより売ってしまった方がいい場合もある。

だから、ここで言いたいのは

「絶対に分解した方が得」

という話ではない。

大事なのは、
必要素材を用意する方法が一つではない
ということだ。

買う。
拾う。
分解する。
変換する。
残しておく。

そういう複数の選択肢が見えてくると、Defibrillator は単なる高額完成品ではなく、複数の素材変換ラインが合流するクラフトに見えてくる。


Defibrillator は、素材を寝かせるクラフトに見える

ここまで見えてくると、Defibrillator はかなり性格の違うクラフトに見えてくる。

VPO-136 から Weapon Parts を作る話は、比較的短い回転だった。
Sausage も、余り素材を売り物に変える感覚が強かった。
SJ-6 は、作れる完成品を現金化する話だった。

それに対して Defibrillator は、もう少し
素材と時間を預けるクラフト
に見える。

Powerbank はそのまま売れる。
Capacitors もそのまま売れる。
PSU は分解すれば Capacitors になる。
Magnet や Wires も、別の素材から用意できる場合がある。

それらをすぐ売らずに、Defibrillator のために残す。

これは、単なる小銭稼ぎとは少し違う。

今すぐ現金化できる素材を、あえて手元に置いておく。
そして素材が揃った時に、高額完成品として回収する。

そういう感覚である。


「高く売れる完成品」だけを見ても足りない

Defibrillator は、高く売れる完成品として分かりやすい。
ただし、高く売れるからといって、何も考えずに作ればいいというわけではない。

素材にも価値がある。
製造時間もかかる。
相場も動く。

だから本当は、完成品の値段だけを見るのではなく、

素材をそのまま売った場合
素材を集めて完成品にした場合
その間にかかる時間
そのクラフト枠を使う意味

まで見る必要がある。

このあたりから、Hideout 金策は少し段階が変わってくるように思う。

ただ作れる物を作るのではなく、
素材をどう運用するか
を考えるようになる。


レイド中の拾い物も、素材運用として見えてくる

この見方になると、レイド中の拾い物の優先順位も変わってくる。

Portable Powerbank を拾った時、以前なら
「1マス単価が良いから持って帰ろう」
だった。

Capacitors を拾った時も、
「そのまま売れるから持って帰ろう」
だった。

PSU を拾った時は、
「4マスだけど、価値があるなら持って帰るか」
くらいだった。

だが今は少し違う。

Powerbank は Defibrillator の素材。
Capacitors も Defibrillator の素材。
PSU は Capacitors の塊。
Magnet や Wires も、必要素材として見えてくる。

つまり、拾った物が単体の売値だけではなく、
高額クラフトに向かう部品
として見えてくる。

ここが、Hideout を知ってからかなり変わった部分だと思う。


すぐ売る判断と、残す判断

もちろん、いつでも残せばいいわけではない。

お金が足りない時は、Powerbank も Capacitors も売ってしまえばいい。
相場が良ければ、単体で売る方が気持ちいい場合もある。
stash に余裕がないなら、無理に抱える必要もない。

ただ、Defibrillator のラインが見えていると、
売る前に一度考える
ようになる。

これはかなり大きい。

今すぐ売るか。
素材として残すか。
足りない分だけ買い足すか。
分解・変換で用意できるか。

この判断が入ることで、Hideout 金策はただの相場売買ではなくなる。

自分の stash、相場、クラフト時間、今後の予定。
それらを見ながら、素材をどう動かすかを考えるようになる。


Defibrillator は、素材運用の入口だった

今回の話をまとめると、Defibrillator は

  • 完成品として高額で分かりやすい

  • だが素材の Powerbank や Capacitors も単体で売れる

  • PSU は Capacitors の塊として見えてくる

  • Magnet や Wires も、買う以外の用意の仕方がある

  • だから、素材をすぐ売るか残すかの判断が生まれる

  • 高額クラフトは、素材と時間を預ける感覚になる

というクラフトだった。

自分にとって大きかったのは、単に

「Defibrillator は高く売れる」

ということではない。

それ以上に、

「そのまま売れる素材を、あえて残して完成品にするかどうか」

を考えるようになったことだった。

これは、Hideout の見え方がまた一段変わった瞬間だった。


Hideout を見ていると、まだ先がある

前回の SJ-6 では、作れる完成品は安心して売れるという話を書いた。
今回の Defibrillator では、さらに一歩進んで、売れる素材をあえて残すかどうかを考えるようになった。

こうなってくると、Hideout は単に
物を作る場所
ではなく、
素材の行き先を考える場所
に見えてくる。

拾った物をそのまま売る。
素材として残す。
別の素材に変換する。
完成品まで寝かせる。

この選択肢が見えてくるほど、Tarkov の stash はただの倉庫ではなくなっていく。

それは、自分の中でかなり面白い変化だった。

Hideout シリーズ最終話はこちら:Fuel Tankは使い終わってからが本番だった

興味があれば、フォローや通知をしてもらえると嬉しい。
また、自分はこの素材をこう見ている、という話があればぜひ教えていただきたい。


※ この連作で書いている内容の背景や、実際のプレイ中に何を考えているかについては、Twitch でほぼ毎日行っている配信 でも触れています。
文章だけでは伝わりにくい部分も、配信を見ると少し雰囲気がつかみやすいかもしれません。
なお、過去の配信アーカイブは YouTube チャンネルにも残しています ので、興味があればそちらも覗いてみてください。
▶ 配信はこちら: B.K. Gaming チャンネル
▶ Twitch はこちら: kaz_the_minotaur チャンネル

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